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2006.3.30 肉眼で見るものと、カメラの映像を見るもの フジの『世界の絶景100選』は、第1回から毎回必ず見ている番組のひとつ。 素晴らしい絶景を前にしたレポーターが、涙を流して感動するシーンがあるけど、きっと撮影された映像では伝わらない、その場の波動があるんだろうな。 プロ野球やサッカーの試合なんかも、スタジアムに座って直に見た方が感動するんだろうと思う。 そういうものって他にもたくさんあって、例えば競馬なんかもそうで、実際に競馬場に行ってレースを見ると、中継映像では味わえない迫力がある。 競馬グッズを作る会社の契約社員だった頃、何度も競馬場に行ってレースを見たことがあるけど、決定的に違うのは音だった。 最後のコーナーを曲がって直線コースに入り、目の前のゴールに近づいてくる時の馬群の蹄の音は、腹の底に響いて感動的だった。 ボクシングの試合も、実際に生で見ると、人間の肉を殴る音が迫力なんだとか。 NHK教育の『トップランナー』にデパペペがゲストだった時(最近また再放送された)、ライブ演奏を見て感動し、CDを借りて聴いたことがあったけど、「あれ? こんな感じだっけ?」と思ったことがある。 上手い演奏なんだけど、それほどの感動はなかった。 生で見たり聴いたりする方が、空気感がオーラを伝えるからなのか、感性に直接響く感じがするね。 でも逆に、直接見たらガッカリということもある。 札幌の時計台がそうだ。 ガイドブックなどの写真を見て行ってみると、「えっ、こんなに小さいの?」と思ってしまった。 カメラのマジックだ。 でも、カメラを通して見る良さは、苦労をせずに絶景を見られたりすることだろうね。 2006.3.29 豪華女優陣CM ひと昔前には「ポッキー四姉妹物語」など、複数のタレントを配して、ストーリー性のあるCMが流行った。 その傾向がまた復活してきたのか、人気女優を豪華にキャスティングしたCMが出てきた。 資生堂の「マキアージュ」のCMは、去年の夏から放映されていて、現在まで続いているけれど、篠原涼子、伊東美咲、栗原千明、蛯原友里という豪華な顔合わせが話題を呼んだ。 まさに「マキアージュ四姉妹物語」という感じだ。 と思っていたら、資生堂がまた更にパワーアップしたCM展開をするらしい。 新ブランド「TSUBAKI(ツバキ)」のCMキャラクターに、竹内結子、広末涼子、田中麗奈、仲間由紀恵、観月ありさ、上原多香子という6人を起用するらしい。 4月からのオンエアだというけど、こういう複数キャラのCMが、今後も増えていくんだろうか? 2006.3.28 あれはその後、どうなったんだ? 『ビートたけしの超歴史ミステリー 誰がジョン・F・ケネディを殺したのか?』で、新たな犯人の存在が浮き上がってきた。 ケネディ狙撃の犯人として逮捕されたオズワルドと共に、狙撃現場となった教科書倉庫ビルからライフルを撃った人物がいたということが、残された指紋から明らかになったという。 こういう、事件の真相がハッキリしないまま、長年調査されているものって、何度もスペシャル特番となっていて、ぼくも何度も見てきた。 でも今回の新事実(?)も、確かに現場に、新たに明らかになった人物が居たのかも知れないけど、ケネディの直接の死には関係ない気がするんだな。 狙撃の瞬間のパレード映像を見ていると、最期の弾丸は車の前の方向から撃たれているようにしか見えないから、教科書倉庫ビルからの狙撃がケネディを殺したとは思えない。 オズワルドの単独犯行とは思えないから、バックに何らかの組織があったんだと思うし、現場には複数の狙撃犯が潜んでいたと思う。 この先、謎は解明されるんだろうか? マリリン・モンローの死もまた謎のままになっているけど、以前見たスペシャル特番で、彼女の手帳のことが取り上げられていた。 その番組の最後に「この手帳は、彼女の死後○○年後に公開される」と言っていて、それが2005年だったように記憶していた。 だから去年は、「今年に新事実が公開されるかも?」と秘かに期待していたが、何も起こらなかった。 それとも公開できない事情ができたのか? 気になる。 気になると言えば、国立のマンションが周辺の景観を壊すという理由で、裁判で、ある階数以上を”取り壊しせよ”となった件があったけど、その後どうなったんだろう? 2006.3.27 新学期準備の出費 月末の休み明けだったので、「各種支払いのため、銀行や郵便局に行こう」と、自転車を出そうとしたら、後輪がペチャンコになっていた。 急いでエアーポンプで空気を入れたら、一ヶ所から微かに「シュー」と空気の抜ける音がしていた。 近くの自転車屋さんまでなら保ちそうなので、これまた急いでペダルをこいで走って行った。 自転車屋さんに見せたら、「後輪のタイヤが磨り減ってツルツルだから、もう交換した方が良い」ということ。 見ると「こんなに磨り減っていたのかぁ」と思うくらいツルツルで、タイヤの模様が無くなっていた。 いくらパンクしたチューブを補修しても、タイヤがツルツルの状態だと、小さな石が刺さっただけでもパンクになってしまうから、交換した方が安上がりだとのこと。 