MENU NO.04 「COUNTRY CAPTAIN CHICKEN (AmeriQual)」
AmeriQual製「カントリー キャプテンチキン」


 今回は番外編と云う事で従来のWornick社製ではなく、日本では珍しいAmeriQual社製MREの試食レポートです。
 そもそもMREは1つの会社がまとめて製造している訳では無く、アメリカ軍が定めたMRE規格で複数の会社に製造依頼して納入させています。 そのため、同じMREのメニューでも会社によって微妙に違いがあるそうで、特に日本で出回っているWornick社製は「一番不味い」とは荻窪にある某米軍放出品店さんのお言葉。 その真偽を確かめるべく「一番美味い」と評判のAmeriQual社製MREに挑戦してみました。同じNO.04メニューのWornick社製と比べながら見ると、より楽しめるかもしれません。

 まず外装ですが、ここから微妙に違います。上がAmeriQual製で下がWornick製。 どちらも大きく「Meal, Ready-to-Eat Individual」の文字が印刷されていますが、 Wornickが袋の考慮した綺麗なレイアウトになっているに対し、AmeriQualが同じ印刷が幾つ書かれても問題ない作りになっています。

 袋を開いて内容物を出した状態。箱の表示はほぼ同一で目立った違いはありません。
・COUNTRY CAPTAIN CHICKEN(カレー風味の鶏パテ)
・NOODLES IN BUTTER FLAVORED SAUCE(バター風味ヌードル)
・TOASTER PASTRY(焼きパイ)
・CRACKER(クラッカー)
・PEANUT BUTTER(ピーナツバター)
・BEVERAGE BASE POWDER COCOA(粉末ドリンク ココア)
・アクセサリーパック
 Wornick製と微妙にメニューが異なり、FIG BAR(イチジクバー)の替わりにTOASTER PASTRY(焼きパイ)が入っていますが、 副食などは同じMREでも製造年によって変わる物らしいので、会社の特色なのか、それとも入手したMREの製造年の違いなのか不明です。

 メインディッシュのCOUNTRY CAPTAIN CHICKEN(カレー風味の鶏パテ)。
 Wornick製と比べてソースがペースト状なのが特徴か。一見、何処かのカレーハンバーグ風。

 まずはソースをひと口すくって試食……辛みは程々でソースとしては合格点。化学調味料独特の舌が痺れるような感覚もありません。 次に鶏パテですが……噛みごたえがあって食感は良いんですが、時々砂を噛んだ様な「ジャリ」と云う感覚が紛れ込み、ちょっと不快。

 NOODLES IN BUTTER FLAVORED SAUCE(バター風味ヌードル)。
 レトルトパックはお湯で充分茹でたのですが、この通り身崩れしてません。 どうもパックを剥いてそのまま食べられる様にわざと崩れない様にしてある様です。
 スプーンで切って欠片の状態で口に入れてみると、ちゃんと火は通っているのですが歯ごたえがしっかりしており、 味は無いですがカレーソースと混ぜて食べると非常に美味。

 TOASTER PASTRY(焼きパイ)とCRACKER(クラッカー)。
 まずは焼きパイですが湿気っておらず程良い水気加減。食べてみると中の膨らみ部分にアンが有り、 僅かにブルーベリーの味がします。これは美味。

 クラッカーも手にとってみても崩れそうな危うさは無く、食べても身がしっかりしています。 PEANUT BUTTER(ピーナツバター)を塗って食べてみましたが、こちらの方がピーナツの味が心持ち強い様な……

 飲み物はBEVERAGE BASE POWDER COCOA(粉末ドリンク ココア)。
 これはさすがにWornickと全く同じ。


 《総評》
 さすがに「一番美味い」と云うだけあって、Wornick製より全て1ランク上の食べ物が揃っています。 こちらの方が鮮度が有ったのは、購入時期が違った(AmeriQual製はWornick製の半年後に入手して直ぐ試食)のが原因かもしれませんが、 それを差し引いてもAmeriQual製に軍配は上がるでしょう。
 強いて難を挙げると鶏パテを食べた時の食感でしょうか。

戻 る