AC/DCについて教えて 〜エピソード編〜

何の役にも立たないエピソード集。


●ギブソンサイトのインタビュー
ちょっと前にSGのアンガスヤングモデルを発売したギブソン。その宣伝サイトにアンガスのインタビューが載ってました。昔、テレキャスターにハムバッカーを追加して、スペアギターとしてアンガスとマルコムで共用してたって話が面白かったです。

●アンガスは紅茶好き
意外なことにアンガスは酒は飲みません。かわりに紅茶が大好き。それからすごいヘビースモーカーだそうです。

●アンガスはもの静か
ステージ上ではハチャメチャに暴れまくるアンガスですが、オフステージでは対照的に無口でもの静か。その落差を目の当たりにしたうじきつよし氏が「いかにも仕事という感じがしてイヤだった」とコメントしてました。

●いつでも普段着?
ワーキングクラスヒーローのAC/DCは、同世代のヘビメタ系バンドにありがちなゴテゴテのステージ衣装は着用しません。GパンにTシャツ。まさに普段着。だからと言って朝着た服そのままでステージに上がるわけではなく、「ステージ用の普段着」にきちんと着替えるらしい。ブライアンはわざわざ穴のあいたGパンに穿きかえるとの噂も。

●唾でたいへん
私は2度目の来日公演(武道館)を体験したのですが、そのときの話しです。日本では人気がなくて豪欧米ではすごい人気、という事情のせいか、客席の外人率がかなり高かった。んでもって、その外人達は何か気に入らないことがあるんだか、それとも習慣(!?)なのか知らないが、武道館のスタンドからアリーナに向かって、めったやたらと唾を吐く。アリーナ席にいた相当数の人が被害をこうむったことでしょう。
p.s. 2001年の来日公演ではグッと日本人比率が高まって、唾吐きも目撃しませんでした。

●意外なところでAC/DC
最近あまり名前を耳にしないコーネリアス(=元フリッパーズギターの小山田圭吾)。ヘビメタをテーマにした1995年のアルバム「69/96」では、ロゴの「/」が稲妻だったり、曲中でボンの声がサンプリングされてたり、小山田くんが角の付いた帽子をかぶってたりしてました。
もっと意外なところではバトラーツやPrideで活躍中のスキンヘッドなプロレスラー、アレクサンダー大塚。彼のプライベートブランドAODC(アレクサンダー大塚ダンスクラブ!)では、AC/DCのロゴをまんまパロった「AO/DC」っていうTシャツを作ってます。これは笑えます。私は買いました。

●民放でAC/DC特番
ずっと昔の話しですが、関東ローカルのテレビ局「テレビ神奈川」の音楽番組でAC/DCのクリップを集めた特番が放映されたことがあります。夢のような話しです。1時間くらいだったかな。内容は全然覚えてないんだけど。当時はヘビメタ、ハードロックが流行ってたのでそういう番組もありだったんでしょう。しかも予算の関係か、何度も何度も再放送してました。だけどたぶん私はビデオデッキをまだ持ってなかったのかな。録画したテープはありません。あぁ、再放送しないかな。伊藤正則さん、何とかTVKと交渉してぇ。
と思ってたら、テレビ神奈川のSony Music AccessでAC/DC特集が放映されました。ありがとー!

●ボーカルがボンでもブライアンでもない
AC/DCが最初にレコーディングしたのは「Can I Sit Next to You Girl」と「Rockin' In The Parlour」の2曲でした。ボーカルはデイブ・エバンス。ギターはもちろんアンガス&マルコム。残り2名がロブ・ベイリー(ベース)とピーター・クラック(ドラムス)。
1974年にオーストラリアとニュージーランドでシングルとして発売されたとの事なので、何とかすれば入手できるのでしょうか。そんなに欲しくもないが。

