審判経験談(&雑談)

Last Up Date 2006.10.28

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Referee's Cafe より:2000年クラブカップ日記 活動報告

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「審判員はボランティア?」

週に1度ぐらいは、掲示板などをチェックするようにしているのですが、その中で、こんな質問がありました。

少し質問の趣旨は横道よれます。審判員はっきり言ってボランティアですよね。(国際審判員は日当があると聞いてますが)
みなさんは仕事と審判員生活の両立で苦労した経験はないですか?試合は必ずしも都合良く休みの日にやってくれる訳ではないですよね。有給取ってやることもありますよね。でもユニフォーム買ったりする金要るからやはり仕事あってのものですね。私なんかは転勤ある職業だから所属協会の変更まで出てきます。未だ審判員資格取ってからの住所変更は経験してませんが,住んでる都道府県変わったら登録変更の手続きはどうしてますか?先輩方のコメント聞きたいです。
あとB級やA級審判員の資格取ろうとするとおよそ一週間の講習を受けなければならないと聞きます。
(後略)

確かに、こういった問題はつきものなのかなぁ…と思い、(そのまま掲示板に返信しても良かったのですが)ちょっと長文を書いてみることにしました。

自分も、審判ははっきり言ってボランティアだと認識していますし、先の世界選手権では、会社からボランティア活動だと認められたので、ボランティア休暇を申請し、世界選手権の各種活動に参加していました。ただ、やはり仕事をおろそかにするわけにはいきませんし、私などは直接顧客から見えるところで仕事をしているので(注:接客業ではありません)、休みたくても休めない状況は多々あります。自社の事務所で仕事をしているだけなら、別に対面を気にする必要はないので、こういった苦労は少なくなるのですが…。

そういうわけで、世界選手権の時であれば、仕事をしながら世界選手権の手伝いをしていた、というのが正しいです。今回大阪で行われた、平日開催の世界選手権関連イベントは、全部で6日間でした。そのうち、完全に休暇をいただいた上で参加したのは2日間のみです。まぁ、仕事の方は私がいなくても、なんとか回っていたようですが…。

私の場合は、まだ独身なので、仕事+バレーの両立さえしておけば問題ないですが、こと家庭を持つ方になると、両立どころか3本立てになりますよね?そうなると、とてもじゃないけど家族の理解がなければ、休日や有休使ってバレーボールの審判活動なんて、無理だと思います。

「そこまでしんどい思いをしてなんで審判活動なんてしてるん?」ということを、よく友人には聞かれるのですが、それは単純にバレーボールが好きだからです。はっきり言ってプレーヤーとしては全くダメで、中学、高校、大学の10年間を考えると、一試合にフル出場した経験がほとんどありません。あっても、全体で5試合程度だと思います。それでも、何故かバレーからは離れることができません。審判活動を本格的に始めたきっかけも、単純に「好きだから」です。だからこそ、しんどい思いをしても、いままで続けているのだろうな、と思います(休日にやることがなさすぎて、バレーの審判活動をしていなければ、ただのアキバ系親父になっていたかもしれませんが…)。

転勤について。私の仕事も、転勤して出世する、というような仕事です。そもそもIT企業なんて、中央(東京)に情報が集中するので、当然の事ながら、東京転勤の話もたくさん出てきます。今のところは、ことあるごとに蹴っていますが…(ちょっと前には「人事ローテーションルール」なるものがあり、あと2年大阪で勤務したら、ほぼ無条件で東京転勤…という話もありました)。ちなみに、転勤とはちょっと異なるかもしれませんが、大阪から他の都道府県に転出して、審判活動を続けているメンバーは、たくさんいます。よくあるのが、大学生の内に審判資格を取り、卒業と同時に地元に帰るケースです。こういった場合は、所属都道府県の審判長を通して、審判員の移籍がどうのこうの…という事になると思います。事務手続きとか、そういったことはほとんどないはずです。

…っと事務的な話と、自分の話がごっちゃになってますね…。

実は、私も東京or神奈川で活動するかもしれない、という時期がありました。それは就職して間もない頃ですが、結局は4ヶ月で大阪に帰ることが決まり、関東方面での審判活動をすることはありませんでした。ただ、その時にも、「大阪から出て行く場合は、とりあえず所属連盟の審判長に報告して、受け入れ先に連絡ができるようにする」ということになっていました。

それから、「B級やA級審判員の資格取ろうとすると…」という事ですが、A級審判員になるためには、そのための試験を受ける必要があります。これは確かに1週間近い実技試験と筆記試験にて行われますが、B級になるための講習は、各都道府県でまちまちです。必要なところもあれば、試験のみでOKのところもあります。C級の時にきっちりとした講習を行うところは、B級の時の試験がほとんど無い等々…。

