ネット際の反則について
質問:ネット上での同時タッチ
ル−ルブック(6人制)2000年度版第10条−第1項−1−(2)「...このようなボ−ルがアウトとなった場合、ボ−ルが落ちた反対側チ−ムの反則となる。」とありますが、6月22日のシドニ−オリンピック女子予選 日本対イタリア戦第2セット、松本選手がブロックアウトを試みて成功した日本19点目を例に挙げます。
スロ−で見る限り、明らかにネット上での押し合いがあり、押し込んでボ−ルアウトとなっています。上述の規定から考えると、押し合いのすえ松本選手が押し込んでイタリアコ−ト外にボ−ルアウトとしたことから、日本側の反則と思いましたが判定はイタリア側ワンタッチによるイタリア側失点でした。この判定の根拠は別の条項によるものなのか、またそれならば上述の規定はどういうケ−スに適用されるものなのか疑問に思います。こういったシ−ンをみると、ネット上での同時タッチからのボ−ルアウトにに対する判定について、とても難しく感じられます。この点について、実際に主審をした時の判定のコツがありましたらお教えいただきたく思います。
回答:管理人
直接日本vsイタリア戦のシーンを見ていなかったんで、どういう状況なのかよく分かりません。おそらくこういうことなのではないでしょうか。
ネット上でボールを押し合う場合は、押し合いに勝った方に得点が入るのが普通です。ではあの条文はどのような状況で適用されるのかということですが、このことについて、とある連盟の審判委員長に話を聞きました。
「ルールブックの条文のいケースというのは、ネット上で押し合いではなく、同時に接触し、コート外へはじき出そうとしているケース(ボールはネットほぼ平行に流れる場合)を想定しているんだと思います。
レフェリースクール等で練習するケースなんですが、ネット上でネットを挟んで、両方のプレーヤーに動じ接触させ、横へボールをはじき、その判定を行う練習をよくします。当然、アンテナに当たるケース、コート内に落ちるケース、コート外に落ちるケース、ダブルファウルになるケースとさまざまですが、コート外に落ちた場合はこの条文を適用することになります。」
おそらくネット上での押し合いの場合、最後までボールに触れていたのは押し合いに負けた選手だということで、たとえボールアウトになってもワンタッチの判定で、押し勝った方のポイントになるということだと思います。
ちなみに、同時接触の場合は、「同時接触なんだけどもコンマ何秒か触っていたのが長いから反対側にボールが落ちたのだから、ボールが落ちた反対側の反則なんだ」というのを、僕も聞いたことがあります。
判定のコツとしては、ネット上で押し合いになっているか、そうでないかを判断すればよいのではないでしょうか。判定に関しては実際に経験を積んでいただくのが一番早いと思います。
追加:ネット上での同時タッチ-質問の訂正
6/23 23:44付け
文中、質問内容に誤りがありましたので訂正します
松本選手誤り---森山選手 でした。
ご回答、お待ちいたしております。
質問:タッチネットについて教えてください
会社でベレーボールを楽しむ中年です。ネットタッチでいつももめてしまうので、お忙しいかとは思いますがよろしくお願いします。
タッチネットに関する基準が大幅に緩和され「競技者はプレー中であればネットに触れても良い」となったそうですが、具体的にどのようなケースがOKなのでしょうか。詳しく教えてください。
例えば以下の例はどうなるのでしょうか?
1.スパイクして振り下ろした手がネットに触れた。
2.スパイクのため振り上げた手がネットに触れた
3.スパイクの動作中に胸、腹などがネットに触れた
4.ブロック後、勢いあまって手がネットに触れた
5.セッターが乱れたサーブレシーブをとろうとしてネットに触れた
−以上ー
回答:管理人
例としてあげてもらったものは全てタッチネットの反則になります。ルールブックにもありますように、「ボールをプレーしようとして触れた場合」は反則です。スパイクの場合、ボールをプレーするための一連の動作というのは、助走・ジャンプ・ボールをヒット・着地までです。この一連の動作の間にネットに触れた場合は反則になります。着地後であってもその勢いでネットに触れた場合は反則になります。
ブロックの場合でも、ジャンプ・ブロック行為・着地までが一連の動作なので、その間にネットに触れたとか、着地後に勢いあまってネットに触れた場合などは反則になります。
ただし、着地後競技者の体勢が安定して、その後次の動作に移るためにネットに触れた場合は反則にはなりません。
質問:お世話になります。
いつもお世話になります。
ふたつ質問をさせていただきます。
@高校6人生ですが、トスをしたあと公式練習をしますが
その順序はトスに勝ったチームからですか?ルールブックには
かいてないとおもうんですが・・・
Aスパイクを打ったとき、ブロッカーの手にわずかですがあたって
います。しかし、ほとんどネットによる跳ね返りだった場合で、
スパイカー側に返ったときは味方がとればいわゆる4つになりますか?フォアーコンタクト
回答:管理者
1)公式練習はトスに勝ったチームからではなく、サーブ権をとった方からです(ルールブックの付録3、プロトコールに掲載されています)。これはラリーポイントにかわってから、トスに勝ってもサーブ権を取らないチーム(サーブカットを選択するチーム)が出てくるようになりました。なので、トスの後には公式練習を先に行なう方をキャプテンに言ってあげればいいと思います。
2)ボールが相手方ブロッカーに触れているのなら、フォア・ヒット(フォア・コンタクト)の反則は成立しません。ルールブック第15条1項3に附随している第8図を見ていただければ具体的に分かると思いますが、ブロックの完了の定義は、「ボールがブロッカーに触れた時に完了する」と記載されています。ですから、ネットにボールが当たっていても、その時にブロッカーにもボールが触れているのであれば、フォア・ヒットにはなりません。
回答2:まさ
フォア・コンタクトの件ですが、ワイヤーと(白帯と)ブロッカーに同時に触れたケースの質問だとすれば、試合運営上は若干違います。
「もし、ブロッカーがいなくても」そのボールがネットを越えないようなケースはフォア・コンタクトの反則になります。
ネット上のケースについて、文章で表現するのは難しいですが、私がうけたこの質問の意図は同時に触れたケースと思うのですが。
間違ってたらごめんなさい。
回答3:しょうじ
まささんのいっていただいたケースがわからないのですが
もう少しくわしく教えてくださいませんか?
ワイヤーがブロッカーにあたったということですか?
