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2005.11.30 明日から師走

気がつけば11月も今日で終わり、明日からは”師走”に突入だ。 そろそろ年賀状の季節で、イラストを考えないといけないんだけど、構想がまとまらない。 アイデアはあるんだけど、それを効果的に見せる演出が、どうも陳腐な気がして、いまいち着手しかねている。 毎年この時期、同じことを繰り返しているようで、毎日マンガを描いている「やくみつる」のような漫画家の発想力を尊敬する。 一つのアイデアに固執せず、それを捨てて別の方向から考えてみるのも、時には必要なのだろう。 だからこそアイデアは、ブレーンストーミングなどでたくさん出しておく必要があるんだ。 出来るだけ25日くらいまでにはポストに投函したいから、この1週間くらいで構想をまとめて、来週くらいには描き始めたい。 

2005.11.29 健気なチャングム

今日、韓国四天王の一人ウォンビンが軍隊に入隊し、日本からもファンが見送りに行ったみたいだ。 毎日、新聞を見ていても、週刊誌の広告では未だに、韓流スターの名前が見出しに並んでいる。 週刊誌の話題の定番といえば、雅子様愛子様の皇室関係の記事と、ヨン様を中心としたスターの記事がメイン。 その他にその時々の話題の人物の記事が載るという感じで、相変わらず韓流ブームが健在。 テレビの方は、地上波では殆どの局が韓国ドラマから手を引いた状態で、残っているのはNHK『宮廷女官 チャングムの誓い』と、フジの深夜『新入社員』くらいになった。 地上波で放送した韓国ドラマは、大体のものは観たけれど、どれも似たような展開のラブストーリーばかりで、他のジャンルのドラマを観たいと思っていた。 でも日本のテレビ局側が『冬のソナタ』の”2匹目のドジョウ”を狙っているからか、同じようなドラマばかり仕入れてくる。 そんなことを思っていたから、あまり期待せずに見始めた『宮廷女官 チャングムの誓い』が面白い。 宮廷という特別な環境の中で、規則やら陰謀やらを乗り越え、健気に生きるチャングムは、『おしん』『細腕繁盛記』『どてらい男』というテイストか。 韓国版の大河ドラマという感じで、全54話のストーリーのようだけど、魅力的なキャラや起伏ある展開は視聴者を飽きさせず、「なるほど、これは面白い」と思える。 

2005.11.28 姪たちのイラスト講座(パース編)

土日は”姪たちのイラスト講座”で姉の家に泊まってきた。 講座も1年以上になるけど、もう教えることは少なくなってきて、あとは実作業で疑問に思ったことや、描いた作品のアドバイスをするくらいになってきた。 ただ、人物は描き慣れていても、背景などの描写が苦手だというので、今回はパースの基礎を教えた。 姪が過去に描いた背景のあるイラストをコピーして、それに目線(アイ・ポジション)の高さに赤いラインを水平に引き、建物などの辺が消失点(ヴァニシング・ポイント)に集まっていく線を描き入れさせた。 二点投視法の場合は、消失点が二つになるので、初心者にも解りやすいように、消失点Aに向かう線群と消失点Bに向かう線群の色を変えて、何本もの線を引き、それを基準に建物などの背景を描いていくことを奨めた。 本人が過去に描いた背景が、パースの知識を取り入れることで、どのくらい効果が出てくるかを比較して実感して貰いたかった。 パース画法というのは、理解させるのがのが難しいんだけど、「1.まず目の高さ(赤のライン)を決めること。 2.目に見える平行線は消失点に向かって集束している。 3.形あるものは幾つかの消失点を持っている。」ということを、線を色分けすることで伝えられたと思う。 後はパース線を描かなくても形が描けるように、いろんなパースを描いて、空間感覚を養って欲しいと思う。

2005.11.25 一番の恐怖は”無関心”

母親をタリウムで毒殺実験した少女の事件を機に、古本屋で買ってきた森村誠一の『悪魔の飽食』を読んでいる。 遠藤周作の『海と毒薬』は、実在の事件を基にしているとは言いながら、小説としてのフィクションだったけど、『悪魔の飽食』は各種の記録を紐解いて綴ったドキュメンタリーなので、相当ショッキングだ。 これまで生きてきた中で、どんな映画や事件のニュースよりも衝撃的な記述の数々。 細菌戦を想定した実戦のために、満州第731部隊が行った数々の生体実験のことは、ある程度は見聞きしていたけど、詳しい実験の様子やら隊員たちの生活実態を知ると、同じ日本人としての”血”が恥ずかしくなる。 中でも一番恐怖に感じたのは、生体実験の被験者となった捕虜たちを”マルタ(丸太)”と呼び、様々な実験を生きたままの彼らに施したこと。 他者を傷つける行為には、怒りや憎しみから発することが多いが、相手を完全に”人間ではなく「物」”として捉えての行為は、この上ない恐ろしさがある。 殺害人数の多さでは、アウシュビッツの残虐性の方が世間に認知されているけれど、その冷酷さや相手に対する無関心さは、731部隊の方が残虐的かも知れない。 最近の様々な事件にも、相手に対する冷静な目での犯行が多くなったような気がして怖い。 的外れかも知れないけど、”教師の体罰禁止”が叫ばれ出した頃から、他人に対する”過剰関心”或いは”無関心”からくる犯罪が増えた気がする。 

