特殊修復剤
髪は水分、油分、タンパク質がバランスよく混在する事によって艶としなやかさを保っています。
ダメージの原因や状態によって何が足りないのか見極める知識が重要です。
当店で扱っている補修剤の主な効果を一部ですが書いておきます。
<タンパク質系>
加水分解ケラチン(羊毛由来) 毛髪のタンパク質に一番近い性質を持っている。修復剤のメイン。質感は分子量によって変化する。用途によって色々なタイプが有る。
加水分解大豆 保湿効果が高い。しなやかな質感
加水分解小麦 毛髪になじみが良い。さらっとした質感
加水分解コラーゲン(牛、豚由来) 化粧品にも使われる保湿効果の高い補修剤
加水分解シルク 毛髪になじみがよく、皮膜効果が高い。
(2008年1月追記)
上記の由来別タンパク質の性質に合わせ、envieでは化学装飾による吸着率、修復率が高いものを用途により使用します。
ベーシックなタンパク質と適切な化学装飾を持つタンパク質を
同じ条件で吸着させた場合でも3〜5倍の吸着率がありしかも毛髪内部に残存する残存性(トリートメントの持ちに影響)も格段に向上します。
<<化学装飾の主な種類>>
カチオン化 ペプチドの末端アミノ基を4級アンモニウムカチオン化することで、傷んだ毛髪への吸着性を高め、毛髪に柔軟性と帯電防止機能を付与するタイプです。
アルキル化 油性成分を結合させること。アルキル化させたPPTは毛髪への吸着性が高 まり、ツヤと柔軟性を与える効果がある。
シリル化 シリル化PPTとはシリコンを結合させたPPT。熱を加えると毛髪に持続性のある皮膜を作り毛髪の櫛どおりを良くしツヤを付与する効果がある。
エステル化 ペプチドの末端カルボキシル基をエステル化することで、アルコール可溶型としたタイプです。このたんぱく質は水に解けづらくエタノールやアルコールで溶解します。更に毛髪に入ったエタノール成分はたんぱく質を呼び込む作用も発揮します。
<脂質系>
CMC(細胞膜複合体類似物質) タンパク質の安定、水分量の調整に関与。CMCが失われるとタンパク質が流失する。セラミド、遊離脂肪酸、コレステロールが主成分
セラミド CMCのメイン成分スフィンゴ脂質から作られる。しなやかな筒感。
ジラウロリルグルタミン酸リシンNa(ペリセア) 最新型CMC。保湿力が高く、毛髪への親和性も高い。一般ルートでは入手出来ないため取り扱いが少ない。
ナノリペア 当店で使用する「ナノモイスチャー」の主成分。ナノカプセル化された保湿成分が従来脂質より深部に浸透、ナノカプセルが融解する事で、保持性を構築。うちで一番高級かつ最新補修剤です。
リビジュア 生体細胞同士の相互連携の役割を担う脂質二分子膜の細胞膜(生体膜)を構成するMPCを重合することにより得られる 「水溶性ポリマー」です。
<その他補修剤>
キトサン誘導体 皮膜効果が高い、さらっとした質感
ヘマチン パーマや縮毛矯正の結合率向上。薬害除去、消炎効果
<天然オイル・エキス系>
主に保湿と摩擦係数の軽減。補助添加物として使用。
ナッツ油、ホホバ油、サラソウジュ種子油等
<アミノ酸系>
保湿、補修などの効率向上。補助添加。
アルギニン、グルタミン酸等
<シリコーン系>
質感向上、熱からの保護、表面保護
ジメチコン、ポリクオタニウム、コポリマー等
シリコーンについてネット上では悪く書かれる事が多いです。
安易に手触りを向上出来る為多く使われており、粗悪な商品も多かった為
僕も以前は必要ないと思っていました。
しかし色々研究すると、シリコーンの優位性を知りました。ネットに書かれるような悪い点はほとんどが大袈裟な表現である事が多く、シリコーンアレルギー以外のほぼ全てが美容師側に知識があれば問題無いという結論に達しました。
しかし市販品のように安いシリコーンに頼り切った修復は全くおすすめしません。
トリートメントではきちんとした修復後に最低限のシリコーンを使用する方法に現在はなっています。
扱ってい薬品等について詳しく知りたい方は、お問い合わせ下さい。
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