経営理念の承継

(1)事業承継の根本

 社長交代や後継者への自社株の移動がスムーズに行われても、事業承継がうまく

いったとは限りません。その後継者に企業の経営理念が承継されているでしょうか。

特に社歴の長い老舗企業や先代が一代で大きくした企業グループなどはしっかりした

創業理念や経営理念があるはずです。

 後継者としては創業理念や経営理念・社訓などというと先代のものである為、自分

のカラーで経営をするのに邪魔になると感じることもあるでしょう。しかし、時代に

応じて解釈は変化しても根本は変わらないものではないでしょうか。自分はその経営

理念の元に将来のビジョンを確立して経営に邁進すればよいのです。


(2)ビジョンの策定

 現在のように経営環境化では自社のビジョンが明確でない会社は伸びません。ビジョ

ンがあってこそ進むべき道が見えてくるからです。ビジョンもなくただひたすらに日々

の仕事に追われていて、自分は仕事を懸命にやっているという間違った満足感を得てい

ては経営者としては失格です。

 自社のビジョンを明確にし、口にし続けることにより、しだいに従業員や取引先や

お客様へ伝わり、経営がやりやすくなることを是非実感してみてください。

 大局的  創業精神や経営理念 と その実践のための経営方針

 長期的  ビジョンの策定   と その実践のための中期経営計画

 短期的  次年度経営計画   と 短期計画と予算


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