「お茶にごす。」 特設ページ

文責:だいち



WSで連載終了した西森先生のこの作品について、私的な意見を書き連ねます。

ネタバレ満載ですのでご注意ください。

(HP本館の趣旨からかなり外れていますが、本当に好きな作品だったので、
他のページからほぼ独立した形でこのページを創りました。)


ここには、フリートークとコミックスのレビュー、
そして作品その後に思いを馳せた二次作品コーナーがあります。
(このページは「フリートーク」です。)

コミックスレビューと二次作品のページへは、下からリンクしています。



コミックスレビューのページ

「お茶」創作のページ










「お茶」フリートーク



最終服の感想と作品解釈

卒業前後のストーリー展開について

部長の「想い」は

ヤーマダはいいヤツだ

夏帆ちゃんはラスボスか

再会シーンを想像すると (1)

再会シーンを想像すると (2)

再会パターンの続き

アニメ化希望

ラブリーランキング

登場人物の血液型は

絵になるカット・ベスト5

ベストカット5・ヤーマダ&夏帆ちゃん編

お薦めサイト・ブログの紹介

部長が目指す将来は?

お薦めサイトの紹介(創作編)






最終服の感想と作品解釈



まずは最終服を中心にして、作品解釈を述べたいと思います。

本作品のテーマは「優しさ」…これを選んだ作品はほとんどありません。

最終服で夏帆ちゃんがまークンに言った言葉は、私も最終回の直前に…
いえ、部長卒業を黙って見送る彼に言いたかった言葉そのものです。

自分に優しくできない奴が他人に優しくできるはずがない
誰にでも優しくできるのは神様だけ。
(あ…では、誰にでも優しい部長は「人」ではないのか??
ある意味イエスですが、この件については後に一言触れたいと思います。)
オマエ、誰を優先するのか。

そう、彼女の言う通りなんです。
最終回付近のまークンは実は「優しい」ことをしていたわけではない。
こうすれば「優しい」と思うことをしていただけなのです。

まークンが本当に心から優しいことをしていたのは部長に対してだけ…
全く優しさを意識することなく、真に彼は優しかった。
だから部長から自らが「優しい人」であるために離れてしまうのは本末転倒、
絶対に間違っている!!
それを選んだ時点で、まークンの優しさは「偽り」の優しさになってしまった。

それを正した夏帆ちゃん、本当に男らしかった。
この一言のために、彼女は物語に登場したのかもと思うほどです。
「優しさ」を正しくまークン理解させるためには、彼女でなければならなかった。
これで彼女が人生の目標とした「一回でも部長のようになる」目標は達成だね。
もちろん、彼女らしく乱暴で威圧的ではあったけどね。
でもそこが彼女の彼女たるところだから、これは「優しい」と言えるでしょう。

ヤーマダの涙も良かった…。
理由はいろいろあるかもしれない。
でも、一番近いのは、世話の焼ける親友がついに自分の傍らから別の所へと
巣立っていったことに対する親心のような感情かなと感じました。

でもこの涙のおかげで夏帆ちゃん・ヤーマダのフラグもたったかなと思います。
根拠は夏帆ちゃんの「ヤーマダ」の一言。
これはまークンが彼に対する呼び方だよね。
だから、ヤーマダの傍らに立つのは、まークンからいずれ夏帆ちゃんに
なるのかもしれないと連想させるシーンでした。

走っているまークンとそれを見た人々の表情がいい。
幸せな顔が他人をも幸せな気持ちにする…優しさの本質にも連なるシーンです。
たとえ悪魔(デビル)顔でも、心からの笑顔は人を幸せにするんだね。

そして・・・
夏帆ちゃんに心から感謝して、素直な笑顔で礼を言うまークン。
部長に会う前に、「怖い」と感じるまークン。
(霊を殴り飛ばした恐れを知らぬ男が「怖さ」を感じるのですよ。)
さらに夏帆ちゃんとヤーマダ…仲間たちの想いに励まされて踏み出そうとするまークン。
その時、思わず目頭が熱くなる。
…痛がっていたのは仲間の想いに涙が出そうだったのですね。
涙を知らない男だから、そのことが判らなくて痛がっていたのです。
「悪魔」と呼ばれた彼に、普通の「人」の感情が宿った証です。
上手いですね、この辺も演出も。

そして、クライマックス…笑顔でまークンを受け入れる部長…
はっきり描かれていなくても、まークンの想いが届いたことは間違いありません。
「優しい」人なら描かれなくてもそれが判るはずですよね。

