1.一年ぶりのリベンジ?(2003.1.4.)
昨年のお正月にwww/LXでのつなぎ放題が実現しないまま、あっという間の一年でした。それからこのコーナーはこれまですっかりほったらかしになってしまいましたね(苦笑)。例年よりたっぷり時間がある今回の年末年始休みなのに、そのままほっとくわけには、ということで、本年はPPPKITでの接続環境構築に挑戦しました。
実際、昨年一年はNiftyのフォーラムを見に行くのにこれまでのパソコン通信での接続(無手順接続?)が2重ログインでアクセスできなくなったので(ADSLにしたモデムが常時ONになっているため)、出先からアクセスするのにずいぶんと困ったもんでしたから(出先からPHSで03番号のNiftyカスタマーセンタに掛けて解除してもらうこと数十回!)、いずれにしてもDOSPPP環境を導入してのKTX接続にしなければいけなかったわけなのでした。
ちなみにハード的な環境は、もちろん私の過去の経緯からして、通話型のPHS(KX-HV200)とKX-HA10改を使っての接続となることは言うまでもありません。PPPKITのマニュアルどおりの接続ではないため苦労しましたが、同様の環境のユーザーも少なくないようなので、ご参考いただけたら幸いかと思います。ではお楽しみに....(続く)
2.PPPKIT導入とKX-HA10改でバッテリー持ちも電話代もノンストレス通信(もしや究極の・・!)(2003.1.13.)
PPPKITとはNiftyのFHPPCファーラムで公開されたHP200LXでのパケット通信環境です。これを導入して稼動させれば、これまでパソコン通信(無手順方式?)でやっていたKTXやTCP/IP接続で利用していたHV/LXやPOST/LXを、パケット方式の接続によって使うことが出来ます。パケット接続できることのメリットは、DDIポケットのつなぎ放題やパケコミネット(H14.12.1.)が利用できるので、通信時に少々処理速度が遅くても通信料がストレスにならない、ということです(またパソコン通信でのKTXは、自宅などで利用しているADSLモデムの電源をいちいち切らないと、LXで外からアクセスした時”二重ログインです”と怒られてアクセス不能になってしまいます)。
もちろん、それだけだと普通はLXのバッテリーの持ちの問題がありますが、これはKX-HA10改ユーザーの私は解決済み(^^/
では、私の導入経験から同じようなユーザーの方のために下記に導入方法を述べたいと思います。ただし、わたしのレベルもあって、初級者向けの導入マニュアルとなります。”内容をきちんと理解しながらやりたい””応用のきく使い方をしたい”という方には物足りないだけでなく、個所によっては邪道?なことや大きなお世話?を書いてしまうかもしれませんが(^^;あらかじめご承知おきくださいm(_ _)m
スタンダードな導入方法を知りたいという方には、以下のページがおすすめです。私も参考にさせて頂きました。sugadentさんありがとうございました。KX-HA10改でなく、通信カード利用ならそのままサクッといけるかもしれませんね。
sugadentさんの「PPPKITで快適通信生活」
☆初級者向け★ PPPKITの導入 for KX-HA10改ユーザー
- PPPKITを手に入れる
⇒ NiftyのFHPPCライブラリー7番、#1112
- マニュアルを取り出す
⇒ PPPKIT.TXTに先に目を通した後、PPPKIT1(1がついてる).TXTがメインの導入マニュアルとなりますので、このマニュアルとPPPNEED.TXTは印刷しておいたほうがいいです。
- 必要なツールをかき集める
⇒ PPPNEED.TXTに従って、必要なプログラムを収集します。導入に”必須”のものもあれば、”必要に応じて””お好みで”というカテゴリーもあります。初級者としては必須だけでいいでしょう。ちなみに上述のsugadentさんの関連ページが大変役に立ちます。
- POP3,SMTPは、hmsmさんの「Hmsm Web Pageへようこそ」の「DOSソフトダウンロード 」から最新版を入手してください。
POP3.EXEはV.130以降、SMTP.EXEはV.080以降で「パナ-H" COM1ケーブル接続(KX-HV200+KX-HA10)での安定化」が認められたとありますので必ずこちらを入手のことです。
- Webから入手するもののうち、以下のものについてはマニュアルのリンクが切れています(H15.1.13.現在)。
- 「VECTOR」のトップページから[MS-DOS]のコーナーに行くには、下の「ソフトを探す」内の「Softライブラリから探す」>「■その他のプラットフォーム」>「すぺてのOS」をクリックすると[MS-DOS]へのリンクが見えてきます。
- マニュアル「PPPKIT(V.024)説明書2001-05-21」に従って導入する
⇒ 余計なお世話も少々
- 2.1・・・”C:\INET”は書き換えない方が無難です(^^/
- 2.2(1)・・・”%path%”とそのまま記入する必要はありません。
- 2.2(2)・・・同上
- 2.3・・・KX-HV10改ユーザーには関係ありません。
- 2.4・・・%PPPINET%はC:\INETのままにしているので(上記2.1)、%PPPINET%が出てきたら常にこのフォルダだと思い出してください。ただしあまり出てこない%PPPNET%とは間違わないように。
★☆さて、ここから本番!★☆
- 3.1・・・pppsys.cfgの変更箇所は以下のとおり
[PppdrcCfgModemPAP]
_PPPCOM_
_PPPSPEED_
pktvec 0x62
local ←"modem"から変更します
crtscts
asyncmap 0
connect "chat -f chat.scr"
user _PPPUSER_
passwd #PASSWORD#
.
