
前回に引き続き、このページを更新するのは約2年振り...ということは、この調子で行くと次に更新するのは2007年になるでしょうか(汗) さてさて、気を取り直して...今回は、OLPのサードアルバム『Happiness...is
not a fish that you can catch』と、シャンタール・クレヴィアジックのセカンドアルバム『Colour
Moving and Still』の共通点について少し書いてみたいと思います。この2つのアルバムがリリースされたのは1999年と、発売時期がほぼ同じなため、たぶん曲作りの時期も重なっていたのでしょう。当時恋人同士だったレインとシャンタールは同じ物事からインスピレーションを得ることも多かったようで、この2作品に収録されている曲のうち、同じテーマについて書かれた曲が2曲あります。
まず1曲目は、『Happiness...』に収録されている「Thief」と、『Colour Moving and Still』に収録されている「M」。この2曲は、どちらもMina Kimちゃんという11歳の女の子について歌った曲です。Minaちゃんは手術が出来ないほど進行してしまった脳腫瘍を患っていた女の子で(ちなみに、OLPの曲のタイトルである「Thief(=泥棒)」は、脳腫瘍の隠喩になっています)、レインとシャンタールは彼女と個人的な親交があったようです(実際、「Thief」では曲が終わった直後、別の短い歌が聞こえてくるのですが、この歌はMinaちゃんとその家族、そしてシャンタールとジェレミーが一緒に歌ったもののようです)。さて、この2曲を聴き比べてみると...あくまでも私の感想なのですが、受ける印象が少し違います。OLPの方は、レインが(特にサビの部分など)かなり感情を込めて歌っているため、割と切々とした印象を受けるのですが、シャンタールの方は感情的に声を張り上げたりすることもなく、ピアノ演奏をバックに穏やかに歌われるため、どことなく幻想的(と言うのも変かもしれませんが...)な印象を受けます。シャンタールの方も歌詞を読むととても深いというか、辛いものはあるのですが...
次に2曲目は、「Stealing Babies」(OLP)と「Eve」(シャンタール)。この2曲は、『All About Eve』というドキュメンタリー番組にインスパイアされて書かれた曲です(たぶんレインとシャンタールはこの番組を一緒に見たんでしょうけど...う〜ん、でも一緒にドキュメンタリー番組を見て、しかも(どちらか一方が退屈したりせずに)2人とも感銘を受けて曲を書いてしまうなんて、硬派なカップルだ...)。この番組は、エイズにかかってしまったある子供を取り上げたもので(たぶん番組のタイトルからして、Eveという女の子なのでしょう)、詳しい内容はよく分からないのですが、私が以前聞いた話によると、エイズ患者という境遇にも関わらず、とても前向きに生きた子供を追った番組だったようです。シャンタールの方は「Eve」とそのものズバリのタイトルになっていますが、OLPの方も、歌詞の中に"Eve"という名前がチラッと出てきます。この「Stealing Babies」と「Eve」もかなり印象が違うので、興味のある方はぜひ聴き比べてみてください(^^)
このページも約2年振り(汗)の更新ですね...さて、今回は、無名時代にOLPとちょっと面白い形で関わったことのあるカナダ人ミュージシャン2人、Sarah SleanとRyan Dennisについて書いてみたいと思います。
では、まずはSarah
Sleanから...彼女は1998年にインディーズからデビューし、2002年に初のメジャーアルバムをリリースした女性アーティストなのですが、デビュー前にOLPの曲「Julia」をピアノを使ってアレンジし直し、それをデモテープとしてOLPに渡したことがあります。そのテープを聴いたOLPは彼女のアレンジをとても気に入り、その結果Sarah版「Julia」は、OLPが1998年にカナダツアーを行った際、「Julia
(Piano Version)」として観客に披露されました。その時のことについてSarahは、「OLPのメンバーとは実際に会ったこともあるし、テープを渡した後、レインとは電話でもしばらくの間話したわ。彼は、私がどんな音楽をやりたいのか知りたがってたわね。レインは、私がテープに入れた「Julia」のバージョンをほんとに気に入ってくれたの。OLPのカナダツアーの時には私のバージョンを演奏してくれて、2万人の観客の前で私の名前を口にしてくれたのよ。最高だったわ」と語っています。
さて、Sarahがアレンジした「Julia」のピアノバージョン、私は機会があって聴くことが出来たのですが、オリジナルとはかなり雰囲気が違っています。『Naveed』に収録されている元々の「Julia」は、どちらかと言うと焦燥感とか怒りといった感情を強く感じさせるものだったのですが、Sarah版「Julia」はピアノ演奏だけをバックに歌われることもあってテンポがかなりゆっくりになっており、レインのヴォーカルも怒りよりは悲しみを感じさせるような、まるでJuliaという女性にそっと語りかけるような雰囲気のものになっています。
