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毎週木曜日の夜、小学校の体育館でエイサーの練習会が行われる。
エイサーというのは、太鼓(大太鼓・締太鼓・パーランクーの3種類がある)と琉球三味線(三線:サンシン)を使った沖縄独特の盆踊りのことである。しかし盆踊りと言っても、若者が太鼓を打ち鳴らしながらダイナミックに舞う、躍動感あふれる踊りである。
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午後7時、島に住む若者たちが仕事を終えて次々と集まってくる。彼らと話をすると、ほとんどの人が「内地」の人(沖縄では県外出身の人をこう呼ぶ)である。東京、愛知、京都、山口、北海道と言う人もいた。皆、住み込みや長期のアルバイトで西表島の仮住民となっているのである。ところが、島で生まれ育った生粋の西表ッ子は、島から出ていく一方という、不思議な現象が起きているのであった。
沖縄には、「イチャリバチョーデー」(一度会ったら兄弟と同じ)という言葉があるほど、誰もが初対面の人間を素早く仲間として受け入れてくれる。本当に優しい人達ばかりに出会えて、終始、幸せな気分であった。
西表島の人口は約2000人、年間の観光客数は延べ27万人に上るという
■パーランクーと呼ばれる小さな太鼓
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