ケーススタディ(事例紹介と解説)
質問:こんな事例、あなたならどうしますか?
Q1 Aチームがレシーブをしたボールがネット上に上がりました。両チームが同時にブロックしましたが、そのボールはどちらのコートにも落ちずにそのままネット上をコロコロ転がって、アンテナに当たってしまいました。さて、この時皆さんはどうジャッジしますか?ただし、条件として両チームとも同時にボールに接触、同時に離れたということと、両チームともオーバーネットの反則がなかったという条件です。
Q2 Aチームのコート上にbP〜6の選手、控えにbV〜11、リベロ12がいます。bUにピンチサーバーとしてbVがコートに入りました。サーブが終わり、bVがリベロと交代し、そのままローテーションでリベロがフロントゾーンにあがってきました。が、リベロと交代したのはbVではなく正規の交代をせずにbUと交代してしまいました。1stも2ndもIFも判らずそのまま試合が続けられましたが、bUがサーブを打つ際にIFが発見しました。さて、あなたならどうしますか?ただし、この試合はリベロッチェッカーはいません。
みなさん、簡単な質問ですみません。
回答:うるか
Ans1 これはノーカウントで処理しますよね。
Ans2 競技者交代をしてないのですから、そのNo.6がプレーしていた時に得たAチームの得点のみ取り消され、相手チームに一点与える。そして正規のメンバー(7番)に戻す。これでどうですか?
回答2:管理人
1)について。
両チームがブロック(本当に押し合って外にはじき出そうという気配が全くない)なら、取り扱いとしてはダブル・ファウルですね。ただし、どちらか一方でもコート外にはじき出してやろうというプレーをしていたのなら、コート外にはじき出そうとしていたチームにサイドを上げた方が自然かもしれません。
「同時接触でアンテナにボールがふれた=ダブルファウル」とすぐに判断するのではなく、どちらかが攻撃しようとする意思があったののならそちらの勝ちにした方がいいと思います(同じようなケースでダブルファウルを取った後に、そのような指摘を受けました)。
2)について。
ルールブック通りの取り扱いを考えれば、「間違った交代を行った後に得た得点は取り消されて、相手チームに1点を与える」ということになろうかと思います。問題はどこから間違っていたのかを正確に特定できるかどうか、ということにあるでしょう。
特定できない場合は間違っていたチームがラリーを失うことになるだけですし。
審判上で注意しなければならないことは、普段リベロと交代している選手がどの選手なのかを常に意識しておくことでしょう。ご質問のケースであれば、7番のサーブが終わった時点でリベロとの交代が行われていないかどうかをちゃんと確認しておくべきです。
行われたのであれば、リベロが前衛になった時に競技者交代が行われるかもしれないとか、7番が戻ってくるはずだということを意識しておけば、この間違いには気づくはずです。
チームがこの間違いをしないようにするには、サーブが終わった時点ですぐに7番と6番を交代させて、6番をコート上に戻してしまいます。競技者交代の手続きが終わった時点で6番とリベロを交代させれば、問題なくゲームは進行していくと思います。
リベロがらみの反則はチーム、審判共々気をつけて行かないといけないでしょう。
質問:こんな事例、あなたならどうしますか?再度
Q2に対して再度質問です。
アシスタントスコワラーがいませんので、bUがコートにいたかどうかわからないと思いますが、その場合でもその処理でいいのでしょうか。
私の見解を言うと、判った時点までしか戻せないので、この時点では相手に1点を与えて正規のメンバーチェンジでbUを戻すということしか出来ないと思うのですが。ただ、完全にbUがずっとコート上にいたということが明らかであれば(事実が証明できれば)、うるかさんの処理でいいと思いますが。いかがなものでしょう。
ちなみに、これは実際にあった話です。
回答1:うるか
リベロと他の競技者の交代のチェックは、アシスタントスコアラーだけの仕事ではないと考えます。1st,2ndレフリー、スコアラーも確認すべきですよね。ましてやアシスタントスコアラーがいないケースでは、1st,2ndレフリー、スコアラーがしっかり監視すべきでしょう。
ただこのケースで「No.6→No.7→リベロ→No.6」、この図式で
No.6とNo.7のサイドラインを挟んでの交代は考えられず、
(正規の交代以外で勝手に目を盗んで交代?)
少なくてもNo.6がフォワードにいる間は交代は困難のはずです。
だからaB6がリベロと代わってフォワードのポジションに戻った時からサーブを打つ直前までと考えるべきでしょう。(もしこのケースで分からなかったからと言ってこのような処置をすれば、相手チームより抗議がでるでしょう)
本来これはチームの責任ではあるのですが、aB6を正規の交代をさせないでプレーさせたのは審判団にも責任がありますよね。
このケースはよくあるケースですので、十分審判団は監視すべきでしょう。
うるかはこう考えますが、どうですか?
回答2:モンチッチ
うるかさん、ありがとうございました。
私の試合でなかったので何ともいえないのですが、確かに得点をすべて取り消してから…というのが筋だと思います。ですが、この時はどこまで戻したらいいのか解らないので、とりあえずその時点で相手に1点、かつサーブ権を相手チームに与えた。この処理を行いました。その時にT.Oがあったりメンバーチェンジあったりしたので一概に言えないのですが、色んな事があったときに起こった事例です。
回答3:うるか
リベロの交代についての反則が起きるケース
・ピンチサーバーで競技者交代があったケース
(モンチッチさんの事例)
・タイムアウトでリベロとプレーヤーが交代してしまうケース
(よくあります。)
・リベロがワンプレーを置かずに、入るケース
(特にタイムアウト・競技者交代・その他の中断の際)
など
*これらの反則も最近はチームがよく理解してきたので少なくなってきたはずですがね。(まだ地方レベルでは多いでしょうね。)