2005.11.24 粘土あそびに没頭

仕事ではなくプライベートな作品は、イラストにしても造型にしても、途中で放り出してしまいやすく、未完成のままのものが多い。 ひとつの物を仕上げるのには、”納期”というものがあった方が良いと思うのは、中途半端な状態で放り出すことがない点だと思う。 2〜3年くらい前に、紙粘土で作り出した実物大くらいの少女の顔のフィギュアが、造型に煮詰まった結果、放り出したまま放置していた。 部屋の常に見える位置に置いてあったその少女像は、その間見向きもされずに佇んでいたけど、一昨日の夜急に手を入れたくなって、造型作業を再び開始した。 女子フィギュアスケートの浅田真央のニュース映像を見ていて、「この子みたいな顔を作りたいんだよな」と思ったら、途中状態の顔フィギュアに目がいった。 止まっていた歯車が動き出したとでもいうか、他のことを忘れるくらい没頭して、気が付くと何時間も経っている状況。 イラストもそうだけど、造型にも造り手の癖が表れ、頭の中のイメージと違うと解っていても、表現する技術がついていかず、放り出してしまうんだけど、ある時ふいに天啓のように「こうすれば良い」というのが見えたりする。 そういうのって秋に多いのも、”芸術の秋”たる所以かも知れない。 

2005.11.23 『貞操問題』のお決まりセリフ

完全にその分野に長けているのではなく、”ほんの少し”とか”ちょっとだけ”というのが、今のトレンドのようだ。 「ちょい不良(ワル)親父」とかが流行っていたりする。 もっと広い意味では「キモカワイイ」や「エロカワ」なんていうのも、完全に気持ち悪いほどではないし、完璧なエロでもない可愛さを表している言葉か。 昼ドラの最近の人気は、TBSの『貞操問題』だそうで、相変わらずのドロドロ系ドラマ。 おまけに昭和初期の設定だから、ナレーションの言葉使いも「……でございます」という感じで、『大奥』チックで雰囲気を盛り上げている。 昼ドラには、”変てこフレーズ”(現代にとっては)が必須のようで、『真珠夫人』の時の「きれいな体のままで、あなたを待ってるわ」とか、『牡丹と薔薇』の「あんたはブタよ!」みたいなセリフや、”たわしコロッケ”やら”財布ステーキ”なんてのが登場するほど、ドラマ人気は上昇する。 『貞操問題』でも”メデューサ”とか”女郎グモ”なんてのが、毎回必ず飛び交う。 そんな中で”ちょっと”なニュアンスなのが”ベビーエロ”という言葉だ。 もう終わってしまったけど、日テレ深夜『不幸の法則』の再現VTRで、サチコ役で出演していた木南晴夏が小悪魔な三女役で、主人公(次女)の婚約者を誘惑してしまう設定。 この三女に対する呼び方が「ベビーエロちゃん」だ。 女性の貞操が、ことのほか貴重に思われていた時代だけに、現代とのギャップを視聴者は楽しんでいるのか、『真珠夫人』といい『貞操問題』といい、菊池寛原作は昼ドラの相性が良いみたいだ。 

2005.11.22 まだまだ掘れば出てきそう

以前このコラムでも、中国産のキムチから寄生虫の卵が発見されたニュースについては書いたことがある。 その時は、そのニュースが入ってきたばかりだったので、うろ覚えでコメントを書いたので、”寄生虫の卵”というのを”大腸菌の卵”という風に書いてしまった。 寄生虫という言葉が思い出せず、”食材に入っていたら気持ちが悪いもの”というイメージだけで、大腸菌と書いてしまったんだけど、翌日になって「あれ? 大腸菌は菌だから卵はおかしいぞ」と気付き、「あっ そうか、寄生虫の卵だ」と思い出し、その日の夜に前日のコラムを修正した。 それから何日も経った今日、紀文のはんぺんから大腸菌が見つかったというニュースが流れた。 キムチでは間違った記述をしてしまったけど、食材から大腸菌が発見されるということが現実になってしまった。 カイワレ大根や雪印牛乳などのO-157の時のように、結構ちゃんと調べれば他にも出てくるんじゃないかと思えてならない。 マンションなどの耐震強度の偽装が問題になった、姉歯建築設計事務所の行為も、調べてみたら194件もあったという。 世の中には今は見えないけど、ぼくらが想像する以上に、不当なあるいは不愉快なことが隠されているかも知れない。 全ての企業が消費者の立場になって商売をして欲しいと思う。