回答4:管理人
こういうことだと思います。
スパイカーが打ったボールがネットに当たった。そのボールはそのとき、僅かながらブロッカーに触れた。もしこのとき「ブロッカーがいなかったらボールはネットを越えていたんじゃないか」という場合はブロッカーに触れたと見て、フォア・ヒットの反則にはしない。「ブロッカーがいてもいなくてもボールはネットを越えなかったであろう」という場合は、フォア・ヒットの反則をとった方が自然だという事だと思います。
この件に関してはE-mailでも解答を頂きました。
質問していただいたケースの場合、「『ブロックに当たって跳ね返った』と見るよりも『ネットに当たって跳ね返った』と見た方が、まわりから見て自然です。攻撃側から見ても白帯に当たってるのは明確ですから、チームも納得するでしょう。ブロッカーは儲けたと思うかも知れませんが、自然の流れだと思います。」ということだそうです。
回答5:まさ
すいません。ここ何日か、ここを覗いてなかったものですから。
管理人さんの説明通りです。
私の例えが逆の方がよかったですね。「もしブロッカーがいなかったら」そのボールがどうなっていたかを基準にして、越えていないケースはフォアコンタクト、越えるケースはラリー続行ということです。
回答6:しょうじ
わかりました。ありがとうございます。
ただ、その解説はどこのかかれていますか?
回答7:管理者
この話は、昨年日本バレーボール協会のA級審査会を受講された奈良県の審判員の方が、今年の全国講習会(レフリーキャンプと言って、前年度のA級審査会の受講生が受講する講習会です)の際に聞いたそうです。
なので、解説書などに掲載されているかどうかはちょっと分かりません。ただ、そう言った場で講師の先生方から聞いたことだそうなので。
回答8:まさ
書き物としてあるかは定かでありません。
ただ、この取り扱いについては、かなり以前から「講習会」や実践の中で言われてます。
要は、プレイヤーが納得する判定を心がけることです。
特にネット際では、2つの事象が同時に起こるケースがあります。フォアコンタクトなのかアタックの完了なのか、バックロープレイヤーの反則なのか、オーバーネットなのか(管理者さんのEXP参照)、アタックヒットがブロッカーとアンテナに同時に触れるケース、今回のケースでボールアウトになった場合・・・・
それぞれにルールに定義されていることが同時に起こった場合、どちらにサイドを挙げるか、プレイヤーが納得できる判定か。
難しいですが、様々なケースを目に焼き付けて、全国で通用する基準を会得するために審判員も研修を重ねなければならないと、今回の質問で再確認しました。
質問:オーバーネットの反則について
オーバーネットの反則について教えてください。2つあります。まず1つ目。例えば、相手チームのカットが乱れ、ボールがネットすれすれの所を通過して自コートに入ってこようするようなケースで、そのボールをブロッカーが片手で相手コートに押しこんだ場合、それはオーバーネットになるのでしょうか? 片手で押し込むとオーバーネットを取られるから押さえるときは両手で、という趣旨のことを聞きました。真偽のほどをお聞かせください。2つ目。例えば、自チームのカットが乱れ、ネットすれすれの所を通過して相手コートに返りそうなケースで、アタッカーが無理にそのボールを打ちにいったり、押し込もうとしたりする場合、ボールが相手コートに入っていたら勿論オーバーネットの反則になると思うのですが、では、ネット上にあるようなとき、つまり、ボールがわずかでも自コート内にもあるようなときであれば、それはオーバーネットにはならないのでしょうか、あるいは、なるのでしょうか。ボールが相手コート内にある、ということは、ボールがネットの想像延長線上にはなく、完全にボール1個分、相手コートに入った、ということなのでしょうか。ルールブックを精読したつもりなのですが、はっきりしません。よろしくお願いします。
回答:管理人
1つ目に関しては、片手だからオーバーネットになるとは限りません。以前ここでも紹介し、キーワードにも掲載していると思うのですが、片手でも主審が「ブロック」だと判断したら、それはオーバーネットにはなりません。
ただし、これは相手のプレーヤーがボールをプレーしようとしていた場合だと(例えばセッターがボールを処理しようとしている場合)状況によってはオーバーネットの反則にもなり得ます。
セッターがボールをプレーしようとしているのに、それを妨害するようにブロックを相手方空間内で行った場合は、オーバーネットの反則になります。
ただ、全く相手もいない状況で相手空間内のボールを打ったとしても、それを反則にするような事はあんまりないと思います。だって、どう考えたって不自然でしょ?(もちろんこのプレーを勧めているわけではありませんが)要は相手のプレーを妨害しなければ、それをブロックと判定してオーバーネットを取らないというのが普通だと思います。
2つ目のケース。相手空間内にあるボールをプレーした場合の判定ですが、完全にボール1個分以上相手コートに入った、ということです。ネット上にボールがある場合はオーバーネットにはなりません。ただし、相手コートに返ってしまったボールをさわった場合はオーバーネットになります。
回答2:まさ
逆にオーバーネットの成立条件を整理してみたらいかがでしょうか。
プレイヤーとボールとの接点がネットを越えている場合(白帯の相手側の膨らみが境界)には、オーバーネットの反則となります。
ただし、ブロックが成立する場合には反則になりません。
ブロックとは・・・・
「競技者がネットに接近して相手から送られてくるボールをネットの上端より上方で阻止」するプレーである。(片手でも構わないが、アタックヒットを除く、つまり片手でバックスイングを伴うプレーを除く)
ブロッカーは「相手方のプレーを妨害」したり「相手方のアタックヒットの前もしくは、それと同時に」ネットを越えてボールに触れることは許されない。
1つ目に関しては、そのプレーがバックスイングを伴っていなく、ボールがネットを越えて自コートに向かおうとしていて、相手のプレーを邪魔しなければ(セッターのトスアップや、アタックを邪魔しなければ)反則ではありません。
2つ目は、ボールの位置もありますが、プレイヤーとの接点がネットを越えていれば反則となります。
特に「相手のプレーを邪魔しない」という条件の判断が難しいですよね。同じようなボールでも、セッターのレベル(高さや技術、ボールに間に合っていたのか等)によって、プレーできたか、プレーが困難であったかを瞬時に判断し、ボールとの接点を見極めて判定することが大事です。
質問:オーバーネット
つまらない質問で申し訳ありません。
オーバーネットはセコンドも吹笛して良いのでしょうか?
あと、国際審判員の今野正明さん、ご存知の方って
いらっしゃいますでしょうか?