最後に、Sarahについての紹介を少し...OLPも認めた通り、彼女はとても才能のあるミュージシャンのようで、地元カナダでも注目されています。去年リリースしたメジャーデビューアルバム、『Night
Bugs』により、2003年度Juno賞の新人賞にもノミネートされました(ちなみに、実際に賞を取ったのはアヴリル・ラヴィーンです) 私は彼女の音楽を実際に聴いたことはないのですが、ネットなどで見る限りトリ・エイモス、サラ・マクラクラン、フィオナ・アップルといったアーティストに雰囲気が似ているようです。なお、Yahooで調べたところ、彼女について書いてある日本語のページもいくつか見つかり、「カナダ版椎名林檎」と評している方もいました。
さてさて、次はRyan
Dennis...彼はSerial Joeというロックバンドでヴォーカルを務めているのですが(左にあるのがSerial Joeの写真です。なお、Ryanは真ん中に写っている人です)、彼は「Superman's
Dead」のPVに出演しています。このPVが作られたのは1997年で、Serial Joeがデビューしたのは1998年なので、まだデビュー前ということになります。このPVへの出演当時、Ryanはまだ12、3歳でした。
何でも、Ryanは小さい頃から芸能事務所に所属して子役活動をしていたようで(シリアルのCMに出演したこともあるそうです)、「Superman's Dead」のPVに出演することになったのも、事務所を通じてオーディションを受けたことがきっかけでした。しかし、事務所は当初OLPが何者かは全く知らず、教会の団体か何かだろうと思っていたため(「Our Lady Peace」は日本語に訳すと、「聖母マリアよ、安らかなれ」といった感じの意味になるのではないかという気がします...なので、OLPというバンドを全く知らずにこの言葉だけを聞くと、ネイティブの人の多くはキリスト教的なものを連想するようです)、Ryanは何のためのオーディションなのか事前に知ることもないまま、オーディションに向かうはめになりました。なので、実際にオーディション会場に着いて、本物のバンドのPV撮影のためのオーディションだとわかった時には、すごく興奮したそうです(彼は母親と、あとSerial Joeのメンバーの一人と一緒にオーディションに出かけたのですが、帰り道はオーディションの話でもちきりだったとか) 後日、オーディションに受かったと事務所から知らされた時には信じられなかったそうで、RyanはPVの撮影時のことをこんな風に言っています。「一日中レインと一緒にいれたのは、すごく面白かったよ。レインは監督のGeorge Valeと一緒に、ほとんど自らPVを監督してたって感じだったからさ。撮影が行われた丸18時間の間ずっと現場にいたから、レインは自分の思い通りにビデオを作ることが出来たんだ。シャンタールもしばらくの間顔を出してたよ。僕は自分のバンドを始めたばかりで、撮影の合間に練習しようと思ってギターを持っていってたんだけど、あんまり時間はなかったなあ。でもマイク・ターナーがしばらくの間一緒にギターを弾いてくれたんだ。それもクールだったね」
ところで、「Superman's Dead」のPVにRyanがどんな形で出演しているのかと言うと...このビデオには男の子と女の子が出てくるのですが、実はRyanがこの2人を一人二役で演じています。そう、PVに出てくる女の子はRyanが女装したものなのですが、ビデオを見ただけでそう気付く人はほとんどいないようです(実際、私もぼーっと見ていたせいもあるかもしれませんが、初めてこのビデオを見た時、「この女の子、何か変だなあ」といったようなことは全く思いませんでした)
さて、Serial Joeの情報もここで少し...彼らの音楽はRage Against
The Machine、Foo Fighters、Kornといったバンドに雰囲気が似ているようで、これまでにはKissがカナダ公演を行った際にオープニングアクトを務めたり、1999年のWoodstock(OLPも出演しました)に出演したこともあるそうです。一番新しいアルバムは、2001年に出た『Last
Chance At The Romance Dance』です。
OLPの最新アルバム『Spiritual Machines』を持っている方はもう御存知だと思うのですが、このアルバムには「Right Behind You (Mafia)」、「Are You Sad?」の2曲でドラマーのマット・キャメロンがゲスト参加しています。マットと言えば、90年代前半のグランジ・ムーヴメントを代表するバンドの一つ、サウンドガーデンで腕を鳴らし、現在はパール・ジャムで活躍する名ドラマー。ファンにとっては「ちょっと伝説的とも言える、あんなすごいドラマーがOLPの新作にっ!」とうれしい限りなのですが、実はこの参加の裏にはOLPのドラマーのジェレミーが払わなければならなかった、文字通り「痛い代償」があったのでした...
