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ドーベルマン
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主人公のドーベルマンがものごっつい銃を持っている。パンフレットによるとS&W.357スラブバレルカスタムとか言う名前がついているけど、小さいロケット弾を発射するような拳銃が実在するとは思えないが、見た目がかっこいいので全然かまわない。 架空の銃というと一番初めに頭に浮かんでくるのはロボコップが使ってたやたらにでかい機関銃みたいな拳銃である。確か一回引き金引くと2〜3発くらいいっぺんに弾が出てたと記憶しているが、一回引き金を引くと2〜3発いっぺんに弾の出る拳銃というのはこの世に実在するらしいので、そーいう意味ではドーベルマンのロケット拳銃よりはマトモなのかも知れない。 あと思い出すのはブレードランナーでデッガードが使ってた拳銃である。ドーベルマンやロボコップではこれ見よがしに拳銃のアップが映るのだが、ブレードランナーではデッガードの拳銃はあまりはっきり映らないのである。はっきり映らないのだけれど、何だか見たことのない変わった形をしているのはわかる。ブレードランナーの小道具のデザインはシド・ミードだったと思ったが、あの拳銃もシド・ミードのデザインなのだろうか。それから、これは私の思い過ごしかも知れないが、「ジョジョの奇妙な冒険」というマンガの第三部に出てくるカウボーイみたいな男の操る銃のスタンドの形が、どうやらデッガードの銃と似ているというかパクリというかそのようなのである。だからどうだ、と言われても困るし、だいたい、この件に関して誰かの同意を得られるのかどうかもさっぱりであるが、もし機会があれば作者に確認してみたい事柄である。 これは架空なのかどうかわからんが、ドーベルマンの仲間のマニュが最後の方で手にしているやたらめったらに銃身の長い拳銃がある。パンフレットによるとデザートイーグル14インチバレルという銃らしいが、14インチというと35cmくらいか。見た目にはほとんど棒である。何のためにそんなに長い銃身を拳銃につける必要があるのかさっぱりわからないが、ドーベルマンという映画自体さっぱりわからない部分の多い映画なので気にしてはいけない。 というように、アクション映画に出てくる銃や銃にまつわるシーンに対する関心が少ない方ではない私でありますので、過去にアメリカに行った時には観光ついでに拳銃を撃ちにいったこともあります。 映画で見てる分にはかっこいいと思っていた銃ですが、実弾のはいった物を手にした瞬間はビビリの方が強いです。まあ、紙の標的相手に撃っている間はそれなりに気持ちいいというか面白いというかそういうのもあるけど、標的に狙いをつけていない間、つまりは銃を取り上げたり置いたりする時ですね、ああいう瞬間がすごく怖い。なんかちょっと間違えただけで絶対に大変なことになる、という緊張感がすごい。銃口が射撃場の方以外に向かないように細心の注意を払う。なんだかすごい重い気持ちになります。普段はぜったい手にしたくないし、あんなもんスーパーで売ってるアメリカってやっぱしおかしい、と思うよ。 銃は映画の中で見るくらいが一番いい。もし叶うなら、撮影用の空砲のはいったオートマチックを二丁拳銃にしてバンバン撃ちまくる真似をするのが、私にとっては一番楽しいのかも知れない。 (2001/07/02) |