映画館についての雑談です。

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 北野劇場

北野劇場がなくなってしまった! それが第一の印象だった。
2002年11月23日ナビオの映画館は改装され、2館追加して7館のシネコンになったと同時に老舗の名を捨ててしまった。
 私にとっての北野劇場はナビオの北野劇場。1980年10月24日にナビオ阪急の8階に新しくオープンした。こけら落としの「レイズ・ザ・タイタニック」は指定席を早くに買って見に行った。正月映画の先行上映で1週間だけ、その後「テス」が上映され、当時のパンフレットは両作品とも開館記念の金箔印が押されている。
 ナビオの北野劇場の前の北野劇場では「大陸横断超特急」「人間の証明」を観た。
 北野劇場は東宝系にかかる大作映画を中心に上映してきた。これは映画館としての格付けが自他共に認められたものだった。だから時々中途半端なコメディや、小さな作品を上映するとなんか居心地悪い気がした。逆にそのつもりで映画館を選んで見に行くのだから、期待はずれな事をされたときは私は大いに怒った。そのいい例が「スター・ウォーズエピソード1」の時。先行上映が北野劇場と名を打っていながら行ってみると、スカラ座と梅田劇場で上映とのこと。バカにするなといいたい。というか従業員に言った。「どちらも音響システムは北野と同じですから」との回答には閉口した。確かに「サラウンドEX」はこの機会に導入されていたが、スクリーンサイズも、席の位置からの見え方も違うのがわかないか、知らないのだろう。もしかするとこの従業員は自分の劇場で映画を観たことがないかだ(これはあり得る話で、彼等は映画会社の試写室で観るから仕事場である自分映画館で客として映画を観ていない。だからどんな風に見えるか知らないのだ。私の勝手な推測ですが)結局この時はスカラ座で観た。ナビオはこのころからシネコン的な営業方針を取っており、梅田の映画館地図が変わった(ブルグ7の登場)と同時に変わらざるを得なかったということだろう。
 シネコンに変わったため期待の映画を好きな映画館で観ることができなくなってしまった。例えば「レッド・ドラゴン」の上映スタート時、シアター1と7で上映し客数をこなそうとする。しかしこの映画館の差は酷い。しかも同料金とは。観れたらいい客はいいかもしれないが・・・。「ネメシスSTX」はヒットしなかった、多分公開当時はシアター1で組まれていたのではないか、しかし私が駆けつけた時にはシアター6に落ちていた。昔ならガラガラに空いた北野劇場で、しかしその映画に相応しいスクリーンで観れたはず。惜しい。当日シアター1で上映されていたのは「クレヨンしんちゃん」とは、しんちゃんも北野劇場にかけられるとは、格が上がったものである。
 地方のシネコンが都市部にやって来て、従来の映画館はその上映・顧客誘導等のシステムを変えなければいけなくなってなってしまった。その悲劇と言えよう。
 新しくなった北野劇場=シアター1で「マイノリティ・リポート」を観た。座席数が少々カットされて後方の座席の位置が高く見やすく変えられている。空洞の床の上を歩く音が安もん臭い映画館・ホールの様で気に入らない。スクリーンは昔のままと言うが少々小さく思えた。唯一自分の席を選べる事が良いところか。
 私のホームグラウンド(シアター)ではなくなってしまった。 さらば北野劇場。 2002年冬記(040826) 


 TOHOシネマズ高槻

この映画館はいい。本当に良い映画館である。何がいいかというと、ワーナーマイカルの欠点を克服している所。そう、日本で一番最初に出来たシネコンは欠点をそのままにしている。私は再三警告、改善を求め、電話までしたが改善が見られなかったので愛想がつきてしまった。
 ワーナーマイカルの一番大きな欠点チケットを購入するとき、座る席をハッキリ示してくれない。「TOHOシネマズ高槻」は劇場のどのあたりが見やすいか教えてくれるし、空いている時に詰め込みはしない。空いていれば他の客がいない席を案内してくれるし、目線の高さの席はここと示してくれる。ここまでサービス良く席を案内してくれる映画館はない。カウンターもお姉さんと話しやすい。非常に気持ちよく席を選び、チケットを買うことが出来る。
 ここの1回目の上映は9時20分ごろと早い。だから子どもを保育所に預けてすぐに行けば午前中に1本観ることができる。
 会員になったからと言って割引は少ないが、会員特典が充実している。会員は火曜日は1,300円だし、6回観れば7回目は無料。映画の上映時間(分)がポイントとなり800ポイントから交換出来るのがうれしい。ネットでポイント確認ができるが、鑑賞記録も確認できる。会員・非会員共通だが、割引については8月31日まではICOCAカードで300円引きと言うのがあった。今ならチラシの割引券や映画の日の1,000円などを駆使すれば結構安く観ることができる。
 映画館そのものについては椅子もスクリーンも申し分なし(スクリーンはどこも良くなったが、最近梅田ピカデリー2に入って発色の悪さにびっくり! 新しくスタートしたなら、もう少し気を使って欲しい)。小さい劇場に入っても結構広くゆっくりと観ることが出来る。椅子の高さがちょうど私のサイズにあっているようで気分がいい。音響は多分最高のものだろう。好みが少々違うのはしかたがない。実は三番街シネマ1の音響が自分では一番いいと思っている。好みの問題です。
 難を言えば駐車料金が安くならない。1時間だけ無料では割高になってしまう点。
 まあほぼ100点に近い映画館です、ここは。

2004年9月記


 紹介の映画館とよく利用する映画館です

 NAVIO TOHO PLEX
大阪の中心にあるシネコン。まあ有名ですね。
いわゆるナビオにあります。
 TOHOシネマズ高槻
地方都市にある映画館のほうが結構見やすかったりする典型。
2003年2月開館。JR高槻駅から徒歩1分。
 109シネマズ箕面
こちらも地方都市にある映画館ですが、交通機関が少々不便。
カルフールに隣接しているがいつも空いています。
千里中央駅からバスで10分。
 ワーナー・マイカルシネマズ茨木
日本に最初に上陸したシネコン。設備は結構いいが、
後発のシネコンはこれを手本にもっと良くなっている気がします。
JR茨木駅から徒歩10分。少々遠い気がします。
 シネマルート170
高槻駅前と170号線の枚方大橋前にある。
映画館そのものは水準だが、企画が面白い。
少々遅れての上映もあるので追っかけに利用できる時有り。


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