審判経験談(&雑談)
Last Up Date 2001.4.30
過去の記録:1999年度
2000年度:4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
2001年度:4月
「北摂中学校総合体育大会」
クラブ連盟所属のはずなのに、なぜ?と思われる方もいると思うので、なぜ私が中学校の大会について書いているのかということを少し説明。
昨年の10月上旬に教育実習で母校の中学校にお世話になっていました。そこで中学のバレー部(現在は女子しかない)にもお世話になったので、教育実習が終わった今も、ちょくちょく顔を出しているんです。その縁で昨日行われた上記の大会を観戦&手伝いに行ってきたというわけです。決して中体連に所属しているとか、そういうわけではありません。
さて、6人制の審判をするのも実は3ヶ月ぶりで、しかも先週9人制を吹いたあとなので、ちゃんと頭が切り換えられるかどうかが少し心配でした。ほかにも、ラインジャッジや記録員を中学生が行うので、しっかりとやってくれるかどうかも心配事の一つでした。でも悪い予感というものは、たいがい当たるもので…。
まず最初の試合、私は副審をしていました。試合前には記録員に「何かおかしいことがあったらすぐに言ってな。別に間違っててもいいから」と、声をかけていました。それが功を奏したのか、試合中に記録員から声がかかり、ロングサーバーの指摘がありました。最初はそこで記録用紙をちゃんと確認せず、主審の方にそれだけを伝えました。しかしその後、チームの方から「○番サーブ打ちましたよ」と申し出があり、記録用紙をもう一度よく確認してみると、記録用紙の方にミスがあることが判明しました。このために競技が約3分ほど中断してしまい、本当に失敗したと思いました。
2度目の審判の時には主審をやらせてもらいました。この時は補助役員(記録員含む)が教育実習先の中学校の生徒だったので、やりやすかったのですが…この日は何かにとりつかれていたのでしょうか…。記録の方で前の試合と同じようなミスがあったんです。主審をしていたので、記録用紙を最初は直には見なかったのですが、どうもおかしいと思ったので、審判台を降りて記録席へ行きました。すると、やはり記録のミスが発見されました。
と、いうことで、今回は記録について。実は上記二つのケースはどちらも同じミスをしていたんです。それはサーバーが打ち終わったあとのチェック忘れです(記録用紙の詳しいことについては、後日図表を用いて解説します)。そのために本来ならばレシーブチームがサービス順が一つ早くなっているはずなのに、そうならないことになります。
記録用紙の書き方や、どのような状態が正しいのかと言うことは、審判をやる上では覚えておかなければならない事の一つです。副審をする場合に、記録上のミスなのか、本当にロングサーバーの指摘が正しいのかどうかを判断しなければならないからです。今回の2件の処置で本当によくわかりました。
しかし、中学校で顧問をやっている先生方の中にも、競技はできても審判は…というかた、結構いますね。チームを指導する立場の人間なら、少なくともルールは守って欲しいと思います。昨日もとある中学校の監督が、あまりにも審判の判定に対して文句を言うので、警告を与えました。その後、その監督さんと組んで審判をしたんですが…
その審判をしたあと、実習先の中学の生徒から「新田先生が主審すれば良かったのに(怒)」。僕も1セット終わった時点で自分がやれば良かったと後悔していました。やっぱり、甘いのかな…。
[2001.4.30]
「黒鷲旗全日本都市対抗男女優勝大会大阪府予選会」
というわけで、昨日は9人制黒鷲旗の大阪府予選での審判活動でした(9人制黒鷲旗の全国大会は6/14(木)〜6/17(日))。9人制の審判を本格的にするのも、かなり久しぶりで、実際2ヶ月ぶりでした。確かに2週間前に伝達講習会の場で吹いてはいたのですが、主・副ともセットの半分しか吹いていなかったので、実際には少し不安でした。しかも前回(クラブ連盟なみはや大会)とはレベルも雰囲気も違う大会だったので、緊張感は増える一方です。
最初の試合は実業団の「三共大阪」VS「木曜会」(クラブ連盟?)。どちらのチームも9人制になれているチームだったので、オーバーネットもほとんどないような試合になりました。それでも僕が見ている限りでは、3、4本はあやしいモノがあり、結局オーバーネットを確実にとれたのは1本だけでした。後で副審の方とオーバーネットについて話をしたんですが、流した中で1つは確実にオーバーネットだといわれました。ただそのボールが上に跳ね上がった事と、スパイクを打った側のサイドへとボール・アウトになったので、「まぁいいかな(サイドかわらないし)」と思ってしまいました。
今の僕の悪いところはそういうところなんです。明らかに反則なんだけど、サイドがかわらないのをいい事に、流してしまう。こういう態度をとっているうちは、どれだけ頑張っても上には行けないと、痛切に感じました。以前にもそう言う事が何度かあって、やはり注意されているにも関わらず、です。
