現在私のLXの中に入っている辞書は、光の辞典の「英和・和英」と「清水新国語辞典」、CD-ROM版の「辞・典・盤97」の中にある「マイペディア97」と「朝日現代用語・知恵蔵1997」です。最近、広辞苑の最新版第5版【電子ブック版】が出ましたのでそれを使って設定を実際にやってみましょう。尚、下記「HP200LXと私」の文中で、”EPWING形式ならDICで使用可能”という内容の記述をしていますが、実際にはそれに加えてこうしたEB(XA)(電子ブック版)辞書のほとんどが同様に使用可能のようです。

で、これまで私が使っていたのは、NIFTYのフォーラムのfeyetoolのライブラリの中にあるDIC023LE.LZH(CD辞書検索 v0.23 DOS汎用版)を解凍して得られるDIC.EXEで、これで辞書を圧縮、検索していましたが、ちょうど最近LXでの辞書検索の話題がFHPPCで再燃し、このソフトをLXによりふさわしくカスタマイズした検索ソフトが登場したので、そっちを使います(使い方は同じ)。

1.NIFTYのFHPPCフォーラムのライブラリより、平野章彦氏作「DICDOS01.LZH」を落としてくる 。

2.解凍して、DICDOS.EXEを取り出しておく。

3.他方、広辞苑【電子ブック版】のCDをパソコンのCDトレイに載せてファイラーで見る

と、小さいながらもパソコン側で通常のデータとして認識するので、その中の
(CD-ROMのドライブをQとする)

Q:¥KOJIEN¥START

を確認する(ファイルサイズは151.4Mbほどあり!)。

4.この辞書をDICDOS.EXEの辞書圧縮機能を使って圧縮する。

DICDOS.EXEのあるドライブをC、CD-ROMのドライブをQとし、圧縮ファイルの作成先をDとすると、

C:¥DICDOS -WD:¥(圧縮ファイル名<拡張子不要>) −fQ:¥KOJIEN¥START

※”−W”や”−f”は大文字小文字の区別があるので注意。

するとファイルサイズが63.3Mb(42%!)にまで小さくなります。これで辞書が準備できました。

5.この辞書で検索ソフトを起動する
(私の場合の設定。圧縮作成された新しいファイルを「KOJIEN5」とする)。

DICDOS.EXE −fKOJIEN5 −c80 −l12 −p

−c80 => 一行の半角での文字数
−l12 => 一画面での表示行数
−p => 上記表示行数で一時停止する(改行で続行)

他にもパラメータはいろいろあり、使い方もさまざまだとは思いますが、とりあえず使えそうかどうかの参考にして頂けると幸いです。詳細は添付のドキュメントファイルをご覧下さい。

※写真内の辞書は「朝日現代用語・知恵蔵1997」です(^^;

コストは?

さて、こうした辞書を導入するとフラッシュメモリーのバージョンアップは必死、63Mb以上増えれば、例えば40Mbの人が110Mbを導入するなら約5万円(5/29現在、若松通商HP調べ)、110Mbから175Mbにする人なら約8万円(同)の出費が必要です(中古下取りしないとして)。また、本体の辞書の定価は8,000円です。
ちなみに本家本元のソニーデータディスクマンは、最近?表示画面が大きく、またより薄くなり、マイペディアをはじめとする”最強辞書7冊を丸ごとパック”で39,800円などと、よく新聞広告に出ています(パック内の広辞苑は第4版?<5/23日経広告>)。結局、辞書の導入のためだけにフラッシュメモリーを買い換えるなら、はっきり言ってLXで辞書を使うのは相当割高になることは間違いありません。しかし、LX一台持ち歩けばなんでもできるアドバンテージというものを嫌というほどよく知っているのもまた、LX使いの悲しい?性なのでしょう、きっと(^^

メモリ増加によるアクセス速度の低下は?

しかしまだ問題があります。フラッシュメモリーを増やすとアクセス速度が遅くなり、PIMのファイラーやFDでアクセスすると、ファイル一覧の表示まで、例えば私の74Mだとまるまる5秒かかります。実際このタイムラグは体感的に限界で、なんとかヤリヤクリクリして容量を増やすことに成功しても、これ以上の待ち時間は許せません。これ以上のタイムラグが発生すると思うと、メモリ増大化も考えてしまいます。
ところが、です。FHPPCの先達の報告によると、メモリー増加に伴うアクセス速度の低下はほとんどないとのことです。”96Mbから220Mbに換えたけどあまり変らなかった”という報告があります。しくみはよく分かりませんが、よかったあるよ(^^;

著作権は?

うっ、これが最後の難関です。
「朝日現代用語・知恵蔵1998」の”使用条件・著作権”には、次のように書いています。

”...ハードディスクをCD−ROMドライブとして使用するソフトなどを利用し、本電子ブックをハードディスクにインストールして使用することは妨げません...使用者本人一人が専用で使用する場合は複数のハードディスクに複写して使用することを認めますが、他の人が使用する可能性がある状況では複数台への複写はお断りします...”
ということで、個人の使用の範囲内の複製ならいいようですね。

広辞苑の方はどうでしょうか。
”この電子ブックに格納されているデータは著作権法によって保護されており、無断で転載・複製することはできません.....この電子ブックの検索結果は、個人的な使用に限って印刷、あるいはフロッピーディスクやハードディスクなどに格納することができます”
知恵蔵とはちょっと表現が違いますが...どうなんでしょう?いずれにせよ、個人の範囲を超えて使用することは絶対にできません。上記のように使うかどうかは、著作権をよく理解して自己責任で判断ということですね。私はというと...フラッシュの空きがないので、どっちにしても見送っています。でも、ボーナスが出たら...ふっ

以上、ご参考ください。

戻る