清原
“パパ”
亜希さんの妊娠発表
子供のため、
巨人のために打つ!

 清原がパパになる―。
巨人・清原和博内野手(34)が
1日、妻・亜希さん(32)が
妊娠したことを発表した。
2日発売の
写真誌に報じられることを受け
「子供ができたということは、
僕たち夫婦にとってもうれしいことです。
今は野球に集中し、
その結果を出すことに
専念したいと思っています」と
マスコミに
異例の発表を行い
混乱を未然に防いだ。
開幕2戦連続本塁打と
絶好調の番長は、
2日からの
中日3連戦(ナゴヤドーム)でも
アーチ量産へ万全の態勢。
野球に集中する環境を整え、
新生・原巨人へ待望の
1勝を捧げる。

「とても嬉しい。大きな励み」

 ナゴヤドームでの練習前だった。
三塁側ベンチ前で突然、
一枚の紙が球団広報から
マスコミ各社へ配られた。

「私事ではありますが、
このたび家内の亜希が
第一子を授かりました事を
報告させていただきます」

清原が、妻・亜希さんの妊娠を自ら発表。
異例の通達を行った。

 自身初めて、
開幕から2試合連続の本塁打を放ち、
目標だった巨人・長嶋終身名誉監督の
通算444本塁打に並んだ。
天性のアーチストとしては
最高の滑り出しを見せた。
しかし、そんな中、
妻・亜希さんの妊娠が
2日発売の写真誌に取り上げられた。

 「2002年のペナントレースを無事迎え、
僕も順調なスタートを
切ることができました。
子供が出来たということは
僕達夫婦にとっても、
とても嬉しいことです。
また僕自身にとっては
大きな励みでもあります」
一枚の紙を通じて現在の心境を語った。

 その後で
「今は野球に集中し、
その結果を出す事に
専念したいと思っています。
つきましては
マスコミ関係からの取材の
お願い等があると思いますが、
ご遠慮させていただきたく
お願い申し上げます」と続け、
最後に「清原和博」
直筆のサインで締めた。
野球に集中するため、
口癖である「チームの勝利」―
それだけを追い求めるため、
あえて異例の発表をした。

 V奪回を目指す新生・原巨人は、
開幕カードの阪神戦でいきなり
連敗スタートを強いられた。
超強力打線も、
ここ2試合の得点は
清原の本塁打による
2点と沈黙している。
この日の練習でも
相変わらず好調ぶりを
披露した背番号5に、
原監督は
「おめでたなんだよな。
とにかく1、2番が出て松井、
清原につなげていってほしい」。
2日からは中日との3連戦。
昨年はナゴヤドームで
本塁打がなかった清原だが、
今の状態なら
開幕3試合連続アーチも十分、
期待できる。

 3月30日の
開幕戦に負けた翌日、
指揮官は清原に
「お前がチームをまとめろ。
引っ張っていってくれ」
とゲキを飛ばした。
練習後は
「ベストを尽くします」
と言い残し、
いつもの厳しい表情で
グラウンドを後にした清原。
生まれてくる子供のために、
そして原監督に1勝をささげるために、
今は野球に集中する。