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 憧れのザイフェンを訪ねて 


ドイツ旅日記 2002 Contents




南ドイツとライン地方を巡って
The Trip to South Germany and Rhein

07.August ― 17.August

バンベルク ニュルンベルク ミルテンベルク
ローテンブルク ディンケルスビュール ミュンヒェン
ウルム バッハラッハ ミッヒェルシュタット



ウルム
Ulm
15.August

ウルムといえば、世界一の高さを誇る大聖堂で有名。 
その高さは161.53mで、768段の階段を上ると
 
ほぼ尖塔の先に近い143mのところまで行けるとか。
 
すっかり塔に登るのが趣味になった主人と息子は、
 
この朝、Günzburg のレゴランドへ行く時間を遅らせて、
 
その塔に挑戦。私は当然遠慮させてもらう。
 
登り始めてから30分以上経っても、まったく2人の姿は
 
下から見えず、下りても来ないし心配になったが、
 
しばらくすると元気に2人とも下りてきて、一安心。
 
さすがにその高さは半端ではなかったようで、
 
登るのもきつかったが、外がスケスケの狭い階段で
 
それが怖かったそうだ。登りきったところで撮った写真を
 
見ると、はるか遠くの山脈まで写っていた。
 
 ウルムは、ドナウ河畔の街である。
 といっても、かなり上流地域なので、今回は洪水など
 
 の被害は特になかったようだが、それでも川の流れは
 
 とても速く、濁流で流された木片なども目に付いた。
 
 水量も普段よりは、かなり多かったと思う。
 
 すでに下流地域での被害は聞いていたが、
 
 上流でこの様子では、さぞ被害が深刻だろうと
 
 本当に案じられた。
 


バッハラッハ
Bacharach
16.August

私が、ミルテンベルクと並んで楽しみにしていた街、
バッハラッハである。
 
そのお目当ては、やはりロマンチックな木組みの建物
 
今はワインレストランになっている
Altes Haus 
 私は、そのAltes Haus の写真を、
 ドイツ観光局か何かのパンフレットで見て以来、
 
 ずっと憧れていたのだけれど、
 
 それがどこの街
あるのかを長い間知らなかった。 
 ようやく4年ほど前に、
 
 ライン川沿いの小さな街
バッハラッハにあることが 
 わかり、今回は絶対に訪ねたかったポイントである。
 
 実物は、写真以上に素晴らしくて、 
 記念にその建物のワインレストランでグラスワインを
 
 注文。じっくりその味を堪能した。
 
バッハラッハには、ライン川流域の古城の1つ
シュターレック城がある。 
現在は、ユースホステルになっていて、
 
私たちも、その古城まで登ってみることにした。
 
 すでに旅の疲れがたまっていた私には、
 シュターレック城までの道のりはきつかったけれど、
 
 そこから眺めるライン川は雄大で感動をおぼえた。
 


ミッヒェルシュタット
Michelstadt
17.August

今日は、おまけの1日である。
本当は、今日はもうドイツを発つ予定にしていた
 
のだけれど、私と息子の分の日本までのチケット
 
がどうしても取れなくて、主人は今日帰り、
 
私たちは1日遅れて明日帰ることになっている。
 
主人をフランクフルト空港で見送った後、
 
列車を乗り継いで、オーデンの森にある小さな街
 
ミッヒェルシュタットに行ってみることにした。
 

空港から1時間半かかって、ようやくミッヒェル
シュタット駅に着いたが、駅から街の中心までの
 
行き方がわからなくて、ちょうど駅に停まっていた
 
バスの運転手に尋ねると、街の中心を通ると
 
いうので、これ幸いと乗ることに。
 
が、しかし、バスはあれよあれよという間に
 
街を通りすぎてしまい、結局降りそこなってしまった。
 
途方に暮れていると、天の助けか、私の座席の前に
 
偶然にも日本人の方が座っておられて、その方は
 
旅行客ではなく、そこに住んでおられる方だった。
 
それで、そのバスに乗りつづけていれば、 
再びミッヒェルシュタットに戻るということを教えてもらい、私たちはとうとう最後の乗客になってとても心細かったが、
1時間以上バスに揺られて、ようやくミッヒェルシュタットの街の中心に降り立つことができたのだった。
 
そのバスの運転手は、私たちが降りる際、ちょうど1時間後に再び駅に戻るバスが来るという。 
本当は、もっとゆっくりしたい気分だったが、今日は早めにマインツのホテルに戻りたかったので、
 
わずか1時間の滞在で我慢することにした。
 
私は、ミッヒェルシュタットのマルクト広場に建つ、特徴あるかわいい木組みの市庁舎さえ見ることができれば、 
満足だったから。
 

こうして私は、ザイフェン・ベルリンに続いて、ドイツ各地の私にとっての見どころをすべておさえることができて、
ドイツを去らねばならない空しさよりも、満足いく旅が終えられた充実感に満たされて、ドイツを後にした。 


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