「荒野の用心棒」予告編 |
| 荒野の用心棒 1964・伊=西独=スペイン |
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![]() 監督:脚本: セルジオ・レオーネ 原作:黒澤 明 菊島隆三 撮影:ジャック・ダルマス 音楽:エンニオ・モリコーネ 出演:クリント・イーストウッド ジャン・マリア・ボロンテ マリアン・コッホ ジョン・ウェルズ ヨゼフ・エッガー ヴォルフガング・ルクシー ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
物語 無法者の横行する1872年のニュー・メキシコ。 |
| 映画館主から 黒澤明監督の「用心棒」(’61年)を西部劇に翻案したマカロニ・ウェスタンの代表作です。
監督は当時無名に近かったイタリアのセルジオ・レオーネ。
アウトローの主人公と生々しい暴力描写、エンニオ・モリコーネの音楽が妙にマッチして本場アメリカの西部劇を超えた作品として世界的に大ヒット。
レオーネの続く作品、「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」と合わせて『ドル箱三部作』と呼ばれています。
1960年から1970年前半にかけてマカロニ・ウェスタンは全盛期で、「荒野の1ドル銀貨」(’65年、監督:カルヴィン・J・バジェット 主演: :ジュリアーノ・ジェンマ)、「続・荒野の用心棒」(’66年、監督 :
セルジオ・コルブッチ 、主演:フランコ・ネロ)、「情無用のジャンゴ」(’66年、監督 :
ジュリオ・クェスティ 、主演:トーマス・ミリアン)、「ウェスタン」(’68年、セルジオ・レオーネ、主演:ヘンリー・フォンダ)、「復讐のガンマン」(’68年、監督 :
セルジオ・ソリーマ、主演:リー・ヴァン・クリーフ)・・・・等。
クリント・イーストウッドに続くスターが目白押しで輩出しました。
当初、主役に「荒野の七人」で人気スターになったチャールズ・ブロンソンやジェームズ・コバーンなどが候補になりましたが、製作予算との折り合いがつかづ、当時テレビ西部劇「ローハイド」で売り出し中のクリント・イーストウッドに白羽の矢が当てられました。
イタリア人のセルジオ・レオーネ監督、アメリカ人のイーストウッド、イタリア人のジャン・マリア・ボロンテなどそれまで無名に近かったスタッフ・キャストで、撮影はスペインで行うという低予算でした。
しかし映画は大ヒット、製作費20万ドルに対し興行収入1100万ドルという離れ業をやってのけたのです。
しかし、まずかったのはオリジナルの「用心棒」の東宝や黒澤明に無断で進行してしまったことです。
そのため東宝は著作権侵害として告訴、結果勝訴しました。
この裁判の結果を受けて「荒野の用心棒」の製作会社は黒澤たちに謝罪し、アジアにおける配給権と全世界の興行収入の15%を支払うことになりました。
それにしてもクリント・イーストウッドのそれ以後の活躍は目覚しいものがあります。
「ダーティハリー」シリーズをはじめ多数の映画に出演、「恐怖のメロディ」(’71年)で監督にチャレンジして以来、「許されざる者」(’92年)、「ミリオンダラー・ベイビー」(2004年)と2度もアカデミー作品賞と監督賞を受賞する大監督となったのでした。
近作の「グラン・トリノ」(2008年)も78歳とは思えない精力的な作品でした。
彼は年齢を重ねてくるにつれ実に味わい深い作品を作るようになりました。私が今一押しの監督です。
私が「荒野の用心棒」で一つ疑問に感ずるのは、ラストでジャン・マリア・ボロンテが何故イーストウッドの顔を狙わなかったのかということです。腕のいい射撃主の設定なのにです。 |
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