自転車屋のおじさん曰く、後輪は前輪よりタイヤの減りが早いそうで、こまめに空気を入れるのが、タイヤを長保ちさせるコツなんだそうだ。 せっかくなので、ボロボロ状態だったカゴも取り換えて貰った。 新しいタイヤ&チューブが3600円に、新しいカゴが2100円で、合計5700円の出費だったけど、新学期の準備だと思って新しくした。 快適な状態になった自転車で走りながら、天気も良いし予想以上に桜も咲き誇っていて、ポカポカ陽気の今日はサイクリングに最適な日だった。 2006.3.26 大きく見せたい人間の性 動物は生存競争に勝つために、他より大きく見せる必要があったみたいで、それは人間にも当てはまるようだ。 春高バレーが始まって、若い高校生たちが熱戦を繰り広げているけど、女の子の中に何人か眉を細くしている子がいる。 この年齢の頃って、「同級生たちより少しでも上に見られたい」という気持ちがあるんだろう、ちょっと悪ぶってみたくなったり、大人っぽく見せようとしたりする時期だと思う。 眉を太くすると幼い印象になり、細くすると大人っぽい印象になると、化粧関係の本に書いてあったのを思い出す。 栗原恵も、ある時期から眉毛が異常に細くなったし、狩野舞子も最近になって細くなった。 ぼく個人としては、どちらも太い眉の方が似合ってると思うんだけどな。 歩き方にもいろいろあって、ヤクザのチンピラが肩を揺すって歩くシーンを、映画やドラマなどでよく見かける。 TBSドラマ『夜王』の最終回で、聖也と遼介が取り巻きを引き連れて、歌舞伎町の街を歩いてくるシーンで、やたらに松岡くんの首が左右に揺れているのが気になった。 よくゴリラなどが歩くときに、肩を揺すって歩くのを目にするけど、あれは体を揺することでパーソナルスペースを大きくし、自分の存在を大きく見せているんだそうだ。 自分の実力以上に見せたい時や、自分に自信がなかったりする時に、ああいう行動をするんだそうだ。 確かに北村一輝は揺れていないから、ドッシリ落ち着いた印象があった。 高校生の眉毛にしても、チンピラの歩き方にしても、メジャーに行った日本人選手のヒゲにしても、みんな少しでも大きく(上に)見せたいんだな。 2006.3.25 局対抗マジック合戦 去年のテーブルマジック・ブームから、今年は大掛かりなマジックのブームを作ろうとしている(?)思惑を感じる各局。 日テレは先日、Mr.レオンなる人物を立ててのスペシャル番組を放送したばかり。 初めて聞くその名前に、「新しいキャラが出てきたな」という印象。 燃えさかる炎のように逆立ってなびくヘアースタイルにサングラス。 左頬には”レオン”の「L」をもじったフェイス・ペインティングで、怪しい雰囲気満載。 芸人と同じように、こういうマジシャンもキャッチフレーズとか決めゼリフがあった方が、他との差別化もされるし認知度もアップするからだろう、この人にも「時空を捉えました」とか「コンプリート」など、独特の世界観を持っている。 今日はTBSでMr.マリックの特別番組。 彼の決めゼリフは、言わずと知れた「来てます」「ハンドパワー」がある。 ただ、どいうしても日本人が真面目にやればやるほど、どうしてか胡散臭さを感じてしまうなぁ。 ムッシュ・ピエールの「○○ざます」「トレビア〜〜ン」のように、コミカルな芸風に徹するなら、持ち味に繋がると思う。 そんな中でぼくは、フジの特番に時折登場するセロという人物に注目している。 ハーフのような容姿とスタイリッシュな出で立ち、ちょっと外国訛りのある流暢な日本語が特徴。 彼にはこれと言った決めゼリフはないんだけど、独特のしゃべり方と雰囲気のあるルックスが、キャラを際立たせている。 各局でキャラを立たせての戦いになっている。 2006.3.24 裁判員制度 2009年5月までに施行されるという裁判員制度。 任意の人が選ばれて裁判に参加し、裁判官と共に被告人を裁くことになる。 先日、新聞に載っていたアンケート結果によると、裁判官と一般の人との判断に大きな差があることが判ったという。 少年犯罪の場合、裁判官が比較的軽い刑にする傾向があるのに対し、一般の人では比較的に重い刑にするらしい。 一般の人が選ばれて裁判員になった時、過去の判例の蓄積がないため、「どのくらいの刑にすれば妥当なのか」の基準が欲しいという声があったそうだ。 三谷幸喜の『12人の優しい日本人』でも、任意に選ばれた様々な職業の人たちが、ひとつの事件を検証していく中、陪審員という立場に対する温度差から、言い争いになったりする場面があった。 日本人は、意見をぶつけ合うようなことを、あまり好まず、できれば避けて通りたい性格なんじゃないかと思う。 アメリカ人などのように、ディベートや交渉が日常に多い国の人には、それほど苦痛ではないことも、日本人には難しい問題で、練習期間が必要だと思うな。 『真剣10代 しゃべり場』や『ジェネジャン』などを見ていても、自分の意見と違う意見に対する寛容さが薄い気がする(これは彼らが若いからか)。 裁判員に選ばれた人たちの議論がもとで、激しい争いや新しい事件が起きるなんてことにならないことを願いたい。 2006.3.23 風邪気味でダルい 一昨日の夜から喉が痛くて、咳も止まらない状態になっていた。 