回答:カレー(B級審判員)
結論から言うと、オーバー・ネットの反則に関して、2ndが吹笛する権利はありません。じゃあ、どうするか。1stに小さくサインを送るだけです。でも、それを1stが見なかったり、見ても採用しなければ、それまでです。
2ndの仕事は、主としてネット下方、ベンチに関わることです。ネット上方のタッチ・ネットなどに関しても、もちろん吹笛しますが、オーバー・ネットに関しては、ネットの白帯の真上を監視できる主審にしか吹笛の権利はありません。
今野さんの件は、・・・ごめんなさい。
回答2:まさ
今野先生は、神奈川県の方で、ビーチの国際審判の資格も取得されている方です。「ご存知」とはどの程度なのか分かりませんし、プライバシーの問題もあろうかと思いますので・・・・
副審に関しては、ルールブックの第24条第3項の2をご参照ください。
そこに「吹笛」する7ケースが載っています。
カレーさんの言うとおり、第24条第2項の2に従って「合図を送る」ことはできます。
最近は9人制でさえも「オーバーネットは主審の責任で」という方向で指導されてます。
回答3:管理者
カレーさんとまささんに回答をいただいているので、私がフォローする事もないんですが、念のためルールブックに掲載されている副審の責務について記載しておきます。
副審が吹笛をして合図をするのは以下の7項目です。
1)レシービング・チームのポジションの反則(ポジショナル・フォールト)。
2)ボールをプレーしようとしている競技者、またはプレーを妨害しようとしている競技者が、ネット下方の部分に触れるか、副審側のアンテナに触れた場合(タッチ・ネット)
3)相手方コートおよびネット下方の空間への侵入(パッシング・ザ・センターライン)
4)バック競技者およびリベロ・プレーヤーのアタック・ヒットおよびブロックに関する反則(バック・プレー、バック・ブロック)
5)フロント・ゾーン内でリベロ・プレーヤーが、指を用いたオーバー・ハンド・パスであげたボールを、他の競技者がネット上端よりも高い位置でのアタック・ヒットを完了した場合(バック・プレー)
6)ボールが、ネット上方の許容空間外側のネット垂直面を通過するか、または副審側のアンテナに触れた場合(ボール・アウト:ただし取り返しのケースを除く)
7)ボールが、外部の物体や床に触れて、主審がその接触を確認できない場合。
タッチ・ネットに関しては、ネットの上方で起きても、副審がそれに気付けば吹笛しても問題ないです。
これ以外の反則については、副審が吹笛をする権利はありません。カレーさんの言うように「合図を送る」ことはできます。しかしそれも主審が採用しなかった場合はすぐにシグナルを下げなければなりません。出しっ放しにしていると、チームに気付かれた時に、クレームをつけられる恐れがあるからです。
今回はお二人にずいぶん助けられました。有り難うございます。
回答4:匿名
むらかみさん、こんにちは。
メルアドを見ると慶応の関係者さんのようですが、今野先生は慶応高校の先生でもあります。
あとは、カレーさんや、まささんが言われるとおりです。
回答5:むらかみ
みなさま、どうもありがとうございます!!
むかし2ndをやることがあって、疑問に思っていたので。
みなさまの素早いレス、本当にありがとうございます。
これからも、質の良い笛を吹けるよう頑張ります。
実は今野先生は私の高校時代の師匠でありまして、どれくらい
有名だったのかなと思いまして・・・ お騒がせしてすみません。
今は慶應義塾高校ではなく、他の慶應附属高です。
質問:ブロックについて
中学生でブロックの形がまだできていないケースがあります。
例えば、ネットから少し離れた状態でジャンプして、両手で叩くようなブロックをした場合、それはブロックと見ていいのでしょうか。(手首から先を折ってボールを押さえ込むのではなく、手首・ひじを伸ばし、肩で腕を動かすような形です)もちろんネット上端より上でボールに触れた場合です。
回答:まさ
ブロックとは、ネットに接近して相手から送られてくるボールを、ネットの上端より上で阻止する行為であり、形に関しての定義はありません。
従って、こもんさんがおっしゃるようなプレーでも、相手から送られてくるボールを「阻止」しようとしたのならばブロックは成立します。
ただ、いわゆる「ダイレクトスパイク」のように、「阻止」ではなく「攻撃」しようとした場合にはブロックとは見なしません。またその判断は主審に委ねられます。でもあまりシビアにならない方がいいですよね。審判だけ「浮いて」しまう場合が多々あります。
質問:お願いします。
3つ質問させていただきます。お願いします。
1・タッチネットで妨害しようとしたときとは、故意でなければ
妨害にはあたらないんでしょうか?それとも客観的にみて妨害すれば
これにあらるんでしょうか?
2.サーブ順を間違えた時はその後どうなりますか?
