実を言うと、管理人が一番深刻かもと思っているのがこのお話。
なぜか?
世界の人口が急激な勢いで増えつづけているから
(今世紀中に今の2倍弱に増えるのではとの見解もあります)、
そして、その世界の人々を賄うだけの食糧、水が20年後、もっとその先に確保出来るんだろうか?
こんな不安からです。
世界の人口って増えてるの?日本は少子化でもっと子供を増やさなきゃって
言ってなかったっけ。確かに日本の人口は世界的な人工増加とは逆に急激に減っていきます。
これは好いことなんだろうか?私は人口が徐々に減っていくんならOKだと思います。
個人的には今の日本の人口って多すぎだと思いますから。
ただ、今のように少子化によって急激に減っていくと、年代間の人口バランスが崩れてしまいます。
支えが必要な高齢者の方をより少数の若い世代でフォローしていかなくてはなりません。
何事もゆっくりと調整しながら変わっていかなければ、ひずみが生じてしまいます。
さて、食糧のお話。本当に食糧難の時代が来るんでしょうか?
私は来る可能性が比較的高いと思います。
その理由の一つは世界人口の急激な増加、もう一つは地球温暖化、酸性雨、オゾン層の破壊、
水の汚染、土壌の汚染などなど環境破壊によってもたらされる不作です。
特に、全く止まる気配のない急激な地球温暖化は生物の順応能力をはるかに超えるスピードで
進んでいると思います。温暖化による急激な気候の変化、そしてこれからますます増えていくであろう
異常気象は食糧生産にとって大きなマイナスになります。世界的な飢饉もあながち絵空事ではないかも。
水資源とて同じ、既に世界では水不足に陥っているところが数多くあります。
日本は関係無し?いいえ関係あります。日本の食糧自給率は40%程度、食糧の多くを
外国に依存してしています。もし世界的に食糧不足になり各国が自国の食糧確保に動けば
いくら日本にお金があろうとも、日本なんてすぐ飢えてしまいます。
言いすぎ?確かに、日本人、食糧全体の30%程度を食べ残し、それ以前に手をつけないまま
捨てています。そして豊かな土壌と水があります。食糧の無駄使いを無くし、農業、漁業など
食糧生産の基本となる産業を大切にしていけば、防げるのかもしれません。
今から始めましょう、日本だけ良ければ好いというものではありません、
人間って所詮欲求に支配されて行動する生き物です、欲求の中でも自分の生存に関わる
食糧、水への欲求、これをあなどってはいけません。
食べ物の恨みは怖いといいますが、食糧、水を確保する為の戦争、現実におこるはずです。
解決策?
食糧なんて、未来には工場で生産される時代が来る?
確かに、バイオテクノロジーを駆使して工場で大量に食糧生産することは実現可能だと思います。
この解決方法を否定はしません、もしかすると背に腹はかえられないような事態に陥るかもしれませんから。
ただ、現代科学技術が大きな環境破壊を招いてきたように、地球の自然からするとイレギュラーな
解決方法は、未来に繋がる解決方法ではないと思います。
ではどうするか?
遠回りでも、土を水を空気を大切にする、持続可能な社会を構築していくことが大切だと思います。
決して過去に戻るのではなく、過去、現在、未来を踏まえて、過去に学ぶべきことは学ぶ、
現在に学ぶべきことは学ぶ。こんなスタンスが必要でしょうか。
まずはなるべく環境破壊につながるようなことはしない。
そして、国産、地元産の農産物、食糧を買って、地元の1次産業を応援しましょう。
長距離輸送、保存などによる環境負荷が軽減できます。エネルギーも使いませんし
保存に必要な薬品も少なくて済みます。
出来れば、有機無農薬のものに注目してみましょう、安易に土壌、植物、虫への殺虫、殺菌剤、
化学肥料を散布する事は短期的な生産性は良いかもしれませんが、持続可能かということを
考えれば?です、土も痩せていきますし、水の汚染にもつながります、人間の体への影響もあります。
堆肥を入れたり、様々な植物を植える事でより自然に循環する土作りを
していけば、永続的に豊かな土壌、水が維持出来ますし、取れた食物もおいしく安全です。
確かに生産性はあまりよくないです、労力も必要ですし、雑草や虫の予防に色んな工夫が必要です。
単に過去に戻るだけとの批判もあるかもしれません。
でも、持続可能な未来に繋がるから選択するのです。
そして、現在の科学技術を加味していくことも、十分可能なはずです。
近隣の地域で有機や循環型農業をされている方を探してみてはいかがでしょうか。
最近、頑張って取組んで折られる方が増えています。個人的に交流をもって
作物を買う、作業のお手伝いをする、ちょっとづつ輪が広がれば
環境にも未来にも好いコミュニティが生まれてくるはずです。
注)有機野菜の認証が最近注目を浴びています、しかし毎年必要な認証料の高さ
慣行栽培をしている畑から何メートル離れてなくてはいけないなど、個人で有機農業を
されている方にとっては厳しい制度のようです。認証を受けたものに限らず、ぜひ1度
生産農家の方にお会いしてみる事をお勧めします。