それが昨日になっても治らなかったので、「風邪なら早めに治さなきゃ」と思い、昨日の夜は午後11:30頃にはベッドに入った。 念のために、いつもより多めに着込んでベッドに入ったんだけど、なかなか寝つけない。 でも温かくして寝ていれば、眠れなくても風邪には良いだろうと横になっていた。 病気らしい病気なんて、今まで殆どしないできたので、ちょっとした体の不調が不安でもある。 思い返せば、今住んでいるアパートに越してきてから12年強、まともな風邪をひいたのは1度か2度だった。 その中の1回は、3日間寝込むほどの風邪だったけど、それ以来8年くらいは風邪をひかずに一昨日まで生きてきた。 そんな「ぼくは風邪をひかない」という自信がいけなかったのかも知れない。 一昨日の夜お風呂に入る前、湯船にお湯を溜めている間、裸で腕立て伏せと腹筋をやっていた。 一通りの運動を終えても、お湯が充分に溜まっていなかったから、裸のままテレビを見ていたのが直接の原因だろうと思う。 だから昨日1日はコートを着ながら生活し、なるべくビタミンCの多いものを摂ろうと、レモネードを飲んだり、唐辛子を多く使った中華粥を作って食べたりした。 そんな訳で昨日はコラムもお休みした。 お陰で今日は、喉の痛みは少し楽になった。 でも、風邪特有の体全体のダルさがあるので、今日も早めに寝ようと思っている。 2006.3.21 WBC優勝の日に桜も開花 今日はポカポカ陽気で、例年よりも7日ほど早く、東京にも桜の開花宣言が出されたそうだ。 今日のニュースはもう、「ワールド・ベースボール。クラッシック」の決勝戦で、アマチュア世界一のキューバを破って、日本チームが優勝したことに尽きる。 普段、野球は観ないぼくも、今回のWBCは興味を持って観ていた。 今日の決勝戦も最初から最後まで釘付けで観ていたわけで、思えばプレイボールから試合終了まで野球の試合を全部観たのは、今回のWBCの準決勝の韓国戦と、今日のキューバ戦が産まれて初めてのことだ。 何よりも、いろんな意味で波乱と劇的な展開があった今回の大会だったので、興味もドンドンと膨らんでいった。 アンパイアの誤審問題、韓国との因縁の対決、3度目の正直で勝ち取ったことなど。 一時は「もうダメか」と思ったこともあったけど、アメリカvsメキシコの結果待ちで、前日にディズニーランドに遊びに行ったというメキシコがアメリカを破ったことで、日本チームの首の皮が繋がった。 あそこからの日本チームの結束は強まった気がする。 なにより、普段クールでポーカーフェイスなイチローの、人間的な感情表現を見れたことが新しい発見だったし、好感が持てた。 今日のキューバ戦も、先制点を大量にとっての試合なのに、最後までドキドキさせられながら、守りきっての優勝には、自分のことのように嬉しさがこみ上げてきた。 スタンドの観客が掲げていた手書きのボードの中に、”王JAPAN”をもじって”王者パン”と書いていた発想に感心した。 世界一のチームの王の”王”に、桜も祝福した3.21だったね。 2006.3.20 ちょっと長かったなぁ テレ朝の2夜連続のドラマ『愛と死をみつめて』は、最初から最後まで悲しい物語で、切な過ぎる話なのは知っていた。 どうしても吉永小百合さん主演の映画と比較してしまいがちだけど、広末涼子も奇麗だったと思う。 今回のドラマでは、映画版の内容以外にも、マコが本を発表した後の顛末まで描かれていた。 2夜連続にしないで、2時間から3時間くらいの間でおさめた方が良かったんじゃないかと思うほど、トータルで5時間はちょっと長過ぎる気がした。 ぼくは映画版の方で特に印象に残っているのが、ミコが世話をやく車椅子の老人役の、宇野重吉さんの優しさと、(確か)菅井きんさんだと思うんだけど、ミコの誰にでも奉仕する姿を嫉妬して、夜の病院の廊下で「バケモノー!」と叫ぶ演技が、とても強く焼き付いている。 そしてもう一つ、マコが嘘をついて希望的なことを言った時、ミコが言う「嘘の嫌いなマコ、なんで嘘ついた?」と繰り返すセリフ。 マコのところを「マーコ」と間をのばし、悲しげに言うイントネーションが、より切なさを増す演技になっていて印象に残っている。 今回ドラマを観ていて、「これって、『世界の中心で、愛をさけぶ』と似てるなぁ」と思った。 不治の病に伏せるヒロインと、愛で支える青年という図。 昔は文通という手紙を介して愛を育み、『セカチュー』ではカセット・テープの声の文通で愛が育てられるところ。 そして最後にヒロインが死んでしまうところが似ていると思った。 『セカチュー』の作者、片山恭一は”ミコとマコ”の話を意識していたのかな? 2006.3.19 起死回生の王JAPAN いやー、やってくれたね日本チーム。 2敗している韓国との3度の対決。 6回までは、何度も先制点のチャンスがありながら、どうしてもホームに帰れない場面ばかりで、「やっぱり日本チームには”運”が向いてないのかな?」と、どうなるのかと思っていたけど、7回でパワーが爆発した。 まず褒めたいと思うのが松中選手出塁だ。 ライト方向に上手く打ち、必死に2ベースをもぎ取った根性がキッカケで、次の福留のツーランに繋がり、5点もの得点の起点になった。 