●マルコムとブラックサバスが喧嘩
1977年、AC/DCがブラックサバスのUKツアーに前座で出演していたときのお話し。当時バリバリ売り出し中だったAC/DCがトリのサバスを完全にくっちゃって(後にオジーは蝙蝠をくっちゃって狂犬病になったが)、両バンドの関係が険悪になり、とうとうマルコムとサバスのベーシスト、ギーザー・バトラーが喧嘩を始め、AC/DCはツアーから離脱しました。
サバス絡みだと、オジー・オズボーンのソロ作に収録されていた「自殺志願(原題はSuicide Solutionだっけか)」が若者に自殺をすすめていると非難されたとき、オジーは「あれはボン・スコットのことを書いた曲だ」みたいな言い訳をしてましたが、ほんまかいな。ボンは自殺じゃないっつーに。
(私は別にブラックサバスが嫌いなわけではありません。むしろ好きなバンドのひとつです。)

●ライブのリハーサルでやった曲
AC/DCが以前に来日したとき(1回目だか2回目だか忘れましたが)、ライブのリハーサルでジョン・リー・フッカーの「Boom Boom」を演奏したそうな。聴いてみたい〜。絶対かっこいいに違いない。

●匿名でメンバー募集広告
Flick of the Switchリリース後、フィルの後任を探すべく、バンドは匿名で音楽誌にドラマー募集広告を出したとか。曰く「Heavy Rock drummer wanted. If you don't hit hard, don't apply(ヘビー・ロック・ドラマー求む。ハード・ヒットしないやつは不可)」。

●マルコムに影武者
続いてはマルコムのネタ。飲み過ぎがたたって1988年のツアーに出られなくなったマルコム。代わりに起用されたのが甥のスティービー・ヤングで、彼はAC/DCの曲を良く知ってる上にルックスもマルコムにそっくりだったため、代役が出てることに誰も気づかなかったそうです。

●スクールボーイ・シュワちゃん
アーノルド・シュワルツェネッガー主演のハリウッド・ムービー「ラストアクション・ヒーロー」に「Big Gun」を提供したAC/DCですが、その「Big Gun」のビデオクリップに、アンガスを真似たスクールボーイ・ファッションでシュワちゃんが出演してるんですと。これは有名な話しなんでしょうね。私は知らなかったので思わずここに載せてしまいました。

●テレビ東京のスポーツニュース
テレビ東京のスポーツニュースのBGMは、ずーっとAC/DCですね。誰かスタッフにファンがいるのでしょうか。

●歌詞にまつわるアレコレ
ダブルミーニング 〜The Jack [High Voltage]〜
この曲、スタジオ盤とライブでの歌詞が全然違います。スタジオ盤では「あたし、ロイヤルストレートフラッシュなんてできたことなーい」などと言ってる素人っぽい、だが実はイカサマ師のおねーちゃんにポーカーで痛い目に会うというオハナシ。これがライブだと「わたし処女なんですー」などと言ってる素人っぽいおねーちゃんに淋病(Jack)をうつされて痛い目に会うというオハナシになります。後者は実話だそうな。
この曲に限らず、AC/DCの曲にはダブルミーニングが多くて、日本人にはなかなか歌詞の魅力を理解しづらいところですが、日本でいうとちょうどRCサクセションの歌詞のセンスを思い浮かべればいいんじゃないかと私は勝手に思っております。「こんな夜にお前に乗れないなんて〜 こんな夜に発車できないなんて〜」

ラップグループ Public Enemy との意外な関係? 〜TNT [High Voltage]〜
「おれは爆薬(TNT)だ、爆弾だ」「あんたの女房や娘はちゃんと家に閉じ込めておきなよ」ってな具合のたわいのない歌なんだけど、リックルービンは、この曲の途中に出てくる "public enemy number 1, understand?" って一節をヒントにして、かのグループを "Public Enemy" と命名したんではないかと。これは私の勝手な推測です。ちなみにいま調べてみたところ Public Enemy のファーストシングルのタイトルは Public Enemy #1 でした。

英語の勉強になったのだろうか 〜Let There Be Rock [Let there be rock]〜
無理に訳すと「そこにロックを」とでもなるんでしょうか。"There is rock"の命令形? 使役っていうんだっけ? 初めてこの歌詞を見たときは、こういう言い方もあるんだと英語の勉強になった気がしましたが、その後、同じ言い方をほかで見たことも聞いたこともありません。
あとこの曲で気になってるのは "There were 50 million fingers, learnin' how to play"(ギターを習ってる5千万本の指)ってとこ、1千万人の片手のことなのか、あるいは500万人の両手のことなのか。どうでもいいけど気になるな。それから1955年にくだんの発言をしたというTchaikovsky(チャイコフスキー?)って誰?

