ついにきました。
天気も「曇りのち雨」から「曇り」と調子よくシフトアップしていき、ついに前日の予報は「晴れ、時々曇り」!

やったぜ!ということで、朝10時の集合場所はもはやおなじみ宮が瀬ダム近くの「ふれあいの館」であります。

今回は満を持して、SUZUKIの魂である油冷エンジンを搭載する「The PRIDE.」GSX1400が登場。
いやぁ、ものすごい迫力です。そしてきれい。
当たり前です。こいつは21世紀設計製造の、正真正銘最新ネイキッドモデルなのですから。

隣の我がZZR号が、少々かわいそうではあります。
その「PRIDE」を駆るFさん。

職場ではシステムの安定稼動に日々細心の注意を払い、そして的確かつ素早い判断で不慮のシステム障害と戦う敏腕SEなんですが、休日の姿はといえば、われわれのバイク談義を聞いてすぐさま限定解除を決意し、そして免許取得後は怒涛の勢いでバイク購入まで突き進む(しかもこの間すべてダマテンで極秘裏に行動)という熱き男。

内臓脂肪だけが「厚き男」である私とは大違いの行動派ナイスガイです。
そしてもう一人のナイスゲイいやナイスガイが約1年ぶりの参戦です。V-MAXのオイルラインに己が血潮すら通わすほどの人馬一体ぶりを示し、常に爆走し続ける男、Nさん。

つい先日めでたくご結婚され、幸せもVブースト掛かりっぱなしのご様子は、主に腹回りの脂肪増加量で察して知るべしなのでしょう(笑)。

本日は到着後開口一番「いやぁ、さわやかにぶっ飛ば流してたら、危うく白バイ様にロックオンされるトコだったよぉー。危ない危ない。」

ホント、気をつけてくださいよ。
そ、そういえばいつも時間厳守が社会人の常識!とばかりに我等を導いてくれるS隊長の姿が見えません。
ふと見れば携帯メールに「20分ほど遅れます」。の文字。

雑談しながら待っていると、おお、やっと来ました来ました、隊長のZZR号です。


・・・て、あれ?なんか雰囲気暗いんですけど?
え?なに?・・・「21キロオーバー?」

聞けば某N氏と同じルートを走行してきた、とのことで・・・。ああ、ひょっとして、ひょっとするとそういうことなんでしょうか。まぁね、ほら、えっと、気を取り直して、安全運転で行きましょう!
というわけで、うららかな春の日差しの中をマターリと進む一行です。
道志みちでは車も多く、思ったようなペースは期待できません。
そこを半ば無理やり抜いていくドゥカの軍団。
正直、前が混んだ状態でコーナーでインから抜いていくのは(あのマッタリペースであったとしても)マナー的にどうかと思いますよ。まぁ、せいぜい死ぬ前に気づくといいですがね。という感じでしたが、意外だったのはN氏が、そのドゥカ軍団を大人の目線でスルーしたこと。

絶対V-ブーストオンして正義の鉄槌を食らわせるであろう、と全員が予想していたわけですが、コレが大人の、いえ幸せの余裕なんでしょうか。
で、道志みちを抜けて山中湖のパ−キングで一休み。

この写真撮っていて気がついたんですが、今回の4台は全部2本出しマフラーなんですね。

スーパースポーツが一台もいないってのが理由なんでしょうが、なんだよ、みんなやっぱりあの前傾がつらくて買えないんだな(笑)。
Fさんは会社でも寒がりで有名です。
ラーメン食べててもコートを脱がないくらいです。

そのわりにもうひとつの趣味がスノボだってんだから、もう意味がわかりません。
ライディング用とは別に、もう一つ散策用の手袋も装備という念の入れよう。

悪い事はいいません、もう少し皮下脂肪をつけたほうがいいですよ(ニヤリ)。
富士山もこんな具合で雲に隠れてしまいました。
このあたりはやっぱりぐんと冷えますね。

でもこの後は、またお日様も顔を出してくれました。
まさに「重厚」という言葉がぴったり来るGSX1400。

専用開発の油冷1400ccエンジン、フューエルインジェクション、ステッピングモーター式メーター、190タイヤに6速ミッションなど、垂涎の装備を誇ります。

加えてこの威風堂々のデザイン。
その割には軽いんですね、全員またがってびっくりしていました。
いいですね、素直にうらやましい。

コレからもこのGSX号は、Fさんと共にいろんな季節と景色を見ていくのでしょう。
さてさて、もうこうなったら昼飯直行です。
今日の目的は「ほうとう」ですんで、ほうとうといったらここ、河口湖畔の「つじや」さんですね。

このあたりにチェーン店展開しているお店とは一味違うぜとS氏イチオシのお店です。

私はほうとうといえば連れて来てもらったここしか知りませんが、皆さんの評価はどうだったんでしょうか。
オプションでオーダーした馬刺しをつまみながら、ほうとうの登場を精神集中して待つSリーダー。