2005.11.21 ”懐かしさ”のジャニーズ新曲

ジャニーズの各グループが歌う新曲は、昔懐かしいメロディーやサウンドが多いように感じる。 まずは嵐 (ARASHI)の新曲「WISH」。 TBSドラマ『花より男子』の主題歌のこの曲は、昔のポップスを聴いているようなノリの曲(大滝泳一の曲に似ている)で懐かしい。 日テレのドラマ『野ブタ。をプロデュース』の主題歌「青春アミーゴ」を歌うのは、主演の亀梨和也&山下智久の役柄名ユニット「修二と彰」。 この曲もサウンドといい、メロディーラインといい、80年代のジャパニーズポップスというテイスト。 更にTOKIOの新曲は、「進研ゼミ」のCMで聴くことができる曲。 「♪今直ぐヴォンボヤージ 明日を目指して〜」というメロディーは、前作の「♪ビ アンビシャス 我が友よ〜」という曲に似て、これまた昔のポップスのようなテイストだった。 日テレの「グラチャン・バレー」の応援プロデューサー、KAT-TUNの新曲「GROLIA」も、どことなく懐かしい感じのする曲に感じている。 Kinki Kidsはデビュー曲の「硝子の少年」以来、相変わらず出すシングル曲の大部分が、懐かしい曲に感じるのは、あの声質と歌い方にあるのかな?  ただ、今日『SMAPxSMAP』で初公開(?)のSMAPの新曲「Triangle」は、今風というか、これまでのSMAPの曲とは少しテイストが違っていて新しい感じだった。 今は、新しい曲はラップ調のものばかりが目立ち、メロディアスな曲での新しさを探しあぐねている感じがする音楽業界に見える。 

2005.11.20 日本女子バレーの課題

日本の応援に使われるスティック・バルーン。 今回の色はイエロー。 夏のワールド・グランプリの時はゴールドで、その前のワールドカップの時はピンクだった気がするけど、あれはどこが作っているんだろう? 大会側が作っているのか、それともジャニーズが作っている?(そんなわけないか) 天井高く打ち上げるサーブなどは、空調の風でボールの動きが変化してしまうこともあるとか。 今日の試合で、スティック・バルーンが会場中を揺れていたのを見て、「サーブの時、会場中の全員がスティック・バルーン振ったら、コートに風が起きて相手のサーブも乱れたりして」と思ったりした。 今回、あまり良い成績を残せなかった全日本女子バレーチーム。 韓国だけに勝っただけだったけど、最優秀リベロ賞は桜井選手が獲ったのは、せめてもの朗報。 今日の実況解説だった、元全日本男子バレーの監督・松平康隆さんは、菅山かおる選手のオールマイティーな能力がお気に入りのようで、「大きな選手たちも菅山を見習って欲しい」と連発して、菅山をベタ褒めだった。 背の高さが有利なのが現代バレーボールなんだろうと思うし、スピードもパワーも大事だとは思うけど、確かに松平さんが言うように「まずレシーブを確実に」だと思った。 とにかく今の日本女子バレーには、どんなボールにも食らい付いて、繋いでいく能力の強化が必要に感じてならない。

2005.11.19 グラチャン・バレーボール

バレーボールは見ていて解りやすく、展開が早いから好き。 日テレの「グランドチャンピオンズカップ」を連日観ている。 選手の活躍も注目だけど、タイムアウトの時に控え選手が甲斐甲斐しく世話する姿は、自動車レースのピットクルーのようで、見ていて気持ちが良い。 タオルの片方を丸めてあるから、ゴチャゴチャに絡まることがないし、誰が誰のタオル&給水ボトルを渡すかを決めてある(?)からか、スムーズにいってる。 選手が監督の指示に集中できるように、自分がどう動けばいいかを良く心得ているようだ。 自分がコートに入った時に、タイムアウトの時に「こうして欲しい」ということが肌で解っているからか、痒いところに手の届くギャルソンのような動きになってるように見える。 それと感心するのが、レシーブなどで転倒した選手の汗を拭きに来る、大会スタッフの動きもキビキビしていて気持ち良い。 1セットだけでも、かなりの汗をかくであろう選手たちが転倒すれば、床は汗で濡れてしまうんだろう。 そのままにしていたら、足を滑らせて大怪我しかねないから、選手たち自身もミニタオルを持っていて、すかさず拭いているシーンがあるけど、コートの外から両手にタオルを持って、低い姿勢で走ってきて、サササーと拭いているスタッフを見ると、「おお、頑張ってるなぁ」と感心する。 それにしても今回の柳本JAPANは、どうも元気がない。 高橋みゆきがイタリアに行ってしまったのが影響しているのかな。 

