evergreen > その他の小さな旅 (1) > 四天王寺&当麻寺
学生として最後の1年ですが、6月には教育実習という大きなイベントが控えています。 どんな教育実習かをレポートするのは別の機会に譲るとして、まずは母校に事前の打ち合わせをしにいくことにしました。 ただ打ち合わせといってもそう時間がかかるわけではありませんから、帰りは近鉄に乗って、奈良を適当に寄り道していくことにしました。
大阪星光学院中学・高等学校
今さら包み隠す必要もないのでそのまま書きますが、実習先であり私の母校であります。 中高一貫の男子校で、大阪の男子校では一応ナンバーワンの進学校とされています。 谷町筋という大きな道路を隔てたところから写真を撮ってみました。
教育実習で母校に帰っても「恩師がいない」ということが多いそうですが、私立なので長くに渡って同じ教壇に立たれている先生が多く、私がお世話になった先生もたくさんおられます。 今回の教育実習でも、高3のときの担任がそのまま実習担当をしてくださるので、とても有難いことだと思っています。
四天王寺中学・高等学校
私の学校は谷町筋の西側にありましたが、こちらは東側にあります。 中高一貫の女子校で、大阪の女子校ではナンバーワンの進学校です。 この学校を卒業した女性を何人か知っているけれど、みなさん気品があってしっかりしておられる、さすがは四天王寺というところでしょうか。 中学・高校時代は変な恥ずかしさもあって、この辺りを歩くこともしなかったけれど、今は何気なく歩けてしまうわけですから不思議なものです。
四天王寺
言わずと知れた日本最初の仏法寺院で、593年に聖徳太子によって建てられたお寺です。 写真は西門ですが、日本最古の石鳥居のひとつだそうで、鳥居ひとつとっても大変ありがたい。 この鳥居を毎日くぐっている四天王寺の女性が神聖にさえ見えてきます。 こんなところを知らずに6年間過ごしてしまったと思うと、なんとも勿体ない限りです。
このお寺の最大の特徴は、講堂・金堂・五重塔・南大門が一直線上に配置されているということで、四天王寺式伽藍配置とも言われているのだそうです。 金堂にいらっしゃるまばゆいばかりの観世音菩薩さまも、講堂にいらっしゃる落ち着いた構えの阿弥陀如来さまも、たいそう立派で優しそうなお顔立ちをしており、これは大いに来たかいがあったと思いました。
当麻寺
「たいまでら」と読むことすら知らなかった私がどうしてここを訪れたかというと、ふと何かの雑誌でここの牡丹の花がきれいなことを知ったからなのです。 当麻寺駅から15分ほど歩くと着くのですが、この道もまたのどかな感じでいいものでした。 しかしいざ牡丹の庭に入ろうとして言われたのが、「牡丹はちょっと終わってしまったのですが」。 といってもここまで来て引き返すわけにもいかないので、入ってみることにします。
写真がその庭園ですが、二上山を背景にして広い池があって、私の好きな感じの景色になっておりました。 水面が鏡のようになっているのはとても美しく、こうした景色を見ながらのんびりするのは本当にいいものです。 同じようにのんびりしている老夫婦に「若いのにこんなところによく来るねぇ」なんて言われましたが、いいものはやはりいいのであります。


肝心の牡丹のほうはといいますと・・・、探せばちゃんと咲いているじゃないですか。 男の私が言うのも変なのかもしれませんが、こうしてじっくり見ると、花はやっぱりきれいなんだなぁと思ってしまいます。

最後にオマケと言うか何というか。 当麻寺駅前にある中将堂本舗でして、ここでは名物の中将餅をいただくことができます。 よもぎ餅をあんでくるみ、牡丹の花びらをかたどったもの。 赤福のよもぎ餅バージョンといえば分かりやすいでしょうか。 よもぎの風味がしっかりしていて大変おいしく、おみやげにはもってこいです。