evergreen > その他の小さな旅 (1) > 鞍馬の火祭り
10月22日には京都の三大祭のひとつである「時代祭」があり、またその夜には京都の三大奇祭のひとつである「鞍馬の火祭り」が行われます。 火を使う祭りというのは昔から興味がありつつも、なかなか行く機会がなかったのですが、今日初めて訪れることになりました。 でも鞍馬ってそんなに広くないはずなんやけど、人がたくさん来てもちゃんと見れるのかなぁ・・・。
出町柳駅から叡山電車に乗るところ。 叡電って多くても2両編成しかないので、お客さんをさばくのも大変。 朝の通勤列車のような感じで鞍馬まで揺られていきます。 日本の祭りには興味があるのでしょうか、外国人も多く見られたのが印象的でした。 ぎゅうぎゅう詰めになった電車で「タノシイでーす」なんて、半ばやけ気味に言ってました、これはこれでいい経験ができたのかもね。
そして鞍馬に到着・・・しかし予想通りものすごい人でほとんど身動きとれません。 ですが、せっかくなので人の列をかき分けかき分けして見えるところまで。 そこには子供が中心となって、たいまつを持って練り歩く姿がありました。 ちなみにこの火祭りですが、御所にあった由岐神社を鞍馬の守り神として移したときに、火とともに迎えたのが始まりなのだそうです。
しばらくすると、ふんどしを締めた青年がさっきよりも大きなたいまつを担ぐようになります。 火の粉が結構降ってくるのですが、熱くないんかなぁと思ってしまいます。 このようにしてたいまつが鞍馬寺に集まり、山全体が火に包まれるクライマックスへと続いていきます。 でも祭りが全部終わるのは深夜0時ごろで、ここまで見ているとおうちに帰れません、というか積み残されて最悪鞍馬に置き去りもありえます。 同行した人と相談して、ある程度見て切り上げることに。
鞍馬街道と呼ばれる道に沿って、こんな感じで家々が火をともしているわけで、それだけで十分絵になりますし、どこか厳かな気持ちにさせられます。 それと同時に、何か見てはいけないものを見てしまったというか、地元の人が昔から大切にしている神聖な儀式をこうやって侵すべきではないような気持ちにさせられました。 電車でしか行けない、出店はまったくない、このあたりよそ者を(いい意味で)排斥しているのかな、とも思ったわけです。