ハートモニタからバイタルサインなどを自動的に取り込み, そこに各種記号(麻酔開始,挿管など),薬剤の使用記録, 患者属性データ(患者姓名,ID,病名,術名など)を 付加して麻酔チャートを作り上げるためのソフトウェアです.

バージョンアップしました.(2009年9月)
接続可能なモニタ機器が増えました.
お手軽セットアップ機能がつきました.
JSA麻酔台帳ソフトへのデータ出力をサポートしました.
BINフォルダ内のモジュールは以前のバージョンとの混用はできません.

メイン画面のサンプル表示
波形画面のサンプル表示

患者属性データや術前診のコメントは,ExcelのCSV形式の予定表ファイルからLAN経由で読み込みます.
あるいは術中に手入力も可能です.
術中の検査(血ガスなど)はLAN経由で各手術室へ配信します.(現在のところABL800のみ対応)
手術室内のモニタ機器とはRS232Cで接続します.
麻酔チャートの書式での出力は次の3種類.
1.プリンタで紙に印刷
2.PDFファイルで電カルのドキュメントサーバに保存(Adobe Acrobat が別途必要)
3.BMP画像ファイルで電カルのドキュメントサーバに保存(外付けソフトは不要)
JSA麻酔台帳ソフトへ,XMLファイルで必要事項を転送します.(JSA台帳ソフトが別途必要)
バイタルサインや検査結果の数値リストをCSV形式ファイルにして出力できます.
患者属性データ,薬剤使用量,手術時間/麻酔時間/挿管チューブ太さなどの術中記載事項,入室時/退室時バイタル値などをCSV形式の一覧表にして出力できます.
患者属性データの任意の項目(個人情報部分など選択可)を暗号化して保存しますので,元データの盗難にも比較的安全です.
非ネットワーク環境(各手術室孤立)でも動作します.

本システムは市販の麻酔記録システムとのデータ互換性はありません.
使用可能なパソコンはWindowsのVista/XP/2000です.
古いMe/SE/98では動作しません. Macintosh用はありません.
本品には端末ごとに,暗号化データの読み出し制限レベルを設定できますが,
個人レベルの認証機能は備えていません.個人認証につきましては,
SecuMAP 認証システム(指紋/ICカード)に対応していますので,
そちらを別途ご購入いただきます.SecuMAP用アタッチメントは
WEBでは公開いたしません.越川まで直接ご連絡ください.

説明書
接続方法.pdf
お手軽セットアップ.pdf
一般的な使い方.pdf
設定ファイルの書き方.pdf
設定ファイルの文法.pdf
メニューファイルの書き方.pdf
一覧表項目.pdf
電カルとJSA台帳対応.pdf
テルモポンプ.pdf
検査データの配送.pdf
説明書すべて圧縮.zip

ソフトウェアパッケージ
paperChart.zip麻酔記録ソフトウェア本体
sendLabo.zip検査データ配送用付加モジュール

ダウンロード
ソフトウェアパッケージをクリックしてパソコンに保存してください.
ダウンロードされたpaperChart.zipとsendLabo.zipの右クリックメニューで
「プロパティ」を選んでください.
全般タブの最下部の「ブロックの解除」ボタンを押してください.
そうしないと麻酔記録ソフト実行のたびに「セキュリティの警告」表示が出ます.
その後,同じく右クリックメニューで「すべて展開」してください.
展開先はデスクトップかマイドキュメントがおすすめですが,基本的にどこでもかまいません.
ハードウェアの準備は, 接続方法.pdf をお読みください.
ソフトウェアの設定は, お手軽セットアップ.pdf をお読みください.

デモ症例
ほんのチョロリですが… by 神戸大学 肝胆膵外科 (具教室)
パッケージ内のpaperChart\BIN\OF.exeをダブルクリック起動して一覧から
患者名「愛 飢男(あい うえお)」をダブルクリックしてください.
あるいはpaperChart\BIN\NV.exeを起動して画面右下の「開く」ボタンで同様に選択してください.
波形データも付いてます.バイタルサイン面をダブクリしてください.
その時刻の波形を表示するウィンドウが開きます.
記号や薬剤を操作してみてください.この症例のデータは paperChart\DATA
フォルダ内に入っています.不要になりましたら削除してください.
なお,この症例は古いので,JSA麻酔台帳薬剤コードが入っていません.
「JSA転送」ボタンを押しても使用薬剤リストの部分は出力されません.

見学
実際の使用状況の見学は,当院のほか,次の2施設にもご協力いただいています.
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔機能再構築学系 口腔機能再建学講座麻酔・生体管理学分野 (歯科麻酔科) < 小長谷 光 先生 >
関東中央病院 麻酔科 < 浮田 慎 先生 >
ご希望の方は,それぞれの施設へ直接ご連絡ください.

接続可能な測定機器は次のとおりです.
フィリップスIntelliVue(MP-xx)
GE横河(Marquette)Solar8000, DASH
GE横河(Datex-Ohmeda)S/5
日本光電BSS9800,BSM5100
オムロン・コーリンBP608E,BP508
ドレーゲルInfinity
フクダ電子DS7000,DS7300
日本光電Aspect2000,AspectXP(BISモニタ)
テルモTE-371/332/312/171/161/131(シリンジ/輸液ポンプ)
ドレーゲルFabius/Tiro(麻酔器)
ラジオメータABL800(血液ガス他)

その他の特徴
5~10秒間隔でのバイタルサインデータ取得(ハートモニタの機種によって異なります).
波形データも収集できる(IntelliVue,S/5,Aspect脳波波形).
市販麻酔記録ソフトよりも直感的な操作手順.
使用中(麻酔中)にパソコンが電気メス等のノイズによりフリーズ(まぁ年に1回あるかどうかでしょうが) しても,再起動⇒記録再開が可能.
ネットワーク環境では他室からもリアルタイムに記録を参照できる.
使用中にLANの通信が途絶(無線LANなど)しても動作は続行できる.
使用中に薬剤メニューや術名メニューなどを変更できます.ネットワーク環境では変更結果は1~2分で 他の部屋にも反映される.
麻酔終了後に薬剤や記号,患者属性データなどに変更を加えた場合,変更履歴が保存される. (バイタルサインデータに変更を加えることはできません.)


paperChartの使用経験などは関東中央病院麻酔科の浮田先生による 麻酔科・電子電装 をご覧ください.
その他,自動麻酔記録全般については 自動麻酔記録研究室
一般的な麻酔に関することは, mさぬき(msanuki.com) をご覧ください.

神戸市灘区篠原北町3-11-15
神戸海星病院麻酔科
越川正嗣
ech@kobe-catv.ne.jp