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パーフェクト・ストーム
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海の男達がパーフェクト・ストームという名前の嵐と戦う話であるが、私はこの映画を北海道にツーリングに行く前に見てしまった。北海道まではフェリーで行くのであるが、そのときちょうどフェリーの航路の近くを台風が通過しようとしていたのである。失敗したと言えよう。失敗したと言えば、アメリカに出張に行く飛行機の中で「Mi2」を見たが、あの映画の初めの方で飛行機が落ちる。そういう映画を飛行機の中でやるのはどうか、と思ったが、航空会社はあんましそういうところに神経質ではないのかも知れない。 さて、パーフェクト・ストームに出てくるグロスターの男達は高さ10メートルもあろうかという大波を乗り越えて家に帰ろうとする。出演しているジョージ・クルーニーや他の人達は後半部分は終始びしょ濡れである。船をあやつるシーンではこれでもかというくらいに水をかけられている。おそらくぶっとい散水用のホースで水をばしゃばしゃかけられているのであろう。 以上のような状況は、まあ、いってみればピンチである。いつ船が沈んでもおかしくないような状況かも知れない。しかし、ジョージ・クルーニーはとても楽しそうに笑っている。声を上げて笑っているのである。グロスターの男達にとって10メートルやそこらの波は大したことない、という意味の演技なのだろう、と思うが、半分くらいは本気で笑っているのではないだろうか。言っちゃなんだが、楽しそうである。 そう、楽しそうなんである。本当のことを言うと、私もアンドレア・ゲイル号のセットに乗せてもらって水を思いっきりかけてもらいたかったのである。誤解のないように言っておくが、北海道行きのフェリーの中でこの映画のことを思い出して、もし台風のせいでフェリーが沈没するようなことがあったらどうやって脱出すべきか、というのをイメージトレーニングしたくらいなので、パーフェクト・ストームが大袈裟な水遊びに見えたわけではない。ただ、あの楽しそうなジョージ・クルーニーの笑顔がうらやましかったのである。 というわけで、どうでしょう。ユニバーサルスタジオかどっかで、「パーフェクト・ストーム」っていうアトラクションやってくれないかなあ。船の舵にしがみついているといろんな方向から山のように水をかけられるの。目も開けられないし、息するのもままならない。わけわかんなくなって笑ってしまうと思うな。うけるぞ、きっと。だめかな。 そういえば、今、いろんなテーマパークが流行っていて、アメリカ辺りじゃプールのテーマパークもいくつかあるようだが、プールは所詮プールなんである。知ってるもの同士2〜5人くらいが一つの部屋みたいなところに入って、それぞれがぶっとい散水用のホースを持っていて水をかけあう、というような仕掛けをどっか作ってくれないだろうか。 うけると思うんだけどなあ。 (2001/07/02) |