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トラフィック
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最近流行りのいくつかの話を一緒にして一本、という映画である。話がずいぶんややこしいので、理解するためにかなりの集中力が要される。最近流行りのいくつかの話を一緒にして一本、という映画は見終わった後に面白かったと思うこと多かったが、「スナッチ」辺りからちょっと騙されているような気がしているのも事実である。「トラフィック」はそれぞれの話が全部緊張感があるので見ていてすごく疲れた。 ところで、ベネチオ・デル・トロである。この映画で一気に評価をあげたので、これから頻繁に目にすることになると思うが、天下無敵の濃い顔である。監督のスティーブン・ソダーバーグも「顔で選んだ」と言っているのだから、世界に通用する濃い顔だと言えよう。 私の妻は「古谷一行」だ、と言った。 私は「プロレスラーの三沢光晴」だ、と言った。 誰かに似てそうで誰にも似てない顔。おそらく、いろんな人の顔を特徴付けるようなパーツが集合して顔面が形成されているせいだろう。顔と言えば、「変な顔の男」という役を「ファーゴ」の中でやってたスティーブ・ブーシェミも一度見たら忘れられないような顔だが、デル・トロとはちょっと違う。ブーシェミはなんとなく情けないタイプだが、デル・トロはなんとなく強い感じだ。 デル・トロ、という名前に関しては、アカデミー助演男優賞をとったとき、静岡新聞に、 「助演賞はデル・トロ」 という見出しが出てたが、そんな見出し見てわかる人が何人いると思っていたのか静岡新聞。 ツタヤのシネマハンドブックには「B・D・トロ」と書いてあった。日本国内におけるベニチオ・デル・トロの名前表記の統一化を強く望む。というか、ちゃんとフルネームを書け。 ところで、マイケル・ダグラスである。キャサリン・ゼダ・ジョーンズと夫婦共演していたが、キャサリン・ゼダ・ジョーンズは妊娠したまま妊婦役で出てた。マイケル・ダグラスの子である。夫婦間の年齢差は25歳だ。 「ハリウッド版”荒井注”やな」 というと、私の妻に呆れられた。 (2001/07/02) |