Rauchmann 煙り出し人形

 煙り出し人形は、足と胴体部分とに分かれ、足の上部にはお香をのせる皿がついています。
その皿にお香をのせて焚き、中は空洞の胴体部分をのせると、パイプの煙りをくゆらすように
人形の口から煙が出てきます。
 そのモチーフは、エルツ地方の人々の生活や職業のスタイルをあらわすのものから、
サンタクロースやスノーマン、ハウス型、汽車など、種類はとても豊富です。

 エルツの煙り出し人形は、1856頃、ザイフェンに近いハイデルベルク村のFerdinand Frohs
彼の甥
Gotthelf Friedrich Haustinの2人が、最初に作り始めたと伝えられています。
1858には、甥のGotthelf Friedrich Haustinの方が独立し、その後も煙り出し人形の改良に努めました。
木製のみならず、パン粘土のような素材で作られたタイプのものも加え、以後
1948までHaustinファミリー
4世代に渡り、煙り出し人形を作り続けました。
 一方ザイフェンの
Fuechtnerをはじめ、各おもちゃ職人もつぎつぎに煙り出し人形を作りはじめ、
煙り出し人形がエルツ地方の代表的な工芸品となりました。
Hellmut Bilz著 「Erzgebirgische Volkskunst」 を参考

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