1999.9.14.公開  最終更新2008.11.9.  English is here

ようこそ小玉重夫の研究室へ


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113-0033
東京都文京区本郷 7-3-1
東京大学大学院教育学研究科
小玉 重夫

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skodamap.u-tokyo.ac

2008年度オフィスアワー
原則として火曜日の3限前と、4限前
 (於 東大教育学部2階217小玉研究室)

こんにちは。このページは、小玉重夫の研究教育活動に関する情報を
公開する目的でつくられています。

目次

 プロフィール 2001.11.5.更新

 これまでに刊行した著書、論文など  2007.6.4.更新

 発表、講演などの予定 2007.8.19.更新

 学生のみなさんへ 2007.6.4.更新

 関連するサイトへのリンク 2005.4.24.更新

 

 サイトの更新が遅れて申し訳ありません。本年度の4月1日から、東京大学大学院教育学研究科に異動になりました。お茶の水女子大学在職中は、どうもありがとうございました。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。2008.11.9.

  最近読んだ本からの一節です。「自らの教育行為そのものが、実はその理想に反して、近代天皇制やナチス・ドイツにも通じる権威主義をはらんでいることに対して何ら自覚をもたないまま、「民主主義」の名のもとに、「異質なものの排除ないし絶滅」がなぜ公然と行われたのか」(原武史『滝山コミューン一九七四』、講談社、2007年、210頁)・・・今日の学校教育を考える上でも、ふまえるべき重い問題だと思います。2007.6.4.

 

昨年度、経済産業省の「シティズンシップ教育と経済社会での人々の活躍についての研究会」に参加しておりましたが、その報告書が、このたび「シティズンシップ教育宣言」というパンフレットと共に刊行されました。こちらからダウンロードできます。2006.5.7.

 

   今年度の後期の大学院ゼミでは、ハートとネグリの新著Multitude,The Penguin Press,2004)を読む予定です。それと関連して、この9月に教育思想史学会シンポジウムで報告した「マルチチュードとホモ・サケルの間−グローバリゼーションにおける包含と排除−」をこちらにアップしました。ご参照下さい。2005.10.8.

   『新選組!』(三谷幸喜作、NHK)が、昨年末に終わりました。「上から組織されたのではない、下からの自生的自発的な無数の有志結合の動きが広汎に存在したからこそ、維新変革は、その内部に複雑な揺れと逆行現象を有したとはいえ、歴史的には巨大な前進運動となりえたのである」(宮地正人『歴史のなかの新選組』岩波書店,2004.,202頁)という指摘は、今日的にも重要な意味をもっていると思います。ただし、「下からの自生的自発的な無数の有志結合の動き」(最近注目されているマルティテュードにも通じる)が、ただちに権力の構成(新しい政治体制の構築)に結びつくのかどうかについては慎重かつ批判的な検討が求められるとは思いますが。4月からのゼミでも考えてみたいと思っています。2005.2.24.

  この秋に、『シティズンシップの教育思想』という本を白澤社から刊行の予定です。ミネソタ滞在中に考えたり調べたりしたことも、一部取り入れました。シティズンシップ教育については、今後も継続して考えていきたいと思っております。2003.9.7.

ミネソタ大学訪問研究員としての任期を終え、331日に帰国いたしました。ミネソタでは、多くの人たちから大変刺激をうけ、変動期のアメリカを目の当たりにし、いろいろと考えさせられました。この貴重な経験を、今後の研究・教育に役立ててまいりたいと思っております。今後とも、なにとぞよろしくお願い申し上げます。滞米中の中間報告の一部は、この春に刊行された『高校生活指導』156号に論文としてまとめました(「二つのシティズンシップ」)。また、ミネソタ大学で行った研究会発表こちらに掲載されております。ご覧いただければ幸いです。2003.4.21.

 2002年7月25日から20033月までの予定で、ミネソタ大学に来ております。所属先の政治学講座には、ハンナ・アレント研究などで有名なLisa Disch, Mary Dietzらがいます。隣の学校改革センターには、チャータースクール研究のJoe Nathanらがいます。また、附属保育園を擁する教育人間発達学部があります。2002年秋には中間選挙も控えており、教育改革の現状とその背後にある思想がどのように転回しているのか、短い期間ではありますが、観察し、考えてみたいと思っています。2002.8.15.

 昨日、新宿の紀伊国屋ホールで行われたシンポジウム「『トランスクリティーク』をめぐって」を聴いてきました。柄谷行人氏の近著『トランスクリティーク−カントとマルクス』(批評空間,2001.)を題材に、市場の全面肯定とも、共同体への回帰とも異なる、新たな社会倫理の可能性について、刺激的な議論が展開されていました。この12月には、私たちも、ハンナ・アレントを題材として新たな公共性の可能性を探る国際シンポジウムを、京都と沖縄で企画しています。911日の事件の意味を含めて、いま、私たちが直面している情況を見すえつつ、思考と実践へのてがかりを見つけられればと思っています。2001.10.4.

 今年も暑い夏が続きます。1年前に車をハイブリッドの低公害車にかえましたが、それだけだと、どこかの国の首相と同じになってしまいます。やはり、戦後責任とともに、京都議定書の問題などグローバルな問題に責任をとれる政治システムをこの国に構築していくことが、きわめて重要になってくると思います。それなしには、「構造改革」論議が経済問題という20世紀的な枠組み(前世紀の遺物)に終始している現状を越えることはできないのではないでしょうか。2001.7.31.

