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介護等体験(聾学校)

 2004年5月20日と21日に、京都市内にある聾学校にて、介護の体験をしました。
 前半は毎日書いていたメモをそのまま原稿にしたもの、後半は体験を終えての感想を述べたものになっています。
 (※ 個人的な感想なので、読む方にとっては不快に思える部分があるおそれがあることをご了承ください。)

【 まとめ編 】

 今回は2日だけの体験で、聾学校の生徒と触れ合える時間も多くなかったので、「聴こえる」こととはどういうことなのか、といったことを考えることは正直あまりできなかった。 ひとつ挙げるとすれば、たとえ「聴く」ことはできなくてもコミュニケーションは十分に成り立つということで、身振り手振りや顔の表情などでも気持ちは伝わるのを再確認させられた。 「手話を覚えるのもいいけれど、それ以前に相手に伝えようとする気持ちが大切」と先生はおっしゃっていたが、まったくもってその通りである。

 それよりも今回の体験を通して、教育の原点を見たような気がした。 一番ハッとさせられたのが、大きな模造紙に手書きしたもので、手作り感が伝わってきて素晴らしいと思った。 ワープロで作ったものとは比べ物にならないほど気持ちが伝わってくるのだ。 そういえば小学生の頃、グループで調査したことを大きな模造紙に書いて発表したものだが、あの模造紙に書いていくワクワク感はどこへいってしまったのだろうか。

 野外活動はどれをとっても今の教育になくてはならないものだ。 みんなでカレーを作る、バレーボールで競い合う、というのはその際たるものであって、みんなで目標に向かって努力すること、競い合う中で互いに成長すること、というのは将来のために欠かすことができない経験だと思う。 あまりに「個」が大切にされすぎていて、競争することがタブーになっていて、でも「only one」だからそれはそれでいい・・・そんな今の教育に警鐘を鳴らしているような気がして仕方がなかった。 教育に携わる者すべてが忘れてはいけないことだと思う。



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