evergreen > その他の小さな旅 (1) > 京都の桜
生まれて初めての海外旅行で、3月終わりまでオーストラリアを旅行してきた私。 日本とは比べ物にならないほどのスケールの大きさに感動の連続だったのですが、その一方で、オーストラリアでもインターネットで知ることができる日本の桜の開花状況。 オーストラリアにいられる時間はまだあるけれど、「京都の桜は満開」と聞いてしまうと「帰りたいな」と思ってしまう、それは私が日本人だからなのかもしれません。
帰ってきて次の日、疲れはしていたのですが、カメラをもってすぐに家を出て行きました。 満開の桜は心を躍らせ、そして心を癒してくれます。 「世の中にたえて桜のなかりせば 春のこころはのどけからまし」(在原業平)とは見事に詠われたもの、そんな桜を思い思いにカメラに収める姿、そんな桜を楽しみながらお弁当をほおばる姿・・・「お花見」で騒ぐよりも素敵な桜の楽しみ方ってありますよね。 オーストラリアの大自然もいいけれど、日本の自然も悪くないなと、改めて感じさせてくれました。
家から歩いて1分でこんな景色に出会える、なんて言ったら「大学生のくせに生意気な」と言われてしまいそう・・・。 銀閣寺の近くの琵琶湖疎水のところで、遠くに見えるのは大文字山です。 それだけでも贅沢なものですが、今日は満開の桜のおかげで、大の字もちょっぴり小さく見えてしまうのでありました。
こちらは哲学の道で撮ったものですが、1本の木からこれだけ見事に桜を咲かせているのだから、なんとも立派なものです。 あんまりひとりでカメラを片手にうろうろしているもんだから、観光客に「写真撮ってもらえませんか」と何度もお願いされてしまいました。 哲学の道はどの季節に歩いてもいいところです。
鴨川に沿うようにして並んでいる桜を撮ったものです。 こうしてみると、桜ってなんて優しい色をしてるんだろうって思ってしまいます。 いわゆる観光地とは違うので、散歩がてら、サイクリングがてら、のんびりと楽しめるのがまたいいですね。
最後は高台寺のライトアップでの夜桜です。 自然のものを人工的な仕掛けでよくしようとする発想は、正直あまり好きではないのですが、ここは「しっとりと」桜を照らすような感じでよかったです。 この後は清水寺の夜桜も見に行ったのですが、うまく写真に収めることができなくて。 清水の舞台とともに見る夜桜はもちろんのこと、池の水面に映る夜桜がなんとも味があってよかったのですが・・・。