今日は店内も結構込んでいます。
こういうとき、ジャケットだのタンクバックだのと荷物が多いバイク乗りは嫌われちゃいそうですね。

ホントすいません。
来た来た来ました、キムチほうとう

キムチといっても別に激辛ではなく、野菜を煮込んだ甘みにほんの少しの辛味と酸味がほどよくマッチした、私お勧めの一品であります。

S氏、大満足の構図。

さっきまでバイク談義だの下らんジョークだの日ごろの愚痴だのと、うるさいおっさん集団でしたが、飯食うときだけはシ−ンと静まり返ります。

お行儀良いんですね、その割には全員殺気だった感じでひたすらがっついてるようにも見えますが(笑)。
同じくN氏、大満足のあまりいやらしい笑みを漏らすの図。

相変わらず「ほうとう天麩羅セット」というハイカロリー狙いなメニューオーダーは冴え渡ります!
で、しっかり1時間以上かけて楽しいランチタイムを過ごすと、もうすっかり2時近くなっておりまして、こうなると「さっさと風呂入ってゴロゴロすんべぇ」というオーラが、このツーリング集団全体を優しくを包み込むのですよ文句ありますか?
多少混雑も見られましたが、おおむね順調に走行。

信号待ちでふと見上げた富士山があまりに美しく輝いておりましたので、あわててタンクバックからデジカメを取り出しシャッターを押しましたが・・・電線、邪魔(笑)。
次なる目的地は「馬刺し」のお土産です。
もぅここしかありません、山崎精肉店さん。

駐車場は満車、店内もどえらい混雑ですが、みんな意を決して店内突入です。それにしてもすごい人気ですね。
家で帰りを待つ妻にと、こんなものを購入してみました。
馬刺しはこの季節でないと(バイクツーリングでは)鮮度が心配ですものね。帰って二人でつまみましたが、さすがナイスなお味。

スパイシータンは、形状がモロなので、なかなかお土産を渡す相手を選びそうではあります(笑)。

しかし、こちらにお邪魔したのは、もちろんお土産だけが目的ではありません。あの「伝説」を再度確かめるためでもあるわけで、そこはそれ、みんな口には一切出さずとも、一様に同じ紙包みを手にして店から出て来ます。約1名を除いて・・・。

勝ち組1号。

そりゃそうです。ここで食わないと一生後悔するほど美味いカレーパンなわけで。
勝ち組2号。

あまりの美味さに若干表情も崩れ気味(笑)ではありますが、その分美味さも伝わろうってもんです。

後ろに見切れているお嬢さんは、駐車場に車を入れているときからずっと我々を見て、若干引きの表情を浮かべながらも店内に吸い込まれていきました。

カレーパン、お勧めですよぉ〜。
勝ち組3号。

あまりの美味さとうれしさに、まことにうっとおしい笑いが止まりません。

リーダーS氏が、ワロス気味に見つめるその先には・・・
「おなかが一杯だから」などという陳腐な理由で、ただ一人カレーパンを食さなかった負け組が、周囲の景色までモノクロに染めて一人たたずんでいたのでした。

・・・哀れ。キャプションのフォントサイズまで小さくなっちゃった(笑)。
とまぁ、いまさらそんな事いっても当然華麗にスルーされまくるF氏(いとあはれ)。

時間というのは万人に共通であり、状況判断は常に自分自身で決めていかねばなりません。一瞬の判断ミスが人生を左右する事ってのは、結構その辺に転がってるわけですよ、道端の石ころに、時にはたやすく躓くようにね。(笑)。
さて、そんなわけで3人の勝者とひとりの敗者御一行(ただしメタボリック的には圧倒的にひとりの勝者と3人の家畜に立場がコロッと逆転)は、最終目的地である温泉に到着したわけであります。

今回はここ、丹沢は中川温泉「ぶなの湯」

町営の施設で、こじんまりながらもきれいな施設と広い畳敷きの休憩所がたまらなくオヤージ濃度を高めてくれるわけです。
さっぱりフェイスのN氏。

なお、N氏は天気予報を読み違え、ジーンズのみの軽装で出撃していたため、窓の外にとっぷりと暮れ行く山間の景色にただならぬ状況を想像している御様子。
同じくさっぱりフェイスの私。

結構本気で「あー、もう御殿場線で帰ろうかな」などという思考が脳裏を駆け巡っております。
帰り道の相談をしているところに、F氏の仕事用携帯に入電。どうやら軽くシステムトラブル発生のご様子。

休日まで仕事に追いかけられて大変ですな、と言おうと思いましたが、部外者の私が見てもあからさまに気の抜けた投げやりチックな電話応対に、「それが正しいバイク乗りの姿だっ!」とF氏の勇気を再確認したのでした。
そんなわけで、下道で帰るSリーダーとはここでお別れ。

今日はいろいろあったけど、また行こうね!
さぁ、俺たちは東名で帰るかっ!

・・・と言ったはいいものの、何?事故渋滞18キロに故障車渋滞8キロって。

結局R246で帰らざるを得ず、帰宅は夜9時を回ってしまいました。


ホント、いろいろありましたけど、面白かったです。
またいきましょう!!!