今月のおすすめの本(2004年11月度)



・・・食生活・自然・環境・健康・子育てをテーマにした
一般の本屋さんではなかなか手に入らない
少数部数発行の内容の濃い本をご紹介します。

このコーナーにご紹介する本は、すべて虹色のたねからお送りすることができます。
本のみのご注文のときはrainbow-seed@hkg.odn.ne.jpにメールを。
本と一緒に他の商品のご注文もある場合には、HPの商品案内の申し込みフォームからご注文ください。
もちろん、ご来店の際にもどうぞ。
尚、商品の性格上品切れの場合には、お時間が必要になるときもありますのでご了承ください。

                           

             
食物アレルギーとアナフィラキシー
                           
角田 和彦 著  芽ばえ社    (2100円)      

「アナフィラキシー」という言葉が最近よく聞かれるようになりました。
先日もテレビで特集として取り上げられていましたし、新聞でも専門家の方がコメントして
いました。しかしまだまだ理解不足が多い気がします。
実際に保育所や幼稚園、学校で子どもと接する仕事にたずさわっている方たちにお聞きし
てみても、この言葉を聞いたことがない、あるいは言葉は聞いたことはあるが実際にどうい
ったことなのか知らないというケースが多いようで、子どもをもつ親としては率直なところもっ
と勉強して欲しいとお願いしたいです。

ある日突然起こるこの病気は、全員が全員なるわけではなく、確率的には1万人に一人と
いうごくごく少ない数値なのでまだまだ社会的に理解されにいようです。しかし、その深刻さ
は最悪のものなので理解と知識が必要だと思います。

学校給食にしても、子どもたちは集団生活の中で同じものを食べますが、アレルギーを持っ
た子たちにとってはそれは大変なことです。私の知り合いにもお子さんが食物アレルギーが
あるために学校給食ではなく、毎日お母さんの手作りお弁当を持たせている方がいます。今
でこそやっと少しずつわかってもらえるようになったけれど、まず担任の先生に特別なことで
はなく、この子はこういう子なんだと普通に理解してもらうには大変だったと振り返って話し
ていました。

この本の著者は、専門がアレルギー性疾患、特に生活環境・食生活と病気との関係を視点
に子どもを中心に数多くのアレルギーに悩む患者さんたちを診療してきた宮城県塩竃市の
坂総合病院小児科の角田和彦先生です。
アレルギーの治療・研究の第一人者で、実際に「アナフィラキシーっ子」の親でもあることか
ら、精神的な部分も含めてお母さんたちの不安や疑問に答えてくれる一冊です。

今月のおすすめの本(2004年10月度)




・・・食生活・自然・環境・健康・子育てをテーマにした
一般の本屋さんではなかなか手に入らない
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あけびを編む

                                                           
谷川 英子 著  農文協 (2650円)


秋の野山に出かけてみたくなるような本です。
毎日あわただしく過ぎていきますが、ページをめくるととても豊かな気持になります。
昔の人たちは、身近にある自然の素材を使って、生活するための道具や身の回りの
ものを作っていたのですね。
だからこそ自然のありがたみや親しみを感じていたのだろうと思います。

「野山の素材を使うことから、自然をいつくしむ心が芽生え、籠つくりをとおして自然と
共存することの大切さを親から子に伝えて行けたら・・・そんな思いをこめてこの本を
つくりました」こんな著者の思いがひとつになった本です。

そういえば何年か前に、山暮らしをしている知り合いからアケビのつるをたくさんいた
だいたことがありました。ところがあまりにも強靱なつるは、私の太腕でもびくともしな
いものでした。一晩、お風呂の中に入れておくと少しはしんなりするというので、言わ
れたとおりに残り湯の中に。一晩かけてじっくり長湯してもらったおかげで、次の日に
はみごとに思うようになってくれました。世界で一つだけの独創的な作品ができがった
というわけです。そのアケビの籠は今でもお店のディスプレイとして大切にしています。

野山で出会う雑木にからまったアケビ、とぐろを巻いてからまったフジのつるなどがカラ
ーページで入っていてハンドブックにも使えますし、初めての人でも楽しめる技法が作
品とともにていねいに紹介されています。
何よりも綺麗な写真が、さっそく今度の週末にでも野山に出かけたい気持にさせてくれ
るかも知れません。

 

今月のおすすめの本(2004年7月度)


・・・食生活・自然・環境・健康・子育てをテーマにした
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                   ファシリテーション革命
               参加型の場づくりの技法
             

                  中野民雄 著        岩波アクティブ新書    (777円) 

参加体験型の学びの場であるワークショップを創造的に導き、主体的に育む「ファシリテー
ションの技法」を提案する一冊です。

「ファシリテーション」という言葉は、あまり聞き慣れない言葉ですが、もともと「推進する」
「助長する」「事を容易にする」「楽にする」という意味の英語「ファシリテート」の名詞形だ
そうです。

