七人の侍たち

勘兵衛を頭とする侍たちは野武士の襲撃から農民を護るため、自らの命を投げ出して戦った。
知行や恩賞にまったく縁の無い戦いに挑んだ男たちの勇気と感動の物語である。


勘兵衛(志村 喬)

七人のリーダー。歴戦の古豪であり、人徳も兼ね備えている。
百姓達の境遇に同情して、
野武士と戦う決意をした。

盗賊を討つ為、剃髪したままの姿である。
百姓達の信頼も厚い。


菊千代(三船敏郎)

侍の姿はしていても、実は百姓の生まれ。
仲間に加わりたくて色々機転をきかす。
侍と百姓を取り持つ貴重な存在である。
最後の戦いで銃弾に死す。


勝四郎(木村 功)

七人の中で一番の年少者。
勘兵衛に惹かれ仲間入りしたが、
人を斬った経験も無い。
この戦いを通して人間的に
成長していく。


七郎次(加東大介)

勘兵衛とともに歴戦を生き抜いてきた。
勘兵衛の女房役。
おとなしい挙動の中に強靭な精神と肉体を秘めている。


五郎兵衛(稲葉義男)

勘兵衛に惚れて仲間に加わる。
副参謀役として歴戦の経験を如何なく発揮する。

しかし、野武士の弾丸に散る。


久蔵(宮口精二)

自分を叩き上げる、それだけに固まった男である。
表情には出さないが同情と憐れみの心を併せ持つ。
野武士の弾丸の露と消える。


平八(千秋 実)

腕はまず中の下。
しかし誰からも好かれる人柄は、苦しい戦いにあって重宝だった。
しかし、野武士の隠れ家での戦いで銃弾に倒れる。