…でも、きっと2人はすぐに恋人にはならなかったでしょう。
だって、子供みたいなまークンと、純粋無垢の部長の二人だよ。
しばらくは無理無理。
当分は魂が共鳴するような不思議な関係…夕陽のシーンみたいな、ね。
この二人が普通の恋人になるまでは、本当に長い長い時間が必要でしょう。
でも私は…それで良いと思います。
だってね、前に書いたように部長もまだ普通の人ではない…
誰にでも優しい「女神」から、ようやく一歩踏み出したところなのだからね。
まークンという「一番優しくしたい人」を得ることでね。
悪魔と女神はそれぞれ優しく魂を共鳴して、お互いに影響しあって…
次第に「人」へと変っていくのでしょう。

この先の話は二人の成長と良い意味での変化の物語…
「優しさ」がテーマであるこの漫画が終わるのは当然の成り行きです。

読者は寂しくともハッピーエンドを祝福すべきなのでしょうね。

絶対に打ち切りではない…きちんと熟慮して練りに練った最終回に至る構成ですね。


まだまだ語り足りないけれど後は後日に追加ということで、今回はこの辺にて。



2009.7.31





卒業前後のストーリー展開について



感想と作品解釈の追加です。

皆さんの感想をいろいろ読んで最終服の夏帆ちゃんの言葉に違和感を
感じた方が多いようですね。
確かにあれでは禅寺の内藤サンですよね(笑)。

でも西森先生の演出には必ず意味があると思います。
私が思うに、あれは夏帆ちゃんがヒロインではなく、ライバル役だったからでは
ないでしょうか。(部長の心を取り合う…恋敵に近い関係ですね)。
ですから、あれは恋敵(ライバル)であるまークンに引導を渡す言葉であり、
それ故に男同士のような会話…つまり男言葉になったのだと思います。
夏帆ちゃんの「私は許す」を翻訳すれば「部長を任せるから絶対に幸せにしろ!」
と言う意味になるのでしょう。
まあ、単行本で台詞が変わっていなければ…の解釈と考えてください。


今回は、巷では突然な終わりと評される最終回に到る流れについて、
自分なりにその妥当性について考えてみました。

結論として、あれはよくよく練られたストーリー展開だと考えます。

「お茶にごす。」は、基本的に部活・学校生活のイベントにあわせて
話を展開させています。

入部、合宿(夏休み)、体育祭、文化祭、そして卒業です。
部長ハッピーエンドを選択するならば、当然、話は「卒業」で終わりです。
ですから、なぜ「卒業式」で終わるようにまとめなかったのか、
私はとても不思議に感じていました。
そして大きな失望感と共に、正直、心の中で泣いていました。
まークンは自らの信念を貫くために…一番大切な人…部長を捨ててしまったのだと。

他の方のブログでは、新入生展開でまだ続くことを喜んでいるようなことも
書きましたが、実は半分くらいは嘘。
心の底では、万一、これでまークンと部長が終わるような作品ならば、
作品終了と同時に西森先生のファンを辞めようとさえ思っていました。
でも先生は私の信頼を裏切らなかった。筋をきちんと通してくれました。
今は先生への尊敬が、前にもまして高まっています。

え…と、脱線してしまったので話を元に戻します。
では、なぜ卒業式で告白させなかったのか。それはマンガの中で判ります。
もしあの日に告白したら、部長の友人に「失せろ、バカ共」と言われる一人に
成り下がってしまうからですね。それではマズイでしょう??
だから…一見、千載一遇のチャンスの日を、わざと外したのだと思います。
あれは、本当に事前予想するのが難しい展開でしたね。

そして、時の流れが異様に速い…それはページ数でまークンの想いを
描くのではなく、流れていった時間の長さから、想いの深さを表現する
手法を選択したのではないかと思います。
いわゆるコマの間に語らせたわけで、先生ならではの技ですね。


まだまだ語り足りないので後日追加ということで、今日もこの辺にて。

次は「恋」と「愛」と「優しさ」について語りたいですね。部長とまークンを取り上げて。



2009.8.1





部長の「想い」は



再び感想と作品解釈の追加です。

先に「恋」と「愛」と「優しさ」について語りたいなんて書いちゃったけど、
これは私には荷が重過ぎるテーマなので、少し変更することにしました。

今回は部長の想いについて、想像の芽を膨らませてみたいと思います。

でも、その前に「恋」と「愛」についてほんの少しだけ個人的意見を。

「恋」は「想う相手を求める心」…相手は唯一であり、そして純粋であっても
エゴティスティク(自分中心的)な一面もあります。
「愛」は「想う相手の幸せを願う心」…滅私的ではありますが、愛する人は
一人ではなく、一番大切な人、その次に…と順番が付きます。
ですから「恋愛」は二つのバランスが大切と言えるのかもしれませんね。


