「気功」と西遊記



「西遊記」は四百年前の呉承恩先生の書いた小説です。

内容は唐三蔵法師の物語です。

中国では三歳の子供から百歳の老人まで、「西遊記」の孫悟空を知らない人は殆

どいません。

日本人にとっても人気のある小説です。

悟一子(陳士斌)は「西遊記」の原旨に“神仙之本(気功の本)、悟之者(悟り

が出来る人)、在儒即可成仙(儒学を習う人は聖人になれる)、在釈即可成佛

(佛教を習う人は仏さまになれる)、在道即成仙(道を習う人は仙人になれる)”

と書きました。

呉承恩先生は気功状態で唐三蔵法師が般若心経を念じながらすべての困難を乗り

越えた姿を見ました。

呉承恩先生の練功体験でもあります。

悟空(大悟り)八戒(八正道:正見、正思、正語、正業、正命、正精進、正念、

正定)や悟浄(きれいな悟り)は般若心経の言葉です。

気功の言葉でもあります。

「西遊記」は般若心経や道徳教の実習本です。

気功の体験記録でもあります。

孫悟空は人間の心です(火)。

猪八戒悟能は人間の肝です(木)。

沙僧悟浄は人間の腎です(水)。

白馬は人間の肺です(金)。

唐三蔵法師は人間の脾です(土)。

練気功中に内臓の変化や体の反応や困難を乗り越える体験を「西遊記」に書きま

した。

練気功の困難は八十一難にまとめました。

「西遊記」には八十一難があります。

(第一難出生前難、第二難出生時難、第三難満月落江、第四難親捜し難、第五難

逢虎難、第六難、第七難、第八難……第八十一難落通天河難)。

第2回 「悟徹菩提真妙理」孫悟空は石から生まれました。

先生は菩提(悟り)祖師と言います。

先生の教え処は霊台山の斜月三星洞です。

霊台は心の意味です。斜月三洞は人間の「心」の文字です。

即ち先生は悟りができる人で、学校には心があります。

先生は「難!難!難!道最玄、莫将金丹等閑。不遇至人伝妙訣、空言口困舌頭乾

燥」(難しい、難しい、道はもっとも常識を越えた物です。
気功の修練は簡単な

ものでなく、気功の秘密を悟りができない人に教えたら、先生の喉や舌は完全に

乾くまでになっても、相手は分かりません)と言いました。

秘訣は「都来総是精気神、謹固牢蔵休漏瀉。口訣記来多有益、功成随作仏和仙」

(精気神の訓練秘密により仏様や仙人になれる)と言いました。

第7回「五行山下定心猿」お釈迦様は孫悟空を五行山下の牢屋に入れて、石の上

に般若心経の大明咒を貼りました。

暴れた心猿は静かに成りました。

般若心経は心の安定薬です。

第14回「心猿帰正六賊無踪」孫悟空は三蔵法師を守る為、六賊(眼、耳、鼻、

舌、身、意)を殺しました。

第58「二心撹乱大乾坤」真孫悟空と偽孫悟空が戦い天地大乱になりました。

人に二つ心があれば、災難が生まれるのと同じです。

真孫悟空が偽孫悟空を撃ち殺した後、天地は太平になりました。人間は一つの心

になれば、幸せがくるでしょう。

第100回「径回東土五聖成真」印度からお経を頂いて中国に帰りました。

三蔵法師は功徳仏に成りました。

孫悟空は戦勝仏に成りました。

猪八戒は浄檀使者菩薩に成りました。

沙僧は全身羅漢菩薩に成りました。

白馬は八部天龍広力菩薩に成りました。

悟りが出来れば人の心、肝、腎、肺、脾はすべて仏様、菩薩に成れます。

摩訶般若波羅密は「西遊記」の終わりの言葉です。

「西遊記」は面白い小説です。「西遊記」は気功の本でもあります。気功に入る

と「西遊記」が良く解ります。

「西遊記」を読むと気功に入りやすいです。

「西遊記」を読みながら、気功の世界へ旅行しませんか。




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