さて、審判の方なんですが、後でコントローラーの方にも色々と言われました。その一つが「他の審判(特に副審)とのコミュニケーション」です。どういった事かと言うと、主審はボールが落ちて吹笛した後、ラインジャッジと副審の方を見て、ボールコンタクトや副審が吹笛する反則がないかどうかを確認してから、サイド(次にサーブを打つチーム)を示さなければなりません。しかしながら、私の場合、副審を見る前にサイドを示してしまう事が多々あり、その為に失敗をする事も何度かありました。昨日の事例をあげれば、スパイカーが打ったボールが相手コートに突き刺さりました(こういう表現をしたくなるぐらい強烈だった)。でもその時、スパイカーがわずかではあるけどネットに触れたような気がしたんです。そういう時に限って、私はボールだけを追ってしまい、ネット上に目を残さなかったんです。だから、その時点では確証が持てなかったんです。疑問を持っているうちにスパイクが決まったので、その勢いに押されるがごとく、スパイクを決めた方にサイドを上げかけた時に、副審がタッチネットのシグナルを出そうとしていたんです。結局僕もタッチ・ネットがあるのではないかと思っていたので、サイドを差し換えて(つまりスパイカーのタッチネットをとった)しまいました。
この時、サイドをすぐに出さずに副審の方を見ていれば、何の問題もなく処理できていたはずです。この辺りが技術的なところでの私の弱点の一つだと思っています。
副審の方でもいろいろな弱点を指摘され、9人制における弱点がたくさん見つかりました。その中にはいくつか6人制にも共通するところがあったので、今後反省点を生かしていけるよう気をつけようと思います。
[2001.4.23]
「ホントに雑談…」
昨日、「基本情報技術者」(旧情報処理2種)の試験を受けてきました。審判の割り当てがあったのですが、ずいぶん前から(勉強はさほどしていなかったが)受ける事を決めていたので、担当の方には無理をいって、審判活動の方は休ませていただきました。自己採点の方は…忙しくてまだやっていません。今日家に帰ってからやりましょう。
掲示板にも書いたんですが、先週の講習会のあとで、懇親会が行なわれました。その席で近況報告をしました(やっぱ新年度始めの行事だし)。私の近況報告が終わったあと、HPの事でいろいろといわれました。その一つは全国の伝達講習会にいった人からで「お前のHPはホントにいろんな人が見ている」という事でした。実際に9人制の全国伝達講習会の時には、その方は私のところに電話を書けてきて「お前と話をしたい人がいるから代わる」といわれ、実際にHPを見てくださっている方とお話をする事ができました。
そして立続けにもう一つ。「掲示板で質問に答えてるけど、ちゃんと答えるように。俺の所にメールが来て『これであってたっけ?』とたまに聞かれるから。」…正しく解答しているつもりなんですが…でも間違っているなら間違っているで、掲示板に書き込んでくれるとかなりありがたいなんて思っている今日この頃です。ただ私に注意してくれた先生は、忙しいからあまりこのHPを見ていないような気もします。
やっぱり、掲示板の質問に回答をするのはかなり難しく、毎回ルールブックを確認しながら行なっています。それでも微妙なところで解釈を間違えてしまうために、いろいろ指摘されるんでしょう。今後上を目指していく中で、ルールの解釈を間違わないようにするというのは必要条件です(解釈を間違えないようにするためにも、このようなHPを作ったんですけどね)。
そういえば、あと1ヶ月と少しで東アジア大会…学校は休めるのだろうか…。そしてそれまで身体は持っているのだろうか…。うーん心配事だらけ。
[2001.4.16]
「学校が始まった」
修士2年生の授業が始まってはやくも1週間が経ちました。運良く就職も決まり、研究室も引っ越し(そのため4月の頭に何日間かホームページが見られない事になっていたんですが…)、気分新たに研究に打ち込まなければならないところなんですが…。やはり先月1ヶ月ほとんど研究をしていなかったためか、数学書を読むと眠たくなると言う体質(クセ?)があるみたいです。Mathematicaをつかってプログラムを組んでいる間はそこそこ集中してできるんですけどね。
さて、明日から大阪府バレーボール協会で日本協会C級公認審判員を認定するための講習会「レフリースクール」が開催されます。例年黒鷲旗バレー(6人制)が終了したあと頃から開催されていたのですが、今年は東アジア競技大会が大阪で開催される関係もあって、早めの開講となっています。審判員になりたいと考えておられる方々の多数の参加を、事務局の方々は心待ちにしています。
私も一昨年、このレフリースクールに通い、C級審判員の資格をとりました(実際には関西大学バレーボール連盟の講習会でC級をとったのだが、当時9人制を全く知らなかったので通う事になったと思われる。当時の学連委員の方に誘われるがまま入ったという噂も…)。当時は70名弱の受講生がいたと思います。今年は一体どのくらいの人が審判員を目指しこのレフリースクールに入校されるのでしょうか。
レフリースクールがあるという事は、なんとこんな私にももうすぐ後輩ができるという事になるんです(いや考えるだけでも恐ろしい)。クラブ連盟にもおそらく何人かの受講生が研修という事で来るのでしょうが、ちゃんと教えられるのでしょうか…。そんな不安と、一体どんな人が受けに来るのかという期待とが入り交じっています。はやく始まらないかなぁ。
っとその前に、しっかり研究だけはしなければ…。
[2001.4.13]
「クラブ連盟伝達講習会」
何かと忙しかったため、かなり久々の更新です。就職も無事に決まり、これからまた審判活動に専念できると思います。これから先、大きな大会もたくさんあるので、ますます頑張っていかなきゃいけないんですが…。
