広重のある風景その3
 16.7.2更新

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 江戸名所之内永代橋佃沖漁舟11

  広重の描いた浮世絵に江戸名所之内「永代橋佃沖漁舟」がある。
 月の輝く夜の永代橋と佃島、沖合いに白魚漁の漁火が明滅する風景である。

 現代の風景は、漁火が明滅する佃島にはリバシティ21の高層マンション群が立ち並び、それらが永代橋の背景を形づくっている。
 イメージとしてはよく似た風景となっている。

 この風景は、隅田大橋と永代橋の中間地点の隅田川遊歩道から眺めたものである。

 16.5.29撮影


 名所江戸百景王子稲荷の社12

  広重の名所江戸百景に「王子稲荷の社」がある。 
王子稲荷は、関八州の稲荷総社の格式を持ち、江戸時代より庶民に親しまれていた。
  毎年2月の午の日に開かれる凧市は、たびたび大火にみまわれた江戸庶民たちが 「凧は風を切る」として火事除けの縁起をかつぎ、今なおその日には沢山の参拝客で賑わう。
  境内には、「狐の穴跡」があり、落語「王子の狐」の舞台にもなっている。
  JR王子駅から約10分の高台にある。

 16.3.16撮影


 東都名所「墨田堤花見之図」13

  隅田川沿いにある墨田堤は、上野や飛鳥山とともに花見の場所として江戸時代から親しまれ、江戸の浮世絵師たちがこぞって浮世絵にしていた場所である。
  広重の東都名所「墨田堤之図」も墨田堤の花見の風景である。

  墨田堤は、東京メトロ銀座線浅草駅を出てすぐのところにある。

現在の風景は、隅田川の台東区側の川岸から言問橋を望んだところである。

  花見の場所としては、言問橋を過ぎた桜橋付近が一番。

 12.4.8撮影
 


 名所江戸百景外桜田弁慶堀糀町14

 広重の名所江戸百景「外桜田弁慶堀糀町」を訪ねて三宅坂桜田門付近に行った。

広重の絵は桜田門付近から半蔵門方面を望んだ風景で、前方左側の赤い門のある屋敷は井伊掃部頭の上屋敷、その隣は三宅備前守の上屋敷である。

 現在の風景も同様の場所国会議事堂前信号あたりからの眺望で近くに柳の井戸跡がある。
 前方左桜田濠沿いの木立越し、広重の絵でいえば三宅備前守の上屋敷あたりに最高裁判所が見える。 
 
 16.6.26撮影


 名所江戸百景井の頭の池弁天の社15

 広重の名所江戸百景「井の頭の池弁天の社」を訪ねて井の頭公園にある井の頭池に出かけた。
井の頭池は涸れることのない豊かな湧水で知られ、徳川家康は江戸城内の飲料水として、井の頭池から流れ出す神田川を改修して神田上水とすることを命じた。
神田上水は江戸市中にも給水され,井の頭池は行楽に好適の景勝地として名所にもなっていた。

 JR吉祥寺駅から徒歩10分。現在も井の頭公園は、東京都民の行楽の地として親しまれている。
 特に春の桜の頃と、秋の紅葉の頃がいい。

  16.3.8撮影


 



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