さて、本論に戻りまして、部長の想いに思いを馳せてみましょう。

私は、部長がまークンを自らの「恋」の対象として初めて意識したのは
「夕陽」のイベントではないかと考えます。
もちろん、その前の「…なんかこう…」のイベントで、まークンが陰から
自分を守っていたこと、彼の純粋な想いには気付いていたと思います。
そして…あの時、部長がまークンに言いかけて止めた言葉は、
「船橋クン、今でもあなたは優しい人だよ…。」だと信じます。
でも、あの時点の部長は、まだ目に映る全てを愛し、信じる、「女神」で
あったように思いますしね。
まークンへの想いも、幸せを願う数多の人々への一つの「愛」であり、
そして彼の順位は残念ながら不明です。

でも、「夕陽」のイベントでは、部長の「夕陽を見たい」という小さな
ワガママ(?)に、まークンが応えたことが重要なポイントだと考えます。
優しさの「女神」ではない時(タメ口を使う時)に、夕陽が見たいという
部長の私的な望み(エゴ)に、彼は自然な優しさで応えたのですね。

…今、思い起こしてもいいシーンでしたね、あれは。
観ていて心が震えるような感覚…とでも表現したらいいのかな。

そして別れ際に、部長は「ちょーだい。夕陽。」と言います。
この「夕陽」とは、実はまークンの真心の象徴であり、部長はそれを
下さいと言っているのだと私は思います。
この時、ようやく部長も、自分に向けられたまークンの純粋な想いを
一人の女性として受け止めて、今まで持っていた「愛」の感情に加えて
淡い「恋」の感情が芽生えたのではないでしょうか。

次の日に、友達にからかわれて赤くなりながら言った言葉「夕陽をもらったの」は、
翻訳すると「真心をもらったの」だったのでしょうね。
部長は純粋培養されて育った人ですから、高校3年でもまークンと同レベルに
晩生なのでしょう。(…初恋…でしょうからね。)

このまま何もなければ、まークンと部長の心の繋がりが深くなる様々なイベントが
見られたのではないかと思うと、まークン・部長派の私には残念でなりません。
…例えば、クリスマスとか、お正月とか…ね。
でもまあ、テーマが「優しさ」でテリトリーが部活では、それは諦めないとね。
読者としては残念この上ないのですが、「恋愛」がテーマではないので。
そういうシーンは、最終回以降の想像(妄想)で補完するしかないでしょう(笑)。


閑話休題、
そして時間を経て「なごり雪」のイベント。

まークンは、部長と距離を置くことが「優しさ」だと思い込みます。
(最終回でそれが間違いであったことが彼にも判りますが。)
まークンはあの性格ですから、一度決めたことを迷いません。

部長のモノローグ…
「判るよ、君の考えていること」…「君には譲れないモノあるものね」

そう…部長には、まークンが譲れないものとは「優しい人になること」であり、
優しくあるために自分を避けていることに気付いていたのですね。
優しい人になりたいというまークンの強い願いを知っていること、また自身が
「恋」に慣れていないこと、そして優しすぎる性格の故に、部長はまークンに
「自分の傍にいて」とは言えなかったのではないでしょうか。

そして、最後の「君は私より遥かに真っ直ぐな人だよ。」のモノローグ…

雪降る中に一人、まークンたちを見送る部長の表情に、抑えられた寂しさを
感じたのは、はたして私だけでしょうか。
まークンの生き方を部長は言います…「真っ直ぐな人」と…。
でも、これは「想いを捨てても自らの信念をとる人」の意味でしょう。
逆に考えれば、「君は私より遥かに…」に込められた思いとは、部長自身は
自分の「想い」を簡単には絶てないと言っているのかもしれません。
…それでも身を引くことを選んだ部長…美しくも切ない想いが秀逸です。


次に来る卒業式イベント

読者的には、信じられないほど部長とまークンの交わりが少なかったです。
(今は、前に書いたような理由なのかなって思っていますが。)
卒業式で見送るまークンを間違いなく部長は気付いていたと思います。
…だって、最終服で物陰から見ていたまークンに気付くくらいですからね。
それでも、まークンが「距離」を選ぶ以上、自分からは無理に会わない事を
彼女は選ぶわけです。
卒業式は笑顔で過ごすと心に決めて。

彼女も、まさか卒業式の翌日に偶然校門で出会うとは想像できませんでした。
(運命を信じるならば、偶然ではなく必然の出会いなのかもしれませんが。)

そして、たった一言の部長の言葉…

「あまり無理しないでね。」

これは、真っ直ぐに生きることの苦しさ、切なさを知った部長だからこそ
万感の思いを込めて言える言葉ではないでしょうか。

あの時の彼女の気持ちを推す根拠として、まークンにマフラーを渡して
別れる時の部長の表情があります。
それは最終服で判ります。
まークンの脳裏に浮かんだ、コートを着ている部長の姿がそれなのですね。
いつもニコニコと微笑んでいる部長が、寂しさを隠せないでいたでしょう。