そして8回には多村の単独ホームランで6点目を得た今日の王JAPANは、頼もしさを感じられた。 一時はダメかと思った時もあったけど、運も向いてきたみたいなので、決勝のキューバ戦でも今日のように頑張って欲しい。 そして、輝かしい第1回WBCの世界チャンピオンになって欲しいと思う。 2006.3.18 徹底したキャラ設定に感服 昨日と今日の2夜連続で放送された、日テレの『女王の教室 エピソード1&2』は、見応え充分なドラマだった。 連ドラ開始時から、今までのドラマには出てこなかったような”阿久津真矢”というキャラを登場させ、賛否両論の中で独自の主張を展開したのは、「潔い」という言葉がピッタリな気がする。 昨日のエピソード1の、新米教師だった頃の真矢が、教育の現場での理想と現実を突きつけられ、更に結婚や育児に悩みながら藻掻いている姿が健気に思えた。 そして今日のエピソード2では、”いじめ”という深刻な問題が立ちふさがる。 ”悪魔のような女教師”と言われるようになる真矢の原点となったエピソードが語られた。 連続ドラマが始まる当初から、真矢の設定は細かく構築されていたんだろうと思われ、それが今日の放送で納得させられた。 こういうのも”ピカレスク”と言うんだろうか? 中途半端な”お涙頂戴”の”熱血教師”は見飽きていたけど、真矢のキャラは徹底した信念のもとに行動していて、その信念が何をキッカケに作られたのかが理解できる作品だった。 今日の放送で思ったのは、いじめる役の子も、いじめられる役の子も、その他の子役も演技が上手いということ。 ナイス・キャスティングだったと思う。 最後に真矢が黒い衣装に着替えるシーンで、「あの黒い衣装は、裁判官の黒いマントと同じなんだな」と感じた。 黒はどんな色にも染まらず、正しい判断を下す決意を表していたんじゃないかな。 とにかく天海祐希のカッコ良さが光っていたドラマだ。 2006.3.17 昨日の落胆から一転 オリンピック中継やサッカーのワールドカップ中継と比べると、イマイチ盛り上がりに欠けているように感じていた、「ワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)」だけど、昨日の韓国戦だけはリアルタイムで観ていた。 先制点のチャンスがあったのに、それを活かせない日本チームは、運に見捨てられているんじゃないかと思ってしまう。 ライトの観客席ギリギリのフライを捕ろうとしたイチローが、観客の妨害で捕球できなかった時の、悔しそうな雄叫びや、試合後にベンチで吠えた場面は、今までのクールな彼のイメージと違っていた。 試合後のインタビューで「ぼくの野球人生の中で、一番の屈辱です」と言っていた彼の表情が印象的だった。 その時点で、残る最後の望みはアメリカxメキシコ戦でメキシコが勝てば、韓国を除く3チームが1勝2敗で並ぶことになり、失点の少ないチームが準決勝に進出できる。 でも「そんなに都合良くはいかないだろう」と考えていた。 ところが、今日になってみるとその”都合の良いこと”が起こったから、人生というのは解らないものだ。 なんかドラマを見ているような展開で、準決勝進出決定。 しかも次の試合相手は韓国。 絶対の負けられない相手と3度の対決だから、2度の経験をもとに死ぬ気で頑張って欲しい。 昨日の苦虫を噛みつぶした表情のイチローが、今日は「晴れやかな気分です」と、笑顔で会見に臨んでいた。 次の韓国戦の後に、この笑顔が見たいもんだ。 2006.3.16 ”卒業面”という言葉 ”顔”に関する本は興味があるので、タイトルに「顔」とあると必ず手に取る。 大体は似たようなことが書かれているんだけど、今読んでいる陶智子さんが書いた『不美人論』には、ちょっと新しい発見があった。 ”卒業面(そつぎょうづら)”という言葉は、明治・大正の頃の女学校で使われていたらしい。 当時は20歳前に結婚することは珍しいことでもなんでもなく、結婚のために学校を辞める人も結構いたそうだ。 器量の良い人から結婚していくので、卒業式を迎えられる人というのは、いわば不美人ということだったらしい。 入学式で新しい女学生たちの顔を見て、「この子は卒業面だね」などと、先生方が影で囁いていたとか。 世相を反映した言葉というのは、その意味が解ると面白い。 顔に関しては他にも発見があった。 人の印象は、口元の表情が大きく影響するんだそうだ。 初対面の人にあった時、まず目を見るのが一般的で、その次に口元を見るのが殆どの人の傾向らしい。 人の”表情”で考えてみた時には、目よりも口周りの方が数段、大きな変化をするんだそうで、その人の感情や思考などが表われやすいからだろうと思う。 一時期、女子高生の間で写真を撮る時、わざと”変顔”をして撮られることが流行っていたけど、美人でも口元を歪ませると、即”不美人”に変身するから、やっぱり口元が整っていることは重要なんだね。 2006.3.15 セリフの良いドラマだった 今期の連ドラの中で「これは面白い」と思っていたのが、日テレの『神はサイコロを振らない』とTBS『白夜行』と、フジの『アンフェア』があげられる。 『小早川伸木の恋』も面白いんだけど、紫門ふみ原作ということもあり、『東京ラブストーリー』の年齢アップ版という感じがして、なんか似かよった設定になっていたように感じる。 