それはジェレミーが地元のトロントを歩いていた時のことでした。その時、彼は偶然ある2人組に出くわし、こう話しかけられたのです。「おい、金持ってねえか?」...そう、いわゆる「カツアゲ」です。「金なんか持っていない」と毅然と答えたジェレミー。それを聞いた2人組は腹いせのつもりか、「チッ(舌打ち)、でもどっちみち、あんたから何かはいただくぜ!」とばかりにジェレミーに襲いかかり、ジェレミーは膝に全治3週間のけがを負うことになったのでした...
もちろん、これだけでもジェレミーにはとんだ災難だったのですが、さらに運の悪いことに、この時は『Spiritual Machines』のレコーディングの真っ最中。膝のけがのため、足でドラムを叩けなくなってしまったのです。しかし、ミックス作業を行うために曲が上がってくるのを待っているブレンダン・オブライエン(売れっ子プロデューサーです)のスケジュール的な問題などもあり、ジェレミーが回復するまでレコーディングを延ばすことは不可能。そこで、ジェレミーが以前から個人的な友達だったマットに「助けてほしい」と連絡を取り、マットのゲスト参加が実現したという訳なのです。OLPの他のメンバーはと言うと、もちろんジェレミーがそんな目に合ったことについては心を痛め、気の毒に思ったそうなのですが、マットと仕事が出来ることについては、すごくワクワクしたんだそうです(ちょっと現金って感じがしなくもない...(笑))
さて、お互いに友達だというこの2人、きっとドラマーとしてもお互いの腕を認め合っているのではないでしょうか...事実、ジェレミーはまだ25、6歳という若さなのですが、才能はとても高く評価されており、昨年発売されたゲディ・リ−(ラッシュのシンガー/ベーシスト)のソロ・アルバムにマットと共にゲスト参加したり、レインの奥様シャンタール・クレヴィアジックのアルバム(『Colour Moving And Still』)でも1曲でドラムを叩いたりしています。
さて、最近のインタビューでその事件について尋ねられた際、ジェレミーはこんな風に答えていました。「お金をとられたことがある何人かの人と話をしたんだけど、そんな目に合うと、急に社会に対する見方がネガティヴになってしまう人が多いようだね。でも僕自身はって言うと、そんなに変わってないんだ。いつでもどこでも、そんなことをするヤツはいるものさ。それにあいつらは、銃も何も持ってなかったしね。持ってたら、もっとひどいことになってたと思うよ」
ちなみに、ジェレミーを襲った2人組はアメリカのロチェスターから来た人達だったらしく、ジェレミーが何者かは全く知らずにターゲットにしたようです...今ではけがも完全に治り、現在行われているアメリカ・ツアーでは「あんなに激しくドラムを叩いているのに、スティックが折れてしまわないのが不思議だった」とファンの女の子に言わしめるほど、腕をいかんなく発揮しているジェレミー。私はあまり楽器の上手下手はよくわからない人間なのですが(^^;)、ジェレミーの叩くドラムにはただただ「すごいなあ」と思ってしまいます。彼が他のバンドではなく、OLPにいることを神様に感謝したくなってしまうくらい。確かにマットはすごいドラマーなのですが、『Spiritual
Machines』を聴くと、ジェレミーのドラミングも決してひけをとっていません(むしろ個人的に言えば、私はジェレミーの叩き方の方が好きなのです) 『Spiritual
Machines』が日本でもリリースされた暁にはぜひ初来日して、見る人を圧倒するようなあのドラミングを見せてほしいものです(^_^)
レインとその奥様のシャンタール・クレヴィアジックが、先日二人揃って映画に初出演しました。『Century Hotel』というタイトルのカナダ映画で、カナダでは今年の公開が予定されています。タイトルが示す通り、この映画はあるホテルの一室が舞台となっており、1920年代のジャズエイジから現在のインターネット時代まで、20世紀の各年代にその部屋で起こる様々な人間模様を描いたものとなっています。ちなみに、この映画の出演者の中ではレインとシャンタールだけが唯一プロの俳優ではないそうで、他にはミア・カーシュナーやサンドリーヌ・ホルトといった有望なカナダ人俳優が出演しています。