なんだか話の流れがよくわからないことになってきました orz

ボランティアで活動する以上、結局は自己責任に近い、活動に対する思いが一番重要だと思います。なにかしら義務的に、「こうしなければ…」となってしまうと、どうしてもしんどい思いをしてしまうし、ある時、ふと「何でボランティアでここまでやらなあかんねん…」というネガティブな思考に変わってしまうかもしれません。

とりあえず私は、まだまだバレーから離れたくないので、プレミアリーグ開幕3連戦はすべて舞洲アリーナに行きます。

[2007.01.07]


「練習試合(サントリー vs 大韓航空)」

今日(10月28日)、サントリーの体育館に行き、サントリー vs 大韓航空(韓国Vリーグ)の練習試合に、審判として行って来ました。当然、男子Vリーグチームの審判をするのは初めて(女子は、JT vs クラブチームの試合を過去に吹いたことがあります)です。まぁ不安はありましたが、とりあえず大丈夫だろうと、緊張しながら体育館へ行って来ました。

体育館には、僕以外にも2人の審判員が来ていました。試合は変則5セットマッチ、セットごとに審判を交代しながらやることになり、1セット目に副審をすることになりました。そして、今までとは違う次元のバレーボールに、圧倒されました…。

ボールが見えません(T T)。というか見えた記憶がありません。

あまりにもスパイクボールが早いし、ブロックは本当にミリ単位ですれすれの位置に飛ぶし…副審の責務を全うするだけでもかなり大変でした…。というか全うできていたかどうかすら怪しいですが…。これまでに吹いてきたどんな試合とも比較できない次元の違いに、汗だく状態でした。はっきり言って自分が情けない…。

この1セット目に目の当たりにした次元の違いにより、結局審判台に上がることなく、副審のみ4セット行いました。しかしいろいろ考えさせられました…。例えばポジショナルフォールトの反則を取ることを考えます。普段吹いている試合では、あまり複雑なポジションを取ることがないため、コートの中で注意すべき場所がはっきりします。しかし、ポジションが複雑になればなるほど、視野を広く持たなければなりません。また、動き方についても、これまで何気なく動いていただけなのですが、きっちりとした位置にいなければ、何も見えません。

今回の収穫は、この次元の違う試合でまともに審判をするためにはどうしたらいいのかを、改めて考えさせられたということです。しかしながら、こういった機会はたぶんまだまだあると思うので(これまでの諸先輩方の経緯を見ていると…)、次こそはちゃんと台の上に上がれるよう、日々精進していきたいと思います。

修行修行…。

[2006.10.28]


「久々の審判活動」

9月16日はヤングバレー、9月18日はクラブ連の大会、と久々に連休でバレー漬けでした。しかしながら真ん中の17日は仕事だったり…。というわけで、実にB級レフリーキャンプ以来、久々の6人制審判でした(1週間前に9人制の大会で審判はしていたのですが…)。

6人制は、やはりレフリーキャンプで言われたことをほぼそのまま実践できる場であるので、自分の中ではいい場所です。もちろん、9人制で会ってもそれほど代わりはありません。というのも、最近一番気にしていることが、シグナルを出すときの姿勢です。これまで、どうやら足が開いた状態でサービス許可などのシグナルを出していたらしく、今はそれを直そうとかなり意識しながら審判しています。

サービス許可の時に足が開いてしまう理由はわかっていて、体ごとサーバーに向こうとしているためでした。こうすると、楽な体制を取ろうと、自然と体が向いている側の足が半歩ぐらい前に出ている…つまり休めの姿勢になっています。キャンプの時にもそれを注意されたので、かなり足をそろえることを意識しながら審判台に上っています。

姿形がすべてではありませんが、もう一度そこから見つめ直す、といのが次の8月までにやっておこうと思う目標の一つです。

[2006.09.19]


「B級レフリーキャンプ(最終日)」

いよいよ最終日です。この日も朝6時に起床し、他の大阪メンバーと6時半に合流…しようとしたら一人起きてこない…のでとりあえずほっといて朝食をとり、ホテルをチェックアウトし、7時半から近畿大学へGo!と、その前に、今日ばかりは朝からコンビニで栄養ドリンク(リポD)を購入し、一気飲みしてからです。つーか4時間ほどしか寝ていなかったんで…。