今日最終回を迎えた日テレの『神はサイコロを振らない』は、10年前に消えた旅客機の乗客が、現代に突然現れるという、SFチックなファンタジーの物語。 10年という”時の隔たり”に戸惑う人々の葛藤や切ない感情が、丁寧に描かれていて、最後まで面白く観ることができた。 日テレの特徴のひとつである、SF的な大人のファンタジー路線は、良い意味で成長している気がした。 「最終回は、どんな風に着地するんだろう?」と思っていたけど、変に予定調和の「良かった良かった」で終わるのでもなく、アンハッピーに終わるのでもなく、調度良い余韻を残す終わり方だったと思う。 このドラマの良かったところは、セリフや感情の表し方が形式的ではなく、独自の世界観を持っていたことだと思うんだな。 そして、根っからの悪人を作らず、無愛想だった登場人物にも、人間的な温かいセリフを与えていたところが良かった。 愛する人が再び消えてしまった後のシーンは、映画『異人たちとの夏』で主人公(風間杜夫)の幼い頃の両親、片岡鶴太郎と秋吉久美子が浅草・今半で、すき焼きを食べながら消えていくシーンを思い出すくらいの、名シーンだったと思う。 2006.3.14 振り出しに戻る 3.12に書いた、型紙にアトマイザーで描く方法を試すため、クリアファイルを型抜きして実際に試してみた。 色別に3色の型紙を作り、順々に色を吹き付けていって、出来栄えとしてはまあまあだったんだけど、クリアファイルの表面に付着したインクを落とす”後始末”に時間がかかり過ぎることが判明した。 描く作業は短縮できても、汚れを拭き取る後始末に時間がかかり過ぎたり、拭き取るティッシュがかなり必要になり、これでは実戦では使えないと、振り出しに戻ってしまった。 もっと単純に考え直さないといけない。 後始末をしなくても済むように、消耗品で処理することが望ましい。 その点では、レースペーパーを利用する方法は、まだ可能性があると思う。 ポストイットくらいの粘着力の”スプレーのり”を塗布すれば、何回かは使用可能だし、最後は捨ててしまえば良いから、こういう消耗品利用が理想的だ。 もう一度、東急ハンズや大型文具店などを市場調査して、利用できるものを探そうと思う。 実は、こういう風に「何か利用できるものはないか」とアイデアを考えている時と、試行錯誤してみた結果が思った通りになり、そのアイデアが実際に有効だと解った時が、一番楽しい時間でもあるんだ。 2006.3.13 阿久津真矢の過去 テレビ朝日の2夜連続スペシャルドラマ『愛と死をみつめて』は、映画の方をだいぶ昔に見ていて、吉永小百合さんの美しさに感動し、物語の悲しさに涙した作品のリメイクなので、注目していた。 吉永小百合さんのやった”ミコ”役を広末涼子が演じると聞いて、「今の女優さんの中では彼女が適任だろう」と納得した。 ただ、「注目している」ではなく「注目していた」なのは、同じ3月18日に放送予定の、日テレの2夜連続スペシャルドラマで、『女王の教室』が放送されると知ったからだ。 今まで観たドラマの中でも1、2を争うほど、キャラクターにインパクトがあり、しかも興味をそそられる設定の”阿久津真矢”の方が、観たいと思わせたからだ。 このスペシャルドラマでは、真矢がどうして悪魔のような教師になったかの、原点となる事件が描かれていて、何故”再教育センター”送りになったのかも明かされるらしく、知りたいと思っていた疑問に答えを出してくれる内容のようだからだ。 毎回いつも、こちらの予想を大きく超えた展開をしてくれ、良い意味で視聴者を裏切ってくれたドラマだったので、スペシャルドラマでもきっと真骨頂を発揮してくれると期待している。 とは言っても『愛と死をみつめて』の広末涼子も気になるので、こちらも予約録画でチェックはしようとは思っている。 2006.3.12 新しい手法の模索 お客さんを目の前にして似顔絵を描くようになって、より早くよりキレイにを常に考えている。 先日、お台場で見た似顔絵師たちも、皆それぞれに独自のノウハウを持っていて、工夫をしているのが解った。 メインの似顔絵を引き立てるための背景として、複雑な模様を手早くキレイに描く方法として、型紙の上からスプレーで噴射することを取り入れようと思っている。 以前アメリカのLAに行った時、サンタモニカの公園で、缶スプレーだけで絵を描くパフォーマンスを見たことがあるんだけど、逆さにして噴射したり、何枚もの型紙を使って何度も吹き付けて濃淡を出したりしていた。 似顔絵の現場ではシンナー系の塗料は使えないので、香水などを噴射するアトマイザーを利用することを考えた。 「無印良品」や100円ショップで、様々なタイプのアトマイザーを買ってきて試してみたが、ものによって噴射のミストの粗さがある。 絵の具も、水彩絵の具やポスターカラーより、カラーインクの方が細かくて良いし、色の発色も良いように感じる。 型紙の方はクリアファイルにカッターで模様を型抜きしようと思い、それを4色くらいに分けて作ろうと思っている。 もう一つ、レースペーパーを利用することを考えている。 試しにレースペーパーの上からスプレーしてみたら、良い感じの模様が簡単に得られた。 後はインクと水の薄め加減が重要だ。 