さて、レインとシャンタールが出演しているのは、60年代を舞台としたエピソードです。レインが演じているのは、落ちぶれたドラッグ中毒のミュージシャン。一方シャンタールは、シンガー・ソングライター志望で、レイン演じるミュージシャンを誘惑して彼の曲を盗むホテルのメイドを演じています。(以前この映画の宣伝用と思われる二人のツーショット写真を見たのですが、レインはヒッピーの時代らしく(ボブ・マーリーのような(笑))長髪、シャンタールは黒縁のメガネにサンバイザーのようなものをかぶっていました...たぶんメイドさんの衣装なのでしょう) シャンタールはアクティング・エージェンシー(俳優を専門に取り扱うマネージメントだと思います)と契約があり、去年の年末にオフ・ブロードウェイ劇のカナダ公演(ちなみにこの劇のオフ・ブロードウェイ公演には、アラニス・モリセットも出演したことがあるそうです。でもこの劇はミュージカルではないと思うんですよね...)に出演するなど、女優業にも興味があるようなのですが、レインは元々は俳優をやるつもりは全くなかったとか。しかしこの映画の監督が撮った短編映画を見てとても感銘を受け、「ぜひやってみたい」と返事をしたそうです。
監督の話によると、レインを起用した理由のひとつは役に真実味を与えたかったからで、観客に「この俳優、ミュージシャン役やってるけど、このシーンを撮る30分前に初めてギターに触ったって感じがバレバレじゃん」みたいに思われたくなかったんだとか。また、60年代のエピソードではメイドがミュージシャンから盗む曲が重要な位置を占める訳ですが、その曲も書いてくれる人を探していた時、「レインがいるじゃないか」と思い当たったんだそうです。実際、レインとシャンタールはこの映画のために曲を作り、デュエットをしているそうです。この映画は低予算のためサントラは発売されないかもしれないとのことですが、監督曰く、「二人が作った曲は、何らかの形で世に出ることになると思うよ。とても素晴らしい曲だからね」ということです。
ところで、俳優としてのレインに対する監督の評価はと言うと、「レインは完全に仕事に打ち込んで、我々の考えや、真実味を与えることがどんなに重要かを理解してくれた。彼は素晴らしかったよ」とのことです。また、「この映画に出てるのはみんな演技力のある俳優ばかりだから、レインとシャンタールをキャスティングすることで映画の質が落ちるのなら、二人を起用したりはしなかった」とも語り、「二人とも、音楽界と映画界の両方で活躍できる才能を持っていると思うよ」と太鼓判を押しています。ところで、レインはズバリミュージシャン役、シャンタールもミュージシャンを目指す女性の役というように、役と実生活で重なる部分もあるのですが、「自分自身を演じたくはない」というのが二人の希望だったそうで、その希望通り二人とも本来の自分とはかなり違った役を演じているようです。何でも監督の言葉によると、レイン演じるミュージシャンは「クズみたいな男」だそうで、一方シャンタールが演じるメイドは「イカれてて、気まぐれで、臆病」なんだそうです。ちなみに、監督によると、レイン本人は「ほんとに、ほんとにスウィートなヤツ」だそうで、一方シャンタールは「すごく自信に満ちた女性」だということです(^_^)
でもこの映画...低予算映画だし、カナダ映画だから、日本での公開やビデオ発売はきっと難しいんでしょうね(T_T) もしカナダでビデオ発売されることがあったら、ネットショッピングとかで手に入れようかなあ(う〜む) ところで映画と言えば、私には「レインが演じたら面白いんじゃないかな」と思える役があるんです。それは「ハムレット」! あまりにも大それた役なのですが(私が大学生だった時、英文学の教授も「ハムレットは下手な役者が演じると目も当てられない状態になる」と言っていた)、レインは静と動が同居している感じの人なので、結構ハマるんじゃないかなという気がします...と言っても、これは私が思いついたことというよりは、以前OLPのライブを見たライターの人が「レインなら完璧にハムレットを演じるだろう」と書いていたのを読んだのがキッカケなんですけどね(^^;)
去年の末に発表された『Chart Magazine』の年間投票でOLPが見事上位にランクインしました(^_^)v ここでは、各部門の結果を少し紹介したいと思います。
・Best Canadian Album
3位 『Happiness...is not a fish that
you can catch』
(※1位--Matthew Good Band 『Beautiful Midnight』)
・Best Video
