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シャフト

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 サミュエル・L・ジャクソンも、ついに男前を演じてしまうくらいになってしまったか、と感慨にふけるほど、私はこの下積みの長そうな俳優のことに詳しいわけではないが、それにしても、なんともかっこいいヒゲである。
 鼻の下から口を囲むように下りていって、アゴの下の方で再び集結し、口の下に向かって上昇。かと思えば、アゴの下で集合し口の下に向かうのとは別に左右に展開してアゴの端くらいで鋭角に閉じる。
 映画を観ながら、何をどうしたらああいう形のヒゲになるのだろう、とか、手入れが相当大変なのに違いない、とか、思ってしまうくらいに特徴的なヒゲですが、サミュエル・L・ジャクソンのヒゲといえば、あのときもけっこうなものだった。
 モジャモジャの髪のもみあげが90度に折れ曲がって頬の方へ直進し、鼻の下のヒゲと直結。そこから口の両側を伝っていって、アゴの下でモジャモジャ。
 パルプフィクションの時である。私はこの下積みの長そうな役者さんのことに詳しいわけではないが、確か、サミュエル・L・ジャクソンもパルプフィクションでブレイクしたはずである。その前のサミュエル・L・ジャクソンといえば、リーサルウエポンのパロディのローデットウエポンていう映画でエミリオ・エステベス演じるリッグス刑事を相手にマータフ刑事を演じていたのしか知らない。
 思えば、タランティーノの映画、すなわち「レザボアドッグス」と「パルプフィクション」でブレイクしたというか、よく見かけるようになった俳優は多い。サミュエル・L・ジャクソンを筆頭に、ジョン・トラボルタ、スティーブ・ブ−シェミ、ティム・ロス。これらはタランティーノ勝ち組と言えるだろう。
 勝ち組がいれば負け組もいる。パム・グリアー(っていうか「ジャッキーブラウン」が負け映画か)、マイケル・マドセン、そして、クエンティン・タランティーノ。
 タランティーノさんの話は、一時期ものすごい盛り上がりようでしたが、最近全く聞かなくなりましたね。お元気でしょうか。ジャッキーブラウンがあんなことになってしまって困ってしまっているのか、それとも、もう映画の脚本が書けなくなってしまったのか。
 がんばって下さい。

(2001/07/02)


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