さて、この日は「9人制のルール取り扱い」に関する講義と「審判実技」です。まずは9人制の講義(45分)を審判規則委員会の橘田 昇先生が行ってくださいました。ルールの取り扱い、ならびに判定をする上での注意点などの講義を受けました。その中で、9人制を吹いたことがない審判がどれぐらいいるのかを、受講生全員に聞いていましたが、全体の3割ぐらいの方が9人制を吹いたことがないようでした。私は普段どちらも吹いているのですが、中体連や高体連に所属していると、笛を吹く機会がないんだろうなぁと改めて思いました。

次は実技研修です。今日は主・副審の割当がなかったのですが、代わりにラインジャッジ2回、記録1回の割当がありました。取り立てて何かあったかというと、とりわけ何もなく…といった感じでした。どちらかといえば人の審判を見ていることが多かったので、あのジャッジがどうとか、この判定がどうとか、そういうことをセット間に話をしていました。

そんな中、先にも書いたように、ラインジャッジや記録をこなしていったのですが、とにかく記録が難しかったです。というのも、練習試合なので、選手が必ずしもユニホームを着ていない。で、短パンにしか番号が書いていないというのがほとんどであったため、番号をまず番号を確認するのが一番大変でした。まぁ、こういう経験はほとんど無いので、ある意味いい経験でした。

ということで、実技も6セットを終えて終了。すべての班が実技を終えたところで、閉講式が行われました。閉講式では、講習会全体の講評などを講師の先生方からいただき、そしてレフリーキャンプ修了の証として…

修了証書

をもらいました。ただ、これが終わりじゃなく、これから先、キャンプで学んだことを糧にして、更に実力を付けて、来年の審査会を受講できるようにがんばりたいと思います。

…ということで、レフリーキャンプは終わったのですが、この後、近畿大学vs大阪産業大学が3セットマッチのオープンゲームが行われ、その審判を行いました。すべての審判をつけてほしいと言うことだったので、主副審はもとより、記録、アシスタントスコアラー、ラインジャッジまですべて公認審判員(レフリーキャンプ受講生)をつけて、試合を行いました。

さすがに試合のレベルが高く、すべてを公認審判員で行っただけあって、しまった試合になりました。とりわけ、主審、副審に上がった6名はとてもいい経験になったのではないでしょうか。ちなみに私はアシスタントスコアラーをしていました。

試合後、近畿大学の監督に挨拶に言ったのですが、一つ言いアドバイスをいただきました。

「ジャッジをするときに、もう少しチームの視点で考えると、あらかじめラインジャッジを確認するとか、そういうことが出来るようになるんじゃないか」

チームは、やはり自分たちの有利になるような材料を探そうとします。監督さんは、例えば選手がスパイクしたボールがアウトになったとき、とりあえずすべてのラインジャッジを見るそうです。ボール・コンタクトのシグナルが出ていないかどうかを確認するために。そこで、ボール・コンタクトのシグナルが出ていなければ納得するが、一人でもボール・コンタクトのシグナルが出ているにもかかわらず、主審がボール・アウトの判定を下したときには、「ちゃんと確認したのか?」という風になるそうです。

確かに、自分たちが試合をしているときにも、そういう事ってしてしまいます。大阪のクラブ連の場合、ほとんどの公式戦で主審・副審両方が公認審判員です。なので、スパイクがアウトになったとき、とりあえず副審を見てみる、ということをよくやります。それを考えると、選手や監督の視点で確認をするというのは必要だな、と感じました。

また、この話は、初日に河村先生が話をしてくださった、「ボールに触れてこそ」という事にも通じるのかな、と思いました。自分がどれだけプレーしているのかが、審判技術にも通じるのかなぁ…と、改めて思いました。

 

3セットマッチのオープンゲームもおわり、片づけをして、すべて終わったのが16時半。昼ご飯も食べずにやっていたので、結構死にそうな状態…。この後、ファミレスへ行き、遅ーい昼食を取ってから帰宅したのですが…。帰ったのがたしか19時前…。何のやる気もなく、そのまま寝てしまったような気がします…。というか記憶が…。

とにかく、B級キャンプに参加された皆様、本当にお疲れさまでした。

[2006.08.20]


「B級レフリーキャンプ(2日目)」

…というわけで二日目…。大阪組+αは早めに会場(近畿大学)へ行き、いろいろと準備です。前日、余りよく眠れなかった(それこそ1時間起きに目が覚めるような状態…)のですが、とりあえず6時起床で、6時半に朝食を取り、7時15分にホテルを出発。そして7時25分頃に近畿大学記念会館に到着…。ここから長い1日がスタートしました。