複雑で難解な課題が山積みの現代、一部の権威や専門家だけでは到底解決できないこ
とばかりの時代に、私たち今を生きる一人ひとりの経験や知恵や意欲を引き出して、グル
ープや組織の大きな力へと編み上げ、活路を切り開いていく新しいタイプのリーダーの機
能として、今、「ファシリテーション」大きな期待を集めています。

確かに、従来の一部の特権的な人たちが権力や情報を独り占めにするという上下関係型
の社会、また上に立って教えたり命令したりする服従型のリーダーは、もはや時代遅れの
感があります。

著者の中野民雄氏は25年も前から参加体験型の学びの場に関わってきた「ファシリテー
ション」の第一人者です。
今、なぜファシリテーションが脚光を浴びて重要な役割を担うようになったのか、その時代
的な背景から始まって、役に立つ具体的な技法、その応用と続きます。

最後に著者の「いつの日か、一人ひとりの個性や違いがごく自然に尊重されて、主体的に
参加し、創りだすことが当たり前の社会がくれば、ワークショップもファシリテーションも特別
なものではなくなるだろう。そのことを目指して・・・」という熱い思いが伝わってきます。

今月のおすすめの本(2004年6月度)

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                   緊急レポート

            紫外線から
                               子供たちを
                                      守れ!
                                 

    青森アップル会 会長 永井雄人 著              (525円)


真っ黒に日焼けした子供は健康の証拠・・・と言われたのは過去の話で、太陽光に含
まれる有害な紫外線は、肌のシミやシワの原因となり、それだけではなく皮膚ガンを引
き起こすとも言われています。

子供の時からの紫外線の対策が重要だとして、青森市の環境保護団体「青森アップル
会」(永井雄人会長)は、中学生の浴びる紫外線量を調査し、その結果や防止対策をこ
の本にまとめ上げました。


現在、これだけ紫外線の有害さがいろいろなところで取り上げられ、また、様々な日焼け
止め、あるいは美白化粧品が大量に消費されているにもかかわらず、その対策はどち
らかというと大人の女性が主流になっている傾向が強い気がします。


それは子供を守り育てる親や学校の先生たちが紫外線の有害性に関してあまり深くは
理解されていず、注意がはらわれていないことが原因だと感じます。

この本には、子供たちがどの程度の太陽紫外線を浴びているか、最も紫外線量が多い昨
年の5〜7月の3ヶ月の間、部活動の場所と通学方法別に4つのグループに分け、生徒自
身が身につけたUVセンサーで毎日午前4時〜午後6時までの紫外線量を計測した集計が
丹念にまとめ上げられています。

今回の中学生への紫外線調査は、ある主婦の「うちの子がサッカーが好きなんだけど、紫
外線こわいね、どうしたらいいんだろう?」という素朴な疑問からスタートしたということで、
子供たちに大きな影響をもっている教育関係者と保護者に、紫外線に対する意識を強く持
ち、幼稚園、学校、家庭生活、環境の場で具体的な対策を取ってもらいたいという著者の
強い願いが込められています。



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今月のおすすめの本(2004年5月度)

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            明るく養生
                   元気に不摂生
               
                 田中 美津 著  自然育児友の会
                                                    (525円)   
  自然育児友の会定例会の講演会でのお話が小冊子になった講演録です。

東洋医学では出るものは全部○、いつもいい人はからだにくる、楽しく生きるには冷やさ
ない、子どもの目線で喜び生きる、心とからだがひとつだという話や産後のからだをいた
わる大切さなど、心に響く話がいっぱいつまっています。

・・・治療してよく思うことは、「心はからだ」で「からだは心」なんだなあということです。時
に、だれでもイライラすることってあると思うんですが、そういうときは怒った方がいいよう
ですね。中には、そういう怒りを人格的な力で押しとどめて、いつもニコニコしているような
人もいますが、そのために実は慢性の偏頭痛になったり、慢性的な生理不順になったり
で、慢性的な病気として閉じ込められた怒りが出口を見つけるってことがるのです・・・。

なるほど。

 

今月のおすすめの本(2004年4月度)

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          みうたさんの
             ノンシュガーおやつ

           
ダイエット派から
                              自然育児派まで   
                              

                         江島 雅歌 著
                                                  農文協(1400円)
お店においでになった子育て真っ直中のお母さんたちとお話していると、おやつのことが
話題になることが多いのですが、子どもたちのためにいろいろトライしているお話をお聞き
するととてもほほえましく感じます。

みなさんはおやつを作ろうと思うときに、いちばんまず最初に考えるのは何ですか?
せっかく手作りするのだから材料を吟味したいと思っても、手作りのおやつというとなかな
か砂糖なしということもできず・・・という方におすすめなのがこの本です。

果物、野菜、ドライフルーツ、ごまなども立派な甘さの素になるということでノンシュガー・ワ
ールドがこんなにも広いことに驚いてしまいます。それに、手作りといっても特別な材料を
わざわざ買ってこなければ作れないというのでは、せっかくの手作りおやつも長続きしない
ですよね。

愛情はたっぷり+パパッと作れる、この辺が分かれ目ですよね。
ここに紹介されているおつやは、どれもこれも身近な材料で簡単に作れるものばかりです。

今月のおすすめの本(2004年3月度)

