北海道・東北の純米酒 
Hokkaido,Touhoku

「北の酒」の特徴としては、スッキリ感があげられるようです。
北の旨いもんをつまみながら、召し上がれ。





純米

純米吟醸

純米大吟醸
特におすすめの酒を、うっすらとアイコンで表示しています。


■ 北海道 ■
名称 製造元 つまみ話
これは覚えておこう! 男山
OTOKOYAMA
男山(株)
旭川市
大雪山系の清水が、敷地内にある「男山酒造り資料館」を訪れる
ゲストに大評判。世界酒類コンクールで14年連続金賞受賞の
「純米大吟醸」、蔵独自の酵母を使った「生もと純米」、
低濃度の純米冷用原酒「御免酒」、元禄時代の製法を再現した
「復古酒」などがある。蔵近くの霜降山の別名が男山という。
北の誉
KITANO
HOMARE
北の誉酒造(株)
札幌市
本社は札幌市だが、製造は創業(1890年)地の小樽。
勝納川の雪解けの伏流水を仕込水に、「北国の誉れ高き酒」への
願いを込めて、命名されている。見学施設「酒泉館」を併設。
純米吟醸「雪咲」、純米原酒「生一本」。
北の錦
KITANO
NISHIKI
小林酒造(株)
夕張郡栗山町
道内最古の創業を誇る、威風堂々としたレンガ造りの蔵。
海中から採取した海洋酵母を用いた特別純米酒「汐音」。
映画・鉄道員(ぽっぽや)にも、晩酌で登場。
国稀
KUNIMARE
丸一本間(名)
増毛郡増毛町
日本海側を走るJR留萌線の終着駅、増毛町にある、日本最北の
酒蔵。明治15年創業以来、企業合同等をしていない単独の蔵として、道内きっての歴史を持っている。特別純米酒。
国士無双
KOKUSHI
MUSOU
高砂酒造(株)
旭川市
屋外の半球型雪氷室(アイスドーム)での大吟醸上槽や、
大雪山中での雪中熟成など、北海道ならではの酒造りが有名。
特別純米酒「烈」。
千歳鶴
CHITOSETURU
日本清酒(株)
札幌市
北海道らしいさっぱりとした端麗な飲み口は、越後でも屈指の杜氏・
津村杜氏の技。純米吟醸酒「柴田與次右衛門」は、
合併前の柴田酒造店創業者の名前をとっている。純米酒「粋麗」。

■ 東北 ■
名称 製造元 つまみ話
青   森
これは覚えておこう! 田酒
DENSYU
(株)西田酒造店
青森市
米の原点「田」の字を冠した純米酒「田酒」を発表したのが
昭和49年、以来評判を呼び、入手困難になるほどの抜群の人気。
また平成3年からは、青森の酒造米・古城錦の復活に着手し、
純米吟醸「古城乃錦」を、青森市内のみで限定販売している。
じょっぱり
JOPPARI
六花酒造(株)
弘前市
昭和47年に弘前市内の3社が合併して発足。津軽弁で頑固者の
意味を示した辛口の酒。生粋の津軽地酒を目指す強い信念が
伝わってくる。純米吟醸酒、純米酒がある。
駒泉
KOMAIZUMI
盛田庄兵衛酒造店
上北郡七戸町
生産量800石程度の小さな蔵ながら、銘醸蔵と評判。先祖が
近江商人であったことから滋賀県産の原料米「玉栄」「吟おうみ」を
使った純米大吟醸「真心(黒ラベル)」、山廃純米吟醸「燗」。
また、風土性を重視し、八甲田山麓・作田地区産の有機米を使って
の純米酒「作田」など、ユニークな酒造りをしている。
南部史
NANBUSHI
八戸酒類(株)
八鶴工場

八戸市
T.S.O.C.認定の山廃純米酒「南部史」。
平成6年に就任した中田杜氏は、南部杜氏自醸酒鑑評会で
主席を務める名人。
陸奥男山
MUTU
OTOKOYAMA
八戸酒類(株)
男山工場