…部長、貴方も他人だけでなく、自分にもっと優しくならないといけません。
自分が誰よりも幸せになって、そして皆に幸せと優しさを伝えてください。

そのようなわけで、「卒業」連載時、一見、理不尽な展開に私は
「まークン、本当にこれでいいと思っているのか?!」と
誌面に向かって吼えていましたよ。

…でもまあ、最終服でまークンも一番大切な人が判ったから、そして
本当の優しさが判ったようだから、良しとしましょう。


…なーんて、書いた内容は、まークン・部長派の妄想なのかもね。

また長くなったので、そろそろ今回はこの辺にしておきましょう。
(本当にキリがないですからね。)



さて次は、ヤーマダと夏帆ちゃんについて語りたいぞ、と。



2009.8.2.(8.3修正)





ヤーマダはいいヤツだ



今回はヤーマダについて思うところを少しだけ。


もし永井豪の「デビルマン」が設定の一つのモチーフであるとするならば
デビルまークン=「デビルマン」で、ヤーマダ=飛鳥了ですよね。
それ故か、明らかなビジュアル系。(サタンは元天使…故に美しい。)
また、まークンの「ヤーマダ」と言う呼び方は、水島新司の「ドカベン」で
岩木が山田を呼ぶ言い方を念頭に置いているようですね。
設定にはいろいろとパロ要素の多い人物に思えます。

でみまぁ、設定の考察は他の方のブログにお任せするとしましょう。


ヤーマダは、まークンの「相棒」の一言に尽きます。
部長が二人に言ったように、まークンとヤーマダは一見全く違うようでいて、
中身はとってもよく似ているんだよね。
ヤーマダは、「世慣れたまークン」と考えればいいのかもしれない。
また、自由奔放に、ストレスフリーで楽しく生きるというのが
彼流なのでしょう。

ただ、まークンと違って女の子への関心が相当強いですよね。
…そう言えば新入生の勧誘の時も、(好みの)可愛い子を狙って
勧誘していませんでしたか??
タマちゃんの膝枕に憧れたりと…いろいろ…ありますし。
君、君、あまりあちこちに愛をばらまいていると、せっかく最終服で
生まれた(ような気がする)夏帆ちゃんフラグが消えちゃうよ。


…でも…何だかんだと言って、とってもいいヤツだよね、ヤーマダは。
本当に友達思いだし、私はとっても好きだな。

そもそも彼が茶道部に入部したのは、まークンへの付き合いというか、
まークンが部長にふられるのを見届けるためというか…茨の道を進む
友達の行く末を心配してのことだからね。

話の展開で、彼の意見からまークンと部長の関係が遠回りになった事も
あったような気もするけど、それも「実らない恋」と決めてかかって、
友達の先々を心配してのことだしね。
最終服、ヤーマダが笑ってまークンの肩を叩くシーンは、
まークンが部長にふられたとしても、こうして彼が慰めてくれるだろう
という想像でしょうか。
…本当にいい友達を持ったよね、まークンは。

…ヤーマダ…本作品に必要不可欠な準主役の一人と言えるでしょう。
確かに、鼻からウドンやお茶を出すだけのギャグ男ではない!!
(ヤーマダファンの方、ごめんなさい。最後の一行は冗談ですので。)


夏帆ちゃんについては、次回に回します。



2009.8.5.





夏帆ちゃんはラスボスか



今回は夏帆ちゃんについて思うことを少しだけ。

いやー、インパクトの強いキャラでしたね、夏帆ちゃんは。
怒った顔の迫力は作品中最強では??
(それを可愛いと思うヤーマダは、本当にベタ惚れですね、彼女に。)
あの迫力に匹敵できるのは、唯一、73分けのまークンくらいかも。

夏帆ちゃんはサブヒロインと言うより、明らかに部長を巡る恋敵(ライバル)…
格闘モノのストーリーマンガならば、絶対ラスボスではないかな。
…最近の作品では適当な例が思い浮かばないです。
ちょっと違うかもしれないけど、ナルトに対するサスケみたいなものかな。
スポーツモノならば、凌ぎあいながらも相手が上手で、いがみ合いながらも
常に目標としていたライバル役。
…「スラムダンク」の桜木花道に対する流川楓みたいなものかな。

だって、腕力の強弱は別として、作品を通じて精神的に夏帆ちゃんは
まークンを圧倒していたような気がしますから(笑)。
2人が精神的に互角の関係だったのは初期のうちだけで、
4巻では命令する側と命令される側の関係になっていましたから(笑)。

その夏帆ちゃんが、最終服でまークンに「私は許す」と言うシーンは、
最初は心から嫌っていたまークンを、ついに自分の大切な仲間として
認めたと彼に伝えていることになるんだよね。
だから夏帆ちゃんがまークンを認めた時点で、例え川に蹴り落とされても、
部長のことで頭ごなしに怒鳴られても、ラスボス戦はまークンの勝ち。
「ありがとう、夏帆」と言われて、嬉しくて、照れくさくて、
ポリポリしている夏帆ちゃん、残念だけど君のKO負けだね。


いろいろなことがあったけど、夏帆ちゃんとまークン…
お互い、かけがえのない仲間が得られて…本当に良かったね。


次回は、まークンと部長の再会シーンについて想像(妄想)して
みたいと思います。(私はこーゆーのが好きなので。)



2009.8.8.