サーブ権や次に打つ人、記録について教えて下さい。
3.副審は記録とどのように得点経過うを確認していけばいいでしょうか?記録を生徒がやるため記録が間違えて中断してしまうケースがあります。よろしくお願いします。
回答:カレー(B級審判員)
翔たさん、こんにちは。
ルールに関する細かいことと、審判団の連携に関することですね。
まず、結論から書きます。
1.客観的に見て妨害ならば、妨害です。
2.正しいサーバーの失敗と考えて、対応すれば、ほとんどの場
合は大丈夫です。
3.記録員をしっかりさせるように指導し、時々確認してやるし
かないでしょう。
1について。
ネットに振れることは基本的には反則でなくなりましたが、実際には、ほとんどの接触が反則となってしまいます。現在のプレーヤーには、旧ルールが定着していますから、ネットに振れようとしてプレーする人はありません。したがって、ボールをプレーするときに思わず振れてしまい、反則となることがほとんどなのです。
ところで、妨害の件ですが、例えば、転んでネットにぶら下がってしまったらどうでしょう。その時にちょうど相手ボールがネットにかかってきて、大きくコースが変わったりしたら・・・。故意に転ぶ人は、お笑い芸人でなければないでしょうが、これでも妨害です。ということは、故意か故意に見えた場合はもちろんのこと、故意でなくとも妨害してしまえば、妨害なのです。
2について。
サーブ順を間違えた場合には、ローテーションの反則にあたり、ポジショナル・フォールトと同じシグナルが出されます。しかし、この内容には、いくつかのパターンありますので、分けて書きます。
まず、正しいサーバーAを追い越して、間違ったサーバーBが打ってしまったとします。このときには、Aがサーブ・ミスをしたと考えて、相手に得点とサーブ権を移します。もちろん間違えたチームは、Aをバック・ライトにしたサーブ・レシーブの隊形をとります。次のサーバーは、Aの次の選手です。(BがAの次の選手だったなら、またBが打つことになります。)相手チームは、正しくローテートして、正しいサーバーが打たなければいけません。
次に、正しいサーバーAよりも順番の戻った選手Cが打ってしまったとします。このときにも、Aがサーブ・ミスをしたと考えて、上と同じように処理します。
普通、サーバーの間違いが起こるのは、サーブ権を相手からとったときですが、ときには、連続得点中に間違えることもあります。正しいサーバーAが打ち続けるはずなのに、間違っ
たサーバーDが打ってしまったとき、これも処理は上と一緒です。
これら三つの場合のどれをとっても、間違ったサーバーEが打った直後に記録席から副審に通告があり、そこでラリーが止められ、反則の処理がなされるはずです。しかし、もし、間違ったサーバーEが2本以上のサーブを打ってしまったときには、間違っている間にとった点数は取り消されます。しかし、間違ったチームだけが悪いので、相手チームの得点はそのまま生かされます。
さらに、万が一、間違いが通告されず、どんどん試合が進んでしまったら、間違いのあった時点まで戻って上のように処理をします。また、どうしても間違った時点が分からない場合には、ルールどおり、その場で1回だけサーブ順の間違いがあったことにして、サーブ権が相手に移り、1点だけが相手に入ります。子どもたちには、勇気を持って間違いを大声で指摘するようにさせないといけないでしょう。
3について。
得点に限らず、タイム、競技者交代、そして第3セットも生徒が混乱する元になります。どれをとっても、自信のなさ、集中力の欠如、そして、知識不足からくるものがほとんどです。試合前の打ち合わせをよく行って、なんとか理解させるしかないでしょう。また、ラリーごとに副審が記録席をのぞくわけにもいきませんから、「大丈夫?」「得点いい?」などと、時々聞いてやるしかないでしょう。第3セットに関しては、セット間の休憩のときによく説明し、チェンジ・コートはできるだけ短くしますが、確実に仕事をさせるように見てやるのがよいでしょう。
時々、審判の位置から補助役員を怒鳴りつける光景を目にします。確かに歯がゆいでしょうけれども、子どもたちの行動は自分の指導力を示しているともいえます。考えるべきですね。
質問:タッチネット
こんにちは。
タッチネットですが、ポールやマーカーの外のネットにさわっても
反則ではないんですよね?
それから相手サーバーが打って明らかにネットをこえないと判断した
前衛選手が(カットするほう)ボールをネットの下からとろうとして
ネットにさわってしまった場合はどうなりますか?
回答1:管理人
よっちさんこんにちは。
タッチネットの反則として取られるネットの範囲は、ネットの編み目の部分全体です。ですからアンテナの外側でも編み目になっている部分に触れると、タッチネットの反則を取られる事があリます(もちろんプレー中に触れた場合です)。それ以外の部分、補助ロープや支柱等に触れても反則を取られる事はないです。
2番目のケースですが、現在の6人制のルールでは、サービスボールがネットに触れただけではボールデッドにならないんです。ボールが落ちた後なら問題ないのですが、そうでない場合は…。ただ自然な流れを考えると、反則としない方がいいようなきがしますが…。
回答2:まさ
2つ目のケースですが、ボールをプレーしようとしたわけでないので、タッチネットの反則にはなりません。
ただ、ルール上は、ネット通過前にボールに触れた場合、ネット下方のオーバーネットは成立します。
でも、反則をとったら浮いてしまうでしょうね。
浮かないように知らん振りが1番かな(笑)
質問:Vリーグにて
こんにちは。
前回は、回答ありがとうございました。
今回は、先日のVリーグの試合で、サントリーのジルソン選手がライトからスパイクを打って、勢い余ってボールデッドになる前に相手コートに入ってしまいました。ところが、主審はペネトレーションフォールトをとらなかったのですが、この場合プレーに関係のないところでの反則はとらないのでしょうか。よろしくお願いします。
回答1:管理人
どういう状況だったのか見ていないので何とも言えませんが…
ジルソン選手がスパイクを打った後、相手コート内にセンターラインを超えて完全に入っていたのでしたら、プレーに関係ないとはいえペネトレーション・フォールト(パッシング・ザ・センターライン)の反則が成立します。ただ、相手コートのフリーゾーンへと逃げていたのなら、反則にはなりません。
スパイクを打った後、着地後の勢いでネットに触れた場合でも、「ボールをプレーしようとしてボールに触れた」事になるのでタッチネットの反則が科せられます。それと同じように考えると、プレーと関係のないところではあれ、ボールをプレーしようとしての反則なので、普通は成立すると思います。
もともとパッシング・ザ・センターラインについては、プレー中にセンターラインを越えた時という基準はないので、ボール・デッドになる前なら全部反則が成立するはずだと思います。
もしかしたら、主・副審が完全に見逃していたのかも知れませんが…。もしこのときの状況をTVもしくは現場で見た方がいれば詳しいレスをお願いします。
質問:パッシング・センターラインについて
こんばんは〜 いつもお世話になり、ありがとうございます。
パッシングセンターラインについてお尋ねします。
“今現在ボールでプレーしている人”以外の人のパッシングは、反則にならないのでしょうか?
例えば、ネット際にいたプレーヤーの足が出た時とか、おとりに飛んだアタッカーの足が出た場合・・・・等々ですが、どうでしょうか?