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                癒す心、治す力

                                        自発的治癒とはなにか

                     

            アンドルー・ワイル  上野圭一 訳  (角川書店1600円)

「体には自ら治る力が備わっている」という非常にシンプルなテーマで、その
治癒力を活性化させることで、絶望的な病から奇跡的に生還した人は少なくない。
現代医学から、自然生薬、シャーマニズムまで、人が治るメカニズムを究めた
ワイル博士が、自らの臨床体験をもとに、その力を目覚めさせるための情報、
実際の治癒例と処方を具体的にわかりやすく記し世界的ベストセラーとなった
医学の革命書です。

第1部 治癒系―ヒーリング・システム
(熱帯雨林からのプロローグ;わが家の裏庭で;素人の治癒体験談 ほか)

第2部 治癒系を最大限に活かすには(治癒系を阻害する八大要因;治癒が起
こりやすい食生活;有害物質から身を守る ほか)

第3部 もし病気になったら(治療法の選びかた;代替療法の選びかた;賢い
患者の七大戦略 ほか)


今月のおすすめの本(2004年2月度)
       
はじめての

        ゆるゆるとすごす時間

                                             

   自然食通信編集部編 同社刊(1600円+税)

もうほころびてしまって着れないけれど、どうしても捨てられない思い出の服
を生まれ変わらせようという本です。

なさんは、思い入れのある服ってありませんか?
もうほころびてしまって着れないけれど、どうしても捨てられない思い出の服
や大切な服を思い出の品としてそっとしまっておくだけではなくて、もう一度
自分の手を入れて再びよみがえらせようという本です。
正に世界に一つだけの存在ですね。
別の服やカバンに変身させた人たちの具体的な例がたくさん載っています。

15人の人たちのリメイク物語は、みなさん日頃は裁縫をしない人たちです
が、実に楽しそうにリメイクを楽しんでいるので、これならできそうとついつ
い自分もやってみたいと思ってしまいます。

、同時に気ぜわしい毎日でもこんな風にゆったりとした時間をつくりたいな
ぁと思わせてくれ、とても贅沢な気持にさせてくれます。

 

今月のおすすめの本(2004年1月度)

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    あなたが世界を変える日

        12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ


                   

                    セヴァン・カリス=スズキ/著  ナマケモノ倶楽部/編・訳
                                                                     (学陽書房 1000+税)

11年前のブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた国連の地球サミットで、
カナダの12歳の少女が居並ぶ世界各国のリーダーたちを前にわずか6分の
スピーチをしました。
セヴァンは「私の話には、ウラもオモテもありません」と話し始めました。
そのひとつひとつの言葉は、人々に感動を呼び起こして、世界中を駆けめぐっ
て、いつの日か「リオの伝説のスピーチ」と呼ばれるようになりました。

「私の話にウラもオモテもないのは、私自身の未来のために環境運動をしてい
るからです。
自分の未来を失うことは、選挙で負けたり株で損をしたりするのとはわけが違う
んです。私がここに立って話をしているのは、未来に生きる子どもたちのためです。
あなたたちは、政府とか企業とか団体とかの代表でしょう。
あるいは、報道関係者か政治家かもしれない。
でもほんとうは、あなたたちもだれかの母親であり、父親であり、姉妹であり、
兄弟であり、おばであり、おじなんです。
そして、あなたたちだれもが、だれかの子どもなんです。」

ヴァンのこのウラもオモテもない言葉は、経済人としての義務や政治家としての
義務よりも、まず親として、祖父母としての責任を果たして欲しいという子どもた
ちの真摯な願いです。
私たち大人が見えないものや見えても見ようとしないもの、仕方ないとあきらめる
こと、深く考えようとしないことをストレートに問いかけてくれます。

当のことや当たり前のことが分からないでいるのは子どもではなく、大人なの
かも知れません。
環境運動というのは、理屈や理論や損得勘定でやるのではなくて、また、やりたい
ことを我慢したり、楽しいことをやらないことではなくて、自分が好きなことややりた
いことの中にどっぷりつかり、気持を開放し、感じていくことの中にあるのだと感じ
ました。


A5サイズの小さいこの本は、小学生から読めるふりがな付きで、英文のスピーチ
原文も掲載してあります。
小さくて、とても可愛く読みやすい絵本のような本です。
小さい子から大人までみなさんにぜひおすすめしたい一冊です。

今月のおすすめの本(12月度)

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              センス・オブ・ワンダー
       
THE SENSE OF WONDER
   
       
 
  
                        レイチェル・カーソン(RACHLL. CARSON)
                                                          上遠恵子訳 新潮社版 (1400円+税)


る秋の嵐の夜、わたしは1歳8ヶ月になったばかりの甥のロジャーを毛布にくるん
で、雨の降る暗闇のなかを海岸におりていきました・・・
美しい詩情あふれる文章で始まる「センス・オブ・ワンダー」
甥のロジャーとレイチェルが浜辺や森の中を一緒に探検し、星空や夜の海をながめた数
々の体験が書かれています。
と同時に、彼女が日頃から考えていた深い信念がすべて述べられていて、正に私たち
への最期のメッセージとなった本です。


