審判経験談(&雑談)
Last Up Date 2005.2.16
過去の記録:1999年度
2000年度:4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
Referee's Cafe より:2000年クラブカップ日記 活動報告
2001年度:4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
2002年度:4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
2003年度:4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
2004年度
「心構え」
1月、V、V1、地域リーグと、毎週のように開催され、ほぼ毎週、それらの大会に何らかの役目を持って参加しています。これだけ連続して大会が続くと、やはり「慣れ」が出てきます。そう、悪い意味での…。
1月に新日鐵堺体育館で行われた、V1リーグ男子大阪大会、この日私はLJ(3番)を担当していました。が、今振り返るとはっきり言ってちぐはぐでした。いつもなら試合中は、集中力を高める部分とそうでない部分をうまく使い分けることで、いい緊張感をもってLJを行うことができていました。集中力を高める部分というのは、ラリー中であり、とりわけ担当ラインに対してボールが飛んでくるであろう状況の時です。逆に集中力をそれほど高めなくてもいい部分というのは、ラリー終了後です。ただ、このときは集中力が切れてしまうことがかなり多かったと思っています。
試合後に主審の先生から言われたことは…
「ライン際の判定やパンケーキのケースに関しては、旗を出すタイミングもいいし、はっきり言って全然問題ない。だけどボールが完全に死んだとき(どう考えても次につながらないケース)や、自分のライン判定が最終判定には影響を及ぼさないような時に、間違いが多すぎる」
たとえば、LJ3を担当している場合、自コート側の選手が触ったボールが相手側コートのフリーゾーンに、LJ3担当ラインを割って落ちたとき、判定はアウトです。これは、アンテナの内側を通過しようが、外側を通過しようが同じです。ボール・コンタクトのシグナルにはなりません。こういった場合、誰が見ても判定は攻撃側勝利となりますが、LJとして正確な判定を出さなければ、それは後々のもめ事の原因ともなりかねません。
細かいことなんですが、ルールブックや、全国講習会資料に記載されている内容を、正確に実践することが求められていると、そう感じました(ましてや、大阪では全国LJ講習会を開催しているのですから、なおさらです)。
さすがに、このV1の次の周に行われたVリーグ女子では、正確な判定を心がけて、何とか問題なく終えることができました。ただ、やはりまだまだ自分は上を目指すには実力不足だなぁ…とつくづく感じさせられました。
今週末には、もう一度V1リーグ男子が開催されます。このときこそ、前回のリベンジを…。
[2005.2.16]
「Vリーグ男子 サントリーホームゲーム in 箕面」
うーん、ここのコーナー更新が9ヶ月ぶりです…。
さて、今年もVリーグの季節がやってきました。といっても、すでに第1Legが終了し第2Legに入っているのですが…。今年のVリーグの目玉は、各チームのホームゲームが増えたことです。「地域との一体感を持たせる」ことを目的として導入されたのですが、今年度は全チームがホームゲームを開催することになりました。
で、今日(テレビ中継もされていましたが)サントリー主催のホームゲームが箕面市スカイアリーナで開催されました。サントリーは前回のシーズン(第10回Vリーグ)では一度もホームゲームを開催していなかっただけに、どんなことをするのかも少し楽しみでした。とりあえずGOLDEN BEARS (箕面自由学園チアリーディング部:現在全国大会4連覇中)が何かやるんだろうな…ということは予想していましたが、それだけではなく多彩なイベントが催されていました。
ま、その話は追々書くとして…本題の審判のお話です。
本日の対戦カードはサントリー・サンバーズ vs 松下電器・パナソニックパンサーズ。私は1番のLJを担当させていただきました(ということは、ばっちりテレビに映っているのですが…変なことしてませんでしたか?)。試合の詳細についてはVリーグの公式サイトの戦評などをご覧いただければいいと思いますが、審判の方は結構大変でした。というのも、今日が今期初のVリーグLJであったうえに、4勝4敗同士の対戦だったため、緊張の度合いがかなり高かったです。それでも縦のラインを選んでしまうあたり、冒険しすぎ!とも思うのですが…。
LJにとって一番大切なことは何か?と問われた場合、なんと答えますか?おそらく人によって答えは異なるかもしれませんが、私はもっとも重要なことはライン判定(イン・アウトのジャッジ)であると、常々言われていますし、クラブ連盟の大会でLJをしていただく方にもそれをお願いしています。今日ももちろんそれを頭に置いてLJを行いました。その結果、ライン判定事態は大きなミスなく終わらせることができましたが、やはり難しいのはコーナーボールの判定です。自分のいる位置にあるコーナーの判定は、まだある程度判断ができるのですが、遠くにある側のコーナーは判定が難しいです。今日あったケースは1番と4番のコーナー(4番のLJの前:副審側から見て右奥のコーナー)にボールが落ちました、サイドラインは10数cmぐらいのきわどいボールだったので、4番のライン判定を待たずに、すぐにインの判定を出しました。が、直後に4番がアウトの判定を出したため、出した判定をすぐに引っ込めることに…。
で、この最終判定はどうなったのかというと、結局ボール・インで決着がつきました。自宅に帰ってからビデオを見てわかったんですが、結構エンドラインから内側であったし、よくよく判定したときの状況を思い出すと、サイド・ラインとボールが10数cm離れていることが黙視できた=エンドからでも十分インボールであったはずなんですよね(今だから言える状況)。ただ、そのときはコーナーボールの判定に関するライン・ジャッジの差し違えがあったらまずいと思ったため、すぐに下げてしまいました。コーナーではいったん判定を出すのを待つことが大事だと、また新たに思い知らされました。
実はこれだけでは終わらないのが今日のLJ。
気づかれた方がいるかどうかわかりませんが(まだVTR確認していないので、映っているかどうかすら…)、サントリーの新外国人ジョエル、彼はかなりLJ泣かせです。ルールブックの中に、ポジショナル・フォールトについて記載されている箇所があるのですが、そこには「サーバーによってボールが打たれた瞬間に、それぞれのチームは、各自のコート内でローテーション・オーダーに従って位置していなければならない。(サーバーを除く。)【第7条第4項】」と記載されています。この各自のコート内でというのがポイントで、要するにサーバーがサーブを打った瞬間に、選手はコート内にいなければならないのです。前述したジョエルはこのタイミングがかなり微妙、というか出てるっぽい。
で、1本だけ、サーバーがサーブを打つ直前に、このジョエルの片足が完全にコートを割っていました。タイミングとしては「ジョエルの左足がコート外に出た直後にサービスが放たれた」ぐらいです…。立派に反則成立。で、ラインジャッジはこれを主副審に伝える必要があるので、片方の手でラインを指さし、旗を頭上で一往復する、というあのシグナル(サーバーのフットフォールトと同一のシグナル)を出した…のですが、採用されず、そのまま試合は流れてしまいました。その後から自分のペースがおかしくなったことは言うまでもありませんが…。
この選手がコート外に出るケース、特に外人選手に目立っています。昨年(だったと思います)もたしかどこかの選手がかなり早く足を出そうとするため、このシグナルを送ったことがあります(堺だったかな?)。
いずれにせよ、LJからすれば珍しいケースですが、Vリーグの男子ではよくあることなので、今後注意しなきゃ、と思っています。
[2004.12.5]