イマイチよく判らずにいるのですが・・・・・・
回答1:カレー(B級審判員)
おはようございます。
結論から書くと、いわゆるパッシング・ザ・センター・ラインに関しては、特例は全くありません。イン・プレーであれば、誰が越えても反則です。
しかし、プレーと「全く」関係のないところでの「ちょっとしたもの」は、「確認されたうえで」流されている場合があります。「審判員だけが『反則探し』のようにして見つけた反則をとることで、せっかく続いているプレーをスパッと切ってしまうことは良くない」という、基本姿勢によるものです。
とはいうものの、ご存じのとおり、「プレーと関係がないかどうかの基準」、「ちょっとしたものかどうかの基準」などはありませんから、反則としてとるかどうかの瞬時の決定は、審判員の胸先三寸です。逆に言うと、審判員の経験にかかってしまいます。
この辺りがたいへん・・・。
回答2:にし
カレーさんのいうとおり、反則探しになってしまってはだめですね。
だけどどのプレーが、流してもいいのか、反則としてとらなければならないのか、最初のうちは区別がつきません。私の経験からいうと、その反則を犯しそうな人のプレーををしっかり見ていて、「私はしっかりとそのプレーを見ています。」というポーズをとり、多少の反則のときはとらないときがあります。
これが正しいというわけではありません。けどプレーが続いてて、すごい盛り上がっているときに、ほんのちょっと足が出たか出てないかを反則でとってしまうと、観客としては「なにがあったの?」となってしまいますよね。このへんが審判の難しいところですね。
回答3:TURU
プレーヤーからすると、プレーに関係ない(ボールに)といっても
ワンプレー中は囮に飛んでも気をつけるものだと思います。
旧新日鐵の中村監督があまりのネットタッチの反則多さに、練習中に
集中させると、意識が強くなりすぎた田中幹はさわっただけで赤く痣になったと聞きました。反則は犯則、練習試合のときはわたしは流し
ますが、試合のときは観客がどうあれしっかり判定して欲しいものです。その為に必死で練習してると思います。
回答4:カレー(B級審判員)
はい、TURUさんのおっしゃるとおりです。すべて反則としてとるべきです。競技者も、そう考えるべきです。
が、世界の流れが、そうではないんです。大げさに思えるかもしれませんが、バレーボールは国際的に地位を得た競技です。国際バレーボール連盟が総会決定を経て定めた競技規則が、日本バレーボール協会に下りてきて、日本という地域の実情に合わせた特例を含めた国内競技規則が決定されます。それルール・ブックの形で国内に販売され、さらに各段階・状況(年代、大会の持ち方など)に応じたそれぞれの取り決めがなされます。
この段階を経る中で、いろいろと解釈の変わる規則(例:リベロ)もあれば、世界と全く変わらない規則(例:コート)もあります。いわゆるパッシング・ザ・センター・ラインは、この変わらない部分に入ります。どう変わらないかというと、「にしさんや私が、3月2日に返信したように」変わらないんです。
全く個人の思いを書きます。シドニー・オリンピック予選会で、日本が代表決定をかけて戦った(あの試合が勝負だったと思います)クロアチア戦。マッチ・ポイントを握った後の、大懸のパッシング・ザ・センター・ライン・・・。確かに、ルールどおりでした。右手だったと思いますが、ネット下に転げながらボールをカバーしたときに、センター・ラインを、ルールの範囲を、越えてしまいました。しかし・・・。この事実を真摯に受け止めるのが、競技者の心構えであるべきですが、・・・、しかし。とても、残念でした。
私の中には、TURUさんと全く同じ、「ルールはルール」という思いが強くあります。しかし、それと同時に、上のような状況を残念と考える気持ちもあります。このあたりをうまく噛み砕いて解釈し、一試合ひと試合を運営していくのが上級審判員なんだろうとも思っています。
質問:
僕は、審判ではないけどルールには興味があるので(あたりまえかな?)いつも見さしてもらってます。
それで質問なんですが、フライングレシーブとかでセンターラインに向かってすべってきて手とか頭とかがセンターラインを越えたりしたらやっぱりパッシングになりますか(床についてなくても)?
一応センターラインに体がかかってるし、どこからが反則になるのか教えてください。
あとルールとは関係ないんですけど、この前あるチームと練習試合をしたんですが、下手なのはいいのですが、このチームの選手達ってジャンプが幅跳びみたいって言うか、前に(凄く)跳んでセンターラインを越えてきて(当然反則には
なってるんですが)物凄く怖いんです。あんまり多いのでわざとかと思うほどでした。(うちのチームはノーブロックにしましたし、他のチームの人は怪我した人もいました)こうゆうのって審判の方は注意したりするんですか?
すいません愚痴っぽくなっちゃいました。
回答1:管理人
こんにちは。パッシングについてですが、「コート幅9m分だけひかれたセンター・ラインを、手(くるぶしよりも先の部分)、または、足(くるぶしよりも先の部分)が完全に越えてしまったら反則です。手でも足でも、センター・ラインそのものに一部分が触れているか、センター・ラインの真上に一部分がかかっていれば、「セーフ」です。また、センター・ラインの長さは9mだけですから、その外側、即ちコート外では、この反則は成立しません。」(412カレーさんの回答)
手足については上記の通りです。外の部分に関しては、少しでもセンターライン上に体の一部が残っていても、相手コートに触れてしまった時点でパッシングの反則が成立します。
質問されているケースのような時ですが、頭がコートの上に浮いていれば即反則とはなりません。ただし、体が浮いていても、その選手が相手選手のプレーの妨害をした場合、パッシングではなくインターフェア(妨害行為)の反則を科すべきだと思います。
スパイクの前跳びに関してですが、審判から注意することはないと思います。ただ、あまりにもあからさまに、意識して相手をケガさせるような雰囲気でやっているのなら、注意したほうがいいような気もします。
ただ、それが意識してやっているのか、そうでないのかがすぐには判断できないので、なかなか上手く注意することはできないと思います。
回答2:カレー(B級審判員)
こんにちは。
管理人さんの書いてくれた「 」内の部分で、一つ書き落としがありました。「踵がコート外にあって、つま先が外側から相手コートに踏み込んでいる(ラインを踏んでいる)場合」は、反則です。センターラインは、想像延長されませんから。
回答3:アイアン
ありがとうございます。 あともう一つお願いします。
ブロックやスパイクでジャンプして着地したときに、踵の所がセンターラインにかかっていればパッシングではないですよね。では、着地の時つま先辺りが先に相手側の床について、そのあとで踵がセンターラインの上についたときは、パッシングですか?
わかりにくいですか?
回答4:管理人
センターラインの上にかかとの一部が残っていればそれが空中に浮いていてもパッシングにはなりません。
ですのでアイアンさんがおっしゃっているケースではパッシングの反則にはなりません。
質問:ネットボール
しつもんです。
ブロックですが、相手のボールが相手のネット上端より下に向かって打たれたボールに対してちょろっとでもボールにさわった時、それはブロックされたとして処理していいんですか?それともワイヤーとして相手が続けていれば、オーバータイムスの反則をとるのですか?
ブロックに当たっても当たらなくても、こちらにかえってこないボールの場合です。
回答1:管理人
こういうケースの場合、フォア・ヒット(オーバータイムス)として処理してもいいと思います。
観衆が見ていて自然なようにジャッジする、というのが最近の基本姿勢だと思われます。
ただ、審判を始めたばかりの人に指導を行なう場合は、わかっている反則は全てとるようにと話します。
質問:タッチアンテナ?