間による環境汚染を世界で最初に告発した「沈黙の春」。
今から30余年前に書かれたこの沈黙の春は、環境汚染と破壊の実態を、世界に先が
けて告発した本です。
この一冊の本は、大きな反響を巻き起こして、世界中で農薬の使用を制限する法律の
制定を促すと同時に、地球環境への人々の発想を大きく変えるきっかけとなりました。
現在の私たちの暮らしを見直そう、破壊と荒廃へと突き進む現代社会にブレーキをかけ
よう、自然との共存を見いだそうと多くの人々が共感し、動きだし、環境問題に取り組む
方たちの中には「あの本に出会って動かずにはいられなかった」とおっしゃる方が多いと
聞きます。


ンス・オブ・ワンダーとは、「神秘さや不思議さに目をみはる感性」
この感性こそが、やがて大人になるとやってくる倦怠やあきらめや幻滅、自然という魂の
源泉から遠ざかり、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、解毒剤。
美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なものに触れたときの感動、そして
思いやり、驚嘆や愛情などのさまざまな感情に出会う。
そのひとつひとつがやがて、いのちの尊さ、愛しさ、人と人との響き合いに連なって広が
ってゆく。
「知る」よりも「感じる」ことがどれだけ素晴らしいことか・・・。


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       〒989-0255
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櫻田信子 Sakurada Nobuko
        
 
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体に良く効く ビワの葉療法全書
 
       神谷 富雄 著  池田書店(1400円+税)

者は、若い頃腰痛がひどく、耐えられなくなってしまったときにこの
ビワの葉療法のひとつ、ビワの葉温灸療法に出会い、健康を回復できまし
た。それ以来、ビワの葉に助けられ、その不思議に引きつけられ、ついに
はビワにはどうしてこれほどの力があるのか、その科学的な裏付けや歴史
的事実を自ら研究されました。

代の西洋医学は当然必要であり、なくてはならないものですが、このビ
ワの葉療法という確かな自然療法も、人々の生活が自然か遠ざかってしまっ
た今、大きな役割をはたすものだと著者は話しています。

ワの木を庭に植えておくと病人が絶えないとか、縁起が悪いと言われて
きていますが、それは、もちろん迷信。
自分の屋敷にビワの木を植えておくと、病人が入れ代わり立ち変わりやって
きて、時には病気も置いていったこともあることから、時の流れとともにそ
う言われるようになったらしいです。
境内にビワの木を植えてあるお寺がありますが、昔々、お寺でビワ療法が行
われていたなごりのようですね。ご存じでしたか?
・・・実は家のビワの木にも確かに、何かにつけて助けられることが多く、
今ではなくてはならない大切な木になっています。
私は、焼酎に葉を漬けたのを常備していますが、これは痛みやケガに万能で、
お恥ずかしい話ですが実は救急箱の中身は、複雑なものはほとんど何も入って
いません。でも、これさえあれば大丈夫という頼もしい存在です。
私にとって、ビワの葉・・・というと、息子が小さいときに交通事故にあった
ときのことを思い出します。
病院でドクターや看護師さんたちに「いったい何しいてるの?」「余計なこと
をしないでください」という白い目光線にも負けず(苦笑)全身くまなくビワ
の葉のエキスを必死で塗り続けたことを懐かしく思い出します。

口にビワの葉療法と言っても、たくさんの種類があることを私もこの本を読
んで改めて知りました。
各種のビワの葉療法の実際を見て分かるようにイラストを豊富に使ってわかり
やすく解説しています。
また、病状別により効果を高める方法を具体例で書かれいていますので、たい
へんお役に立つことと思います。



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天才ときんぴらゴボウの作り方
 
  小倉 充倭子 (miwako ogura) 著   三五館  (1300円+税)

育て中のお母さん、これから結婚して子どもを生みたい女性、あるいはま
だ生む予定のない女性、もちろんお父さんたちにも読んで欲しい本をご紹介します。

の時代は、いろいろな面で方向が見えない世の中です。
そういう中で子育てをしていくということは、大変なことだと実感しています。
みなさんはいかがかですか?
親の思い通りに子どもは育つはずはないと分かっていても、こんな風に育って欲し
いと一生懸命に願うのが親心ですよね。
そういう自分の思いと現実とのあいだで、悩んだり迷ったりの連続が子育ての現
実のような気がします。
まして、こうすればああなる・・・という、1+1=2のように答えがスッキリ・ス
パッと出ないのも子育て。
自分が思ったような答えが出なくても、それもまたよしと我が子を信じ、受け入れら
れるか、親自身も子育てによって成長していけるか、これは「自分が試されている
なぁ・・・」としか思いようがないのも子育ての試練。
私自身も、来春には自立して行く息子を頭に3人の息子の母として、日々実感、鍛
えられているところです。