八戸市
八戸漁港にほど近い、市の「まちの景観功労賞」にも選ばれた
風情あるレンガ造りの酒蔵。ほっそりとした線が基調の純米酒。

秋   田
天の戸
AMANOTO
浅舞酒造(株)
平鹿郡平鹿町
18軒の農家で構成する「JA平鹿酒米研究会」で造られた地元米を
全量使用。全国鑑評会で5年連続金賞を獲得する、
生粋の秋田の地酒。古歌「天の戸は静かに明けて…」から命名。
純米酒「天の戸美稲(うましね)」。
刈穂
KARIHO
刈穂酒造(株)
仙北郡神岡町
同県酒「出羽鶴」とは経営を同じくする兄弟蔵だが、県内きっての
軟水を使って、特定銘柄酒を中心に造る蔵になっている。
山廃純米酒として「超辛口」と「燗あがり」の2つをもつ。
平成9年には、大正5年の創業当時の文献をもとに、
純米吟醸酒「大正復刻酒」を発表している。
天壽
TENJU
天寿酒造(株)
由利郡矢島町
名称柄、敬老の日や長寿を祝うギフトにも好評の天壽。
鳥海山麓に位置し子吉川のもと良質の米の産地でもあり、
蔵人を含む地元の農家を組織し「天壽酒米研究会」を設立。
純米吟醸「ふりかえれば鳥海」、純米酒「雪の詩」など。
秀よし
HIDEYOSHI
(名)鈴木酒造店
仙北郡中仙町
元禄2(1689)年創業。宝歴年間に「初あらし」を発表し、嘉永3年
には秋田佐竹藩の御用酒となる。それまでの御用酒「清正」より
勝る、ということで藩は「ひでよし」の名を与えたという。
飛良泉
HIRAIZUMI
(株)飛良泉本舗
由利郡仁賀保町
1487年室町時代の創業で、全国でも有数の老舗。
廻船問屋だった「泉屋」の酒は、地元・平沢の酒・「平沢の泉」と呼ばれ、純米を主体とした酒造りをしている。山廃純米酒「長亨」など。
まんさくの花
MANSAKU
NOHANA
(株)新日の丸工場
平鹿郡十文字町
昭和55年、当地を舞台としたNHKの連続ドラマ「まんさくの花」に
準えて命名された特定銘柄酒。特別純米、山廃純米吟醸の他に、
低アルコールの純米吟醸「紅まんさく」もある。

岩   手
あさ開
ASABIRAKI
(株)あさ開
盛岡市
T.S.O.C.岩手の認定酒・特別純米「生もと(酉元)」や、純米吟醸
「夢灯り」などを生み出す白亜の仕込蔵は、盛岡市都市景観賞を
受賞。蔵の一角には「地酒物産館」が設置され、ガイド付の見学
コースもある。出荷量は県下1位を誇る。
遠野物語
TOHNO
MONOGATARI
荻野酒造(株)
遠野市
花巻の停車場にて汽車を下り…民話「遠野物語」の故郷で造られる
遠野物語・純米酒。この地に100年の歴史をもつ蔵は、
「地元の人に愛されていることが酒造りの第一義」という。
月の輪
TUKINOWA
月の輪酒造店
紫波郡紫波町
純米酒でも、コストパフォーマンスにすぐれ、気軽に楽しめる。
若々しい爽やかな香りが特徴で、東北の中でも注目株。冷やでも、
燗でも、お好みで。
南部美人
NANBUBIJIN
久慈酒造(名)
ニ戸市
南部杜氏の故郷の酒。美山錦、トヨニシキなどの地米を使っての
「東北酒」らしさ、繊細にしてふくよかな南部流の原点。純米吟醸、
純米酒「吟ぎんが」の他、「全麹純米酒」なんてのもある。
浜千鳥
HAMACHIDORI
(株)釜石酒造商会
釜石市
製鉄の町として栄えた釜石唯一の酒。浜千鳥には純米大吟醸と、
純米吟醸がある。また、1990年から、釜石鉱山跡に湧き出している
仙人秘水を使った「仙人郷(せんにんきょう)」も展開。