ブロック中にネット上部のアンテナに触れた場合は反則になるのでしょうか?
その他の場合もよくわかりません。教えてください。
回答1:カレー(B級審判員)
反則です。タッチ・アンテナではなく、タッチ・ネットです。
その他の場合とは、どういうことでしょうか。ブロック行為と関係なく、アンテナに触れた場合ということでしょうか。ネット幅1mに入っているアンテナ部分でも、その上側にのびている80cmの部分でも、プレー中に触れたりプレーを妨害しようとして触れたりすれば、反則が成立します。
(補足:今年度(平成13年度)からこの判定をライン・ジャッジも補佐することになりました。)
質問:いつ?
ラインズマンの判定で選手がアンテナに触った時、シグナルをするのはいいのですが、ラリー中にそれをするのかどうなんでしょう?
また、するのであればいつまで?
回答1:カレー(B級審判員)
これは、考えますよね。私も、この話を耳にしたときに、このことを考えました。また、まるでミス・プリントのように、ルール・ブックではこのシグナルだけが定められていなかったので、どういうシグナルを示すのかということにも興味がありました。
さて、シグナルですが、反則の起こった時点で示します。ラリー中に示します。そうでないと、混乱を生みますよね。ただ、いつまで示すのかという点ですが、これについては私も考えてしまいます。この目立たないシグナルに、ラリー中に主・副が気づけばいいのですが、遠くからLJが見つけた反則にすら気づかずにラリーを継続させてしまっている主・副が、はたして気づくのかどうか、正直、疑問です。
しかし、逆に、「こんな反則はハイ・レベルの試合にしか出てこないし、そんな試合には上級の審判員がついて、LJの小さな動きをも見逃さないレフェリングをするに違いないんだから大丈夫だろう」とも考えます。
いろいろ考えても堂々巡りになってしまうので、「責務を忠実に果たして、『しばらく』示しても受け入れられる気配がなければ引っ込めることにしよう」と思っています。
ところで、この責務の変更に関しては、副審の責務の(ネット下を注視させるための)軽減という大きな理由があるんだそうです。同じ理由で、ほかにもいくつかの責務が減らされました。
聞くところによると、ネット下の事故の多さと重さに関して、世界連盟の医事部というところが動き出して、ルール改正(ネット下ペネトレーション)になるかどうかというところまで行ったんだそうです。しかし、現行のバレーボールの流れ(ラリーの継続を重視する)に逆行してしまうようなルール変更はせず、「副審の視線をネット下に持って行き易くして、監視体制を強化できるようにした」ということなんだそうです。
・・・いや、でも、LJにとっては大変な責務ですよね。
回答2:まさ
今回のLJのフラッグシグナルの変更に関して、「いつまで出すのか」という点について少しだけ・・・・
アンテナ付近をボールが通過し、アンテナが揺れるのは、アタックしたボールが触れた場合と、ブロックしたボールが触れた場合、そして今回のプレイヤーが触れた場合があります。いずれにしても、その時点で吹笛されるのが普通です。
その時に、判定を補佐するためにフラッグシグナルを出すこととなります。
「いつまで?」という点に関しては、当然吹笛があるものというのがルールブックですから、事前のミーティングで打ち合わせてください。私なら「確認できたらすぐ出してくれ。ただ却下する場合もあるからそのときは引っ込めてくれ」とお願いします。これは何も今回のケースだけでなく、ボールが落ちたとか、許容空間外を通過したとかのケースも同様です。
新しい取扱いが出たとき、その点にばかり目が行きがちですが、同様のケースがたくさんあります。今回の副審に関する変更等も、今まで「ボールが落ちて、主審が確認出来なかった場合」と同様の扱いです。
まったく新しい取扱いは、伝達講習会で詳細に説明がある。ハズ!?です。
質問:タッチネットの定義
はじめまして!早速ですが教えて下さい。6人制・9人制問わずにですが、6人制をメインにすると前衛ライトより@、A、Bとして(セッターはバック)です。
AがAクイック、@がセンターからの時間差攻撃、Bがオープン、
セッターは@へトスを上げた。 しかしBがタッチネットをした。
私は、攻撃に関係無かったBについてはOKだと記憶しているんですが、いかがでしょうか?
回答1:カレー(B級審判員)
タッチ・ネットの「取り扱い」といったところでしょうか。
この状況では、Bはタッチ・ネットにはなりません。(Aは速攻の囮であると完全に判別できるまでタッチ・ネットをしなかったんでしょうし、時間差で入った@も攻撃の行為を完全に終えるまでタッチ・ネットをしなかったんでしょうから。)
ただし、Bがものすごい跳躍力の持ち主で、Aと同じくらいのタイミングでジャンプして、トスが@に上がった(Bが完全に攻撃とは無関係な存在だということ)ことが完全に確認できるまでの間にネットに触れてしまったのならば反則です。Bにもトスが上がる可能性があるうちに反則を犯しているからです。でも、そんなことは・・・。
↑6人制で返信したつもりです。9人制は、どなたかお願いします。
回答2:とんとん
基本的には6人制・9人制とも取り扱いは一緒ですから、カレーさんの回答で9人制もOKです
質問:ネットタッチについて
ネットタッチってどの程度とるものなのでしょうか?
たまに、触ってるだろ?という時も流されているような・・?
状況によっては取らない時もあるのでしょうか?
回答1:カレー(B級審判員)
No.615ヒロさんの質問などが、参考になると思いますよ。
ルール上、基本的に、ネットに触れることは反則ではありません。しかし、プレー中に触れたり、ネットに触れたことがプレーを妨げた場合には反則となります。(でも、すくなくとも現在活躍しているプレーヤーは、ネットに触れないように触れないようにプレーしていますから、プレーに関係なく触れることはほとんどありません。結果として、プレーに関係あるものだけが起こり、反則となることがほとんどです。)
ただ、審判員の基本的姿勢として「審判員だけにしか見えないような微かなネットへの接触を反則としてとりあげることで、ラリーを断ち切るのは適切でない」というものがありますから、たとえネットへの接触が実際にはあったとしても、反則として取り上げられることなくラリーが継続される(いわゆる「流される」)こともあります。
一つの基準として、プレーに関係ないことがはっきりしたプレーヤーのプレーに影響を及ぼさないネットへの接触は、反則とはなりません。(これが、No.615ヒロさんの質問に関わることですね。)
・・・ちょっと、話がややこしくなってしまいましたか?