再会シーンを想像すると (1)



西森先生のバックステージを読むと、「卒業」以降の新展開は、初めから
読者を騙すつもりで作ったらしいですね。
いやー、見事に引っかかりましたよ。本当に参りました!!

でもまぁ、騙すと言うと聞こえが悪いけど、つまり「不幸」な気持ちから
「ハッピーエンド」へ浮上する、「高度差」を狙っていたのでしょうね。

その肝心なハッピーエンド…読者の想像に任されていますよね。
ですから、私もいろいろと想像してみようかな…なんて。


以下は、見開きのページ以降のシーンとしてイメージを膨らませて下さい。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


パターン その1 「まークン剛速球をど真ん中に」


まークンは、両手を広げて迎えてくれた部長を無言でギュッと抱きしめる。

「エッ」 「エエッ」

あまりに突然な出来事にビックリして、そのまま固まる部長。
まークンは部長の部長を離すことなく、静かな声で自分の思いを伝える。

「…好きっス、部長。…愛してるっス。」

部長の驚きの表情。
そして顔を赤らめながらも、その表情は次第に穏やかな笑顔に変わっていく。
まークンは部長の眼に涙が溜まっていることに気付き、
慌てて強く抱きしめていた腕を解く。

「痛かったんスか?!」

部長は優しく首を左右に振って答える。

「…ううん、嬉しかったの。」

部長の言葉に呆然とするまークンに、さらに部長が言葉を続ける。

「…私、船橋クンが来てくれるのを、ずっと信じて待っていたんだ。
私も…船橋クンが好きだったから。」

そして、部長の会心の笑顔がまークンに向けられて…。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


このパターンは、物事に直なまークンが部長にストレート勝負を選んだケースです。

…でも、まークンは部長に対しては晩生だから、こう直には進まないかな。

次回、もう少しほのぼのした、「なんかこう」的な展開を描いてみます。



2008.8.9.





再会シーンを想像すると (2)



パターン その2 「なんかこう…上手くいきそうな予感」


前回描いた展開では、まークンと部長がすぐに恋人同士になりますよね。

まークン・部長派としては、それはそれで嬉しいのですが、
あの2人が簡単に恋人になるのは、少しつまらないような気もします。

…ゆっくり、ゆっくりと進展していく方が、見ていて楽しいかな。

と言うことで、こんな感じではどうでしょう??
(妄想スイッチ・ON!)


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


まークンに気付いた部長が笑顔で走り寄ってくる。
何か言おうとするまークンだが、喉がつまったような感覚に言葉が出てこない。
言い出しにくそうな彼の様子に、部長から語りかける。