 E-メールを使うようになってから、電話を使用する頻度がめっきり減った。そういえば、最近では政治家も、E-メールやインターネットで自分の意見を伝えようとする機会が増えたように思う。3月11日の朝日新聞に、北岡伸一氏が、『福澤諭吉書簡集』第1巻(慶應義塾編,岩波書店)に関する一文をよせている。氏によれば、政治家が書簡を書く習慣は、電話の普及によって衰退し、それが政治家の質的な低下と結びついたという。とすれば、インターネットやE-メールの普及は書簡文化の再興をもたらすのだろうか?2001.3.23.

 今週発売の『週刊朝日』200132日号に、上野千鶴子、林真理子両氏の対談が載っています。あの「アグネス論争」以来、13年越しでの初の直接討論となっています。昨年1219日に放送されたNHK「プロジェクトX 女たちの10年戦争〜男女雇用機会均等法誕生〜」も、たいへん感慨深いものでした。 いま、フェミニズムをめぐる問題情況が、新たなステージに入りつつあることを感じます。たぶん、それとも関連しますが、2月と3月に二つのシンポジウムを企画しています。2001.2.21.

 今年(今世紀)も、残すところあとわずかとなってしまいました。今月発売された『高校生活指導』147号に、8月の戸倉上山田温泉でのシンポジウムの記録が掲載されています。私を含む各人がシンポジウムで言い残したことを寄稿しており、大澤真幸氏も、「公共空間をいかにして(再)構築すべきか」と題する論稿を書いています。参照いただければ幸いです。長らく更新が途絶えていましたが、試験に関わる情報をアップしましたので、学生のみなさんは参照してください。2000.12.29.

 きたる8月2日に長野県戸倉上山田温泉で予定されている高生研大会の特別分科会で、京都大学の大澤真幸氏らをお呼びして、学校改革に関するシンポジウムを開く予定です。旧保守派による一連の復古的なホンネ発言を聞くにつけ、戦後民主主義をただ単に守るだけではなく、今日の時点であらためて「選び直す」こと、そのための学校改革こそが議論されなければならないということを痛感します。最近の若い世代をめぐる諸問題と合わせ、討論できればと思います。2000.6.6.

 3月にドイツに出張に行った際、ホテルのテレビで、政権参加している緑の党の大会が、終日深夜まで生中継されていました。政権参加や原発運転期間を30年とすることへの評価をめぐる賛成派、反対派双方の迫力ある討論の応酬に、日本とくらべ、まがりなりにも政治的意味空間が機能しているさまを垣間見た気がしました。2000.4.6.

 最近公開された、民族と国境の問題をテーマとした二つの映画、『スペシャリスト』と『シュリ』を見ました。両者は内容、形式ともに、全く異なりますが、いずれも監督が30代で、いわば、1960年代生まれの世代による表現の試みという点では、共通性をもっているともいえます。それから、『スペシャリスト』の監督シヴァンや、『シュリ』の主演キム・ユンジンは、外国で自国を見つめ直すディアスポラで、そういった人々のある意味での醒めた視点が、民族をめぐる政治の問題への、新しい切り口を提供しうるものになるかもしれないと思います。2000.2.25. 

 学生のころ東京都文京区に住んでいたこともあって、あの辺の地域については多少土地勘があります。文京区音羽の事件は、「お受験」問題としてよりも、「専業主婦」問題として議論する方が適切なのではないでしょうか。近代家族と共同体を同時に批判する議論が求められていると思います。1999.12.10. 

 東海村での臨界事故は、戦後日本の「裏マニュアル」社会の問題を顕在化させました。規制や監督を強化するだけで、果たして問題の抜本的な解決につながるのでしょうか。むしろ、オモテとウラ、タテマエとホンネの乖離という、戦後日本社会の構造そのものを問い直す時期にきているのではないでしょうか。そのような視点から、ミシェル・フーコーの晩年の作業(自己への配慮、生存の美学)や、アレントの思想を見直してみることも、無駄ではないような気がしています。1999.10.15.

 秋学期開始直前にこの夏2度目の発熱をしてしまい、家族をはじめ周囲に迷惑をかけてしまいました。特にアレント研のみなさん、すみませんでした。この秋は、保護、依存からの自立と公共性、ということについて継続して考えてみたいと思っています。1999.9.29.

 この夏は、合宿や出張で筑波山からドイツ、仙台とわたりあるき、それぞれに思い出深い日々を過ごすことができました。ただ、疲れがでたのか、夏休み終盤にダウンして寝込んでしまいました。いまは元気ですが、疲れが子どもたちにも伝染してしまったようです。1999.9.14.

 

おしらせ

 『グラフィケーション』132,2004年5月(富士ゼロックス)に、対談:山口定・小玉重夫「市民社会とシティズンシップ教育をめぐって」が掲載されました(同誌119,20022月には、拙稿「教育改革は今…学校は市民を育てられるか」が、同誌107,20002月には、対談:関曠野・小玉重夫「教育改革、まず何から始めるか」が掲載されています。)詳しくは、こちらへ04.6.20.

小玉重夫『シティズンシップの教育思想』白澤社,200311月に刊行されました。(03.12.6.)

 2001年秋から、教員採用試験対策誌の月刊『教職課程』(協同出版)に記事を連載中です(02.4.5.)。(02.8.連載終了)

『現代のエスプリ 406 学校選択を考える』(太田和敬編,至文堂)が、このたび刊行されました。
論文を寄稿し、座談会に参加してますので、関心のある方はご一読下さい。(01.4.12.)

4月1日から、お茶の水女子大学に異動になりました。慶應義塾大学教職課程センター在職中は
ありがとうございました。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。(01.4.10.)

小玉重夫『教育改革と公共性ーボウルズ=ギンタスからハンナ・アレントへ』
東京大学出版会,1999が刊行されました。(99.9.14.