質問:おしえてください!!
初めまして☆中学生なんですけどいいのでしょうか・・・?
今度大会なんですけど、どーもよくルールが分からないんですよ。
基本的なのは大丈夫なんですけどね。私セッタ→やってるんですよ。
で、セッターに関するルールーおしえていただきたいのですが・・・
フェイントとか色々セッターに関するルール教えてください!!
お願いします!!
回答1:管理人
セッターに関わる反則で考えられるのは、「タッチ・ネット」「パッシング・ザ・センターライン」「オーバー・ネット」(以上をまとめてペネトレーション・フォールトと言います)「バック・プレー」「ポジショナル・フォールト」などでしょうか(もちろん、ハンドリングに関するものもありますよ)。
現在のルールでは「ネットに触る事は反則では無い」とルールブックに記載されています。ただし「ボールをプレーしようとして触れた場合を除く」とも書いてありますので、例えばトスアップをする時、ツーフェイントで相手コートに返す時などにネットに触れれば、「タッチ・ネット」の反則となります。
「パッシング」ですが、これはセンターラインを手、または足が完全に越えた場合、反則ということです。手や足の場合ならその一部が少しでもセンターライン上に残っていれば、反則にはならないのですが、それ以外の部分(腕やひざなど)は相手コートに触れた時点で反則となります(一部分がライン上に残っていても反則になります)。また、ボールをプレーしようとしていなくても反則になります。
「オーバー・ネット」とは、相手コート上にあるボールにネットを越えて触れる事を指します。ただし、ブロックは除きます。ブロック以外の場合は相手コート上にあるボールを触った場合、反則になると考えておいて下さい。
ちなみにブロックとは、「競技者がネット付近で、相手方から送られてくるボールを、ネット上端よりも上で阻止しようとする行為のこと。」です。
よくあるのが、自分のチームから飛んでいったボールをフェイントで相手コートに返す時、そのボールを触ったところが実は相手コート上だった、というケースです。これはオーバーネットの反則となります。
「バック・プレー」は、「後衛にいる時、フロント・ゾーンからネット上端よりも高い位置にあるボールのアタック・ヒットを完了してはいけない」というものです。
アタック・ヒットというのは、相手コートにボールを送ろうとする行為全てを指します。もちろん、自分の意志に反して相手コートにボールが飛んでいった場合でも同じです。
で、この完了と言うのは、「ネットを完全に通過するか、相手選手に触れた時」ということをいっています。
セッターで注意しなければならな・
「のは、後衛の時、ネット上端よりも高い位置にあるボールを、ジャンプ・トスして上げた時、それが相手コートに返ってしまった場合に反則になるのです。この点には気を付けて下さい。
ポジショナル・フォールトはサービスを打つ前は、正規のポジションにいなさいと言う事です(かなり簡潔に言うと)。
ローテーションさえわかっていれば、サーブを打つまで動かなければ反則にはなりません。
質問:何もそこまで取らなくても^^;
初めて書き込みさせて頂くFangという者です。m(_ _)m
実は高校生なのですが今日球技大会の決勝戦の
フルセット16対16(ルールによりこれ以上の延長なし)
と言う極限の(^^;)状況でパッシングセンターラインを
自分のチームが取られて準優勝になってしまったのですが
パッシングセンターラインの
「センターラインを手、または足が完全に越えた場合
手や足の場合ならその一部が少しでもセンターライン上に
残っていれば反則ではない」
と言うのは片足のみで考えて書かれているのでしょうか?
つまり(文章力なくてすいませんm(_ _)m )
片足が完全にラインを越えていて
もう片足はラインを踏んですらいない
又ノーブロックだった為相手の妨害にもなっていなかった
と言う状況です。
悔しくて色々調べたのですがそれについて明記した物が
少なく結局分からなかったのです。
唯一 暁教育図書 の
<a href="http://www.akatsuki.co.jp/ht1/rule2.htm">11年度版ルール改訂点
</a>
のページにそれらしき事が書いてあったのですが
ちょっとこれだけでは判断できないと思いここに書き込んだ次第です
その際の主審はその反則(べネトレーションフォールト)の
ハンドサインを知らなかったと言う点も追記しておきます。
球技大会ごときでここまで厳しく反則を取らなくても
と思うのですが・・・(−−:)
回答1:管理人
はじめまして。これからもよろしくお願いします。
とりあえず、公式戦での取り扱いを記載します。
今年度からのルール取り扱いでは、「ネット下方で起きる反則の監視を強化する」というコンセプトの元、いくつかの回生がなされました。これは、ネット下での負傷・事故が数多く起きていることが原因です。
ですので、基本的にはプレーに関係なくても「パッシング・ザ・センターライン」の反則は取ることになります。
またパッシング・ザ・センターラインの基準ですが、片足また片手が完全にセンターラインを越えた場合に反則になります。もう片方の手または足が自分のコートに残っていても、反則になります。
ここから球技大会の話。
高校や中学校などで行われるレクリエーションバレーなどの場合、普通は「ラリーを続かせよう」という考えの基、プレーに関係のない反則はほとんど取りません(事実私も球技大会等で審判をしたときにはそうしていました)。
ただし、やはりケガにつながりそうな場合は反則を取った方がいいでしょう。
Fangさんのお話ししているケースではルール上は「反則」です。しかし、反則として取るのはどうかと私は思いますが…。
余りにも明らかな反則ならそのような極限状態でも取られて仕方がないと思いますが…。
回答2:カレー(B級審判員)
自分の納得のいくまで、一つことを調べ上げる。すばらしいことですね。「いつもの球技大会のたった一つのこと」かもしれませんが、この気持ちをぜひ持ちつづけて欲しいと思います。
さて、本題です。
「ルールでは×、でも球技大会なんだから○にしようよ!」という考え方に、私も賛成です。バレーボールは、本来、レクリエーションとして生まれてきた(考え出された)ものです。公式大会なら別ですが、そうでなければ・・・、と思います。
ちょっと、違う角度から・・・。
私は、中学校の教師で、球技大会にもよく関わります。球技大会は子どもたちの楽しみの一つで、企画・運営ともに子どもたちの手に多くの部分を渡してやれる機会でもあります。ただ、そこで問題になってくるのが、場所、時間、そして、競技規則(ルール)です。ほかにも考えればいろいろと浮かんできますが、この三つはとても大きな問題です。Fangさんの高校の球技大会では、この辺りはどうなっている(た)んでしょうか。高校生ですから、きっといろいろと細かいことまで気を配りながら取り組むことができたんでしょうね。そして、今回の件は、ひょっとしたらその辺りにも考えるべき点がある(った)のかもしれませんよ。
中学生でも、例えば、サッカー部員の知っている競技サッカーのルールと、授業の中の限られた時間で教えられる(サッカーというものを知るための)それとは、けっこう違うものです。また、日々サッカーをしている人と、球技大会で久しぶりに(ひょっとして初めて?)サッカーをする人とが、同じルールで試合をしていくんですから、ルール自体についての申し合わせもいろいろと必要でしょう。(参考までに、中学校では多くの場合「授業のルールです。守って下さい。」としていきます。)
長々と書いてきましたが、今回の悔しい思いを次回につなげてがんばって下さい。(ひょっとして、最後の・・・?)