「久しぶりだね、船橋クン。今日はどうかしたの??」

再びヤーマダと夏帆ちゃんの想いに励まされて、口を開くまークン。

「…部長、話があるんス。」

「何でしょう??」

ニコニコしながら耳を傾ける部長。でもなかなか言葉が出てこない。
言い出しにくそうにするまークンの様子に、部長が優しく語り掛ける。

「…歩きながら、話そっか。」

帰り道、部長は自分が卒業した後の茶道部のことをいろいろと尋ねる。
まークンは、新入部員や最近の出来事について素に伝えていく。

そうこうするうちに日は暮れて、2人は部長の家の近くに。

まークンの話は夏帆ちゃんに川へ蹴倒された場面に到る。

「エエッ」

事の成り行きを驚く部長に、まークンが話を続ける。

「…夏帆はオレに教えてくれたんス。
 自分にも優しく出来ないヤツは、人に優しくなんかできないって。」

「…自分にも…優しく…」

その言葉に深く考え込む部長。
ついに心を決めたまークンが部長に質問する。

「…部長、聞きたいことがあるんス。」

「何でしょう??」

「部長は、どんな人が好きなんスか?」

意外な質問に少し顔を赤らめる部長。やがて、うつむきながら質問に答える。

「…優しい人…かな。」

…優しい人…その言葉が、まークンの頭に木霊する。

…オレ、本当に優しい人になれるんだろか??…

しかし、勇気をふるって告白する。

「部長! オレ、いつかきっと優しい人になるっス!
 きっと優しくなるから…いつまでもオレの傍にいてください。」

そして部長の瞳を真っ直ぐに見つめる。
部長も彼の瞳を見つめ返す。

長い間、お互いを見詰め合う2人。

心臓がドキドキする音だけが聞こえてくる。
部長の返事が貰えないまま、時が静かに流れていく。

…やっぱり…オレじゃダメなんだ。

まークンは踵を返してそこから走り去ろうとする。

しかし、何かが彼の服を引っ張っている。
振り向けば、部長の掌が彼の服の裾をチンマリと掴んでいた。

「…明日も…会えるかな、船橋クン??…」

部長の言葉に、無言でコクコクと首を縦に振るまークン。

「…じゃあ、今日は本当にありがとう。」

まークンは、家に帰る部長をそのまま見送る。
突然、部長は振り返ると彼に語りかける。

「…あのね、船橋クン。
私、前に言おうとしたこと、今、言うね。」

「???」

「…船橋クンは…今でもとっても優しい人だよ。」

そして二度と振り返ることなく、部長は自宅の玄関に駆け込んでいった。

天にも昇る気持ちのまークンを、一人そこに残して…。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


合宿とか部長を家に送るシーンを参考にして描いてみました。
当然、この後、まークンはヤーマダの家に結果報告に行くわけですね。


いつか西森先生が「正解」を描いてくれれば、答え合わせができるんですけどね。



2009.8.11.( 8.13修正 )





再会パターンの続き



特設ページについては、少しページが長くなって編集がしにくくなったので、
そろそろページを追加しようと考えてはいます。

別ページでは、「お茶にごす。」のコミックスについて、巻ごとの感想を
(更新を急がずにゆっくりと)書いていこうと思っています。


…さて、タイトルにしたがって再会パターン(2)の続きについて。
まークンがヤーマダの家に報告しにいった場面を少し想像してみます。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


その夜、まークンがヤーマダの家に行くと、そこには自宅の塀に背もたれて
自然体で立つヤーマダの姿があった。
どうやら彼は、今までまークンを待ち続けていたらしい。
彼の手にはお茶のペットボトルが2本。

「まーくん!!」

「ヤーマダ!…オレは…」

すぐにも部長に告白した結果を伝えようとするまークンの言葉を、
ヤーマダは手を挙げて遮った。

「何も言うな、まークン。オレには判ってるって。」

ヤーマダは、まークンの肩をポンポンと叩くと、彼のために用意していた
とっておきの言葉を続けた。

「あの女(ヒト)に告っただけでもたいしたもんだよ。」

これは以前、夏帆ちゃんから教わった振られた時の慰め方だった。
振られるのは鉄板で変わらないにしても、あまりに悲惨なのは心が痛む。

「どんな結果にしろ、部長に想いを伝えられて良かったな。
 時間が経てば…これもきっといつかはいい思い出になるさ。」

さらにまークンの肩に腕を置く。

「ヤーマダ、あのな…」

結果はダメと決め付けている相棒に口を挟もうとするまークン。
しかし、ヤーマダは彼の口にお茶のボトルを無理やり突っ込んで
彼の言葉を再び遮った。

「何も言わずにこのお茶を飲めって!きっと少しは落ち着くぜ。」

そして自分ももう一本のボトルからゴクゴクとお茶を飲む。
自棄酒ならぬ、自棄茶の付き合いというところか。

「…あのな、ヤーマダ…。」

「ウン??」

「…部長は…部長は、オレの気持ちを受け止めてくれたんだ。」

次の瞬間、ヤーマダの鼻からお茶がドバッと噴出す。
そしていかにも苦しそうにむせ返る。

「ゴホッ!!ゴホッ!!…なっ、何〜?! マジか?!」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


私の想像ではこんな感じですが、皆様はどのようななシーンを
想像しましたか??



2009.8.13





アニメ化希望



連載終了したから難しいかもしれないけれど、ファンの希望として。

もし「お茶にごす。」アニメ化するなら、声優さんは誰がいいかな…
なんて、少し考えてみました。



* まークン…中井和哉さん(ワンピースのゾロの声)。
  ユニークな主役なので一番選ぶのが難しかった。
  古い声優さんでもいいなら田中亮一さん(デビルマンの声)も面白いかも。


* ヤーマダ…鈴村健一さん(銀魂の沖田やFF7のザックスの声)
  今回、一番選びやすかった。明るく、ちょっと軽い感じでいいかなって。


* 部長…田中理恵さん(ガンダムシードのラクスの声)
  彼女もわりと素直に選べました。坂本真綾さんでも良いかもしれないけど。


* 夏帆ちゃん…岡村明美さん(ワンピースのナミの声)。
  対抗としては鶴ひろみさん(ドラゴンボールのブルマの声)かな。


* ブルー樫沢…櫻井孝宏さん。(FF7のクラウドの声)
   いえ、このキャスティングは個人的趣味です。



「お茶にごす。」の連載終了の寂しさを、「天使の小生意気」のビデオを
観て紛らわせつつ、ふと考えたことですのでお気にせずに。





2009.8.15.