2005.11.18 記録メディアも安くなった

HD方式だブルーレイ方式だと、次世代DVDの方式が市場を争っていて、消費者としてはどちらを選択するか迷ってしまう。 どちらも商品が発売されてから、暫く動向の様子を見てからでないと、今の時点では決められない。 電化製品からパソコン関係の商品は、電器のジョーシンで買うことに決めている。 以前からずっと利用しているからポイントも貯まっているし、ことある毎にキャンペーンのチラシが送られてきて、お得意様価格の商品を紹介している。 つい最近もチラシが送られてきて、クーポン券の中にDVD-RAMやCD-Rの安いものを見つけ、今日の昼頃買いに行ってきた。 DVDレコーダーを買ってから4〜5年経つけど、初めの頃はDVD-RAM1枚が2700円くらいした。 アテネ・オリンピックやサッカー・ワールドカップ日韓共催など、大きなイベントがあると、その前後に売れ行きが良くなるというテレビやレコーダーなどの家電製品。 それに伴って記録メディアの価格も下がってくる。 今日買ったDVD-RAMは、カートリッジ無し10枚パックが2000円だから、1枚あたり200円だし、CD-Rは50枚のスピンドル・パックで1480円だから、1枚29.6円という激安。 今まではイラストのデータ納品の時はMOを使っていたけど、これだけ値段が下がったならCD-Rで納品した方が安上がりだ。 

2005.11.17 今日のニュースな出来事

今日の新聞の記事で気になったことが2つあった。 一つは”金”の価格が、ここ3年くらいの最高値を記録したこと。 約3年くらい前から、毎日”金”の価格を新聞で見ては、変動の大きい日はカレンダーに記録していた。 2003年の3月15日にはグラムあたり1263円で、その年の最高値は9月12日の1434円。 その間で推移していた金相場。 それが2004年の9月頃から少しずつ上昇してきて、今年の6月15日に1500円を越え、9月16日に1600円を、9月23日に1700円を越えた。 ここ最近の上昇率が急速になったと思っていたら、今日とうとう1815円を記録した。 毎年9月〜10月は高値を記録する傾向にあるみたいだから、これから少しずつ下がって、1700円前後に落ち着くと思うけど、今が一番高い時のようだ。 もう一つ深刻な状況のニュース。 鳥インフルエンザの人への感染で、初めて死亡者が出たということ。 中国の12歳の少女と24歳の女性が発病し、2人とも死亡が確認されたそうだ。 2人とも発病前に家禽の死骸に触っていたというし、12歳の少女の弟(9歳)も感染が確認されているという。 発病した3人が他の誰かと接触していれば、その経路を追跡して隔離しないと、一気にウィルスが広まる可能性もあるんじゃないかと、ちょっと心配になる。 人に感染する新型ウィルスが、再び渡り鳥に入ってしまったら、海を渡って全世界の各地に蔓延し、SARSの時のような大流行になってしまうかも知れない。 怖い。

2005.11.16 最近、涙腺が弱くなった

一昨日の『HEY HEY HEY』の宇多田ヒカルじゃないけど、ぼくも最近めっきり涙もろくなった。 ”お涙頂戴”が見え見えの演出ものは当然の如く、その狙い通りに泣かされてしまうことが多くなった。 宇多田ヒカルも言っていたけど、若い時期っていうのは感情が鈍いのか、ぼくも20代の頃は「自分は”情”が薄いのかも」と思うほど、冷めた性格だった気がする。 歳と共に”情”というのは成長するものなんだね。 昨日もドラマ『1リットルの涙』を見ていて、ボロボロ泣いてしまった。 次女役の成海璃子は、日テレの『瑠璃の島』の主演だった子だけど、今回もちょっと拗ねた役柄で、問題を起こすトラブルメーカーという位置づけかと思っていたら、一番ひねくれていた彼女が”まとめ役”になっていた展開にはジーンと来るものがあった。 自分も満たされないのに病気の姉を支える彼女、「健気だなぁ」と泣けた。 今日も夕方の『スーパーニュース』の特集で、「片腕だけの高校球児」を見ていて、同じような障害を持ちながら大リーグで活躍した、伝説のピッチャーからのコメントに感動して涙が出た。 コメントを描いた色紙の最後に「……君のファンより」という一言に、ジワジワ涙が出て止まらなかった。 まあ、笑うことと涙を流すことは、心のデトックスになるいらしく、体にとっては良いことだそうだ。 