宮   城
これは覚えておこう! 一ノ蔵
ICHINOKURA
(株)一ノ蔵
志田郡松山町
昭和52年に発売した「無鑑査本醸造辛口」は、級別廃止の端緒と
なり、地酒ブームを生み出すきっかけともなった人気銘柄。
純米大吟醸「松山天」、無鑑査純米酒「辛口」、純米酒「山廃生一本」、また、低アルコール純米酒「ひめぜん」も人気。
浦霞
URAKASUMI
(株)佐浦
塩釜市
「塩釜の浦の松風霞むなり八十島かけて春や立つらん」源実朝の
詠んだ歌にちなんで命名された。南部一の名人杜氏・平野佐五郎氏の技が今も受け継がれている。
純米吟醸「浦霞禅」はベストセラーといえる人気酒。
栗駒山
KURIKOMA
YAMA
千田酒造(株)
栗原郡栗駒町
栗駒山の雪解け水を使っている「栗駒山」。
飯米・ひとめぼれを使った純米吟醸と、酒造好適米・蔵の華を使った純米吟醸、さらに飯米・ササニシキを使った特別純米酒がある。
乾坤一
KENKONICHI
大沼酒造店
柴田郡村田
飯米・ササニシキで造られた特別純米酒。
口に含むと米そのものの旨みが一番に伝わる、飯米ならではの味わいを、ぬる燗くらいで楽しもう。
醉舞
YOIMAI
(株)浅勘酒造店
古川市
古川市は、飯米で有名な「ササニシキ」発祥の地。蔵の周囲は
すべて田園、全量が特定名称酒というこだわり。純米吟醸には
かつての1級2級に代えて「シルバー」「ゴールド」がある。

山   形
くどき上手
KUDOKIJOUZU
亀の井酒造(株)
東田川郡羽黒町
長年地元では「亀の井」の銘柄で知られた蔵が、1984年純米吟醸
「くどき上手」を発表。以来、ネーミングも手伝って全国的な人気銘柄となった。純米大吟醸、純米吟醸。
これは覚えておこう! 十四代
JUYONDAI
高木酒造(株)
村山市
1993年彗星の如く現れ、今や押しも押されぬ超人気銘柄だ。
若き15代目・高木顕統氏が造り出した「芳醇旨口」という新しいタイプの酒の誕生は、多くの若き杜氏たちのチャレンジ精神を、大いに奮いたたせているようだ。
純米大吟醸「特吟愛山」、純米吟醸「山田錦」。入手困難!
出羽桜
DEWAZAKURA
出羽桜酒造(株)
天童市
地元の人や天童温泉に訪れた観光客に、気軽に高品質の酒を楽しんでもらいたいと、1995年に登場した好適米・出羽燦々を意欲的に使用。純米吟醸「出羽燦々誕生記念」など。
三十六人衆
SANJUROKU
NINSYU
菊勇(株)
酒田市
昭和48年に3社が合併。「栄冠菊勇」とは、その時中心となった
メーカーの銘柄で、その内、特約店を限定して「三十六人衆」を
出している。純米酒〜純米大吟醸酒まで揃う。
米鶴
YONETURU
米鶴酒造(株)
東置賜郡高畠町
地元出身の蔵人・社員らが自らの田で酒造米の栽培も手がけ、
土地柄、人柄が滲み出るような酒造りを心がけている。
純米酒「うきたむ(置賜地方の古称)」、純米大吟醸「亀粋」など。

福   島
会津中将
AIZUCYUJOU
鶴乃江酒造(株)
会津若松市
東京農大の醸造学科を卒業した蔵元の令嬢ゆりさんが、
酒造技能士の資格を持つ母恵子とともに、ベテランの会津杜氏の
もとで酒造りにあたっている。ブルーのボトルも爽やかな、
純米大吟醸「ゆり」、飯米ササニシキを使った純米原酒など。
蔵粋
KURASHIKKU
小原酒造(株)
喜多方市
ラーメンの町・喜多方市にあって、仕込み中の酒にモーツァルトを
聴かせるという、ユニークな蔵。山廃純米吟醸「アマデウス」、
純米協奏曲「スリム300」は、スリムな瓶が6色もある。
奥の松
OKUNOMATU
奥の松酒造(株)
二本松市
享保元(1716)年創業。奥州二本松の地酒として命名。
フォーミュラニッポンの表彰台で、スパークリング日本酒が採用され
ている。2002年度「特選街・純米酒部門」でグランプリを受賞。
名倉山
NAGURAYAMA
名倉山酒造(株)
会津若松市
猪苗代湖近くにある蔵。自家製のNK酵母を使った、
バランスのよい中口タイプ。
月のデザインが美しい純米酒「月弓(げっきゅう)」、純米吟醸。
飛露喜
HIROKI
(資)廣木酒造本店
河沼郡会津坂下
「廣木」を「飛露喜」ともじり、縁起の良いお酒に関わるよう命名。
山廃特有のくせもなく、まとまりが良い。
山廃仕込特別純米無濾過生原酒。ちょっと長いね。



おかわり!
え!emi にも一杯いただけるの?うれしいねぇ。
じゃぁ…これで乾杯!



参考資料:松崎晴雄著「日本酒ガイドブック」、飯田博著「日本名酒紀行」など