これら全てが上手くいけば、結構面白いパフォーマンスになると思うな。 2006.3.11 人気の共通点はメガネ? 『冬のソナタ』のヨン様効果なのか、再びメガネをかける人が増え出して、コンタクト・レンズからメガネに戻した人もいるんだろうな。 『トリビアの泉』の司会の八嶋智人のように、昔から大のメガネ愛好家で、何本ものコレクションをして、その日の気分でコーディネートする人もいる。 お笑い芸人を見渡すと、メガネをかけた人が多くなった。 おぎやはぎは2人ともメガネだし、アンタッチャブル、オリエンタルラジオの片方もかけている。 レイザーラモンHGはサングラスだけど、常にかけたままで、外したことはない。 オリエンタルラジオの芸風と似たリズム芸の、アクセルホッパーという若手も、派手なメガネが特徴になっている。 メガネってキャラクター性を際立たせるには、重宝なアイテムの一つで、印象を変えることができるから良い。 キャイーンの天野くんなんか、目が悪くないけどメガネをかけることで、顔を覚えられやすくなっていると思う。 芸人ではない(?)けど、”お姉系”のしゃべり方が特徴の料理研究家(?)のマロンちゃんという人も、派手なメガネをかけていて、不思議感がインパクトになっている。 一時はメガネが嫌われ、コンタクトレンズの方に流れていった流行が、ちょっとしたキッカケで、トレンドが逆転してしまうんだから、世の中というのは面白いものだ。 2006.3.10 筋トレ再び 去年1年間は全くと言っていいほど、何も運動をしないで過ごしてしまったので、長州小力のような体形になってしまった。 今年は、真剣に新しい仕事先を探そうと思ったのもあり、「このままではいけない」と、先月の15日から腕立て伏せと腹筋を再び始めた。 下手な食事ダイエットより、筋肉をつけることで脂肪を燃やす方が良いと聞いて、歳も歳だから以前の3倍はやろうと決意した。 朝起きた瞬間にベッドの中で、腕立て&腹筋それぞれ40回やり、夜に風呂に入る前に40回ずつ、そして寝る前にベッドの中で40回ずつやっている。 初めの3〜4日くらいは、腕や腹の筋肉が痛かったけど、始めてからそろそろ1ヶ月になろうとしているので、辛さはなくなってきた。 それに遠い場所でも、2時間以内の距離なら自転車で行くようにしているので、体力も少しずつ強くなってきている。 気力というのは体力と連動しているような気がするほど、いろんなことに対して活力が出てきた感じがしている。 やっぱり適度な運動というのは、体にだけでなく心にも必要なんだね。 2006.3.09 山田悠介の小説 小説だけでなく、ブログやインターネット小説が話題になり、若い作家もたくさん出てきている最近。 読んでいるのも若い世代だからか、人物設定の背景などをクドクド説明したり、心情描写もサラッとした表現で書かれたものが多くなった気がする。 最近読んだ小説の作家、山田悠介も24〜5の青年のようだ。 20歳の時に自費出版という形で『リアル鬼ごっこ』を発表し、35万部を売り上げたというので、「一体どんな小説だろう?」と読んでみた。 疾走感とか文章のテンポは軽快で読みやすいんだけど、まるでゲーム映像でも見てるみたいで、「何故?」という疑問には応えてくれない。 『バトル・ロワイヤル』が近い感じだけど、でも『バトル・ロワイヤル』の方が、まだ感情移入できた。 西暦3000年、「”佐藤”姓の人間を皆殺しにせよ」と命令を発した国王。 一週間の期限で始まった”リアル鬼ごっこ”により、主人公の佐藤翼は疾走する。 発想は凄く面白いのになぁ。 山田作品『親指さがし』も読んだけど、やっぱり”軽い”印象が否めない。 物語は、小学6年の5人の男女が、”親指さがし”というゲームで一人の少女を失うところから始まる。 過去にあったバラバラ殺人事件を基に作られた”親指さがし”というゲーム。 7年後にゲームの参加者が次々に殺されていく。 読んでいて『リング』を彷彿させた。 この作品も、読み始めて「5人は手の指を表しているのかな?」とか「”親指”はゲームの”親”か?」と期待しながら読み進めたら全然関係なく、深い意味づけなんか無かったことに肩透かしを喰った。 今はこういうライトノベルが流行っているのか? 2006.3.08 若い世代の活躍 浅田真央ちゃんは、ショート・プログラムでジャンプのミスがあり、減点で第2位のスタート。 昨年の世界ジュニア選手権で、真央ちゃんが優勝した時の第2位で、同じ15歳で生い立ちも似た、韓国のキム・ユナ選手がノーミスで第1位だそうだ。 以前怪我をした時以来の不調だという真央ちゃんだけど、度胸と運を呼び込むパワーがあるから、フリーで逆転優勝も充分有り得るらしい。 頑張れ!真央ちゃん! ボクシングでは亀田三兄弟の長男、亀田興毅選手がメキシコのカルロス・ボウチャン選手と対戦。 こちらも、同じような境遇で育ったボクシング一家の対戦。 ボウチャンの執拗なジャブ攻撃に、ちょっとイライラする場面があったり、途中でボウチャンを挑発するようなアピールもあり、いつもの亀田興毅とはちょっと違った印象だった。 ”浪花の闘拳”というキャッチフレーズだけど、最近ちょっと大人になったのか、角が取れてきた感じ受け、顔つきも柔らかくなった気がする。 