2005.11.15 ご結婚おめでとうございます。

ニュースを見て、紀宮さまのご結婚をお祝いして似顔絵を描こうと、急遽思いついた。 黒田慶樹さんは眉毛と口が個性的で、描きやすい特徴を持っている。 紀宮さまも鼻が大きく、細い目と口角を引き締めて微笑む口が特徴。 常に他人を引き立たせ、自身は一歩下がって佇むという、”おくゆかしい”という言葉がピッタリの、日本女性らしい人。  

2005.11.14 振り返りの能力

過去を振り返って懐かしむことができるのは、人間だけに与えられた能力。 というか他の生き物は、いちいち過去を振り返ってる閑なんて無いというか、前だけ見て生きることだけを考えて、反省なんてしないのだろう。 過去ばかりを振り返っていると、”後ろ向き”とか”ネガティブ”というイメージで捉えられるから、良いことばかりじゃない。 この能力は、優れているのか劣っているのか。 土曜の元上司の七回忌の時に配られた、故人の最後のライブハウスでの公演映像を見ていて、生き生きとした生前の姿が映し出され、溌剌と演奏し歌っているのを見ていたら、その人がまだ生きているような錯覚を覚えた。 思えばカセットテープやCDやMDなどの録音メディアにしても、ビデオやDVDやiPod-Movieなどの映像メディアにしても、人の生きた証が記録されるっていうのは凄いことだ。 故人を知らない他人にとっては意味のないものかも知れないが、面識のあった者にとっては様々な思い出を引き出すタイムマシーンみたいだ。 左手の指を器用に動かすギター演奏を見ていて、「これだけ指先を動かしていたらボケないんだろうな」「だから音楽をやってる人はボケ老人が少ないんだな」と思った。 こんな風に過去を振り返えれる能力があって「人間で良かったな」と思う。 

2005.11.13 玩具会社時代の同窓会

高校を卒業して入社したのが、「リカちゃん」や「チョロQ」でお馴染みの(株)タカラという会社の企画開発という部署。 子供が喜ぶような仕掛けを考えたり、デザイン画を描いたり試作したりという、一般の人から見たら、一見”遊んでいるように見える”仕事を毎日やっていた部署。 新入社員が入ってくると、その新人に対しての洗礼ともいうべき”イタズラ”が行われるのが慣習でもあった。 その頃の上司で、誰よりもイタズラ好きで、楽しむことが大好きな人がいた。 仕事以外でも、音楽をこよなく愛し、常に若いメンバーとバンドを組んではステージに立つことを好んだ人がいた。 昨日はその人が亡くなって七回忌にあたり、現在某おもちゃ会社の社長をしている人が発起人となり、”偲ぶ会”が催された。 集まった40人ほどのメンバー殆どが、以前ぼくの上司であった人で、もうその場は同窓会の気分のようだった。 故人との思い出も、集まった人にとってそれぞれがそれぞれに濃い思い出を持っていて、2時間くらいの会では語り尽くせない。 案の定、2次会3次会という流れになり、大いに盛り上がって飲んだ。 思えば当時は、会社が終わると毎日のように飲みに行き(リーズナブルな居酒屋で)、くだらないことでバカ笑いをしていた日々が多く、ストレスなんて無かったんじゃないかな?(いや、ストレスを吹き飛ばすために真剣に遊んでいたのかも知れない)  ぼくが死んだ時には「葬式の席で、こんな風に思い出を語り合って欲しいなぁ」と思うような、とても良い”偲ぶ会”だった。 

2005.11.11 「知り合い」と「友だち」

大勢が集まる飲み会には、友だちの友だちも参加するので、初対面の人も多いわけだけど、毎年恒例になってくると初対面では無くなってくる人もいる。 毎年会っていても、なかなか心の距離が縮まらない人と、一度会っただけなのに意気投合してしまう人もいる。 前者の場合は自分の中で、「知り合い」というカテゴリーに分類されるし、後者の場合は「友だち」のランクに位置するくらいになる。 後者の場合って、話していると意外な共通点がボロボロ出てきて、なんか親しみがグッと湧いてくるもの。 以前、地元の花火大会で飲んだ時、初対面のメンバーの中に2人も、ぼくと同じ小学校卒業の人がいたのにはビックリだったことがある。 人の出会いって不思議だ。 でも考えてみると「知り合い」と「友だち」のボーダーラインはどこら辺なんだろうね?  ぼくは一時、ある劇団に関わって仕事をしたことがあることから、そんなに有名ではないけれど、ドラマや映画の最後のテロップに名前が出るような、あるいはタレント名鑑に載っているような芸能人と何人か知り合いになり、その中の何人かとは親しく何度も飲んだりしたことがある。 でも、そういう人のことを別の誰かに説明するとき、「友だち」とは言づらいから「知り合い」という表現を使うかも知れない。 「友だち」「友人」「知己」「知り合い」「知人」「ダチ」など、いろいろな表現があるけど、使い方が難しい。 「親友」なんていったら、また難しいことになるんだろうな。