年よ大志を抱け・・・のように、今の世の中は子どもたちが夢を抱けるような世
の中ではなくなってきている気がするのは私だけでしょうか?
でも、世の中のせいにばかりしてはいられません。
私たちが「生きる」や「いのち」に今よりも敏感になって、やり直していくことで、
子どもたちの持って生まれた生きる力がどんどん自然に湧き上がってくることを願わ
ずにはいられません。

がいのちを育む・食べ物が病気を作る・常識破りの子育て方・子育ての前に自
分教育を・大切なのは感性と集中力・子どもに地球の大きさを教える・貧乏が必要・
勉強はできなくてよい・バランスが大切・教えなくても伝わること・完全燃焼で生き
る・・・・と、どれもこれも小倉さんのこ育ての実体験からこころにストレートに響
く内容です。とにかく、何かをしなくてはいられない心境になり、勇気づけられる本です。


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今月のおすすめの本(9月度)

・・・食生活・自然・環境・健康・子育てをテーマにした
一般の本屋さんではなかなか手に入らない
少数部数発行の内容の濃い本をご紹介します。


このコーナーにご紹介する本は、全て虹色のたねからお送りすることができます。
本と一緒に
他の商品のご注文もある場合は、HPの商品案内の中の申し込みフォーム
からメールでご注文ください。
本のみのご注文のときは
rainbows-seed@hkg.odn.ne.jp にメールを。もちろん、ご来
店の際にもどうぞ。

尚、商品の性格上品切れの場合はお時間が必要になるときもあります。
どうぞご了承ください。

                            ナチュラル・ランドリー 
                       
                   佐光紀子 著   ブロンズ新社   (1400円)
日身につける服や下着類、寝具だからこそ、ナチュラルで安全な材料を使っ
てお洗濯したいもの。
今月は、安全な材料を使ってかんたんに出来る、気持ちのいいお洗濯の実用
書をご紹介します。

かにお洗濯は、家族数や子どもの人数(汚し屋さん)が多ければ多いほど、
母親が仕事を持っていればなおのこと、精神的にも肉体的にも時間的にも負
担の大きな家事の一つです。
著者の佐光さん自身も、3人の息子さんが部活動や泥遊びで忙しく、正に泥
汚れとの格闘に追われている中で、どうしたら日々のお洗濯が楽になるか、
楽で気持ちのいいお洗濯を求めて試行錯誤したそうです。
だから、より具体的に書かれているのだと納得しました。
「佐光式手抜き洗濯法」というだけに、読んでみれば簡単に出来るものばかり
で、あれもこれも試してみたくなりました。

本の材料は、重曹・石けん・クエン酸・グリセリンの4つです。
繊維にしみこんだ汚れを落とす「石けん」
ふんわり柔らかに仕上げてくれる柔軟剤の「クエン酸」
衣類についた臭いをしっかり吸収してくれる「重曹」
しみを浮き上がらせてくれる「グリセリン」
この4つを組み合わせてお洗濯をします。

由はわからないけれど、どういう訳かCMで「これにはこれ」と勝手に決め
られていて、それがなければ洗濯が出来ないというお洗濯よりも、シンプル
な材料と汚れ落としの小道具を組み合わせて
、自分流のお洗濯ができるこ
ちらの方がどんなに楽しいことか。
何よりも経済的ですしね。
そして、敏感
肌の方やアレルギー体質の方、アトピーっ子とぜんそくの子たち
にも、これなら安心です。

までになかった着る人にも、環境にもやさしいナチュラルなお洗濯ライフを
あなたも始めてみませんか?

@「石けん」といっているのは、原則として合成界面活性剤やその他の化学
物質を使っていない純度の高い粉石けんのことです。

@「漂白剤」といっているのは、「まぜるな危険」の代表・塩素系漂白剤では
なく、安全な酸素系漂白剤のことです。

 

今月のおすすめの本(8月度)

・・・食生活・自然・環境・健康・子育てをテーマにした
一般の本屋さんではなかなか手に入らない
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                       万病を治す
                          
冷えとり健康法

     
  
     進藤義晴 著     農文協 (1230円・税込み)

年は冷夏と言われていますが、
宮城は梅雨明けもしないまま、あと少しで8月。
ノースリーブなんてとんでもない、半袖でも少し肌寒いくらいです。
職場や大きいお店などは、かなり冷房がきついのではないでしょうか?
この季節は特に、「冷え」に気をつけたいものです。
たかが冷え性、されど冷え性!放っておくと一大事。
特に女性にとって冷えは、いいことは何もないとさえ言われています。
この本は、東洋医学、西洋医学に通じた著書が、気がつかないうちにたまる
「冷え」の仕組みと、今日から出来る冷えとり法の数々を紹介していますので
ぜひ、この機会に読んでいただきたいと思います。

に冷えるのは分かるけれど、夏でも冷えるの?・・・と疑問を抱く方も
多いと思いますが、著者は、冷えは四季を問わず身近にどこにでもあるもので
「冷え」こそが全ての病気の原因であり、これを取り除くことが根元的な治療に
なると言い切っています。