6ラウンドの中程で興毅が相手のボディを攻め、崩し落とした形でKO勝ちを決めたが、ボウチャン選手のトレーナーの彼の父親は、ローブロー(反則)を主張していたようだが、判定は翻らず亀田選手の勝ちが宣告された。 試合が終わり、抱き合いエールを贈る両選手をよそに、一番ヒートアップしていたのは亀田の父親だった。 浅田真央ちゃんにしても、亀田興毅にしても、若くして実績を上げ、その能力を期待され続けているから、どんな試合も「負けられない」というプレッシャーがあるんだろうな。 でも2人とも、本番になればプレッシャーも何も気にしないから凄いよね。 2006.3.07 亀有に行って来た 亀有ってカタカナで書くと「カメアリ」で、なんか「アメリカ」と似た語感になるよね。 そんなオリジナル・ソングを作って歌っていた、元上司のことを思い出した。 亀有の駅に着くと、北口の正面に『こちら亀有公園前派出所』の両さんのブロンズ像が迎えてくれる。 身長130pくらいの銅像と一緒に、2人の女子高生が記念写真を撮っていた。 先週の『王様のブランチ』で亀有にオープンしたばかりの巨大ショッピング・モール、「Ario(アリオ)」取り上げていたのを思いだし、買い物がてら見学に行ってきた。 場所は、駅南口から10分ほどの環七沿い。 凄いと思ったのは、3階にシネマコンプレックスという映画館の集合体の施設が入っていたこと。 10のスクリーンがあり、新作ロードショーが見られるというのは、亀有周辺または近隣の人々にとっては画期的な施設になるんじゃないだろうか。 3階ゲーム・コーナーには、『こち亀』の派出所を再現したセットもあり、亀有色を表している。 秋葉原や表参道などに続々と、大きくて新しいショッピング・ビルができ、人々の流れが変化しているけど、亀有も大きく人の流れが変わるかも知れないなぁ。 2006.3.06 天才のスランプ? あのイチローにだって不調の時期があったりするわけで、どんな人にも好調期があれば不調期もある。 川島英五の歌に『どんまい、どんまい』というのがあって、その中の歌詞に「背番号1のあの人にだって、眠れない夜があっただろう〜」という部分がある。 昔の天才は王貞治だったが、そんな王選手ですらスランプの時期を乗り越えて頑張っていると歌っているのが印象的だった。 フィギュア・スケート界に”期待の新星”として人気の浅田真央ちゃんが、スロベニアで行われる世界ジュニア選手権を前に、スランプになっているみたいで心配だ。 出国前には「4回転ジャンプに挑戦したい」と言っていたが、一番最近の練習では13回くらい跳んで、1度も成功しなかったというし、もう一つの大技”トリプル・アクセル”も不安な状態だとか。 天才少女の彼女に、早くも試練がやってきている。 でも本番に強い彼女ということもあるから、本番でスランプ打破なんてこともあるかも知れない。 最近では真央ちゃんより若い選手で、かなり技術に長けた選手が、世界各国から出現してるというから、真央ちゃんもウカウカしてられないね。 彼女にはスランプ乗り越えて、大会2連覇に向けて頑張って欲しいな。 2006.3.05 お台場までサイクリング 今日も良い天気だったので、お台場までサイクリングしてみようと走り出したが、やっぱり遠かった。 初めての道ということもあって、途中4回ほど道を間違ってしまって、結局2時間もかかってしまった。 昨日コラムに書いた、プロの似顔絵画家の仕事ぶりを、是非実際に見てみたいと思ったので、「アクアシティーお台場」で常設されている”似顔絵コーナー”を見に行くのが第一の目的だった。 5人の画家が並んで、黙々と色紙に向かって筆を走らせている姿は、真剣そのもの。 それぞれが、自分なりのノウハウを持っていて、マーカーを使う人、水彩絵の具を使う人など、画材も自分にあったものを工夫して使っている。 昨日書いた「プロは一人10分を切る」というのが相当気になっていたので、腕時計を見ながらプロの作業を見つめていた。 だいたい一人あたり15分くらいかかっていたので、ちょっとだけプレッシャーは薄れた。 でも「流石に、筆の運びに迷いがないのは凄いなぁ」と思いながら、お腹が減っているのも忘れて2時間も見学してしまった。 ちょっと遠目で見ていたので、どのくらい似ているのかまでは確認できなかったのが残念。 でも5人も並んでいると、絵のタッチの違いで人気が顕著に表れてしまい、人気の画家の前にはお客が鈴なり状態。 「長く待っても描いてもらいたい」と思われる画家は、画家冥利に尽きるだろうな。 2006.3.04 似顔絵博覧会 先日、3月14日まで池袋のサンシャイン60の展望台スカイギャラリーで開催されている「似顔絵博覧会」というのを見てきた。 似顔絵のプロたちの作品はカラフルでコミカルなものが多いと感じた。 ぼくの似顔絵はどちらかというと、デフォルメもそこそこで大人しい感じなので、かなりデフォルメをしても似せられる画家の才能には憧れてしまう。 この博覧会は「(有)星の子プロダクション」という、似顔絵アーティストを40人ほど抱えた会社が主催したもの。 ぼくが以前、デパートのイベントで似顔絵コーナーをやった時、ひとりのお客さんを描くのに、平均で20分強かかっていた。 