あ、そうそう、忘れそうになりました。審判員はいったい誰(どういう立場の人)だったんでしょうか。決勝戦ともなれば、バレーボール部の中の審判の上手な人ですか。でも、その人も、Fangさんやそのほかの人たちと同じ高校生ですよね。明日は、机を並べて一緒に勉強する仲間ですよね。その審判員として務めた人も、「ルールに忠実に!
」という思いで、一所懸命に頑張ったんだと思いますよ。
回答3:Fang
う〜ん、やはり反則ですか^^;
極端な程でもなかったと思うんですけどね。
クラス中皆不思議がり中には審判に食って掛
かった奴もいました。あの審判が後で何か
されてなければいいのですが・・・。
元発言で上げたページで
(2)足または手の片方もしくは両方の一部が
センターラインに接触しているか,
その真上に残っていれば侵入は許される。
とあるのはどう解釈すべきでしょうか?
教科書(?)が間違ってるとも思えないし
σ(・・)の国語力の問題かも(激汗
> カレーさん
うちの学校では3日掛かりで球技大会が行
われました。(3日目は4時間授業の
後の午後からなんですが・・(TT))
時間の面では上記のように余裕を持って
組んであるので問題ないでしょう。
しかし
雨が降っても固定コートを使用している為
支柱がしっかりさび付きペンチを使っても
高さを調節する事が非常に困難であった
ルールに至っては
・ネットの高さは男子2m25p
女子2m10pとする(低っ!)
・6人制バレーボールの規則に順ずる
・マーカーはなしで行いそれに関する
ルールは無い物とする
これだけです(何
これではアウトオブポジションなどの
反則を取ったら素人には何が起こったか
すらわからないでしょう^^;
今回のアンケート(毎年あるので)に
その点を強調して書くつもりですが
果たして改善されるのでしょうか?(疑
(今年で自分にとって
最後の球技大会でした。)
審判を行っていたのはバレー部員の
1年生でした。
しかし今になって考えると審判の人も
よくぞあの場所で自分の判断した事を
はっきりと押し通したと思います。
なかなか出来る事ではないですよね。
回答4:カレー(B級審判員)
最後・・・でしたか・・・。ということは、3年生ですか。でも、さすが3年生ですね。「あの1年もなかなかのヤツだ!」と思えるんですから。
さて、いい機会ですから、「(財)日本バレーボール協会発行の2001年度版6人制バレーボールルール・ブック」の中のこの件に関わる部分を、忠実に写して書いてみます。
第12条 ネット付近の競技者
第2項 ネット下からの相手コートへの侵入
1.ネットの下から相手方空間へ侵入しても、相手への妨害とならなければ許される。
《解釈:いわゆる「空中セーフ!」ってやつです。》
2.センター・ラインを越える相手コートへの侵入
(1)片方の足(両足)または片方の手(両手)が、センター・ラインを越えて相手コートに触れても、侵入している片方の足(両足)または片方の手(両手)の一部が、センター・ラインに接触しているか、その真上に残っていれば許される。
《解釈:片方でも両方でも、手または足が相手方コート「面」に触れてはいけない。しかし、特例として、その入り込んでいる足または手の一部が、センター・ラインそのものに触れているか、センター・ラインの真上にかかっていればセーフである。例えば、右足が相手コート面に踏み込んだとしても、その右足の踵がセンター・ラインを踏みつけていればセーフだということです。右がセーフでも、左が完全に踏み込んでしまっていたらダメですよ。そして、手とは手首よりも先の部分だけ、足とはくるぶしよりも先の部分です。手や足は、裏返しでも同じように考えます。あ、それから、センター・ラインはコート内の9mだけですから、コートの外側に踵があって、爪先が相手コート面を踏んでいたらダメですよ。》
(2)他のいかなる部分も、相手コートに触れることは許されない。
《解釈:厳密には、髪の毛一本でも入ったらダメです。》
3.競技者は、ボールがアウト・オブ・プレーになった後は、相手コートに入ってもよい。
《解釈:どかーん!とアタックを決めてラリーを切った後、その勢いで相手コートに走り込んでもかまわないということです。》
4.競技者は、相手のプレーを妨害しない限り、相手コート側のフリー・ゾーンに侵入してもよい。
《解釈:コートの線の外で、障害物が一切ない床面を、フリー・
ゾーンと言います。(本当は、コートと相似で、コートを均等に囲む長方形でなければならないんですよ。)ここになら、どんどん行けます。でも、邪魔しちゃいけませんよ。》
どうでしょうか。本当のルール・ブックは、日本協会に問い合わせ買うことができます(協会のページに案内があります。)が、まじめに書かれたルールを読むとなかなか大変ですよね。
思い切って、審判員になってみた(資格を取ってみたら)らどうですか?高校生でも、資格は取れますよ。
質問:タッチネットは
アンテナ外側のネット・ロープ・支柱へのタッチについて
ですが、プレー中のタッチは反則になるのでしょうか。
ボールがその部分に触れた場合はボールアウトですよね。
そうするとその部分は、プレーの制限区域外という考え方
でタッチに関しては適用されないのでは?
疑問です。お教え下さい。
回答1:まさ
アンテナの外でも、「網目」の部分は反則が成立します。つまり、タッチ・ネットは、6人制ならば「9・5m」の網目の部分とアンテナに触れる行為を指します。(ケース・ブックや大修館書店の本にも明記されていあます。)
ネット設置の際には左右対称に気を付けてください。