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トゥーム・レイダー

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 どういうふうに切り出していいものか、いろいろ考えたが、やはりそのままの表現をするのが一番であろうという結論に至ったので、何の工夫もない素直な切り出し方をしようと思います。
 ちょっと、おっぱいが大きすぎないか。
 えーと、いまさら何を書いても「男の人はそんなとこばっかし見て」とか「いやいや、それが男の性というものだぞよ」とかって言われるだけでしょうが、私は別に女の人の胸の大きさを常日頃から注意して見ているわけじゃないですよ。そりゃ、ちょっとは見たりしますが、特に注意して見ているわけではないです。えーと、まあ、そういうわけです。
 で、この映画は宣伝をたくさんしていたので、あっちこっちに両手に拳銃を持ってポーズ決めてるかっこいいアンジェリーナ・ジョリーのポスターや立て看板とかがありました。あの黒のタンクトップに黒の短パンで、ドクロのバックルのベルトして、横向いてるやつです。この映画の前に(つまり、これらのポスタ−類を見る前に)アンジェリ−ナ・ジョリーを見たのは「60セカンズ」でした。あの時は白いタンクトップにジーンズでカッコよく決めてましたが、「トゥーム・レイダー」のポスターをぱっと見た時に、アンジェリーナ・ジョリーもずいぶんと印象が変わったなあ、と思いました。で、五秒後くらいに気がついた。
 おっぱいが前よりずいぶん大きくなってないか?
 とはいえ、常日頃から女の人の胸を注視しているわけではない私なので、あんまし自信がなかったです。だから、家に帰って「60セカンズ」のパンフレットで確認しました。ニコラス・ケイジの横で笑っている写真がありましたが、まあ、それほど小さいおっぱいと言うわけではないですが、どう見ても、同じには見えない。
 やっぱし、おっぱいがずいぶんと大きくなっている。
 一度気になると気になるもので、映画を観ている最中でも、やっぱし時々はおっぱいを見てしまいました。映画の中にはおっぱいが偽物ではないことを証明するためだけに存在するようなシャワーシーンもありますが、そのときも見てしまいました。映画制作者の意図に忠実に従った、という言い方もできるでしょう。
 原作となるゲームのなかでポリゴンとして表現されているララ・クラフトは相当なボリュームのおっぱいであり、そのララ・クラフトは世界中にファンがたくさんいて、いろんなメディア上で紹介されているため、象徴的なイメージを崩すわけにはいかなかった結果が、あのアンジェリーナ・ジョリーのおっぱいかも知れません。
 さて、開き直ったかのようにおっぱいおっぱいと連呼する私ですが、「トゥーム・レイダーにおけるアンジェリーナ・ジョリーのおっぱい」に関して、気にしているのが私だけではないことは、映画のパンフレットを読めば明らかです。評論家の皆様方、男の人も女の人も、文章中で必ず一回はおっぱいに関するコメントを書いている。「ハードなトレーニングの結果、胸が大きくなった」とか「ウエストを強調するような衣装が多かったから胸の大きさが目立った」とか「あえて1サイズ大きめのブラをつけている」とか。あのおっぱいは絶対に偽物なんかではありませんよ、ということを書いている。
 そこまで書くと不自然である。が、そこまで言うならもう何も言うまい。

 しかしなあ、この映画によって、今や世界で一番タフでクールでセクシーな女優、と言われかねないくらいのアンジェリーナ・ジョリーの旦那が、あの「スリング・ブレイド」ビリー・ボブ・ソーントンですか。あの、「シンプル・プラン」の。
 二人はずいぶんと仲が良いらしいですが、それは、何となくわかるような気がする。

(2001/07/02)


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