あでてぃぶコラム
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第十回 指定外添加物事件の雑感(2002.7.20) 五月のTBHQ、そして六月の香料事件と、法律で許可されていない、いわゆる指定外添加物の事件が相次ぎ、社会問題になりました。その期間中に更新できなっかたのは残念ですが、期間をしばらくおいて考えてみたので、ある程度整理してみたいと思います。 1.なぜ問題か 2.指定外添加物は危険なのか?
3.安全性に問題がないのなら、なぜ日本で許可していないのか 4.では、なぜ申請しなかったのか 5.今後、この問題はどうなるか。 しかし、これはエビ的には納得いきません。例えば、フェロシアン塩は有毒なシアンが生成されること、塩の固結防止には従来からある添加物で代用できる、という理由で反対ですし、もっと驚いたのが「ナタマイシン(たぶんナイシンも)」.保存料って名目だけど,これって抗生物質じゃないですか?耐性菌わざわざ作るのを協力してどうするの,って感じで大反対です。 参考URL: http://www.siojoho.com/s02/08.html 6.今回の事件にたいするエビ的解決法提案 海外で実績があるからって、それをそのまま受け入れるのは、やはりよくないと思います。日本のことは最終的には日本で判断しなくちゃ、ね? |
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第九回 食品添加物の一日摂取量(2002.2.12) 添加物を一日にどれだけ食べているか…いわゆる一日摂取量は気になる人が多いと思います。あるホームページには、「一日に4Kg食べている」と書かれているところもあります。しかし、この数字はちょっと考えてみればおかしい事に気づきます。なぜなら、日本人では食塩をだいたい一日に10g強食べていますが、いくら種類が多いとはいえこれより遙かに多い数字になるというのは普通では有り得ません。なぜ4Kgという多すぎる数字が出てくるのかというと、添加物の摂取量を生産流通方式で計算しているからです。この方法は、製造・輸入業者から一年間に生産した量を算出し、それを人口と365日で割って求めるものです。この方法では、比較的簡単・安価で調査が出来ますが、化粧品や塗料など、添加物用途以外に使用したものまで含めてしまう欠点があります。そのため、このような大きな数字が出てきて、一人歩きしているのだと思います。 平成13年に「あなたが食べている食品添加物(食品添加物研究会編、日本食品添加物協会発行)」という本が出版されました。この本は、長年調査してきた一日摂取量の実態と傾向をまとめたものです。この本では、主にマーケットバスケット方式で摂取量を求めています。これは、平均的な食生活を反映していると考えられる約250の食品を全国各地で購入し、これらを分析して実際の含有量を求め、それから喫食量などを乗して求める方法です。時間と手間、費用はかかりますが、この方法のほうが生産流通方式より現実の摂取量に近いでしょう。ただし、この方法では食物にもともと入っていたものを区別することはできす、そのような添加物では摂取量は多めに計算されます。 上記の本のp54〜p65の表にある、今回調査した計237の添加物の一日摂取量を計算してみたところ、 この数字が多いと感じるか、この程度しか使ってないのかと考えるかは、皆さん次第です。 |
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第八回 世界の合成着色料許可状況(2001.12.1) 添加物を危ないと主張する人たちがよく使う論法として、「アメリカでは使用禁止」「ヨーロッパでは禁止されている」のように、外国では使用されてない、だから危ないと結論づけることがよくあります。たしかに一部は事実ではあります。しかし、全部の情報を伝えている訳ではありません。 この場合、世界中の許可状況を比較したほうがより確かです。さすがにすべてを調べることは出来ず、また、書くのもそれなりに大変なので(^^;、ここでは日本またはEUで許可されている合成着色料をとりあげ、幾つかの国の状況を表にしてみます。
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日本 |
EU |
アメリカ |
ノルウェー |
スイス |
インド |
南アフリカ |
ブラジル |
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食用赤色2号 |
○ |
○ |
× |
× |
○ |
○ |
× |
○ |
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食用赤色3号 |
○ |
○ |
○ |
× |
○ |
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○ |
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食用赤色40号 |
○ |
× |
○ |
× |
× |
× |
○ |
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食用赤色102号 |
○ |
○ |
× |
× |
○ |
○ |
○ |
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食用赤色104号 |
○ |
× |
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食用赤色105号 |