2005.11.10 最新作ビデオ3本

大ヒット作品か興味のある映画じゃないと、ビデオ屋では滅多に最新作を借りることはない。 前回、最新作で借りて観たのは『オールド・ボーイ』だった。 一昨日の8日、偶々ビデオ屋に寄ったら、カウンターに『宇宙戦争』のパッケージが置かれていた。 「あっ、今日はレンタル開始の前日だったっけ」と、その時に気付いた。 レンタル開始の前日の昼頃には入荷しているのを、どのくらいの人が知っているんだろう? 一昨日の時点では、もう全部が貸し出されていたから、結構多くの人がその事実を知っているんだろうな。 今日も何気なくビデオ屋を覗いてみた。 最新作のコーナーの棚を見ていったら、10数本並んだ『宇宙戦争』の中に、1本だけ中身が入ったものが残っていた。 偶然、戻ってきたばかりのものがあったみたいで、ラッキーなので借りることにした。 最新作の中に『フォーガットン』という作品にも目が行き、パッケージ裏面の説明を読んで、興味をそそられた。 ふと壁を見ると「最新作3本で2泊3日→1泊2日料金」というセット価格が表示されていた。 『ミリオン・ダラー・ベイビー』も気になっていた作品なので、この機会にと上記3本でセット価格で借りることにした。 1泊400円x3本で合計1200円は、安かったのか高かったのか、内容を観てみるまでは解らない。 

2005.11.09 擬人化好きの関西弁

読売新聞の朝刊に「新日本語の現場」という記事があった。 ”マクドナルド”のことを、関東人がマックと略し、関西人がマクドと略して使っていることは知っていた。 でも、この記事では日本地図を色分けして、マック地域とマクド地域、そして混在する地域を一目で解るようにしていたのが画期的だった。 地図によるとマック派が多く、マクド派は近畿6府県+徳島に集中している。 他にも”今川焼き”やパーマを”かける””あてる”なども分布図にしていた。 ”今川焼き”は各地でいろんな呼び方があるらしく、分布地域もバラバラになるみたいで、”大判焼き”だったり”回転焼き”だったり”混在”だったりしていた。 ぼくが知ってるだけでも、他にドンドン焼きや太鼓焼きなんて呼び名があった気がする。 パーマに関しては、近畿の5府県+大分+青森が”あてる”を使っていた。 この図を見ていて、「関西というのは独特な言葉の文化を持っている地域なんだなぁ」と改めて実感した。 タイトルにも書いたように、ぼくは昔から関西人の擬人化した言葉を不思議に思っている。 いなり寿司を”おいなりさん”と呼ぶのは、油揚げ=お稲荷さん(お狐さま)の意味だから関東でも使うけど、関西では”さん”を付ける言葉が多い。 油揚げを”お揚げさん”と言ったりするし、先日も『火垂るの墓』を観ていて”お粥さん”という言葉がよく出てきた。 キャンディーのことを”アメちゃん”とも呼ぶ関西人。 何故、関西人はものを擬人化するんだろう?  他にも擬人化して呼ぶものって何かあるのかな?

2005.11.08 読書の秋

秋になると、どうして読書したくなるんだろう? 暑さも寒さも調度良いこの季節は、物事に集中しやすくなれる気候だから、芸術活動や読書などに向いているのかも知れない。 先日、何も読むものが無かったので、昔買った文庫本『海と毒薬』を引っぱり出してきて読み始め、昨日で読み終わった。 実話を元にした小説だったのと、例の母親を毒殺実験していた少女のニュースもあって、次は森村誠一の『悪魔の飽食』を読んでみたくなった。 昨日に引き続き良い天気だったので、大きめの古本屋がある隣町まで自転車で行ってきた。 文庫コーナーを物色していたら、直ぐに目的の本が見つかり『続・悪魔の飽食』も買った。 目的の本を探していると、いつも別の興味のあるタイトルに目が行って、あれもこれもと買い込んでしまう。 職業柄”顔”についての本は読んでおきたいので、山藤章二の『カラー版 似顔絵』と陶智子さんの『不美人論』、蔵琢也の『モテる顔にはワケがある』も買った。 更に昔から興味のあったネーミングについての本、木通隆行さんの『ネーミングの極意』も買った。 そして、昔から読もうと思いながら読まずにいた『トムソーヤーの冒険』も、今更ながら一緒に買ってきた。 てなわけで7冊も買ってしまった。 これで当分の間は楽しい読書が満喫できる。 