とえば、冷え性だと自分で感じるほどに「冷え」がひどくなっていれば
からだのあちらこちらの血のめぐりが悪く、内臓の機能が低下するために
それらに関連した症状が併発してきます。
冷え性の人が、頭痛や肩こりを同時に訴えることが多いのは当然のなです。
(本文より)

え性は、何も薄着をすることだけで起こるのではなく

・衣食住の間違い
・動(運動不足といってもエアロビクスなどの激しい運動をやりすぎるのはかえっ
て冷えをためてしまいます)
・息(呼吸の仕方。息が浅いと毒が出て行かない)
・想(心の持ち方。暗い気持ちでいると冷えがたまる)

特に食べ物には、からだを温めるものと冷やすものがありますし、一番基本とな
る原則は「身土不二」と言って、なるべく自分の土地でとれたものを食べた方が
良いという考えです。
私たちのからだは、病気にならないようにいつも少しずつ、いろいろなかたちで
毒をからだの外に出しているのですが、冷えをためこんでしまうと、そういう自然
の動きが止まってしまい、毒が外に出て行けなくなるので、スムーズに出て行く
ように助けてあげることが大切なことのようです。

え性は、女性特有の病気だと言われてはいますが
性別や年齢には関係なく男性にも冷え性がありますから、男性の皆さんにも
ぜひ、ご一読をしていただきたいものです。

今月のおすすめの本(7月度)

・・・食生活・自然・環境・健康・子育てをテーマにした
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 あたまから元気!アーユルヴーダで安心美髪・ヘナと家庭療法
           
           
パティル・シーマ・長澤 出帆新社  (1800円+税)

                          
、話題の天然ハーブ「ヘナ」を使ったヘアケア、アーユルヴェーダ家庭療法、心のケア、
安全
で安心な髪のトラブル解消法などを紹介していて、ストレスの多い現代人の手元にぜひ置いて欲
しい一冊です。


ナは、インドに自生するヘナの木の葉を乾燥させて、粉末にしたもので、100%混じ
り気のないヘナは、白髪染めはもとろんのこと、ふけ・抜け毛・細く元気がなくなった髪
をつやつやな丈夫な髪にしてくれます。
あくまでも自然な柔らかい色に染め上がるうえ、トリートメント効果も抜群なので、これ
まで化学染料で染めていて切れ毛や枝毛がひどかった方が、ヘナに変えてからほんとうに
ツヤのあるきれいな髪になり、びっくり。
ヘナを知ってよかった!という声を聞くことが多くなりました。
私もずっとヘナのお世話になっています。
今ではいろいろなものを入れて、結構、ヘナライフを楽しんでいます。
脳の一番近くに強力な化学物質を使うというのはどうてしも恐いので、何よりも安心して
使えるのがいいですね。


んなヘナの簡単なやり方から、深い知識までおもしろく、わかりやすくユーモアあふれる
文章で紹介してありますので、ヘナを使ってみたいけれど初めてで一体どんなものなのか不
安という方や化学染料で痛んだ髪をどうにか元気にしたいと思っている方にぜひ、読んで
いただきたいと思います。


た、心のケアとして「夢を叶える方法」「幸せ銀行に貯金を」「問題を受け入れる」と
体調を崩したときなどにきっと元気になれることでしょう。


マさんは日本人と結婚して、もう10年以上も日本で暮らしているインド人の女性です。
専門は理学・薬草学ですが、アーユルヴェーダヘアトリートメントやオイルマッサージを日本人
向けに研究、実践されている方です。

 

今月のおすすめの本(6月度)

・・・食生活・自然・環境・健康・子育てをテーマにした
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         薬  湯 身近な野草で健康風呂  大海 淳    著
           
  農文協/¥2.340(税込み)

                             

存じでしたか?
マツなどの針葉樹もブナなどの広葉樹も、野草類も野菜もそれから海藻類も身近な野草もぜ
ーんぶ最高の入浴剤になってしまうのです。
お店のお客さんで、山歩きをしている方たちの間で最近人気のこの本は
ほんとうに、おもしろいです。
昨日まで普通の葉っぱだったのに読んだら、身近な葉っぱ、野菜、薬草などが、今までとちが
った角度で見えるようになってしまいました。
庭にある柿の木の葉もびわの葉も地味なツワブキもドクダミも・・・ぜんぶ宝物といった感じです。
やっぱり、捨てるもの、無駄なものなんかないんだよなあ・・・と妙に納得してしまいます。
市販の入浴剤も温泉ももちろんいいですよね。
たまには山歩きをしたときに見つけてきた入浴剤、散歩のときに発見した入浴剤、庭にある入
浴剤もいいですよね。
っと欲張りに、毎日の入浴タイムを自分流にたのしみたいという方にぜひおすすめします。
ストレス解消、安眠効果、冷え性、肩こり、アトピー、風邪の予防、美容にと身近な草木や薬草
のカラー写真からなる本なので、とても分かりやすい。
私がいちばんおもしろかったのは、海藻風呂。
自分でおもしろがってつくった海藻パックを遊び心でときどきしているのですが
お風呂にもいいとは初めてしりました。
肩こりやアトピーにもいいそうです。
つまりは、食べられるものは何でもOKということでしょう。
ぜひ今度、海藻風呂で海の中に漂っているような感覚を味わってみたいものです。
草採りの基礎知識として、どこでどんな薬草が採れるのか、薬草採りのときの服装と道具、
マナーとルール、採った薬草の上手な持ち帰り方、上手な乾燥と保存なども詳しく書いてある
内容の濃い一冊です。