・・・・・・(しばらく下へいきます)・・・・・・
[ChatScrPHSPAP]
ABORT ERROR ABORT BUSY ABORT 'NO DIALTONE'
ABORT 'NO CARRIER' ABORT RING
REPORT CONNECT
TIMEOUT 10
'' ATZ
⇒ "OK AT&F&WQ0E1V1%C2#SB1" ⇒ これをはずさないとダメでした
OK _PPPTEL_
TIMEOUT 90
CONNECT
.
- 3.2・・・pppuser.cfgの変更箇所は以下のとおり。ただし、新規で[PHS-COM1-PAP]を作成するのではなく、[PHS-COM2-PAP]を変更した方が無難です。新規で作るとPPPKITでは以降の処理の流れをたどるのが大変(--;;だからです。とりあえずは楽にサクッといきましょう。
[PHS-COM1-PAP] ←[PHS-COM2-PAP]から変更します
@echo off
rem PHS用
rem
rem PPP認証用ユーザ名
set PPPUSER=SNC11539 ←"hoge"から変更(私の場合)
rem PPP認証用パスワード
rem (setpinet.comはsetpwd.comをコピー後、
rem コマンドプロンプトで'setpiner.com パスワード'としてパスワードをセット)
set PPPPASSWD=setpinet.com ←今は触らなくていいです
rem PPP接続先電話番号
set PPPTEL=ATDT0570570620#61 ←"hogehoge"から変更、これはNIFTYでのDDIポケット32Kつなぎ放題/パケコミネットです
rem DNSサーバIPアドレス
set PPPDNS1=202.248.37.74 ←"hoge.hoge.hoge.hoge"から変更(同上)
set PPPDNS2=202.248.20.133 ←"0.0.0.0"から変更、変更しなくていけるかも...(同上)
rem 'com1'または'com2'(必ず小文字)
set PPPCOM=com1 ←"com2"から変更します。忘・れ・ず・に!!
rem 通信速度
set PPPSPEED=57600 ←触らなくていいです。
rem ディフォルトのTELNET,FTPサーバ名(使用しないなら修正不要) ←私は使っていないので以下省略
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
- 3.3・・・上記3.2で設定しなかったパスワードを、setup1.batの実行により暗号化しながら設定します。必ずPPPKITの[Dos]から、マニュアルに従って実行してください。生Dosからは実行できません。
- 4.1-2,5.1-2・・・よく読みましょう(^^
- 6.*・・・最後にメニューの設定でハマらないようにしましょう。
◎ppp1.batを変更する
これまでの設定ではメニューそのものを変更しないといけない個所はありませんが、上記3.2で、[PHS-COM2-PAP] ⇒[PHS-COM1-PAP]へ変更したので、ここだけ関連個所を変えないといけません。
(ppp1.bat)
---------------------------------------------------------------------------------
・・・
:L101
Rem Internet : PHS(COM1) ←"(COM2)"から変更(remですが...)