○ |
× |
× |
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食用赤色106号 |
○ |
× |
× |
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食用黄色4号 |
○ |
○ |
○ |
× |
○ |
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○ |
○ |
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食用黄色5号 |
○ |
○ |
○ |
× |
○ |
○ |
○ |
○ |
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キノリンイエロー |
× |
○ |
× |
× |
○ |
× |
○ |
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食用緑色3号 |
○ |
× |
○ |
× |
× |
○ |
× |
× |
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グリーンS |
× |
○ |
× |
× |
○ |
○ |
|
× |
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食用青色1号 |
○ |
○ |
○ |
× |
× |
○ |
○ |
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食用青色2号 |
○ |
○ |
○ |
× |
○ |
○ |
○ |
○ |
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パテントブルーV |
× |
○ |
× |
× |
○ |
× |
|
× |
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ブラウンHT |
× |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
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ブリリアントブラックBN |
× |
○ |
|
× |
○ |
○ |
○ |
× |
※○:許可、 ×:禁止、 空欄:不明。カタカナで書かれているのはEUで○、日本で×の着色料。
(参考:衛生試験法・注解2000)
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これを見て気づくことは、 日本人としては、ちょっと4番が気になるところではありますが。 なぜ国によって許可状況が違うかといえば、各国独自で添加物の安全性を判定しているからです。 では、これにて。
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第七回 無添加表示はやめよう!(2001.11.11) 皆さんは、「無添加食品」や「危険な保存料・着色料は一切使用しておらず、安全です」などの見出しが書いてあったら、こっちの方が安全だと思ってはいませんか? しかし、食品添加物協会は「いわゆる無添加の表示は好ましくない」との見解をだしています。これは別に企業利益のためにいっているわけではありません。実際に買う消費者も、無添加の何が悪いの?と思うでしょう。ではなぜこんなことを? 生の肉・魚・野菜だけで作った食べ物ならば別に無添加といっても問題はありません。しかし、普通は食べ物を作るときに砂糖や塩、油などいろんなものを加えます。この砂糖・塩・油を作るときには製造用剤といわれる食品添加物を必ず使います。つまり、厳密にいえば無添加の食品というのは、ほとんどありません。 また、不当に添加物を危ないものと思わせるような言葉もやめるように言っています。たしか行政指導が始まるはず。 添加物に対する負のイメージが強いため、売る側が「無添加」などの表示をし、買う側もそちらを選びがち・・・そろそろ、正しく評価した目で見てみませんか。 蛇足2:某駅の弁当屋で売られている肉まんのような製品で、「合成調味料は一切使用しており ません」と看板がしてあるのがありました。エビはこの製品、結構好きなのですが・・・ 表示を見ると「調味料(アミノ酸等)」とはっきり書かれていました。(実話) |
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第六回 発色剤を不正使用(2001.9.24) 8月25日のS新聞夕刊に、「東京都衛生局は、まぐろ乾物品(まぐろジャーキー)に発色剤(亜硝酸ナトリウム)が不正使用されていたため、食品衛生法違反で販売禁止命令を出しました。」との記事が載っていました。 亜硝酸ナトリウムは、食肉加工品や魚肉ソーセージ、たらこなどに使用が認められていますが、魚介乾製品への使用は禁止されています。 衛生局は、「亜硝酸ナトリウムを塗ると商品が劣化していても、消費者はわからない」とコメントしています。まったくそのとおりで、色が赤く新鮮っぽくみえてしまうため、古くなったものでも見た目をごまかせてしまいます。 業者曰わく、「色合いを出すつもりで使ったが、禁止されているとは知らなかった」といっていますが、さてはて本当かどうか。 今回はトピックニュース?でした。
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