2005.11.07 ちょっとした思い込み

昼は料理をするのが億劫だったので、スーパーの弁当でも買ってこようと出かけた。 天気も良く、気温も暖かかったので気持ちが良かった。 変わりばえのしないメニューが並んだ惣菜コーナーで、悩みに悩んだ末、ソース焼きそばを買った。 それだけでは味気ないので、フライを買うことにし、メンチカツとイカフライとサーモンフライを買った。 (最近、鮭のアキタスサンチン?が注目されていると聞いたから) 屋台のたこ焼き屋や焼きそば屋が使う、透明のブリスターパックの容器に、それらを1個ずつ入れてレジに行く。 レジの店員さんが「これはメンチとイカと○○ですね?」と聞いてきたけど、○○が聞き取れず「サーモンです」と答えたら、そのまま計算してくれた。 家に戻って昼食開始。 ソースをかけて、まずサーモンフライから食べた。 その瞬間、「?」と異変に気付いた。 頭ではサーモンフライと思い込んでいたものが、どうも違うものらしいと判るのに数分かかった。 ぼくがサーモンフライとばかり思っていたのは、実はポークカツだった。 レジでのやり取りに時間がかかった時、ぼくはサーモンと思っていたけど、店員さんはポークカツと判っていたんじゃないかな? だとしたら、ぼくが騙して買ったと思われたんじゃないか? 実際ポークカツの方が値段が高いと思うし。 そんな、ちっちゃなことが気になってしまう小市民。 おまけに、口に入れるまでサーモンと思って準備していた身体の器官が、全く別のものが口の中に広がってビックリした。 何か損をしたような感じだ。 

2005.11.06 溜まった番組録画

今日は急ぎの仕事の納品日で、A4サイズのイラスト3点をクライアントに渡してきた。 仕事の間、予約録画で録っておいた番組を、今日やっと観ることができた。 日テレのドラマ版『火垂るの墓』とNHKスペシャル「サイボーグ技術が人類を変える」を一気に観た。 『火垂るの墓』は、清太と節子が一時身を寄せた叔母さん(松嶋菜々子)から見た”戦争”を主に描かれ、相手と戦うことだけが戦争の悲惨さではなく、日常を”生きる”ことの苦難が”もう一つの戦争”だと訴えていた。 ジブリのアニメの時から、初めは親切だった叔母さんが次第に冷たくなり、”悪役”的に描かれていたので、キャラクター的に気になっていた人物の背景が解った。 ”きれい事”で描きやすい存在の、本人が抱える辛さや寂しさは、当時の人々の一般庶民な感情だったんだろうな。 NHKスペシャルの方は、サイボーグというSFの世界の技術が、今や身近なものになりつつあることを実感した。 技術の進歩に希望を持てたと同時に、使い方によっては怖いものになりそうな危惧を感じた。 脳のある部分に電極を付け、電気刺激を与えることで病気が治癒するのは素晴らしいけれど、脳を操作するということが『時計じかけのオレンジ』のような印象も受けた。 特にラスト近くに、脳に電極を付けられたマウスに「右に曲がれ」「左に曲がれ」などの信号刺激を送り、指示通りいくと快楽刺激を与えられる姿は、ちょっと不安を感じる実験だった。 

2005.11.04 10年ぶりの眼科健診

職業柄「目と右手だけは大事にしなければ」と常々思っている。 絵を描いたり立体造型にとって、目が見えないとダメ。 そして、微妙な筆の操作や彫刻刀などの扱いに慣れた右の手は、目の次に大事。 10年ぶりに眼科健診を受けてきた。 最寄りの眼科に行くと、8畳ほどの待合室に12人くらいの人が自分の番を待っていた。 その殆どが50代以上の女性で、若い(周りに比べて)男はぼくだけだったから、どうも居心地が悪かった。 考えてみれば当たり前で、会社員は会社で定期検診があるだろうし、自営業者も平日だから仕事している時間。 専業主婦が多いわけだ。 検査内容の一つに”瞳を開いて(散瞳して)の眼底検査”があり、その検査の主旨を書いた書類を渡された。 大人の場合、普段2〜4oの瞳を特殊な目薬で開かせると8oほどになり、眼底出血や網膜剥離が発見しやすいんだそうだ。 目薬を入れて効果が出るのに30分くらいかかるので、その間に視力や眼圧の検査を行い、瞳が開いてから目の写真を撮られた。 写真はデジカメのようなものらしく、結果を聞くために先生の前に座ったら、横のモニターに血管が見える眼球の映像が映し出されていた。 この目薬は、元に戻るまで6時間ほどかかるということで、帰りがけに買い物のためスーパーに寄ったんだけど、ちょっと大袈裟に言うと、水中でものを見ているような感覚だった。 結果は全て異常なかったけど、今も少し視界が暈けている。 