 

今月のおすすめの本(5月度)

・・・食生活・自然・環境・健康・子育てをテーマにした
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                 一条ふみさんの
           
自分で治す 草と野菜の常備薬
          
一条 ふみ 著        自然食通信社/ ¥1.785(税込み)
                                            1998年3月発行    188ページ

     
回は、おばあちゃんの知恵袋のようなふところが深くて温かい本のご紹介です。
この本は1998年に発行されましたが、あれから5年の月日がたった今でも全然
、色あせていません。
それどころか今だからこそ、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
自然な暮らしをしている人も、これからライフスタイルを少しずつ変えていきたい
と思っている人も、これからもずっと変わりなくますます元気で過ごしていきたい
という人も、体調がすぐれず何とか元気を取り戻したいと思っている人も、そういう
理由とか理屈なんてなくてもただ読んでみたいという人も、グイグイ磁石にすい寄せられ
て、深い部分で自分の「何か」が変わっていくことを感じるられるのではないでしょうか。
の帯には「北の大地に生きる農民の人々に寄り添うように、無償の治療をつづけた母
の慈悲を受けつぎ、今日までにたくさんの人たちを癒してきたふみさん。深く、温かく、
心にしみる薬草の世界をお届けします」とあります。
一条ふみさんは、
1925年生まれ。岩手県盛岡市在住で、戦前戦後をひと筋に東北農民
の暮らしにもっとも近くにあり、寄り添って、1967年から農民たちの声にならない言
葉をガリ版刷りで文集「むぎ」に記録し続けてこられました。
1981年からは約15年にわたって、友人とともに岩手県北の開拓地を耕してきました。
本では作物が四季を通じてあるということが当たり前になってしまいました。
作物をつくる農家が季節はずれのネギとか人参とかを買ってくるのも当たり前なんですから。
大根だったら大根のもつ力が失われてきていると思うんですね。
私たちはずいぶん長いこと、貯蔵用の白菜とかキャベツとか、いろんな方法で新鮮度をどう
やって高めたらいいのかと思って、一生懸命考えながら過ごしてきたのに、今や季節感もな
いし、いつでも手に入る。
貯蔵の方法なんかいらない、食べるときに買ってこればいいじゃないってことになってしまって。
そういう農業のあり方が同時に土も汚染してしまっているわけですよ。
すごい量のビニールを使って、それが土の中に溶けてしまっているんですから。
農薬もやれば、いろんな化学肥料もやる。
それで土の力がものすごく落ちてきて、そういう農業環境がさらにまたビニール資材を要求し
ていくことになって、そこに天候異変が加わる。
作物自体の力もどんどん落ちていっているわけで、すべて下降の方向にいっているときに、
農業軽視の政策なんて、もう餓死をねらっているようなもんですよ。(本より)
とえば、今 糖尿病の人が急増していますがヨモギのお茶を飲んでいると糖がでなくなり
ます。また、ヨモギのお茶は体の内部を温めてくれるから冷え性にいいです。
そういう昔からの知恵、現代人に増えている病気にはどういうものをどんな風に取り入れた
らいいのか、身近なものを使って自分でする手当はどうするのか、お医者さんに行く前に覚
えておくといいこと・・・そういうことがたくさん書いてあります。
身近にある薬草や野菜にはものすごい生命力があって、からだとこころのリズムを崩しやす
い私たちに力を貸してくれますし、大きな見方になってくれるのです。
薬草を飲んでいると精神状態が柔らかくなるそうです。
草というのは、金属性の響きみたいのとは違って柔らかい感情を人に与えてくれるから、人間が作
り出した社会のいい面ばかりではないところに対応して生きるには、何かそういう草の力を借りて生
きるということは、とても豊かな感じがします。
調が悪かったり病気になると、誰もがすぐに結果があらわれるものや即効性があるもの
を欲しがります。
また、最近ではサプリメントが大流行のようです。
けれども、いのちをつなぐ根源である農業には何よりも土が大事なのと同じで、人のから
だも土壌をしっかり育てなければと思います。
の土壌というのは、自分をいい状態に保っていくための日々の手間暇かけた努力を続けること
だろうと思います。
複雑きわまりない世の中にあって、無理なく自分の可能な限り出来るだけ汚染を防い
で、出来る限りゴミの出ない暮らしを求めて、からだの痛みの声を聞いて、こころの声
に耳をかたむけていきたいものです。

また、びわの葉を焼酎に漬け
て、いざというときに備えましょう。
日々の忙しさに忘れかけていた、自然の手当法をまた続けていこう。
大好きな薬草茶をせっせと飲み続けよう・・・と思う今日この頃です。
みなさんも、こころとからだが喜ぶことを暮らしの中に取り入れてみませんか?