call pppon.bat PHS-COM1-PAP ←"PHS-COM2-PAP"から変更
goto LBATCH
・・・
---------------------------------------------------------------------------------
メニューの設定でハマッたところ
メニューへの追加、変更、削除で修正が必要なファイルはppp.lxbだけではなく、ppp1.batも変更しないといけません。ファイルの内容を見ると名前で指定するのではなく、順番で指定することになっています。ちなみに、ここで私がハマッたところがあって、ppp1.batの中に" - "というのがあるのですが、単にメニューとメニューを区切るだけの記号と考えていましたが、これも順番を一つ確保していますので注意が必要です。つまり、
(ppp.lxb)
---------------------------------------------------------------------------------
・・・
PullDownItem 8 &chat - &html
・・・
---------------------------------------------------------------------------------
とあるとすれば、
&chat は ppp1.batファイルではL801
- は ppp1.batファイルではL802
&html は ppp1.batファイルではL803
と指定することになり、&htmlがL802ではないことに注意してください。
- これでPPP.BATをシスマネにmaxdos経由で登録して起動し、[Internet]⇒[PHS-COM1]と実施すれば、KX-HV10改でのPPPKITによるパケット接続が立ち上がるはずです
⇒ KX-HV10改ケーブルの接続はもちろん忘れずに(^^;また、PHS側の「9その他96データ通信設定」でデータ通信ケーブルが57600bpsになっているのを確認しておきましょう。
- TCPKTX導入のTIPS
⇒ tcpktxはNiftyのFHPPCデータライブラリ7番#1060にあります)
- TCPKTX.BATを作成してC:\INETにおき、PPPKITのメニューに登録します(登録上の注意は上記参照)。TCPKTXのマニュアルで"tcpktx -ping hoge.hogehoge.or.jp 23 ktx.exe -NM01"のくだりは、このbatファイルのなかで実行することになります(こんなところでハマるのは私だけ?)。また、ktx.exeやktx.cfg、ktx.netはコピーしてTCPKTX専用で準備した方が分かりやすいと思います(c:\inet\tcpktxフォルダに置くなど)。
- "-NM01"の数字ですが「ネットデータは0から数える」の記述に注意しましょう。ネットデータで一番上のアクセスポイントは-NM00となります。ここを間違えると、せっかくネットデータを設定していてもオートログインしません。
- Niftyのサーバですが、"r2.nifty.ne.jp"の他、"hrt.nifty.ne.jp"や"hrt2.nifty.ne.jp"などがありますが、”二重ログイン”表示が出る場合があるので、その時にはサーバ名を変更した方がいいでしょう。ちなみに私は"hrt2.nifty.ne.jp"を使っています。ただし状況によって変化があるかもしれません。
- www/LX導入のTIPS
- 上記sugadentさんの「Webサイトの閲覧」のページが大変参考になります。
下記は初級者向けの補足です。
- ppp1.batのRemを外してください。
ppp1.bat
------------------------------------------------------------------------
・・・
:L606
rem call wwwi.bat ⇒ この状態から"rem"をはずす
goto LMENU
・・・
------------------------------------------------------------------------
- wwwi.batで注意が必要なところ
wwwi.bat
------------------------------------------------------------------------
・・・
%PPPINET%\www\www -d PktDrvInet "!%PPPINET%\www\hv.exe" ←"l(エル)net"ではありませんので注意、これは大文字のI(アイ)です。私ハマりました(;_;)
・・・
------------------------------------------------------------------------
- www.cfgで変更が必要なところ
www.cfg
------------------------------------------------------------------------
・・・
[PktDrvInet]
; need %MYIP%(my IP) and %REMIP%(gateway IP)
Ether=1
Port=1 ←"2"から変更(com1なので)
DNS_IP=202.248.37.74 ←hoge.hoge.hoge.hogeから変更(※上記つなぎ放題の設定)
;DNS2_IP=000.000.000.000
;HTTP_Proxy=hoge.hogehoge.com:8080
・・・
------------------------------------------------------------------------
◎POST/LXも同様に導入することが出来るはず...ですが、私の環境ではメモリ不足で立ち上がりませんでした。残念です。
- Bobcat導入のTIPS
「PPPKIT(V.024)説明書2001-05-21」の「12.Tips for いろいろ」にあるように、wattcp.cfgがlynx.exeと同一フォルダにないと動作しないようです。c:\inet内に作成されているwattcp.cfgをコピーして持っていきましょう。
以上、これでPPPKIT環境でTCPKTX、HV、Bobcatが稼動するはずです。しかしここまで来ておきながら、MV.EXMやHMM.EXMを使用
してのメールの読み書きがまだ出来ていません(特にメール書きがしたい!)。今後不明個所を整理してNiftyFHPPCフォーラムの力添えを頂きながら、なんとか導入したいものです(以上です、Eguyanさんどうもご苦労様でした)。