ELEMENTARY





何故できない?



■ 英語ができないのは何故だろう

■ 英語が聞けないのは何故だろう

■ 英語が話せないのは何故だろう








英語が出来ないのは何故だろう


私は、全く英語が出来なかった頃、「ボキャブラリーがないから出来ない。」 と、思っていた。確かに「ボキャブラリー」も少なかったが、 本当に出来なかった原因は「ボキャブラリー」だけではなかった。

「中学校の英文法をマスターすれば、日常会話には困らない。」 と聞いたことがないだろうか。
これを聞いた私は「中学校の英文法くらいわかるよ。」と相手にしなかった。 しかし、これが間違いの元だった。

私がわかると言っていた文法とは、例えば現在完了形には「have+過去分詞」 とか、関係代名詞の人には「who」物には「which, that」を使う。といった公式だった。 または、be interested ( )には、in が入るといった「穴埋め」だ。
そして、学校では読むことを中心に勉強してきているから、ある程度の文章なら なんとなく読めてしまうのだ。これがいけない。

つまり、この公式だけを知っていても、英語をなんとなく読むことができても、 英語を聞いたり、話したり、書いたりはできないのが現実だ。 英語ができるようになるために、本当に必要なことは、 どんな文法や、どんな単語を「いつ」「どんなとき」「どのように」に 使うのかわかってなければならない。

つまり、学校で習ったように、教科書を見て、ノートに書いて、暗記して というような「お勉強」ではなく、生活に応用させ、 リアリティを持たせなければ何にもならない。 使えなければ意味がないのだ。

それでも、「私は中学校程度の英語は問題ない。」と思う人は、以下の 日本語を英語にしてみて下さい。これを何も見ずにできれば、INTERMEDIATE の勉強法を参考にしてもらえばいいと思います。

例 題:


状況設定:同僚の、Maryとサキが、今年の夏休みの話をしています。

Mary: 今年の夏休みはどこへ行くの?
SAKI: うーん。まだ決めてないわ。
Mary: 去年はどこへ行ったの?
SAKI: 彼氏とハワイへ行ったのよ。
Mary: へ〜。で、どうだった?
SAKI: うん、よかったよ。Maryは行ったことある?
Mary: ないのよ。でも、行ってみたい。
SAKI: 日本人はたくさんいるけど、すてきな所よ〜。


●○● 答 え ●○●


どうだっただろうか?
ポイントとしては、未来形、現在形、過去形、完了形をきちんと使い分けられたかどうか。 適切な単語が使えたかどうか。といったことを中心に確かめてもらいたい。
「あ、なんだこんな言い方なら時間をかければできるよ。」という人も要注意。 時間をかけなければできないようであれば、やっぱりそれはできないのです。

ここでの問題が出来なかった場合は、文法講座を参考に学習していって下さい。
ここでの問題が良く出来た場合は、INTERMEDIATEの方の学習法を参考にして下さい。



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■ 英語が聞けないのは何故だろう


ある人に「冷蔵庫って英語で何て言うの?」と聞かれた。
[refrigerator]と答えたが、英語ができない人にとって[refrigerator]の 発音は、なかなか聞き取れない。 案の定、彼女も「え?」と、聞き返してきた。
再び、私は、[refrigerator]と繰り返したが、やはり聞き取れない彼女は「え?」 と聞き返し、「私がわかるように言ってよ。」という顔をする。

別に彼女は正しい英語の発音の「冷蔵庫」が知りたいわけではなく、 子供に教えたいだけだった。
絵が付いたカードを見せながら、「これは熊、ベアーよ。」という具合。

不本意ではあったが、しかたがないので「レフレジレータ」と日本語読みで答えると、 彼女は満足し、子供に「みいちゃん、レフレジレータだって。」と 教えていた。

何故こんな話を長々と書いたかと言えば、英語を聞けない原因がここにあるからだ。 初心者の人のほとんどが、このように英語の読み方を覚えているのが現実だ。 冷蔵庫を「レフレジレータ」と覚えている限り、英語は聞けるようにはならないし、 この音で発音しても、絶対に通じない。