ラブリーランキング



「お茶にごす。」登場人物についての私的ランク付けです。


ランク1(最高ランク) まークン&部長

2人がそれぞれ同率一位ではないんです。
まークンと部長の2人セットで一位なのですね。
私にとって、部長とまークンはコインの表と裏…2人で1つです。
この2人を見ていると、自分も何かこう…上手く表現できない
暖かい思いに胸が満たされるんですよ。


ランク2 ヤーマダと夏帆ちゃん

この2人は同率二位です。
ヤーマダはまークンの悪友かつ良き相棒として、
夏帆ちゃんはまークンの精神的ライバルとして。
まークンとのペアで考える場合は、まークン&ヤーマダが上ですが。
まークン&夏帆ちゃんでは、下手すると殺気立つかもしれないしね。


ランク3 卓ちゃん

すみません、この作品に欠かせない面白い人なので。
卓ちゃんをここで選ぶにあたり、自分はオタクなのだと思います。
でも…こーゆー煮え切らない青春過ごした人も多いんじゃないかな??
何となく親近感を感じます。


ランク4 ブルーと智花ちゃん

ブルーは派手、智花ちゃんは地味ですが、2人とも名脇役だと思います。
しかし、ブルーと智花ちゃん、あれでフラグは立ったのかな??


他にも、ヒナちゃんとか、沢村くんとか、タマちゃんとか名脇役は多々いますが、
ランク付けはこのくらいにしておきましょう。



2009.8.23.





登場人物の血液型は



印象から想像したメインキャラの血液型です。


A型…夏帆ちゃん、智花ちゃん、タマちゃん
真面目な常識人が多いと言われていますので。B型人間とは価値観が合わないしね。

B型…まークン、ブルー樫沢
自分の世界観に従う人が多いとか言われています。彼ら、人の話を聞かないところもあるしね。

O型…部長、卓ちゃん
おおらかで全てを受け入れるタイプ。ちなみにO型女性とB型男性の相性はとても良いそうです。

AB型…ヤーマダ
A型とB型の二面性を併せ持つ人。まークンとも夏帆ちゃんとも合わせられる特長から考えて。


なお、血液型による性格分類には科学的根拠はないそうですので悪しからず。



2009.9.6.





絵になるカット・ベスト5



私が薦める、まークンの絵になるカット・ベスト5。

第5位。第1服よりまークンの登場シーン。
そうです、このシーンこそが全ての原因になっている悪魔イメージを象徴していますから。

第4位、第49服より夏帆ちゃんの迫力に圧倒されて怯えるネコのようなまークン。
人から感情が薄いと言われつつも、こーゆー表情もできるんですよね、彼は。

第3位。第76服よりリレーで柔道部員を追い詰めるまークン。
無表情で走る姿が何とも怖い…いかにもまークンらしい笑えるシーンです。

第2位、第95服より髪型を変えたまークン。
1目で吹きだします。その心根と正反対で、本当に人相悪いなぁ、まークンは。

第1位。最終服より笑顔で走るシーン。
はい、栄光の1位は彼が本当に「優しい人」になれたことが判るこのシーンを推します。



続いて、私が薦める、部長の絵になるカット・ベスト5。

第5位、第96服よりまークンに夕陽をねだる部長。
部長の心からの笑顔(本当の笑顔)…まークンでなくてもクラクラしてしまいそうです。

第4位、第27服よりブルーを笑う部員たちを諌める部長。
凛としたその表情に、いつもニコニコしている部長の芯を感じることができます。

第3位。第75服よりリレーでまークンにバトンを渡す部長。
一生懸命走って、まークンに全て(バトン)を託すその笑顔が何とも愛らしいのです。

第2位、第72服よりリレーで勝ちにいきましょうと提案する部長。
何だかいたずらっ子みたいな表情。部長の意外な側面が見られてとても魅力的なのです。

第1位。第10服よりお茶を点てる部長。
はい、栄光の1位は「お茶の妖精」のようなこのシーンを推したいと考えます。


そのうちにヤーマダと夏帆ちゃんのベスト5もやりたいですね。
もっとも夏帆ちゃんの場合は、怒りの表情ベスト5になりそうですが(笑)。



2009.10.11.