今月のおすすめの本(4月度)

・・・食生活・自然・環境・健康・子育てをテーマにした
一般の本屋さんではなかなか手に入らない
少数部数発行の内容の濃い本をご紹介します。


ここにご紹介する本は、全て虹色のたねからお送りすることができます。
他の虹色のたねの商品と同様にご注文ください。
もちろん、ご来店の際にもどうぞ。
尚、商品の性格上品切れの場合はお時間が必要になるときもあります。
どうぞご容赦ください。


                  北国の省エネ家計簿
           
青森アップル会(環境NGO)会長  永井雄人著 / ¥1300    
     

    

10年一昔という言葉は死語に近く、3年・・・いいえ、1年一昔のようなものすごい
早さで世の中は変化、変化しています。

そういう状況の中で、スローフードを見直したり、自分の生き方を見直したり、自分の
ライフワークを追求して磨きをかけたり、いきいきとした本来の営みを取り戻そうとす
る人たちも増えてきました。

キーワードは前へ前へ進むのではなく「帰る」のような気がします。
昔に帰る、理想に帰る、原点に帰る・・・とたくさんの帰るがありますが、帰るべき場所、
もの、ことはどこにあるのか、私たちはそういうことに既にもう気がついているのに、な
かなか出口が見つからない、そういったジレンマを感じたりしています。

今回は「省エネ」という視点からこの本をご紹介します。
ちょうど一年前の2002年1月の省エネ月間に発売されたこの「北国の省エネ家計簿」は、
従来の省エネの本とはひと味もふた味も違い、一歩 踏み込んだ、その先にある明るい出口
に近づけるような本です。

著者である永井雄人氏は現在、「白神山地を守る会」代表理事、「青い森の里山を守る会」
専務理事、「リカの会オフィス町内会」代表理事、「青森アップル会」会長、「青い森祭
り実行委員会」事務局長と驚くほど幅広く
NPOで活躍されている方です。
今の日本社会の病巣への鋭い指摘は、机上のからのものではなく、自らが時代の先頭に立ち、
地道に動き続けて来たからこそ言える奥の深い視点は、出口が見つからずにいる私たちへの
警鐘とも言えます。

省エネに関するさまざまなデーターもたいへん詳しく解説されています。
省エネというと、節約とか節電をイメージしますが単にそこにとどまることなく、グロー
バルな視点で、「表面に浮かび上がった現象だけではなく、究極はほんとうの幸福感や豊
かさとは何かということ、何が私たちの幸せや喜びにつながるのかを取り組むことこそが
省エネであり、一人ひとりのライフワークの中心に省エネがなければならない」と著者は
指摘しています。

日本は今、世界的な経済混迷の中、何が人々の幸せや喜びにどのようにつながるのか、考
えなければならない時を迎えています。それは、日本の経済成長率が落ち込んでいるので
はなく、大量生産・大量消費・大量廃棄という物質的な豊かさを求める偏った考え方に執
着しているから、不況だと思うのかも知れません。

長期の不況で自信を失った私たちに、強力な栄養を与えてくれる一冊です。


      青森アップル会ホームページをご覧 ください。


今月のおすすめの本  (3月度)
・・・食生活・自然・環境・健康・子育てをテーマにした
一般の本屋さんではなかなか手に入らない
少数部数発行の内容の濃い本をご紹介します。


ここでご紹介する本は、全て虹色のたねございます。
その他の虹色のたねの商品と同様にご注文ください。
尚、商品の性格上品切れの場合はお時間が必要になるときもあります。
どうぞご容赦ください。



  
抗生物質で子どもの病気が直せない

           
てらさわ小児科院長    寺澤政彦著/リヨン社/¥1300

                      


前回の気まぐれメル・マガでご紹介した仙台市のアレルギー、シックハウス症候群の
診断・治療・予防に取り組んでおられる「てらさわ小児科医院」の寺澤先生の本です。
ついこの2月に発売されたばかりの生まれたてです。
耐性菌(抗生物質の効かない細菌)の問題をわかりやすく、対処法までまとめてあり
ます。「風邪をひいて1ヶ月にもなるのにすっきりしない」「中耳炎がなかなか治ら
ずずっと薬を飲んでいる」・・・数年前から小児科や耳鼻科の診療現場で抗生物質が
効かない子どもが増えているそうです。耐性菌がたいへんな勢いで増えているのと同
時に、どんどん強力になってきていて、このままでは抗生物質で直せるはずの病気が
治せなくなると問題になっいます。いま、子どもの医療の現場はどうなっているのか
?耐性菌はどうしてこわいのか?抗生物質とはそもそもどんな薬なのか?子どもが感
染症にかかったらどうすればよいのか?耐性菌から子どもたちを守るために私たちに
できることは何か?とても分かりやすく解説しています。また、寺澤先生が診療現場で
実際によく受ける質問が取り上げられいます。


・・・子どもたちを守るために、この一冊をぜひ読んでいただきたいです。・・・

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