外出時
基本的にNTTドコモのPHS、Mobile Card P-inを使用しています。PHSカードなので接続も簡単、外見も自然で、究極の
スマートモバイルを実現しています。本当は差しっぱなしで使いたかったのですが、通信ソフトを立ち上げなくても電流が供給されてしまうようで、止むなく通信の都度小物ケースから引っぱり出して差し込んでいます。でも新幹線のみならず、在来線でも立ったまま通信できるほどの”さりげなさ”は、これに勝るものなしです。
しかし、このカードをLXに差し込んでイヤホン繋いでも通話できませんので(出来てもしませんが)、結局通話用の端末が別途必要になるのが最大のデメリットで仕方のないところです。そこで使っているのがDDIのH”、かねてより持っていた携帯電話は通話料金が高い上に(デリケートな?私には)電磁波が強くて、そこに辟易していた私には格好のシロモノでした。実はH”でないPHS端末を、既に一度予約していたのを取り消しての根性の入手でした(販売店さん、ご免なさい)。PHSを二つも?というもう一つの人格からの牽制?はありましたが、どうしても通話用が別途必要とあらば止む無しです。
しかしこれがほんと、なかなか良くて受信エリアが広い、本当に切れない、メール受信も1000文字までOKということで、P-inとはまた別のよきパートナー、ウルトラセブンでいえば、2匹目のカプセル怪獣といったところでしょうか。この端末では私の生活圏に関する限り通話範囲が地上では携帯電話なみに広く、さらに地下鉄もOKなわけで、メールをほとんどタイムリーに通知します(DDIは未受信時の再通知機能もあり)。また、メール内容も1000文字の余裕があれば、ほとんど全てのメールの全文をその場で確認できますから、返信の必要度、緊急度をすぐ判断できます。返信ももちろんすぐ出来ますが、さすがにテンキーをコギャルなみに早くは打てないので送信のメインには使えません。それでも”YES、NO”や、”あらためてメールします”などすぐ送るには充分なわけです。本格的な文章をやりとりする必要のない若者の層や、すっかり”炎の携帯タイパー”になった層にはこれで充分なのがよく納得できます。
それとやはり、P-inがエリア外の時のフォローが助かります。当初そのつもりは全然なくて、データカードまで入手しようなどとは思っていませんでしたが、LXでは十分な32Kカードを中古で4000円程で置いてあるのを見つけて、つい入手してしまいました。でもこれまでP-inで通じなかった、行きつけの居酒屋や焼鳥屋で通信可能になったことは絶大なる成果というべきでしょう(^^)

在宅時
メールが複数の端末に分散するのを防ぐため、やはり出来るだけLXを使っています。家ではISDNを導入していますが、私の使っているNECのTA、AtermIT65EXは、RS232C端子からLXのシリアルへ繋いで、32KでのPIAFS通信が出来ます。PIAFSのアクセスポイントの番号の後ろに"PF"をつければOK、アナログポートに繋ぐ14400bpsのモデムを別途準備する必要もなく、しかもPHSのPIAFSより安定している分だけ明らかに若干早く、通話料も安くPIAFSを実現できています。LANの分からない私には、室内での最も恵まれた通信環境の一つだと思います。
通信環境の今後について
自宅でTAのPIAFSで繋ぐとき、シリアルケーブルを差し込むだけでいいのがあまりにも楽なので、モバイル環境でもカードを抜き差ししないで通信できないかと思っています。実際カードの抜き差しには、電源のon、offの都度3秒程度待つ必要があり、取り出したカードの収納の煩雑さと合わせて結構手間で、"思考スピード"で取り扱うにはまだまだほど遠いのです。欲望には限りがありません。
確か以前のPALDIOで、それが可能な端末があると聞いたことがありますが、H”が登場した今となっては、ドコモの旧PHSを正直通話に使う気はしません。H”端末とシリアル接続でPIAFS通信できれば契約はこれ一台でよく、ケーブル1本引っぱり出してLXと即座に通信出来るのですが、時代の流れからしてRS232Cを使うのはまあ無理でしょう(USB接続のケーブルはあるのですが...)。
むしろ、これからの流れは文字入力のしやすさを考えた電話機型端末(高効率の漢字変換機能や外づけキーボード)の方向と、ドコモのエクシーレ(さらに来年登場のドコモも相乗りするシンビアン陣営のメール端末など)のような通信機能一体の非電話機型情報端末の2つの方向に発展して、いずれも端末単体でデータ通信が完結する仕様となるのでしょう。しかしその2つの方向も、どんな製品になるかは想像がつきませんが、いずれ一つに収束していくかもしれません。どちらにしてもLXのハードではいかんともしがたい世界です。まあポテンシャル目一杯発揮してこんな理想ギリギリのモバイル環境まで導いてくれたのですから、LXにはこれ以上無茶を言ってはいけませんね。