ベストカット5・ヤーマダ&夏帆ちゃん編 「喜怒哀楽」+1


私が薦めるヤーマダ「喜怒哀楽」+1・ベスト5カット。

第5位「哀」。第108服よりヒナちゃんに軽いと言われて大ショックのヤーマダ。
ヤーマダも夏帆ちゃんに相手にされないことを人に突かれると哀しいのです。

第4位「喜」。第49服「写経」より肝試し開催にワクワクするヤーマダ。
ヤーマダはいつも楽しげですが、ここまで嬉しそうな表情は数少ないので。

第3位「怒」。第78服「お茶日和」より悪党をいきなり殴り倒すヤーマダ。
業務用電子レンジと言われても理由あって怒るのです。毒に敏感なのですね、彼は。

第2位「楽」。第13服「サボり」より鼻からウドンを出すヤーマダ。
いえ、本人が楽しいシーンというより、読者が楽しかっただけなのですが(笑)。

第1位「友情」。第103服「卒業」よりまークンの肩に手を置くヤーマダ。
最終服といい、まークンが自分の背後を最後まで任せられる「友達」なのです。


続いて、私が薦める夏帆ちゃん「喜怒哀楽」+1・ベスト5カット。

第5位「楽」。第36服「竹ヤリ魔」より颯爽と走る夏帆ちゃん。
この子…走るのが本当に好きなのですね。とてもいい表情をしています。

第4位「哀」。第75服「卒業」より「ぶりゃー」と泣く夏帆ちゃん。
ええ、夏帆ちゃんは部長を心から慕っていたのですね。泣き顔がとても可愛い!!

第3位「喜」。第95服「誓い」よりまークンに優しく出来たと喜ぶ夏帆ちゃん。
部長のように優しいことをするという人生の目標…達成(?)の瞬間かな。

第2位「怒」。第24服「ライバル」より「アホか、テメー!!」と怒鳴る夏帆ちゃん。
凄い…凄すぎる。迫力が桁違いです。こーゆー顔が可愛く見えるのだからヤーマダも凄い。

第1位「友情」。最終服より本当の「優しさ」をまークンに伝える夏帆ちゃん。
はい、当然ですね。栄光の1位は漢らしいこのシーン。彼女の「存在意義」ですから。


2009.10.19.





お薦めサイト・ブログの紹介(リンク有り)


西森先生のファンならば、ここは決して外せません。
圧倒的な「情報量」と「愛」に心を本当に動かされます。

サイト「小さなニシモリマムガデータベース」、ブログ「今日から西森!!

どちらも管理人はRenaemonさん。
そうですね、西森先生ファンを「茶道部」に例えるならば、部長のような方です。


2009.10.19.


もう一つ、すてきな感想が読めるブログを紹介します。

それは三森紘子さんの「ほんよみの森」にあります。

丁寧かつ愛に満ちていますので、是非に読んでみてくださいね。


2009.10.24.





部長が目指す将来は?


久しぶりに少しだけお茶トークを。(妄想…かな??)

部長は大学生ですから、きっと自分の将来について考えているのでしょうね。
いったい彼女は何になることを目指しているのでしょう。

普通のOLは…何か部長に似合わないような気がします。
(新入社員が「部長」と呼ばれるのも、少し面白いかもしれませんが。)
で、ちょっと想像を膨らませて、部長に似合う職業を探してみました。
(今回は茶道の先生というのは除きました。大学とあまり関係ないので。)

初めに考えたのは小学校教師と保母さん。
部長には小さい子供が似合いそうですからね。
年齢が近い学生相手だと、いろいろな意味で大変になるかもしれないですし。

次に考えたのが、女医さんと看護婦さん。
彼女、学業優秀そうだから、医学部にも入れたかもしれません。
でも部長にメスは似合わないから、外科はダメかな。
内科…いえ、小児科がいいかもしれない。
もちろん「白衣の天使」もいいなぁ。
誰でも彼女が近くにいてくれるだけで、病気が快方に向かいそうですから。

そんなことを考えながら、最後に一番いいかなと考え付いたのが「理学療法士」。
これは運動機能が低下した患者さんのリハビリを指導する職業です。
辛いリハビリにくじけそうになる人、自分はダメなのだとくじけそうになる人を、
優しく…時には厳しくサポートする大切な仕事…
部長にはこの職業が一番ピッタリするような気がしました。
あ★…部長を守ろうとして大怪我したまークンのリハビリを担当する場面が
何となく脳裏に浮かんできました。
これが2人の婚約のキッカケになったりしてね。(妄想全開)

皆さんは、部長には何が似合うと思いますか??


2009.12.13.





お薦めサイトの紹介(創作編)


「お茶にごす。」の二次創作を扱ったサイトはとっても少ないのです。
少ないとは言え、いくつかこの場にて紹介したいと考えました。


一つは、kazuykさんの「トレドの図書館」に掲載された「赤日の道」。

作者の方の良い意味でのこだわりを感じさせる作品です。


もう一つは広い意味での創作として「妄想お茶にごす。」を。

こちらはRenaemonさんのブログ「今日から西森!!」にあります。
誰でも参加できますし、いろいろと想像できてとても楽しいです。


2010.3.7.