この日のメニュー?は、「基本総合トレーニング」、「記録の記入法に関する講義と実技」、昼食休憩を挟んで、「審判実技」、そして「応用総合トレーニング」です。

基本総合トレーニングは、初日に行ったことを、今度は班ごとに20分ずつ、講師の先生の元で行いました。私の班は、最初にハンド・シグナルのトレーニングを、次にフラッグ・シグナル、そして最後にホイッスルの練習を、それぞれ行いました。今回は朝一ということもあり、コートではなく、ステージ上+屋外で行いました。屋外はこの時点(たぶん9時過ぎ)で、すでに30度を超える体感温度。しかもセミはよく鳴いているし、結構うるさい中で行いました。しかし、ホイッスルに関しては、本当に道具に左右されると思いました。特に長管は、複数本買った上で吹き比べをすることが大切だと思いました。しかし…この練習が終わった段階で、すでに汗だく…。審判って体力が必要だな…と、改めて感じました。

次は「記録法」に関する講義。これは国際審判員の佐々木克之先生が講師でした。6人制の記録法について、ルールブックに沿った形での解説が行われました。そしてこの後、Iスクールの実技が行われている体育館へ移動し、あらかじめここに配布されていた記録用紙に、2セット分、記録をつけるという実技を行いました。記録の実技を行うということは、当然準備が出来た場合は両手を上げたり、片手を上げたり…ということが行われる訳です。これもステージ上で行っていたのですが、タイム・アウト明けなどで、記録の準備が完了した場合に両手をあげる様が、遠くから見たら新興宗教のように見えていたそうです(強化練習会に参加していた大学生談)。

そんなわけで、記録法が終了し、昼食を挟んで、いよいよ練習試合を使っての実技です。男子大学生でも、インカレで上位に入るようなチームばかりが集まっているので、レベル的には普段クラブ連で吹いているよりも、ボールの速さやプレーする高さがワンランク上というような状態でした。

実技は、13点で主副審が入れ替わる形で、大半の受講生が1度のみ笛を吹くような形でした。私は2セット目の副審スタートで、13点から主審にチェンジしました。そこで私が主審の時に起きたケース。セッターが後衛で、サーブカットがネット際に上がってきました。セッターは自分の競技空間上でボールをさわりに行き、そこへ相手方ブロッカーの手が出てきました。ボールの軌道的には、完全にボールが相手コートに返っていく軌道でしたが、セッターはそのボールを上げました。が、その瞬間ブロッカーがボールを触ったように見えました。瞬時にブロッカーのオーバー・ネットだと判断し、吹笛。オーバー・ネットの反則を取りました。しかしチームは何故か納得していない様子…。何故?と思いながら、そのゲームは終了。講師の先生(このときは河村先生が担当でした)の講評を聞きました。

すると、先ほど記載したプレー、どうやらブロッカーが先に触っていた、というのです。となると、もちろんセッターは後衛なので、バック・ブロックの反則が成立します。ただ、最初にこの点を指摘されたときには、全くこの部分だということに気づきませんでした(最初はバックブロックの反則があった部分が全く別の場面であり、見逃したのかと思っていました)。それほど自分の判定に自身があったにもかかわらず、間違えていた…。それが悔しくもありましたが、現在の自分の実力だと認識せざるを得ませんでした。

結局、主審台に上がったのはこの1回のみで、後は他の人を見ながらの研修です。判定などについて、他の受講生と話をしたりすることで、いろいろと勉強になりました。特にハンドリング基準については、いろいろと意見を交わしたと思います。

実技終了後、休憩を挟んだ後に「応用総合トレーニング」が行われました。トレーニング内容は、「ボールが床に着いたかどうかの判定(パンケーキのケース)」、「バック・ロー・プレーヤーのプレーに関する判定(バック・プレー、キャッチ・ボールなど)」、「スパイカーとブロッカーに関する判定(ブロッカーのボール・コンタクト、スパイカー、ブロッカーそれぞれのタッチネットなど)」、「アンテナ付近を通過するボールの判定(アンテナボール)」、「ネット上でのボールへの同時接触に関するケース」、「セッターが後衛で、ネット付近に上がったボールに対する、様々な状況に関する判定(セッターのハンドリング、オーバー・ネット、バック・プレー、ブロッカーのオーバー・ネット、トスアップ後のスパイカーのオーバー・ネットなど)」…。と文章で書くと何がなんだかよくわからない状況になっています(絵の才能があれば書いてみるんですけど…)。とりあえず、こういったことを、最初は強化練習会に参加していた大学生が、大学生が帰ってからは、なんと国際審判の先生方が、それぞれの状況を実際にボールを使って再現し、受講生はこの状況を実際に判定するというトレーニングです。

このトレーニング事態は、何度か黒鷲旗の全国ラインジャッジ講習会で見ていたので、特に目新しい物ではなかったのですが、その時とは立場が違います。黒鷲旗の時は、どちらかといえば講師側の立場(手伝い)であったのが、今度は逆。でもこれまで何度も見ているから大丈夫だ。と思っていました。