初心者の場合、「英語の発音」を「日本語のかな」に対応させたがる人が多い。 だが、根本的に英語の音と日本語の音は、異なるため、 このようにカタカナで覚えていても意味がない。 英語の音は英語の音として、そのまま覚えなくちゃいけない。
つまり、感覚的には、英語の文字の読み方を覚えるというより、 新しい音を覚えると言った方が正しい。

例えば、歌を歌う場合、歌詞を全部覚えなくとも、音楽は覚えている。 音を覚えるためには、何回かよく聞き、自分でも何回か練習する。 そして、初めて自分で歌えるようになる。
英語の発音もこれによく似ている。歌詞ではなく音とリズム。 つまり、英語の音(発音)を良く聞き、リズム(アクセント)を覚え、 自分でも何度も声に出してみる。 そうやって、初めて英語の音を聞きわけることができる。




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■ 英語が話せないのは何故だろう


私が、全く英語が出来なかった頃−。
つまり、簡単な事なら聞くだけは、 どうにかできるが、話すのはお手上げで、簡単な単語とジェスチャーのみ でしか会話?ができなかった頃 ―。
仕事で、来客(外国人)の奥様を、デパートに案内したことがある。

デパートのアクセサリー売り場で、その奥様は、「いるか」が付いた指輪を熱心に見ながら、こう言った。
「まあ、なんてかわいい指輪、これは何の形?」と。
「いるかです。」と、言おうと思ったが、はて? 「いるか」って何て言うんだっけ。
懸命に記憶を探ってみたが出てこない。
ぜったい知ってるはずなのに、どうしても「いるか」が出てこない。
なぜだ? と自分を責めたが、とうとう出てこなかった。

結局、「Dolphin 」という単語を思い出したのは、会社に帰ってきてからだった。
「何でこんな簡単な単語が、出てこないんだ。」と、なさけなくてしかたがなかった。
ドルフィンなんて日本語にもなってるではないか。 とほほ・・。

今なら、「Dolphin」が出てこなかった理由が、わかる。
私は、「Dolphin」という単語を知ってはいたが、実際に「Dolphin」と 声に出して、余り言ったことがなかったのだ。 知識として知っていても、声に出す訓練をしていなければ、 言葉というものは「パッ」とは出てこないものだ。

私たちだって、最初から日本語を今の様に話せたわけではない。 赤ん坊の頃から、何度も繰返して声に出しているうちに、今の言葉を 話せるようになっているのだ。 つまり、話せるようになるには、声に出して練習しなければ できないのだ。

初心者の場合、英語を話すことに慣れていないので、 一つのフレーズを流暢に話すめには、 そのフレーズを50回位、声に出して練習する必要があると思う。
それも、その状況に合わせ、イメージしながら練習することだ。

具体的な例を考えてみよう。

[状況] どこかの家に招待され、トイレに行きたくなった。 さて、なんと言ってトイレを借りるのだろう。

借りるは[borrow]だが、これは借りて持っていってしまうことを意味する。
この場合、トイレを持って行くことはできない。使わせてもらうだけなので、
[use]を使う。また、この場合トイレは、[toilet] を使わず、[bathroom]を使う。
そして、人から許可を得る場合には、May I [動詞] ? になる。
つまり、この状況で、トイレに行きたい場合は ―
[May I use the bathroom?] となる。

とても簡単な表現だが、知らないと出てこないし、知っていても 「あれ、何て言うんだっけ?」ということにもなりかねない。
その訓練として、この [May I use the bathroom?] を 状況をイメージしながら 発声してみよう。

[May I use the bathroom?] を 50回発声する。
1.文字を見ながら、10回発声する。(丸暗記に近い)
2.文字を見ずに10回発声する。(音を確かなものにする)
3.トイレに行く場面を想像しながら10回。(イメージを植え付ける)
4.実際にトイレに行きながら10回。(イメージをより具体的に)
5.家族を相手に(一人の場合はぬいぐるみ等)話しかけるように10回。

と、できるだけ臨場感が出る方法で練習すると良いだろう。

これで、記憶を探り「あ〜、う〜」と言いながら、 トイレを我慢することもなくなり、安心してトイレを借りられるようになるだろう。