May 5, 2001

Kujyukuri-Beach, Chiba 3:06pm

九十九里浜と鰻

海はもっぱら千葉の九十九里へ行くことにしている。その理由はたくさんある。
湘南の小洒落た雰囲気がどうも苦手だ。駐車場もやけに高い。千葉なら駐車場はタダである。その気になれば「ここはカリフォルニアだ」と思いこむことも可能だ。夏の間だけのにわかボディボーダーとしては、やはり波の高い千葉の外房でないと面白くない。海岸が広いので、芋洗い状態には決してならない。などなど。

ベストな出発時間は朝の4時。都内からだと、どうしても湾岸線の渋滞は避けられない。首都高から東関東自動車道へ入り、さらに湾岸千葉の先で東金自動車道へ。ここまで来ればあとは海岸まで一直線。愛車のミニ君も、がぜん頑張る。
順調に行けば2時間、渋滞なら3時間ぐらいかかって九十九里浜に到着。朝の7時には砂浜で寝ころんでいる。もしくは港に行って、釣り竿を垂らしていることもある。釣りの場合は朝が勝負。上州屋の1,980円の竿でも、舌平目、穴子、アジなど、立派な夕食が釣れる。以前、小型のエイを釣ったら、母親はそいつも唐揚げにして食べてしまった。

このゴールデンウィークは気温が低く、今日も日は出たものの風は冷たかった。よって長袖にウィンドブレーカーを着て、砂浜でヒルネ。同居人は持参のイスでスティーブン・キングの新刊を読んでいた。


去年の夏から、わが家では九十九里浜と鰻はセットになった。
外房からの帰り道、必ずにっちもさっちもいかない渋滞に巻き込まれる。広い千葉県から東京に戻るために用意されている道があまりにも少ないせいだ。それなら、と非常に遠回りになるが、東金から八街(やちまた)街道を北上して印旛沼を回り、柏、そして外環三郷へとたどり着くルートを選んだ。

印旛沼に着く頃には日が暮れたので、たまたま目に付いた定食屋に入り、同居人が「印旛沼って鰻が有名じゃなかったっけ?」というので、鰻重を頼んだところ、肉厚の鰻がおいしく、都内では3,000円位しそうなのが1,000円であった。それに味をしめて今回も同じルートで帰り、去年とは違う店に入って食べたのがこの写真の鰻である。
やはり「うまい!」ここは去年以上の鰻だ。身がホロホロと口の中で溶けるようなのに、表面は炭火でパリッと焼き上がっている。かかっているタレも甘くなく、適度に濃い味。肝吸いの肝は、やはり炭でかるくあぶってあり香ばしい。うーん、完璧だ。これで1,450円。聞けばお客の注文を受けてから蒸し、やわらかく焼き上げているとのこと。注文してから20〜25分位待つが、その甲斐はある。

海に行くついでに鰻を食べるのか、鰻が食べたいから海に行くのか。次第に後者の理由が勝ってきている、今日この頃。



<<<4/22/01     Back to Home   5/18/01>>>

Copyright (c) 2001 Kay Kaneko.
e-mail : kay_3cats@hotmail.com