 

しかしその考えは甘かったです。orz

 

外から見ているのと、実際に判定するのでは、全く違います。私は、最後に記載していた「セッターが後衛で、ネット付近に上がったボールに対する、様々な状況に関する判定」の時に、主審台に上がったのですが、ものすごく難しい。しかも同じような状況が、繰り返し作られるので(同じような、なので毎回最終判定が異なる)、集中してみていないと訳がわからなくなります(それでなくても、プレーしているのは国際審判員クラスの方々ばかりなので、目だけで次にどのようなことをするか会話をしていたらしい…)。頭ではわかっていても、状況を瞬時に理解し、判定を下すというのが、どれほど難しいのかよくわかりました。

まぁ、でも主審台に上がっているときの気持ちは、さながら処刑台に立たされている気分でした。たぶん正解率4割ぐらいだったので…。しかし、これはかなりいい経験になりました。人間、失敗しながら経験積んでいくんですから、ここでアホほど失敗しても、大きな問題にはならなかったのかなぁ…と。

というわけで、このトレーニングが終了して、ようやく2日目終了。終了した時間は19時半ごろでした。

懇親会終了後、いろいろあって説教されたりなんやかんやしているうちに、26時(AM2時)…6時起きだから…4時間かぁ…。

おきられるかなぁ…と思いつつ…この日は深〜い眠りにつきました…。

 

ということで、二日目終了。あと半日+α。続きはまた後日…。

[2006.08.17]


「B級レフリーキャンプ(初日)」

十数年ぶりに、JVA審判規則委員会主催の、B級審判員講習会(B級キャンプ)が復活しました。ここ数年間は、A級審査会とAC級審判員講習会(ACキャンプ)のみを交互に開催していたのですが、今年から、ACキャンプとB級キャンプを連続して行い、B級キャンプを受けたメンバーが、次の年(つまり来年)のA級審査会を受講、そしてさらにその翌年にACキャンプを受講するという形に変わりました。つまり、今回B級キャンプを受けたメンバーが、3度そろって講習会を受けることになります。

とりあえず、これからはそういう流れになるということらしいです。ちなみに、昔行われていたときは、B級キャンプの次がA級審査会で、ACキャンプは無かったそうです。

 

さて、B級キャンプの様子。

参加者は北は北海道から、南は沖縄まで、男女併せて68名でした。8月12日(土)の14時半から開講式が行われ、そして45分を一コマで2コマ連続とする講義の時間。なんか、大学の講義みたいです。まず始めに、『審判員として求められるもの』という内容で、45分間の講義を聴きました。講師はJVA審判規則委員会の河村 俊彦先生。審判に対する心構えや考え方について、体験談を元にしたお話をしていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。例えば、どんな話があったのかというと…、

  1. 審判員は、競技(試合)の指揮者であること(選手の持ち味を引き出す役目)
  2. 白球に触れてこそ(実際にプレーをしてみる)
  3. 感性高き事(気配りや心配りができる)
  4. 自分の笛に自信を持つ(繰り返すことが力になる)

ということでした(たしか…もし間違っていた場合、同じBキャンプを受けていた方、訂正ください)。他にも、審判の練習で大事なこととして…

ということをおっしゃっていました。うーん、納得…と思いながら、話を聞いていました。

2コマ目の講義は国際審判員の石井 洋壮先生による、『基本的な技術』に関する講義でした。これは吹笛、ハンドシグナルに関する技術的なポイントの解説でした。たとえば吹笛に関してですが、どのような場面で、どのような笛が必要なのか、長管と短管の特性についてだとか、ということを解説していただきました。本当に基本的なことなのですが、意識していなければできないような事ばかりでした。自分がこれまで出来ているかというと…たぶん出来ていないような気がします…(というか、これまではたぶん自己流)。

この2つの講義の後、Iスクール(国際審判員養成コース)の方が行っている練習試合の審判実技を見学し、再び講義へ。3つ目の講義は『判定基準の確立』という内容で、国際審判員の小柴 滋先生が担当講師でした。これは、ボール・イン、ボール・アウト、ボールが床に落ちたかどうか、ネット際の判定、ボール接触に関する判定(ハンドリングや物体利用)、バック・ロー・プレーヤーの判定、リベロ・プレーヤー、サービス、タイム・アウト、サブスティチューション、試合の遅延、不法な行為への判定、ラリー中の位置の取り方および責務について(主審、副審)…といった内容について、細かい指導を受けました。時間があれば、この内容については(自分の復習の意味も込めて)ここで公開したいと考えています。でもしばらくお待ちを…。