2005.11.03 オリコのCMで目からウロコ

ずっと疑問さえ持たずに見てきた怪獣ものの特撮作品。 最近放送されている「オリコ・カード」のCMは、町中に出現し暴れている怪獣が1匹。 そこに主人公の男性が勇んで変身し、ウルトラマンのようなヒーローの登場。 そこでキャッチ・コピー「オキテ破りの倍率」が表示され、ヒーローは怪獣の何十倍かの大きさで対峙する。 このCMを見て、「そういえば今までの怪獣映画って、律儀にヒーローも怪獣と同じ大きさに合わせて登場してたなぁ」「怪獣より数倍大きなヒーローが出てくれば、一発で鎮圧できちゃうんだなぁ」と、目からウロコの気分になった。 ウルトラセブンは確か、人間サイズにもなれたと思うから、大きさは自由になるんじゃないかな。 そもそもウルトラマンなどの巨大ヒーローや怪獣などは、何故あのサイズになったんだろう? 今日の『笑っていいとも』の”キャラクターに設定あり”のコーナーで、ウルトラマンのカラータイマーの”3分間”の理由が語られていた。 ”ボクシングの1R””即席ラーメンのできる時間””長嶋選手の背番号””放送時間(30分)の10分の1”が3分の理由だそうだ。 その時にウルトラマンのプロフィール紹介のフリップに、”身長40メートル”と書いてあった。 ゴジラやガメラ、キングコングも同じような大きさだと思うけど、これってやっぱり恐竜の大きさを基準にしたんだろうね。 それより大きいと、地盤が保たないとか、重力に骨が保たないなどの理由があるんだろうな。  

2005.11.02 実験への興味だったのか?

また悲惨な事件が起こった。 実の母親に劇物のタリウムを食事に混ぜて摂取させ、弱っていく様子を冷静な目で観察していたという16歳の少女。 女の子には珍しく、実験や薬剤に興味を持ち、自分の部屋には実験道具や解剖した小動物の標本がたくさんあったという。 更にこの事件の異常性は、ブログでタリウムの購入方法や、母親の様態の詳細を載せていたことだ。 小学生の頃から”毒殺”に異常なほど興味を持ち、好きな有名人にイギリスの毒殺魔グレアム・ヤングという人の名を揚げていたほど、その関心度は深かったようだ。 ニュース報道によると、恨みなどが動機ではなく、実験への興味だったようだけど、命を失う可能性がある実験に、母親を選んだことが理解の範囲を超えている。 3日前から何故か読み返したくなって、遠藤周作の小説『海と毒薬』を読んでいたから、余計にこの事件が衝撃的だった。 心理学者のよれば、このくらいの歳の時期は”死”に対して興味を持つのが普通なんだそうだが、彼女の場合は実行に移すほどだった原因は何だったんだろう。 しかも、”毒殺”という特殊なものへの興味の原点がグレアム・ヤングだとしても、彼女の中の何が彼の生き方と共鳴したんだろう。 そして、彼女の将来の夢は何だったのか。 これからの捜査で、少しずつ解明されていくだろうが、ぼくらはそれを理解できるのかな?

2005.11.01 ”時間SF”の面白さ

最近の映画界は”時間SF”ものが流行っているようだ。 映画『黄泉がえり』の原作者が、同じ監督と組んで作った『この胸いっぱいの愛を』もそうだ。 時間を遡って過去へと飛んでいく、タイムトラベルのお話。 昔から誰もが想像してきた、「過去や未来に行ってみたい」という願望をストーリーにしたSFには、夢がいっぱい詰め込まれているから楽しい。 原作の小説『クロノス・ジョウンターの伝説』も、感動的なストーリーだった。 映画『いま、会いにゆきます』も、”時間SF”ものと言える作品だろう。 そして今、日本映画では『カーテンコール』といい、『三丁目の夕日』といい、昭和30年代を題材にした話が作られている。 過去に想いを馳せるノスタルジーは、人間だけが成せるわざ。 昨日借りてきたアメリカ映画『バタフライ・エフェクト』というのも”時間SF”ものの映画だった。 キャッチコピーの「きみを救うため、ぼくは何度でも過去に戻る」が作品内容を的確に表している。 過去に戻ることで歴史が変わり、人生も変化することが”本当に良いことなのか”が問われている作品で、ぼくは観ながら「人生は1度で良いなぁ」と思った。 いろんな要素が入った映画で、1本で3本分くらいの濃さがある作品だと思った。