ART情報 (「デスディモーナ」公演)




雲南省少数民族の音楽  
民族音楽を見なおしてみよう。民族音楽っていうと、泥臭くて、ちょっと聴きにくい、と思っている人も多いはず。
雲南省少数民族の音楽は、そんな思いこみを裏切るだろう。
雲南省には様々な民族が住んでいる。バイ族、タイ族、ハニ族、ドン族、リス族・・・。中国チックなチャルメラの音がしたと思えば、いきなり叙情的かつ哀切きわまるメロディが流れ始める。
深い山なみの遠くまで、抜けていくような高音の笛の音と、土地から響きあがる低音の音が、まるで言葉で話し合うかのように掛け合う。
人間ってどこでも同じなんだな、と妙にほっとする、どこにでもある世間話を聞いているかのような、馴染み深い旋律である。


「デスディモーナ」公演  
シェイクスピア原作「オセロ」をシンガポールの演出家オンケンセン氏が演出し、アジアなど8カ国のアーティストによるコラボレーションが行われる。
オンケンセン氏が属する劇団シアターワークスは、2年に一度アジア各国から演劇、音楽、ダンス、映像などに関わる参加者による大規模なワークショップを開くことでも知られている。
参加者は伝統芸術とコンテンポラリーの分野に大別でき、様々な背景を持つもの同士が交流することで、異なる分野に眼を向ける機会となっている。これらのプロジェクトでは、アジアの芸術を再構築し、アジアについての新しい視点を見出す姿勢が貫かれているようである。
わたし達の「アジア」についての視線には、まだ欧米から見られた視線が重ねられていないだろうか。これらのプロジェクトを通して、アジアの芸術家が自らつくりだす新しいアジアの風景が現れることを願いたい。
(福岡アジア美術館 3月23−25日)


オンケンセン演出「リア」 BS2で放映  
オンケンセン演出、シアターコクーンで上演された
「リア」が、7月6日深夜1時、NHK BS2で
放映される予定。要チェック!




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