でも、特に「遅い」とかのクレームもなく、お客さんと会話しながらなので、みんな喜んで帰ってくれた。 ただ、自分でも似顔絵は、早く仕上がった方が効率も良いし、お客さんの負担も少ないと思うから、「もっとスピードアップしなくては」と感じていた。 この会社の人と話をする機会があったので聞いてみたら、「ひとり10分を切らないと仕事では難しいかも」と言われ、自分の似顔絵に対する甘さを痛感した。 プロの人たちは、それぞれの工夫とテクニックで、時間短縮を可能にしているんだろう。 その日から毎日、新聞などの写真で、有名人ではない初見の人の顔を、できるだけ早く描く練習をしてるんだけど、ぼくは慎重過ぎる性格だからか、どうもデッサンに時間がかかってしまう。 似顔絵のスピードに関して、かなり自信を無くしてしまった。 2006.3.03 『ALWAYS 三丁目の夕日』強し 第29回日本アカデミー賞は、『ALWAYS 三丁目の夕日』の圧倒的な勝利に終わった。 最優秀主演女優賞の吉永小百合さん(『北の零年』)以外、主要な最優秀賞すべてを『ALWAYS 三丁目の夕日』が獲得した。 最優秀監督賞の山崎貴監督は、『ジュブナイル』や『リターナー』を撮った監督でもあったと記憶してるんだけど、SFXやCGを上手く使った演出が得意な人という印象。 でも、今回の『ALWAYS 三丁目の夕日』では、CGの使い方が今までとはちょっと違っていた。 ロボットやエイリアンや未来装置など、SF的なイメージのCG処理ではなく、今回の作品では、昭和33年という”時代”を再現するための方法としてCGを使っていて、それが一層の効果を引きだしていたと思う。 こだわりにこだわった”昭和”という画作りは、見事なほど美しいシーンになっていたと思う。 最優秀主演男優賞の吉岡秀隆の受賞コメント、「仕事に行きたくないと思うような時、耳元で笑顔で応援してくれた渥美清さんに感謝します」というのが良かった。 プレゼンターは昨年『半落ち』で最優秀主演男優賞を受賞した寺尾聰で、同映画で共演した吉岡くんにブロンズ像を渡す時、父親のような目をしていたのが印象的だった。 2006.3.02 強い願いは”祈り” 「思い描いたことは必ず叶う」と言ったのは、作家のジュール・ベルヌだったっけ? ぼくのこれまでの人生でも、それは本当だと思えることが幾つかあった。 高校生の時、芸能人や芸能界に憧れて、「関係した仕事をしてみたい」と思っていた時に、友だちの誘いでエキストラのアルバイトをやり、ドラマの制作現場を裏から見ることができた。 これも小さいことだけど、願いが叶ったことの一つ。 玩具会社の企画開発をやっている時も、アイデアを必死に考えていると、テレビ番組だったり雑誌の広告だったり、ひょんなことでヒントを貰い、企画が実現することを何度も経験した。 勿論、願って直ぐに答えが降ってくるなんてことは無く、ある一定の期間が経過した後に、思いもかけないところから得られるので、見逃してしまうこともあるだろう。 ”願いが叶う”というのは、ぼくは”祈り”と同じなんだと思っている。 私的なことよりも、より公的な願いの時に叶いやすいのも似ている感じだ。 そして必ず、ダメージがあった後に願いが叶うケースが多かった気がする。 玩具会社を辞めた後、「プロジェクトのリーダーのような立場の仕事がしてみたい」というのと、「自分の技術を教えるような仕事がしてみたい」という願望があった。 アニメに関係した仕事に就けたのも、専門学校の非常勤講師の仕事の話が舞い込んできたのも、きっと思い続けた”思いの強さ”が実現させてくれたんだと思う。 今は、独りの仕事を長くやったので、「人を相手にした仕事ができたら言いなぁ」と思っている。 2006.3.01 更新間際に描き直し 3月の「今月の顔」の似顔絵、荒川静香と村主章枝は、昨日の時点で仕上がっていた。 今日のニュースで、凱旋帰国する荒川選手の笑顔を見ていたら、「ちょっと違うぞ」と思うところがあり、迷った末に修正することにした。 似顔絵っていうのは、その人物のどの一瞬を切り取るかで、大きく変わってきてしまう。 笑った顔が特徴的な人、怒った顔がイメージの人など様々。 そして、どんな人でも普通の時(無表情の時)と、喜びとか怒りとか悲しみとかの表情を表した時の顔は、全然違ってくる。 琴欧州の時もそうだったけど、マスコミの露出が多くなる前は、無表情のことが多く、優勝などしてCMやバラエティーに出だすと、にこやかな表情になって印象が変わる。 琴欧州を描いた時は、マスコミの露出が多くなる前だったので、無表情の資料しか無かったため、今の笑顔の印象と違ってきてしまった。 今回の荒川選手の場合も、オリンピックを見ながら描いていたので、初めはスケーティング中の無表情な顔を描いていた。 でも金メダルを獲って以降、インタビューを受ける彼女は満面の笑顔のことが多くなり、笑顔のイメージの方が強くなってきたので、迷いに迷った挙げ句、更新数時間前に部分修正することに決めた。 これは正解だった。 修正前をお見せできないけど、明らかに修正後の方が、今の荒川選手らしくなったと思っている。 |
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