そして、初日最後は、『基本総合トレーニング』です。これは、ハンド・シグナル、フラッグ・シグナル、吹笛について、実際に体を動かしながらの指導となります。まずは吹笛について、各場面場面(例えば、ボール・インのとき、タイム・アウトの時など)で必要な笛を、短管と長管、それぞれを使って行うという練習です。体育館中に70近くの笛の音が響き渡るという、ある種異様な光景…体育館の外でこれを聞いていたら、たぶん新興宗教かと勘違いされそうな勢いです。

ハンド・シグナルについては、講師の先生(基本総合トレーニングは、JVA審判規則委員会 指導部長の柿木 章先生が担当されていました)が指示するハンドシグナルを、順に行っていきます。コート3面を使っていたのですが、おかしな点があれば、国際審判の方々が直接、指導してくださいました。実際、私もボール・アウトのハンド・シグナルが広すぎたらしく、なおしていただきました。

最後はフラッグ・シグナルについて。これもボール・イン、ボール・アウト、ボール・コンタクト、アンテナ外通過、サーバーのフット・フォールト、それぞれについてフラッグ・シグナルの練習をしました。終わったときには汗だく(;´Д`)です。

ということで、初日の講義がすべて終わった頃には20:30…。この時点で、まだ各班の班長が決まっていなかったため(3つの班に分かれていて、班長を決めておいてほしいということを、開講時にいわれていました)、講義後に班ごとに分かれての班長決め、そして全体のリーダー役となる村長決めを行いました(ちなみに、何故村長と呼ばれるのかは不明です)。この村長に…自分が選ばれてしまいました_| ̄|○ まさか…とは思っていましたが…諸先輩方からは「大阪は裏で動かなあかんから、村長したらあかんで」といわれていたのですが…私のような若輩者が個性の強そうなこの集団をまとめ上げられるのか、と若干不安でしたが…。あと2年もあるのに…。

ということで、初日の夜はまともに眠れませんでした。

続きはまた今度…。

[2006.08.15]


「クラブカップ予選9人制男子」

自信喪失…

何してるんだろう…

 

本当に反省するしかないような、そんな1日になってしまいました…。

3位決定戦で副審を行ったのですが、これが最悪でした…。この試合はクラブカップの代表がかかっていたので、公式記録も公認審判員で行っていました。で、第2セット途中で、サーブ順間違いを発見。記録員から通告があったのですが、まずそれになかなか気づきませんでした。

結局、ラリーが終わったときに気づいたのですが、ここで9人制のサーブ順間違いにおける手続きの方法が頭から完全に抜けており、主審に報告した後、なんか中途半端な笛でサービス間違いのシグナルを示しました…。もう最悪です…。

じゃぁ、正しい手続きは?というと、実は間違ったサーバーがサーブを打ってしまった場合の処置は、9人制も6人制も変わらないんです。なので、副審と記録で確認した後、すぐに吹笛→ハンドシグナルを示すという流れを行い、ゲーム・キャプテンを呼んで間違いを正す、というのが正解です。

ルールブック第19条第5項に以下のような記載があります。

第5項 サービス順の誤りと処置
サービス順の誤りがあったときは、直ちに正しいサービス順に訂正しなければならない。また、誤りの確認の時期により次のとおり処置する。
(1) 主審のサービス許可の吹笛後、第1サービスのトスをする前に、そのサーバーが正当なサーバーと交代したときは、試合はそのまま続行する。この場合、交代したサーバーは、その吹笛から8秒以内にサービスを行う。
(2) 第1サービスのトスをした後、そのサーバーが正当なサーバと交代したときは、トスをしたボールがサーバーの体に触れていない限り、正当なサーバーの第2サービスで試合を再開する。
(3) 誤ったサーバーのサービス中に確認したときは、そのサーバーのサービス中に得たそのチームの得点を取り消し、相手チームに1点を与え、サイド・アウトとする。
(4) サイド・アウト後、相手チームのサービス前に確認したときは、誤ったサーバーのサービス中に得た両チームの得点を取り消し、改めて相手チームに1点を与える。
(5) 相手チームのサービス後に確認したときは、次による。
  1. 誤りをしたサーバーが明らかなときは、そのサーバーのサービス中に得たそのチームの得点だけを取り消し、相手チームに1点与える。
  2. 誤りをしたサーバーが明らかでないときは、そのチームのサービス順のみを訂正する。この場合、第1セット開始時にサービス権を持っていたチームを基準とする。
(6) セット終了の吹笛後に確認したときは、そのセットは有効とする。ただし、次のセットを行うときは、そのチームのサービス順を訂正して開始する。