3位 「Thief」
(※1位--Matthew Good Band 「Strange Days」、2位--リチャード・アシュクロフト 「A song
for the lovers」)
・最もセクシーなカナダ人男性ミュージシャン
3位 レイン・メイダ
13位 ジェレミー・タガート
(※1位--Trevor Tuminski(Jet Set Satellite)、2位--クリス・マーフィー(Sloan))
・今年音楽界で起こった幸せな出来事
3位 Summersault
(※1位--インディー音楽)
・今年音楽界で起こったくだらない出来事
20位 Summersault
(※1位--ボーイズ・グループ)
・Best Song
3位 「Thief」
10位 「Is anybody home?」
(※1位--Matthew Good Band 「Strange Days」、2位--リチャード・アシュクロフト 「A song
for the lovers」)
・Best Haircut
3位 レイン・メイダ
(※1位--クリス・マーフィー(Sloan))
ちなみに、『今年音楽界で起こった幸せな出来事』と『今年音楽界で起こったくだらない出来事』の両部門にランクインした「Summersault」は、OLPが去年の夏にカナダで主催したフェスで、OLPの他にはスマッシング・パンプキンズ、フー・ファイターズ、A
Perfect Circle、デフトーンズ、Eve 6といったバンドが出演しました。『くだらない出来事』の部門にもランクインしてしまったことについては...『幸せな出来事』の上位に入っている「Matthew
Good Bandのニュー・アルバム発売」とか「レディオヘッドの『Kid A』」といったものも『くだらない出来事』の方に入っていたりするので...「人気がある証拠」と考えさせてください(^^;)
あと、各部門で高く評価されたMatthew Good Bandのフロントマンのマシュー・グッドは、去年「OLPの音楽なんて、プロデューサーのアーノルド・ラニのおかげだ」と発言して、一騒動起こした人です(笑)(ちなみに、アーノルド・ラニはこれまでのOLPのアルバムすべてを手がけているプロデューサーで、OLPも「5人目のメンバー」と呼ぶほど信頼を寄せている人です) これに対するOLPの反応はと言うと...Matthew
Good Bandについてどう思うか聞かれた際、レインは「オリジナリティーがない」と一言、ジェレミーは「マシューはレディオヘッドの聴き過ぎだと思うよ」といった風に答えていました。
さて、ついでにOLPがランクインしていない部門の結果もここで紹介しておきましょう。
・Best International Album
1位 レディオヘッド 『Kid A』
2位 ベル・アンド・セバスチャン 『Fold your hands child, you walk like a peasant』
3位 スーパーグラス 『Supergrass』
・最もセクシーなカナダ人女性ミュージシャン
1位 Bif Naked
こうして見ると、イギリス勢が強いですね〜! リチャード・アシュクロフトも『Best
Song』などの部門で上位に入ってるし...アメリカと比べると、カナダはUK音楽にもう少し接しやすい環境なんじゃないかなあって気がします。私は以前トロントのモダン・ロックのラジオ局を聴いたことがあるのですが、アメリカのラジオじゃたぶんあまりかからないようなティーンエイジ・ファンクラブやイアン・ブラウンなどがよくかかってたので...(そのラジオ局の番組で「ブリット・ポップ」の特集があった時、メンズウェアがかかって「通なとこ突いてる〜!」と感激した覚えがあります(笑))
あと、『最もセクシーなカナダ人女性ミュージシャン』部門で1位に輝いたBif Naked...私は彼女を写真でしか見たことがないのですが、雰囲気的には「カナダ版コートニー・ラヴ」とでも言えばいいでしょうか...いかにも「ロックしてる!」という感じの、クールなお姉さんです。ちなみに、こちらの部門ではレインの奥様のシャンタール・クレヴィアジックも堂々4位にランクインしています。しかもこの順位は、アラニス・モリセット、サラ・マクラクラン、シャナイア・トゥエインといった国際的に有名な女性ミュージシャンや、オアシスのリアムの彼女、オール・セインツのニコールよりも上! おめでとう(?)、レイン!