ブログから太田尻家セレクト

06年7月30日
喫煙家は大事にしなくては、じつは、みなルーズなのだから

06年5月5日
太田尻家開店2周年運動会と「酒とつまみ」

06年1月11日
東京農大で小泉武夫さん

05年11月14日
「酒とつまみ」と古本と太田尻家

05年8月12日
オラ!林家そして太田尻家

05年5月4日
飲み食いどころ 太田尻家一周年
新タイプの食堂探索

太田尻家は「バー」です。と太田尻家では申しています。

(04年8月30日掲載、06年5月5日改訂)

06年5月、開店2周年を楽しく祝った

太田尻家

東京都世田谷区宮坂3−51-1 海野ビル1F
小田急線経堂駅下車
詳しいことは太田尻家のサイト http://www.ne.jp/asahi/ootajiri/ke/bar.htm



素人夫婦で居酒屋食堂、料理は家長がつくり、
楽しい仲間が集まる


この写真、ずいぶんよく見えるなあ。もっと離れて撮れば、ケチな建物の一角というのがわかるのだが。拙著『大衆食堂の研究』の装丁とイラストをやっていただいた太田尻智子(当時は太田智子)さんと愛人夫「家長」が、ガス工事以外は、イスやテーブルにいたるまで、自分たちでつくった。料理は、家長がつくる。ま、彼らのあたたかい性格そのままの、作品というわけだ。

それはつまり街につくる彼らの作品というわけなのだな。どうせワレワレはアパートの太田尻家に集まっては、家長の手による料理に舌鼓をうち、飲み食いしていたのだから、その場所を街角に出したとおもえばよい。

しかし、なかなか、さすがなつくりだ。芸術的に気どった空間ではなく(もともと彼らの芸術は気どったものではないが)、客席数11とせまい空間は、ゆったりと落ち着けるつくりになっている。女性客が1人で酒飲みながらノンビリ本を読んでいる、ナーンテことがある、ごくふだんの風景のなかの飲食店なのだ。

なんでも作ってしまうモノヅクリ夫婦、自分たちで「つくる」ことが趣味というか仕事というか生きがいのような、大衆食の会に参加のご夫婦の店だから、ま、まずは、行ってみてください。家長は、料理だけじゃなく、サングリアや、いろいろな酒をつくるから、チョイスしてみよう。

つまみ類、300円〜500円の設定で、ニギリメシや変わりめしに、みそ汁おしんこまであるというのがいいね。ここで酒呑んで夕めしを食べる常連さんは、ここも「大衆食堂じゃないの?」といった。

岡山の酒、「池田候」が一合600円で飲める。

小田急線経堂駅北口、すずらん商店街をまっすぐ歩く。左側に古本の「遠藤書店」があり、さらに歩くと右側に銭湯があり、さらに歩くと、右側にレンタルビデオ屋があって、その先となりに明るい「太田尻家」がある。

そこに、何かが、鼓動している。

家長は「私はしめ鯖が大好きです」というだけあって、ホント、しめ鯖、うまい!

(店内の画像は、06年7月撮影)

ザ大衆食ヨッ大衆食堂快食散歩