今回のケースは、(3)に当たるケースでした。間違ったサーバーがサーブを打ち、そのサーブの時に得点を取った直後にサーブ順の間違いに気づいたためです。ようは、そのラリーは取り消して、改めて相手に1点与えるということでよかったのです。

ルールブックには具体的にどのような手続きを行わなければならないのかは記載されていません。ですが、毎年クラブ連盟として行っている伝達講習会では、そのあたりのことも記載した資料を配付されています。やはり判定だけでなく、ゲームを運営していく上での手続きといったところも、今後はしっかりとやらなければ、全く意味がなくなる、ということを改めて実感しました。

ルールブックと講習会資料をもう一度読みなおします。

[2006.06.13]


「会長杯9人制男女」

6月4日、表題の大会がありました。約1ヶ月ぶりの9人制です。で、今回はチームの関係上、女子の試合を吹くことになりました。しかし…ちょっと前日のお酒が残っているような状態…いわゆる二日酔いですわ…。そんな状態で審判をするとは何事か!って感じですが…。

さてさて、やはり難しい…というか9人制女子は久々だったためか、なんだか難しかったです。試合のレベル自体はそれほど高くなかったので、今回はまだ9人制に慣れていない若手審判員を主審にし、私が副審を行うというケースがありました。なので、その話を…。ちなみに、主審をやってくれたのは女の子女性審判員です。

久々に審判に来たらしく(確かにあまり見ていなかったのですが…)、「感覚がよくわからない」との事だったのですが、そんなことはお構いなしに第1試合から主審をしてもらうのがうちの連盟だったりするのですが、とにかくそういう状況でした。まぁ、ルールはわかってるし大丈夫か〜なんてタカをくくりながら…。

ということで、試合が始まりました。第1セットはほぼ一方的な展開となったので、余裕を持って笛を吹けていました。とりあえずこの調子で大丈夫かな、と、第1セット終了時には思っていたのですが…。

第2セット、第1セットは異なり、一気に接戦に…中盤までお互いに譲らない展開が続く中、集中力が切れてしまったのでしょうか…まずレシーブカウントの数え間違いが一つ…(あまりにも明らかだったので、副審側で笛を吹いてしまいました…だめなんですけどね…)。そしてかなり見た目おかしなオーバーネットを一つ…副審をやりながらあっけにとられてしまいました…。まぁ、本人曰く、何か起きたように思えたために、反則を取ったらしいのですが…やはり集中力の限界?とちょっと思いました。

この日は、自分もそうだったのですが、やはりなかなか集中力が続きませんでした(というか、普通人間の集中力なんてそんなに長い時間持つとも思えませんが…)。なので、審判をするときにも、集中しなければならないところ、そうでないところとで、メリハリをつけながら行わないと、大事なときに失敗すると思います。たぶん審判を始めた頃は、そんな余裕など全くなかったのですが、最近はそうしないと最後まで持たないような試合を担当することも多くなってきたので、よけいにそう感じるのかもしれませんが…。

来週も9人制(クラブカップ予選)です。今度は男子、うまく集中力を使って大事なゲームを成功させようっと。

[2006.06.07]


「クラブカップ予選6人制男子」

月一ペースでの更新になりつつありますが…気にしないでください…

5月28日、表題の大会がはびきのコロセアムで行われました。久々に6人制男子のレベルの高い試合を吹くことになるので、今後に向けて研修を積まなければと思いましたが、まさか7試合中5試合も審判をすることになるとは思いませんでした。
(うちのチームが試合に出ていたら、確実に試合が回っていなかったと思われる…)

この日は…めずらしい…というか、話題になっているケースについて、事例が起きたのでその報告も兼ねての更新です。ちなみに当事者は私だったりするのですが……。

 

片側のチームが7名で、うち一人がリベロ…という状況です。このチームを仮にAチームとし、相手チームをBチームとします。

第1セット、A - Bのスコアが 25 - 24 の時、Bチームの選手がセンターラインの踏み越し(ペネトレーション・フォールト)をし、反則となって、そのセットは成立しましたが、このときにAチームの選手が負傷してしまいました。チームのメンバーに状態を聞いたところ、出場できるような状態ではありませんでした。

で、この後の処置なのですが…『例外的な競技者交代』として、リベロを登録解除できるかどうかという問題です。これは掲示板でも話題に上げましたが、FIVB発行のケースブックに則った処置を行うと、ここでリベロを登録解除しての例外的な競技者交代をすることは出来ません。では今回どのように対応したのかというと、リベロの登録解除が出来ない=例外的な競技者交代を行える選手がいない→不完全なチームとなり、結果棄権扱いとしました。

