プロアクションロッキー コード入力数増加改造


はじめに
プロアクションロッキーのコード入力数を増加させる最も簡単な方法はプロアクションロッキーを2つ用意して

FCカートリッジ
プロアクションロッキー
プロアクションロッキー
FC本体

の順に挿します。
こうするだけでコード入力数は2倍になり、8行同時入力ができます。
しかし、プロアクションロッキーはとても高価です。
そこで2行だけですが自力で増やす方法を紹介します。


注意
この改造は自己責任で行ってください。
特に+5VとGNDをショートさせるとプロアクションロッキー、FC本体、FCカートリッジが壊れる恐れがあります。



改造手順
・「改造コード追加入力回路」を作る。
改造コード追加入力回路図
この回路は指定したROMアドレスから指定したデータが読み出されたとき、FCカートリッジからのデータ出力を禁止して
データバスに別の指定したデータを流すというもので、プロアクションロッキーとは独立して動作します。
これでプロアクションロッキーと同じゲーム改造ができるのですが、改造コードの入力はプロアクションロッキーコードを
復号化したものを2進数でディップスイッチで指定する、という形になります。
これを作り、プロアクションロッキーとつなげればいいのですがこのとき、コネクタを使って回路とプロアクションロッキー
を取り外しできるようにすると配線作業がやりやすくなります。
改造コード追加入力回路基盤 表
画像をクリックすると大きく表示されます。

これが実際に作ったもので、改造コードはこんな感じで入力します。
裏側はこんな感じです。
改造コード追加入力回路基盤 裏


・プロアクションロッキーの基盤から必要な信号を引き出す。
信号の引き出し場所はFCカートリッジを差し込むコネクタからです。
赤色で示した信号が改造に必要な信号で、黄色で示した信号は引き出す必要はありません。
プロアクションロッキー基盤 表

ここでPROM/OEだけはハンダを溶かし、ピンを上げてPAR基盤とFCカートリッジコネクタの両方から2本引き出します。
引き出した信号は、改造コード追加入力回路とコネクタを介して繋げます。
プロアクションロッキー基盤 裏


信号を引き出した後のPARです。
回路と繋げるのにPARのコードON/OFFスイッチが邪魔になるのでこれも引き出しておきます。
プロアクションロッキー基盤 表

PROM/OEはPAR基盤側をPROM/OE IN、FCカートリッジコネクタ側をPROM/OE OUT
として2本引き出しています。
プロアクションロッキー基盤 裏
<注意>ピンを持ち上げているため改造コード追加入力回路を付けないと動作しなくなります。

完成
最後にプロアクションロッキーと改造コード追加入力回路をつなげます。


材料
IC
74HCT00 1個 2入力NAND×4
74HC32 1個 2入力OR×4
74HC541 3個 8回路 3ステートバスバッファ
74HCT688 6個 8bitのコンパレータ 1個200円くらい
ICソケット
14pin 2個
16pin 8個
20pin 10個
スイッチ
ディップスイッチ(8P) 8個 改造コード入力用
トグルスイッチ(3P) 3個 コードON-OFF切り替え用
スペーサ
15mm 2個 奥(NEW FCの場合)
20mm 2個 手前(NEW FCの場合)
基板
秋月AE-2 1個 サンハヤト ICB93S等で代用可
秋月AE-3 1個 これでなくても小さければ何でもいいです
その他
ピンヘッダ40Pin(2×20) 1個 2.54mmピッチ オスとメスセットで
集合抵抗(47KΩ) 10個 8素子1コモン 9ピン
コンデンサ 20個 0.1μF
配線材 適当 8色くらいあると便利


改造コードの変換
元コードとプロアクションロッキーコードの相互変換はこれを使ってください。
ただしJavaScriptに対応していないと使えません。
FC改造コード変換ツール

2005/6/1 更新
ロッキーコードの作り方 を追加しました。

2005/6/18 更新
プロアクションロッキー(FC用)スレッドに投稿されたロッキーコードをまとめました。