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雑司が谷〜東池袋編・


ここには長いんです

建物の窓やエレベーターのボタンなど、意図してか、そうでないのかは判らないが「顔」に見えるものがある。見つけるとちょっとうれしくなる。そういうものは、デザインをした人も密かに「うふふ。」と思っているのだろう。たぶん。
小さな公園の真ん中にいた、不思議な形の遊戯具。「宇宙人」にも「昆虫の頭」にも見える。(2枚の写真は角度を変えて撮ったもの。)青い顔に黄色い角(触覚?)が生えている。30年以上前からここにあるそうだ。


ワープせよ

子供の頃は、階段で何種類もの遊びができ、何段目からジャンプで
きるかで自分の勇気を試したりした。そのせいか道に突然階段が現
れるとそれだけでワクワクする。
しかし今となっては、10段目から飛び降りる勇気も無鉄砲さもな
く、散歩道の大事なワープポイントとして楽しんでいる。
この階段を降りると(登ると)どこに出るのか?という、別のドキ
ドキした気持ちで通っている。雑司が谷には、こんな名も無き魅力
的な階段が多くある。
ところが右端の写真の階段は、どこへも行けない階段であった。東
池袋の日之出町商店街の裏から、造幣局へとワープしていたが、上
の道路に柵とガードレールが設置されたため、行き止まりになって
しまった。人が行き来しなくなった階段は、すでに朽ちかけている。


偉大なる樹木
南池袋4丁目・清立院前のけやき並木

こんな巨木を見ていると、ブライアン・W・オールディ
スの『地球の一番長い午後』(早川書房刊)のよう
に、人間が絶滅しても植物は繁殖し続け、いずれ地球
を覆い尽くしてしまうという話が嘘ではないと思えて
くる。      
木はじわりじわりと生長を続け、数百年を生きる。ア
スファルトで固めた地面を突き破る、その力強さは痛
快である。
先日書店で、『巨樹探訪』(平松純宏著・けやき出版
刊)という本を購入した。東京都内の巨樹といわれる
木のある場所を印し、写真と共に解説した本だ。
右の写真の鬼子母神境内の大イチョウも掲載されてお
り、樹齢は約600年と言われている。
いつか屋久島の屋久杉を見に行きたいと思っている
が、それは散歩の域を超えたレベルなので、心身共に
準備が必要となる。疲れたのでちょっと買い食い、と
いう訳にいかないのである。

雑司が谷・鬼子母神境内の大イチョウ


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