昨日、全国伝達講習会を受けて、クラブ連盟での伝達講習会が行なわれました。6人制、9人制両方の講習が行なわれたのですが、特に大きなルール変更はありませんでした。6人制に関しては審判上注意しなければならない事が増えているのですが、競技を行なう上でのルール変更は特にはありませんでした。タッチネットの基準について、ルールブックに明らかにされています。
「競技者がネットおよびアンテナに触れる事は、反則ではない。ただし、その競技者がボールをプレーする動作中、あるいはプレーを妨害しようとして触れた場合を除く。ボールをプレーする動作には、実際にボールに触れていない動作も含まれる」
実際にボールに触れていない動作と言うのは、時間差攻撃における「おとり」となったプレーヤーがネットに触れた場合などです。ルールの上で変わった点と言うのはこれぐらいでしょうか。あとは審判上で主審・副審・線審の責務に変更がありました。例えば今まではリベロに関するバックプレーの反則や、スパイカーのバックプレーについて、副審は発見したら吹笛するという事になっていましたが、今回の改正で副審はバックプレーに関する責務が全てはずされました。それらの反則については主審のみの責務と言う事になりました。ただし、副審がバックプレーに気付き、主審が気付かなかった場合は、ワンテンポ置いて吹笛し、ラリーをとめると言う事になるようです。
このような改正が行なわれた背景には、「副審が今まで以上にネット際で起きる反則を監視する」という目的があるようです。ですから、パッシングやブロックサイドのタッチネットなどは、確実に判定しなければなりません。
さて、今回の伝達講習会では、いろいろなケーススタディを行なう事ができました。6人制に関しては、主審・副審をやらなかったので、ラインジャッジもしくは記録をやりながら、他の審判員がやっているのを見るだけになりましたが、それでも多くの事を学ぶ事ができたのです。
今回大きな問題になったのは、ポジションに関する反則(ポジショナルフォールト&バックプレー)です。モデルチームがわざと、その二つの行為を行なっていたにもかかわらず、主審・副審共に気付かなかったのです。主副審をする上で、ラリーがきれる語とに確認しなければならない事はいくつかあります。その中でも「バックプレイヤーの選手」というのは常に確認しておかなければなりません。以前掲示板にも書いた事があるのですが、競技者のポジションはセッターとその対角の選手を中心に覚えるのがベターではないかと考えています。特に副審の場合、この二人を中心に覚えておけば、ポジショナルフォールトは大体分かります。また、バックアタックを打つ選手がいる場合、その人が誰と対角になっているのかも確認しておく必要があります。
主審はボールデッドになったあと(特にローテーションした場合)、上記の確認を絶対に怠らないようにしましょう。
さて、ここからは私の経験談。この講習会では9人制の方で主・副審を行ないました。9人制の方は大きなルール変更もなく、ほぼ昨年同様です。審判上の注意点として上がってくるのは、やはりオーバーネットです。オーバーネットに関しては、ルールブックに次のように判定基準が記載されています。
「オーバー・ネットの限界線は、ネット上端の白布のふくらみいっぱいまでとし、ボールとその接点で判断する。したがって、プレー後、相手方コート上に手や腕が出ても反則とならない。」
どこでボールに触れたか。これが重要なポイントです。ネットよりも手が前に出ていたとしても、ボールの当たった位置が、限界線の内側なら反則にはなりません。さて、私はこの基準でかなりミスをしてしまったんです…。
オーバーネットかト思われるものが2回あり、そのうち1つは完全にオーバーネット。もう一つはオーバーネットではなかったのですが、逆にとってしまいました(しかも一つ目の分はホールディングのおまけ付き)。なぜそのような判定になってしまったのかを解説(言い訳?)します。一つ目に関しては、最初にボールに触れた位置はオーバーネットの位置ではないと判断しました(そのように見えていました)。しかしながら、手からボールが離れた位置が、オーバーネットの限界線を越えていたのです。私の判断では、最初にボールに触れた位置が大丈夫だったので、オーバーネットではないと判定したのですが、これがホールディングのおまけ付きで、オーバーネットだと言われました。
2回目に関しては完全に私のミスです。最初はオーバーネットだと確信して笛を吹きました。しかしながら試合が終わったあと、よく考えるとボールに当たった人は手が前に出ていなくて、その手前にいたブロッカーが完全に手を前に出していたんです。笛を吹いてしまった理由は、手を前に出していたブロッカーが目に焼き付いてしまい、これはオーバーネットだと思い込んでしまったからです。
やはり、9人制はまだまだです。クラブカップの9人制男子が大阪で行なわれるので、それまでに多くの経験を積んでおきたいです。とりあえず、プレイヤーの視点も必要と思い、大阪のクラブチームに所属する事になりました(実は昨日も人数が足りないので試合に出ていた)。これで少しでもうまくなれればいいのですが…。
[2001.4.9]
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