●ふとん豆知識   2月10日(2=ふ、10=とん)はふとんの日です。ご存知でしたか?




綿ふとんの特長
木綿わたは吸湿性・保温性に優れ、復元力に富んでいます。また木綿の繊維は、中空で天然のよじれをもっているため、日干しをすることにより吸収した湿気を放出するとともに、あらゆる繊維の中で最も優れたかさ回復力をもってます。
木綿わたの種類は大きく分けて3種類に分かれます。
【エジプト綿】
 繊維が細く3〜4cmと長い。主として60番手以上の細い綿糸に使われます。エジプト綿の仲間には、海島綿(シーアイランド綿)、ペルー綿、スーダン綿、スピーマ綿などがあります。
【アメリカ綿】
 繊維の長さが2.2〜3cmで、世界の綿花生産の90%以上はこの仲間です。私たちが日常使っている綿製品の多くには、このタイプが使われています。
【インド・デジ綿】
 太くて短い繊維で、繊維の長さは2cm以下。インドやパキスタンで生産されるアジア綿の仲間です。
掛ふとん用 掛ふとん用 敷ふとん用

木綿は植物繊維で、ハイビスカスや芙蓉と同じアオイ科の植物です。
そのため地球上の綿畑で1年間に18億トンの二酸化炭素を吸収し、13億トンのきれいな酸素を生み出しています。
太陽と空気がある限り、生産と還元を繰り返すことができる素晴らしい繊維です。



合繊ふとん(ポリエステルふとん)の特長
軽くてかさ高性に優れ、耐久性も良好でしかも衛生的です。取り扱いが容易で、ふとんの価格もお求め安く経済的です。また、ぜん息にはダニや埃が大敵といわれておりますが、ポリエステルわたは繊維が強いため「わたぼこり」を発生しませんので効果があります。
ポリエステルの繊維自体は殆ど水分を吸いません。繊維と繊維の絡みの間から水分を透湿・放湿する作用がありますので、ムレの心配もありません。

防ダニなど様々な特殊加工された合繊繊維わたがあります。効果は次の通りです。
抗菌・防臭 黄色ブドウ球菌などの繁殖をおさえ、臭いを防ぎます。
防ダニ ダニを寄せつけません。
消臭 アンモニア・腐敗臭などの悪臭を消します。
羽毛タッチ 独特のぬめりがあり、風合い・肌添いに優れています。
吸汗 汗などの水分を吸着します。
芳香 植物の香りがあります。
難燃 難燃性能を高めたものです。
なお、人体へは無害の薬品で加工処理されておりますのでご安心ください。
また、加工方法により有効期間は相違しますが、相当期間効果は持続します。



羊毛ふとんの特長
羊毛は、繊維の表面にウロコがある、また独特なクリンプ(繊維のもつ縮み)もあります。
更に、他の繊維に比べ吸湿性が非常に優れ発散性にも優れているため、人間が睡眠中にだす汗を良く吸い外へ出します。そのためジメジメしないし温かいので健康に良いとされています。


羽毛ふとんの特長
中わたに水鳥の羽毛を使用したふとんで、羊毛と同様に吸湿性に優れていると同時に自然にその湿度を放散してくれるので、ムレ感がなく、軽くてしなやかな風合いをもち爽やかな暖かさが特長のふとんです。
羽毛ふとんには、軽くて空気を多く含んでいるダウンと、弾力のあるカーブした羽軸を持ったソフトなスモールフェザーが使われています。極寒の湖に棲む水鳥でも、このダウンとフェザーに包まれて快適に生存してゆけることからも、いかにその保温性が優れているかがわかります。
ダウン 胸から腹部にかけて内側に生えているタンポポのような形の中に多くの空気を含んでいます。
フェザー ダウンの部分を始め全体を覆っている羽軸を持った羽根。この部分は羽毛ふとんには使用されません。
スモールフェザー 全体がやわらかく少しカーブした羽軸をもった小羽根です。







ふとんの干し方
羽毛・羊毛ふとんは吸湿性・発散性にすぐれているため綿ふとんのように頻繁に日に干す必要はありませんが、なるべく乾燥した状態を保つように心がけましょう。干す場合は、日干しまたは風通しの良い日陰で、羽毛ふとんは1時間ほど、羊毛ふとんは2〜3時間干せば十分ですが、側生地の色褪せを防ぐため、カバーをかけたまま干しましょう。
干す時間帯は、乾燥しやすいAM10:00〜PM3:00の間が良いです。もちろん晴れ日が前提です。
 

ふとんを干す時、上に黒い布をかけて干すとふとん本体の温度が上がり殺菌効果があがります。
※AM10:00前のふとん日干しは避けてください
 

叩きすぎに注意!
干した後はふとんを強く叩かないでください。ふとん叩きなどで強く叩くと中の繊維がちぎれてしまう原因になりますので、ご注意ください。
大きめのブラシで払う感じで、又は掃除機で吸い取る方法をお勧めします。

