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2007年5月3日(木)GW
待ちに待った、caddis恒例の長野遠征がやって来た。
今回、管理人は二週間前に子供が産まれた為に参加出来ず、
べっぴとD級の3人でGWを利用して一泊二日の釣行となる。
たしか、この3人での遠征は記憶にない。
集合は、日付が変わる0時にD級宅。
会社から急いで帰宅し、10分で支度を終え即出発。
仕事から開放され、浮かれた気分を押さえながら横横道路を使い相模原へと急ぐ。
そう、長野と言えば去年、管理人が自分の見てる目の前で尺を上げ、
D級とべっぴがNiceサイズを数本上げた場所だ。
自分はと言えば、情けない事に小岩魚を一匹だけ。
スランプだったのか、新調したてのロッドで上手くなかったのか、
はたまた長野の渓魚には縁がないのか・・
それじゃなくても、今年に入って釣行が少なく、ホームの早戸でも調子が悪い。
不安と期待が入り混じる・・・
そんな事を考えながら走っていると約2時間ほどでD級宅に到着。
いつぶりなのか、久しぶりに会う。
積もる話は車の中でと、D級の車に荷物を積み換えて、向かうは長野県安曇野だ。
もちろん、暗黙の了解でcaddis専属ドライバーのD級が車を出す。
D級の車がランクルプラドに変わっていた。
自分も昔、四駆に乗っていたが、最近の四駆がこんなにも快適だとは思わなかった。
しかも今度のD級車には、カーナビにETCも付いており、
今までとは比べものにならないほど進化している。
車は中央道に乗り、時刻は2時近いというのに交通量が多い。
車内では、D級チョイスの気持ち悪い音楽が流れ、
それとは裏腹に、仕事や子供の事、そして釣りの事などで話が盛り上がる。
車内での、この雰囲気が、遠征で釣りをする以外のもう一つの楽しみである。

高速を降り、すぐのコンビニで2回目の休憩をとり、
食料を調達してから中房川上流部を目指す。
車は山道に入り、まだ辺りは暗いが、月と車のライトの灯りでうっすら渓景が見え、記憶が蘇る。
まもなくすると、発電所を通過し、前回と同じ所に車を止め、橋のポイントに到着したのが4時半。
夜明けまで1時間程、3人はグダグダするが、車内から渓流の流れる音に誘われ、
シビレを切らしたのは案の定、べっぴ。
車から飛び出し、着替え始める。
べっぴのテンションに吊られるかのように、自分もあとに続いた。
自分とべっぴは少し下流から入渓し、橋を越え堰堤まで釣り上がる事になった。
D級は、自分と管理人が前回、釣り上がった堰堤の上から入渓。
ここの渓は、北アルプス燕岳に位置し、5月でも朝は恐ろしく寒い。
上流に中房温泉があり、豊富な温泉で川石は白く、川底が砂質な為、
エメラルドグリーンに見え、とても美しい渓景である。
人渓して、3時間程釣り上がっただろうか。
やはり、スランプが続いていて、アタリすらない。
調子が悪い時は、キャスティングは愚か、川底に沈んでいる石が魚に見えたり、
ただの気泡をライズと勘違いしたりし、魚影どころか魚がどこに付いているか、
まったくイメージが出来ない。
また、それと同時に疲労感が襲う。
だいぶ先行しただろう。
ここで一緒に釣り上がっていたべっぴを、休憩を兼ねて待つことにした。
待つこと30分、一向にべっぴが現れない。
そんなとき、何気無く岩陰を見ていると、石にも見えるが魚影にも見える。
確認するのに、3,4回慎重にキャストを繰り返すが、やはり動かない。
石か・・と、諦めようとした5投目、今度は動いた!!
居た!思わず声が出る。
ドラグが掛り、途中で追うのを止め、何処かへ走ってしまった。
今まで自分は、ポイントを探る時、だいたい1、2投キャストして出ないようなら、
諦めて次を探るスタイルであった。
さっきのイワナは寝ていたんだろうか・・・?
俄然やる気が湧き、ティペットを結び直した。
べっぴは釣れているのか気になるところであるが、先に進む事にした。
先程のイワナにヒントをもらった気がする。
釣り上がっていると、だいぶ反応が良くなってくる。
それは、ただ単に堰堤が近づくいているからではなく、同じポイントを、
普段より多めにキャストしている成果だと思う。
大きくはないが、イワナらしい場所から、20センチ程のが釣れ出してきた。
釣り上がっていると、堰堤から流れ落ちる音が聞えてきた。
そこが最後のステージになり、集合時間も迫ってくる。
話しはかわるが、渓流釣りをする人なら、背後に何か気配を感じ、
緊張する時がよくあると思うが、今回はまさに背中に緊張が襲った。
後ろを振り返り、杉林の中を良く見てみると、
木によじ登りこちらを観察している猿たちがいることに気付いた。
とりあえず、熊ではないことにホッとするが、
1頭ぐらいなら可愛いい猿も、群でいると恐怖を感じる。
来客を歓迎してくれていると、良いように考えたいところだが、
これは明らかに囲まれている・・・
いつのまにか、べっぴも合流してきたので、猿が居ることを伝えるが、
やはり気付いていなかった様子。
猿から見れば、あの2人は何をしているんだろうと思っていたに違いない。
堰堤に突き当たり、今一番のステージが終了する。
帰りは、登ってきた渓を戻るのも億劫なので、二人で相談し堰堤の脇の崖を、猿の案内で登る事になった。
相当キツイが、早戸の雪山遭難事件に比べれば、どうってことない。
何とか這いつくばって道路に出て、集合場所の堰堤の上へと急ぐ。
集合場所には、すでに私服に着替え終わったD級が、スケボーの練習をしている。
釣果は、聞くまでもない(苦笑)
ここで3人で昼食をとり、遠征1日目、午前の部 中房川が終了する。
釣果はイワナ4匹
日記:仙人
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