当然の事ながら賛否両論の嵐です。

たしかに、ルールブック上の記載によると『(前略)例外的な競技者交代とは、負傷した競技者に代わり、その時点でコート上にいないいずれかの競技者(リベロ・プレーヤーまたはリベロ・プレーヤーと交代した競技者を除く)が交代することである。負傷した競技者は、交代した後、その試合に復帰することは許されない(後略)』(第8条第2項)となっています。ですので、そのまま適用すると6人いるんだけれどもチームは不成立なんて事になります。大阪クラブ連の伝達講習会では、このルール適用について改めて再確認があった時に、このケースでは交代が行えないと言う話がありました。ですので、結果的には棄権扱いとしましたが…。

じゃぁ実際にはどうよ?という話ですが、未だいろいろと情報が錯綜しています(すでにこのケースの取り扱いについては、伝達が流れているだとか、各競技会ごとにローカル・ルールとして適用しているとか…)。少なくとも、ルールブックはメンバーが7人であることなど想定外なので(国際ルールですからね…12人いて当然だとして記載されている)、国内適用をちゃんとした形で伝達してほしいものです。

ちなみに、掲示板にもありましたが、大修館発行の『6人制バレーボールのルールと審判法』という本には、『(上記のケースで)リベロを登録解消して、例外的な競技者交代を行うケースも起こりうる』と記載されています。じゃぁこの本がルールブックかと言われればそうではないし…実際に国内適用として流れたのかと言えば、そんなことはなかったような気が…(だいぶ記憶が曖昧ですが…)。

少なくとも、このケースに関しては「大阪のクラブ連としては最終的にこうなりました」という報告はこのページでも紹介したいと思います。

ルール適用って難しい…。

[2006.05.30]


「平成18年度 クラブ連 審判伝達講習会」

またも久々の更新…っといっても、1年ぶりとかではありませんが…(汗)。

私の所属する大阪府クラブバレーボール連盟でも平成18年度の事業がスタートしました。まずは審判伝達講習会(ルール伝達)が4月16日(日)に行われました。毎年3月〜4月に行われている全国講習会の内容を、連盟に対して伝えるのが主な目的であり、ルール改正等が行われた場合は、その点を中心に講義・実技を通した研修を行います。

今年は6人制、9人制共にルールに関する大きな改正点はありませんでした。ただ、9人制に関しては、記録用紙に若干の変更があり、記録の書き方がだんだんと6人制に近くなってきています。まぁ明確に変わった部分は、記録用紙上部の両チームのチーム名を記入する部分です。これまでは「A」、「B」というのが印刷されており、トスの時にコートが決まるまではチーム名を記載することが出来ませんでしたが、今回からはチーム名をあらかじめ記載できるように、6人制同様「A」「B」を記載する部分が「○」になっており、コートが決定したときにA、Bのみを記載するように変更されています。おそらくそのほかにも変更点はあると思うのですが…まだルールブックちゃんと読んでないんで…。

さてさて、ルール改正がなかったため、これまで疑問に思っていた事などを聞く機会もありました。例えば「体育館の壁を蹴って、ボールをつなぐのはGoodか?」という話です。どちらだと思いますか?

答えは「Yes」です。「体育館の壁」というのがすでに競技場ではないので、例えば壁に足をかけた状態でボールをつないだとしても問題ない ということになります。ちなみに私は…

「ルール上は×だけど、そんなファインプレーを反則としては取らない。取ったらおかしい」

という何とも中途半端な回答を…反省。

もう一つ、これは結構重要なことなので、直接答えを書きます。ナショナルチームなどではあり得ないことなのですが、例えば、試合当日に7人しかメンバーがいないとき、6人をスタメン、残り1人をリベロとして登録し、試合を始めたとします。このとき、リベロ以外のメンバーが負傷した場合の取り扱いですが…リベロを通常の選手としてプレーさせることはできません。つまり、「リベロだった選手のリベロ登録を解除することはできない」のです。

ちなみに、これは私も知らなかったことで、先の伝達講習会で話を聞くまでは、全く知りませんでした。なので実際に上記のケースでリベロの登録を解除して試合を続けさせたこともあります。なお、リベロが負傷した場合に、他の選手がリベロとして再登録することは認められています(この場合、再登録できるのは、その時点で「リベロと交代してベンチに下がっている選手を除く」ベンチの選手となります。この適用も過去に間違えたことがあります…大丈夫か俺… orz )。

そんなこんなで、いろいろと勉強になった講習会でした。9人制吹くことも出来ましたしね。。約半年ぶりに…。とりあえずこのまま月日が経ってしまうととんでもないことになりそうなので、もうちょっとがんばります。。

[2006.04.17]