ボンはでぶ専? 〜Whole Lotta Rosie [Let there be rock]〜
上から107、99、142のダイナマイトばでぃ、Rosieちゃんの素晴らしさを切々と訴えるこのうた、ボンによると、ホントにそういうおねーちゃんに迫られたんだとか。
[追加情報]
後日、Rosieちゃんに偶然再会したボンは、彼女の体重が大幅に減っていてがっかりしたそうな。また、彼女は、この曲が自分のことを歌ったものだとちゃんと知っていて、なおかつ、自分のことを誉めている歌だと思ってるそうです。

礼砲21発! 〜For Those About To Rock (We Salute You) [For those about to rock]〜
西部劇で決闘を開始するときに立会人が宣言するきめゼリフ "For those about to die, we salute you" (これから死にゆく者に敬意を表する)をヒントにしたタイトルだそうです。んで salute には礼砲という意味もあるんで大砲をどっかんどっかん撃つと。
[修正情報]
セリフの由来は西部劇ではなく、古代ローマの剣闘士でした。昔のインタビューを読み返してて間違いに気が付きました。すいません。

●幻の来日公演
ボンが健在だった'79年、実は3月に来日公演が予定されていました。しかし、チケットが売れず、あえなく中止に。当時の音楽雑誌に載った告知記事はこちら。前座は子供ばんどの予定されていた。

●マルコムがリードギター
以下の曲で、リードギターを弾いてるのはマルコム、とアンガスがチャットで発言したんだって。
・Soul Stripper
・Show Business
・You ain't got a hold on me
・Can I Sit Next to You Grirl

●ボンとBack In Black kenさんThanx
kenさんから、アルバム「BIB」の製作にボンは関わっていたの? という趣旨のご質問があり、雑誌や海外サイトで調べてみました。
で、その結果、「Have a drink on me」と「Let me put my love into you」のデモでドラムを叩いてることがわかりました(ボンはドラムもできます)。歌のほうは、アルバム用にいくつか歌詞のアイディアを書き溜めてはいたものの、レコーディングには至っていないとのこと。元マネージャによると、ボンはBack In Black用に15曲ぶんの歌詞を用意していたそうです(すべておクラ入り)。

●バグパイプを吹くボン
It's a long way to the top (High Voltage) でバグパイプを吹いているのはボン・スコット。

●映画「マッドマックス」でのセリフ
映画の冒頭、「ナイトライダー」がパトカーを盗み、警察無線で「I'm a rocker, I'm a roller, I'm a right out ot controller」と、AC/DCの「Rocker」 (Dirty Deeds Done Dirt Cheap) の歌詞を叫ぶんだそうです。ビデオ借りてみよう。

●Stiff Upper Lip 4曲が未発表
アルバム「Stiff Upper Lip」に収録されなかった「Cyber Space」という曲が来日記念盤に入ってましたが、そのほかにも4曲レコーディングされていて、まだ発表されてないという魅力的な情報。その曲名は
・Let It Go
・Rave On
・Whistle Blower
・The Cock Crows
いつか何らかの形で世に出るんでしょうか。

●スウェーデン製ボックスセットのお写真
これはエピソードではなく、単なる自慢ですが、スウェーデン製(掲示板でドイツ製と書きましたが間違いでした)のボックスセットを写真に撮りました。お暇なかたはご覧くださいませ。


皆さんの知ってるAC/DCのエピソードを募集します。メールください。(教えていただいたエピソードは、本サイトに掲載させていただくことがあります。というかそれが募集の目的です。)