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| 1 かいめ | |
| はじめまして、ドイツのザイフェンでエルツ木工芸を勉強中の
Maho です。 昨年末、偶然インターネットで Kotani さんのサイトに出会いました。そしてメールを送ってみると、早速の有難い返信メールが届き、更には私の滞在記をホームページに載せたいとのお話までいただきました。 そんなこんなで、Kotani さんのサイトをお借りし、私のエルツでの生活の一部やエルツの旬のお話を皆様にお届けしたいと思います。 ところで、私がなぜドイツへ来たのか?なぜエルツ工芸を・・・? という質問を受けたとしたなら、その答えを簡単に言い表すのは私にとって大変難しいことです。 強いて言えば、「好きだから」という一言でしょう。 ただ、ここまでやってくることができたのは、たくさんの人々の助けがあってのことでした。 もともと、流行の留学ブームに乗ってしまっていたのか、いつの頃からか「いつか外国で暮らしてみたいなぁ」とは考えることがありました。 そしてそんな時に、ドイツ語の先生をしている隣人が、ボランティアでドイツ語を教えてくださることになり、次第にドイツという国に憧れを抱くようになったのです。 そして3年間のOL生活の傍らもドイツ語の勉強を続け、そのOL生活はもっぱらドイツへ行く資金を蓄える夢いっぱいの期間となりました。 しかし、ただの憧れだけでドイツへ? それでは無意味なのでは? と自問自答を繰り返すようになると、私はドイツに関する情報収集を始めました。そして、その折に、Kotani さんが紹介されているような本やお店と出合ったり、ドイツ旅行でローテンブルクのお店を訪れたりしたため、ドイツの中でもエルツの工芸品に一番興味を覚えたのです。それをきっかけに、ザイフェンでエルツの工芸品に触れたい! ザイフェンに行きたい! という想いが、無理やりにこじつけたドイツ行きの理由のためではなく、心から自然と湧き上がってきました。 そしてすぐに大使館やほかの機関、インターネットなどで行く手立てを捜す努力をしました。 しかしその甲斐もむなしく、情報はほとんどゼロ、夢は夢で終わろうとしたのです。 ところが偶然とはあるもので、ドイツ語の先生の昔からの文通相手(ベルンハルトさん)の 奥さまが、ザイフェン出身であることがわかったのです。さらにまだエルツに親類が住んでいることも・・・ そしてすぐに、ベルンハルトさんからエルツに住んでいるという親類のベアテさんを紹介していた だくことができました。実は、その彼ベルンハルトさんは、9年前に私のドイツ語の先生を訪ねて 日本へ来ており、またまた偶然、私の母が「たまには、いろいろな日本の家庭をのぞくのもよい でしょう。」と我が家へ招待したことがあったのです。 しかし当時私は中学生、まだ自分がドイツ語を習うことになろうとも、彼にお世話になろうとも少しも想像していませんでした。ただ、9年前のあの日があったからこそ親類を紹介していただけたのだろうと思わずにはいられません。 ところで、話はもとに戻りますが、紹介していただいたベアテさんには、その後1年近くに渡って私の受け入れ態勢を整えていただくことになりました。私の住む家のこと、ザイフェンのおもちゃ職人のための専門学校のこと、学校が休みの間に通う工房のこと、などなど。 こうして、とうとう私は、おもちゃ村へやってくることができたのです。 念願かなって、ついにやってきたのは昨年の夏のことでした。しかし、ビザの都合で滞在期間は半年間に限られていました。夏から秋へそして冬へ、クリスマスへと、エルツでの生活を生身で体験し、その半年はまたたく間に過ぎ去りました。 そしてその後、ワーキングホリデーのビザを取得するために日本へ一時帰国し、準備を整えると、私はまた4月15日にエルツの地へまた帰ってきました。 その際、フランクフルトに住むベルンハルトさん夫婦が空港へ迎えに来てくださり、彼らの家に1泊させていただいた翌日、フランクフルトからドレスデンへと約4時間半かけて列車で向かいました。ドレスデンには、私の大家さん夫婦のインゲとアルミンが、車で駅に迎えに来てくだっさており、さらに車で1時間半かけてノイハオゼンに到着しました。ノイハオゼンとは、ザイフェンの隣村で、ベアテさん一家も住んでいる村です。 長旅を終えて、ほっとしながら部屋へ入ってみると、なんと部屋はかわいらしい飾りつけでいっぱいでした。卵のかざりや、卵やうさぎ模様のテーブルクロス、またプレゼントまで・・・ |
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なぜなら、到着したその日は、ちょうどキリストの復活祭だったのです。 ちなみにプレゼントの中身はエルツ工芸品のイースターのうさぎでした。 |
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インゲとアルミン、いつも家族のように暖かく接して下さる、ほんとに親切な大家さんです。 また追々、インゲに教わったザクセン州の料理のお話などお便りしたいと思います。 ノイハオゼンへ到着の翌日、私はベアテさん一家も訪ねることにしました。ベアテさんと旦那さんのロルフ、そして3人の女の子に会いに・・・ 思ったとおり、6歳のヘレーネ、9歳のルイーゼ、13歳のサスキアの美人姉妹は、大きな卵型のかわいい箱を抱えてニコニコと迎えてくれました。 イースターといえば「たまご探し」、子どもたちにとっては、楽しい楽しいイースターなのです。 自分たちがもらった卵の中に入っていた、チョコレートやTシャツ、ハンカチなどのプレゼントを それぞれ次々に見せてくれました。 そして次は「まほ」が探す番よ!」と子ども部屋に連れていかれ、私もたまご探しに参加、 やっとの思いで卵の箱を見つけました。つづいて私も日本から持ってきたお土産や、卵型のチョコレートを部屋のあちらこちらへ隠し、子どもたちとたまご探しを楽しみました。 お天気がよければ、それぞれの庭や、また森へ行ってたまご探しを行うようですが、今年は残念ながら、雨のために家の中で行いました。 そしてまた次の日、私はヴォルフガングを訪ねて、ザイフェンへ向かいました・・・ |
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