おねしょをしてしまった時は・・・
大きな海で泳いでいた夢が覚めたと思ったら大きな地図を描いてしまった経験がある方もいらっしゃると思います。
もし、お子様が描いてしまった時は、水(出来ればぬるま湯)で絞った雑巾やタオルで吸い取るように拭き天日に干すかドライヤーなどで完全に乾かしましょう。大抵はこれで大丈夫だと思いますが、気になるようでしたらクリーニングすることをおすすめします。
かつて私もよくふとんに地図を描いていた一人です・・・私がしでかした時お湯で何度も拭いていた私の母親の姿を想い出します。


クリーニングについて

綿ふとんのクリーニング
汚れのひどいときには、アクアジェットクリーニング(ふとん丸洗い)をお勧めします。
アクアジェットクリーニングをする場合は、寝具専門店かクリーニング店へご相談ください。
このクリーニング方法は、ふとんの汚れ、汗による塩分や雑菌を洗い流すことができ、ダニの生体を死滅させ、糞は水に溶けますので衛生的です。
ただし、ご家庭での水洗いは洗ったあと完全に乾燥させることができないので避けてください。


合繊ふとんのクリーニング
最近は、ご家庭で洗えるふとんがありますが、クリーニング専門に依頼することをお勧めします。
クリーニングに依頼する場合は、ドライクリーニングと指定してください。


羊毛ふとんのクリーニング
ふとんに付いている取り扱い絵表示や注意表示をご覧になり、ドライクリーニングをしてください。
ご家庭での水洗いは、ふとんの収縮などの原因になりますので避けてください。
汗や尿などの水溶性の汚れが沢山ついたときは、アクアジェットクリーニング(ふとん丸洗い)をお勧めします。


羽毛ふとんのクリーニング
一般的にはドライクリーニングに出しますが、側生地の種類にもよりますので寝具専門店又はクリーニング店にご相談ください。
カバーをこまめに交換していれば頻繁に出す必要はないと思います。
側生地別のクリーニング方法は、
【水洗い】
綿、ポリエステル、ポリエステルと綿の混紡など
【ドライ】
絹が混紡されているプロミックス(蛋白繊維)、防炎・防カビ加工製品など






木綿ふとんの打直し
古くなった木綿ふとんは、空気を含むことができず
ペシャンコになってしまい寝心地が悪くなります。
保温や湿気の放湿性が衰え衛生的にも問題があ
ります。
パワーのなくなったわたをほぐして空気を含ませ、
ダニやホコリなどを取り除いて本来のふわふわした
わたにリフレッシュすることを「打直し」といいます。

お仕立てするのは専門の職人が行います。
一枚一枚入念に仕上げる完全オーダー製で、
ご希望に合ったふとんをお作りします。

ゴミ問題が深刻な現代では、古いふとんを「打直し」
することが私達に出来る身近で大きなリサイクルです。


羽毛ふとんの打直し
@解体
 古い羽毛ふとんを解体して、中の羽毛を取り出します。
A羽毛リフレッシュマシン除塵・加湿
 リフレッシュマシンにより、ゴミファイバーを取り除きます。
Bオゾン加工・熱風処理
 オゾン処理により消臭、殺菌を行い、熱風処理にてダニを一掃します。
C充てん
 新しい立体キルトの側生地に、羽毛を充てん。新しい羽毛(ホワイトグース90%)を100g〜300g足します。
D検針
 検診機(金属探知機)にかけ安全を確認。
Eお届け






ふとんサイズの目安
快適睡眠の条件には、適正なサイズが必須です。
縦のサイズは掛ふとん・敷ふとんともに身長+35p、掛ふとんの幅は150〜160pが標準サイズです。 


枕サイズの目安
<高さ>
頭が沈んだ状態でふとんから頭部までの高さが6〜9pが最もリラックスできます。
<広さ>
大き目のものがよく横幅56〜59pが最適です。





コットンの歴史
人とコットンのおつきあいは、とても古く数千年も前からあります。
メキシコでは紀元前5,000年前の綿花が、パキスタンでは紀元前3,000年前の綿布の切れ端が発掘されています。
コットンをはじめて知った人はその白く、柔らかく、美しくそして丈夫なコットンに驚いたことでしょう。人々はその自然の贈り物を栽培し、人間の文化が広がるとともにコットンを世界中に広げていったのです。
一方日本では16世紀から明治中頃まで”もめん”が日本各地で栽培されていました。現在では商業的栽培は行われておらず、輸入にたよっていますが、伝統的な綿織物の技術は今でも各地に残されています。



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